2回
2016/02 訪問
喜多方ラーメンは懐かしくジャンクな味わい
【再訪です】
喜多方ラーメンを食べたくなって、
数少ない独立店の喜多方食堂さんへ。
午後1時で八分の入り、次々お客さんが来ます。
味噌も試したいけど、ベーシックに醤油。
「蔵出ししょうゆラーメン」(600円)に
切り落としチャーシュー(50円)をオーダー。
今回は、背脂と玉ねぎをトッピングする
"まったり"versionでお願いしました。
5分程度で登場。表面に背脂びっしり。
スープを飲んでみると、意外にあっさり。
背脂のコクはあるが、しつこくはない。
脂のまろやか感強く、出汁は軽い味わい。
たまたまか湯温低めで、ややキレがない。
塩分感は少しきついかな…
粗みじん切りの玉ねぎは結構エキス感強く、
まろやかスープによく合います。
麺は平打ちでとても美味しい。
喜多方から直送のようです。
加水率は高めでしっとりした食感。
切り落としチャーシューは、端っこ部分、
小さめの角切りが控えめにゴロゴロと。
チャーシュー自体があっさりしていて、
とっても肉の旨みが立った仕立てなので、
50円でちょっとした満足感が得られます。
背脂のコクと玉ねぎのエキスが効いた
"まったり"versionもなかなか。
ただ、個人的には背脂、いらないかなぁ…
クリアなスープで喜多方を楽しみたい。
さらにシャープな味だといいんだけど…
希少な本格喜多方ラーメン店。
CPも良くて、とっても等身大。
味噌を試しに、また伺いますね。
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【初回訪問 2015年4月】
汗ばむ陽気の上野。
前から行きたかった喜多方ラーメンの
喜多方食堂さんへ行ってみることに。
きれいに整備されつつある浅草通沿い、
稲荷町駅と田原町駅の間ぐらいにあります。
店頭に鎮座する2台の巨大な室外機(笑)。
無骨な大きいサッシを開けて店内に入ると、
天井が高くがらんとしてて、何だか倉庫風。
テーブル席とカウンター席、奥に厨房。
色気は無いけど、きれいにしてあります。
メニューを見ると、醤油と味噌の2系統。
背脂をトッピングする"まったり"versionもある。
最初なので、背脂のない"すっきり"version、
「蔵出ししょうゆラーメン」(600円)に
味玉(100円)をオーダー。
厨房に若めの男性2名、フロアに女性1名。
なぜか一人の男性はチョンマゲみたいな髪型。
午後1時過ぎで、お客さんは少ない。
営業時間が朝7時からという
都内では珍しい朝ラー店舗です。
意外に時間がかかり、10分くらいで登場。
小さめの丼ぶりに、スープがなみなみ。
やや濁ったスープ、一口飲んでみると、
カドがなく酸味が効いて、柔らかな味わい。
醤油のコクは弱めで、出汁もあっさりだが、
どことなく漂うジャンク感が懐かしい。
これは好きな味だなぁ ♪
麺はぴろぴろの平打ち太麺。
つるりと加水率高めの口当たりながら、
見た目よりコシがあってなかなかうまい。
ウェーブが強く、スープを良くすくう。
チャーシューが3枚、バラ肉系かと思うが、
とってもあっさりした味付けで、
肉の旨みが柔らかく閉じ込められ、
何枚でもいけそうなおいしいチャーシュー。
メンマはあっさり上品な味付けで、
コリッとした食感がいい。
味玉は黄身がねっとりとした食感で、
控えめな味付けがおいしい。
薬味の粗刻みネギがスープによく合う。
ネギのエキス感がたまりません。
量が少ないのが残念。もっと載せて欲しい。
あっさりと思いきや、食べ飲み進むと
塩分感やグルタミンジャンク感もそこそこあり、
懐かしくもやんちゃな味わい。
これが喜多方ラーメンらしいかどうかは、
詳しくないので分からないが、
とてもおいしい中華そばです。
一杯600円というのもリーズナブル。
ちょっと行きにくい場所ですが、
背脂バージョンも試してみたいので、
ぜひまた伺いたいです。
喜多方食堂(ファサード)
喜多方食堂(蔵出ししょうゆラーメン・まったり 600円+切り落としチャーシュー50円)
喜多方食堂(蔵出ししょうゆラーメン・すっきり 600円+味玉100円)
喜多方食堂(メニュー)
2016/02/18 更新
新年の浅草通、元浅草、静かです。
久々に喜多方食堂さんを訪問。3年ぶり。
稲荷屋さんは休業。新年早々の営業はさすがです。
お昼ドンピシャの訪問で店内はほぼ満席。
右手の食券販売機は今風のタッチパネル式に。
基本は醤油と味噌の2系統です。
「ネギラーメン・醤油」(750円)を購入。
左手は壁向きカウンター、右手はテーブル席。
テーブル相席ですが、幅無く距離が近すぎ(笑)
落ち着いて食べたいお一人はカウンターがお勧め。
ここの特徴は地元の年配の方が目立つこと。
意外と時間が掛かり、15分近くかかって登場。
小ぶりな中華丼ぶり、ネギが満載。
スープは黄金色に濁ってる。
一口飲むと、ぶわーっと香る豚の味わい。
一瞬、家系かと思ったぐらい。
濁ってて一見粘度がある風だけど、飲むとさらり。
これさー、湯温が低過ぎじゃないか?
そのためか、豚の粘りが立ち過ぎて感じます。
アゴ出汁からの醤油タレとのことだが、
海の香りはあまりなく、意外と塩分感は強め。
優しくて飲みやすいけど、どこかぼやけた印象です。
麺は平打ち手打ち風のピロピロ縮れ麺。
つるっとして、わしっと豊かな口当り。
弾力ある食感、プリッとした噛み心地。
喜多方らしい小麦感溢れる美味しい麺です♫
てんこもりのネギは乾き切ってる。
そのためか苦みが先行してエキスのライブ感無し。
ネギ好きには残念な味わいかなぁ…
さらにスープが少ないので、馴染みも良くない。
ネギ盛りはお勧めしません。背脂とは合うかなぁ…
薄切りバラチャーシューは味が染みてとっても美味。
あとはメンマだけですかね…
豚系の旨味を強く感じる喜多方醤油味。
いやぁ… 美味しいんだけどなぁ…
湯温の低さからか正直雑味強く感じる。
優しくて食べやすいが、丁寧とは言い難いなぁ…
なんだろう… 本場喜多方の清湯感とは違う。
ネギのライブ感の無さはつらいかも…
もっと直前に切ってほしいなぁ。
好きだったお店なので久々ちょっと残念。
たまたまかもしれないので、また伺いますね。