たりらんさんが投稿した利尻昆布ラーメン くろおび(東京/虎ノ門)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

たりらんのランチガイド

メッセージを送る

たりらん (60代前半・男性・神奈川県) 認証済

この口コミは、たりらんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

移転利尻昆布ラーメン くろおび虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、内幸町/ラーメン、餃子

2

  • 昼の点数:3.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 3.0
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 2.6
      • |酒・ドリンク -
2回目

2020/01 訪問

  • 昼の点数:3.0

    • [ 料理・味3.0
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.7
    • | CP2.6
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

とにかく九条ねぎまみれの限定麺。

【再訪です】

正月明けの西新橋。
くろおびさん、虎ノ門店は実に2年ぶりの再訪。
オフィス街に佇む純和風な外観。
午後1時、3.66点という超高得点ながら並び無し。
2人掛席が空いていたが、今片付けます、と外で待機。
5分も待ち、その間カウンターが空き結局そこへ案内。
でも後のお一人は2人掛席へ案内って、なんかなぁ…

厨房はやや若手の男性お一人、フロアに女性。
お客さんは近隣の若手サラリーマン主体のようです。
ここは醤油・塩2系統で、全部載せ"くろおび"が評判。
デフォも850円、くろおびは1,100円という高価格。
さらに限定九条ねぎ? 揺らぐなぁ…値段が高いなぁ…
意を決し「九条ねぎラーメン」(1,200円)を注文。

10分くらい掛かって登場です。
うおー、丼ぶりが緑色のねぎで埋まってます。
ねぎしか見えない、なんともシンプルな眺め(笑)
かき分けてスープを飲むと、うーん、美味しい♫
出汁自体からは昆布の和風な味わいはしないけど、
深いミネラル感が舌にジーンと染み込んで来ます。
複雑な素材で形作られた旨味はなかなか繊細です。

大量に盛られた九条ねぎ。
青い部分が斜めにスライスされ、2~3センチ楕円。
食べると、かなり乾いた食感でパサついてる。
黒種太ねぎ系と思われるが、しなやかさは無し。
味は苦味が強く、九条特有の甘みは感じないなぁ…
切り置いたのかライブ感がなく、柔らかさもない。
乾いてスープに馴染みにくいので、浸して待つ。

麺はつややかで弱いウェーブの細麺。
加水率高めで口どけよく、スープとの相性が良い。
しかし、食べてる横から青ねぎが混じってくる。
スープを飲んでも、常に青ねぎが混じってくる。
うーん… 正直、後半飽きて来ます。
で、具材。ねぎに隠れて全く見えないが… まさか、
小さな鶏チャーシューと穂先メンマだけ!?
くろおびに九条ねぎプラスをイメージをしてた。
いや~ これでデフォ+350円って、高すぎです。
九条ねぎが美味しかったら、少し納得したけど…

とにかく九条ねぎまみれの限定麺。
普段は限定を食べないのだけど、やっちまった。
この高価格だからこそ、余計に悲しい。
限定と呼ぶのに、デフォに九条ねぎを載せただけで、
特段の創意工夫がないのも正直残念かなぁ…
せめてねぎだけでも味や質にこだわって欲しかった。

やはり、"限定はタブー"は家訓にしよう。
今度はレギュラーメニューでもう一度楽しみます。

  • 利尻昆布ラーメン くろおび(限定・九条ねぎラーメン 1,200円)

  • 利尻昆布ラーメン くろおび(ファサード)

2020/01/06 更新

1回目

2017/12 訪問

  • 昼の点数:3.7

    • [ 料理・味3.7
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

こだわり抜いた上質で滋味深い一杯

西新橋の街は抜けるような冬青空。
いつのまにか大門から移転したくろおびさんを訪問。
新橋からは烏森通を直進し日比谷通を超えた先。
近くには田中そばさんなどが並ぶ激戦区です。

明るい木の格子戸に白暖簾、上部は横木ルーバー、
犬矢来をあしらった純和風の洒落たファサード。
店内に入ると、午後1時半過ぎでほぼ満席。
手前右手に厨房とカウンター、左手にテーブル席。
さらに奥に進むと4人掛テーブル席もあります。
白木で厚手のカウンターが上品な雰囲気を醸し出す。
ハイチェアは膝が物入れに当たり座りにくいけど…

メニューはサイドやおつまみが増強された感じ。
メインのラーメンはほぼ同じラインナップ。
「くろおびラーメン 塩」(1,000円)を注文。
くろおび=全部載せバージョンです。
厨房は年配と若手の男性2名、サブに女性1名。
ジャズが流れる店内、お客さんは近隣の方中心。
回転良く入れ替わり立ち替わり人が訪れます。

5分ちょっと掛かって登場です。
ネギにスプラウト、糸唐辛子の赤が映える。
スープを飲んだ瞬間、優しい旨みに包み込まれる。
うわぁ、美味しいなぁ…
角なく柔らかでミネラル感溢れる出汁。
利尻昆布の存在感は消し、旨みとして溶け出し、
動物、乾物、野菜系など複雑な素材を引き立てる。
かすかに漂う和の甘みが上質感を演出。
塩すら主張なく、旨みだけが体内で消散していく。
あっさりながら何とも深い味わいです。

麺はややウェーブ強めの細麺。
つややかな口当りでヤワめだがコシの残る食感。
小麦のほのかな甘みとスープの旨みが絶妙に合う。
やや引き上げが重いのが難点だが、上品な仕立て。

具材たち。チャーシューは2枚。
肩ロースとバラロール風厚手で肉の味が美味い。
しっとりとした食感がどことなく和の煮豚風。
海老ワンタンが2個。これがまた美味しい♫
むきえび丸ごと1個と少量の餡が包まれてます。
ぷりっとしたえびは品良く下味が付いてる。
皮は短めで、やや厚め。存在感あります。
味玉は半身にカットされ、黄身がとろり半熟。
その上品な甘みとコクがたまりません。
メンマは穂先メンマ。しっとりとした口当り。
ふわりとろけるような柔らかさでおいしい♫
縦長にスライスされたネギ、スープに良く合う。
水にさらしたのかエキス感は弱めで品の良い味。

こだわり抜いた上質で滋味深い一杯。
丸く優しく旨みだけが流れ出す秀逸なスープ。
昆布の海の恵みという単純な設定ではなく、
旨み成分が体にシンクロするような一体感。
各具材もバランスの良い仕立てになっていて、
出来上がった一杯はじわりと染み入る味わい。

くろおび1,000円は新橋としては高価格。
飲食激戦区ではどういう評価をされるのかな。
ただ、食べれば納得できる内容です。

また定期的にうかがいたいお店です。

  • 利尻昆布ラーメン くろおび(くろおびラーメン 塩 1,000円)

  • 利尻昆布ラーメン くろおび(ファサード)

2017/12/21 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ