5回
2017/10 訪問
ホープ軒という中華そば @吉祥寺
秋曇り、休日でごった返す吉祥寺。
ラーメン不毛地帯、お昼は選択肢がない。
で、午後2時半のポープ軒さんへ。5人待ち。
開店良く、5分程度で入店です。
「中華そば」(650円)に「味付玉子」
(50円)と「のり増量」(50円)で注文。
多いのでもやし増しは止めときました。
5分ちょっと掛かって登場です。
ここ、スープがなみなみなのが嬉しい♫
シャワ豚骨のチープなあっさり感がシュール。
コク、無いようで在る、旨み、後からじわっと。
派手さはないが誰にでも伝わる素朴な美味しさ。
麺は縮れた多加水気味の中細麺。
味があって安っぽくジャンクです。
まるでそれが美学だと言わんばかり。
で、麺量たっぷり。大盛がないのも納得。
シャワっとスープに妙にネオダダ感漂う麺。
ちなみに、スープ味変、唐華も良いですが、
ブラックペッパーも結構合うかも。
少しずつ双方混ぜたら美味しかった。
のりは6枚増量。これも結構チープな味。
スープに浸して枯れた海藻の味が漂う。
味玉は見事な固茹で。黄身が濃く感じる。
ほんのり染みた味、昭和のお出掛けムード。
もやしはシャキッと存在を主張する。
それがまたチープさを増強。
チャーシューだけがハムのようで上質。
脂身少なくしっとりした上品な味わいが美味♫
ホープ軒という中華そば。
実に混沌としてやるせなく西日感漂う一杯。
本当は美味しくない料理も知れません(笑)
皆さん出る時ごちそうさんと言って行きます。
でもお店の方は必要最低限で、クール。
そこに漂うアンニュイなムード。
うーん、好きだなぁ、全てが♫
メニューのバリエーションも全くなく、
完全飽きたけど、またきっと伺います♫
2017/10/04 更新
2017/04 訪問
ホープ軒という中華そば @吉祥寺
桜吹雪の吉祥寺。
お昼を食べたいが、豚骨系ばかりで良店少なし。
誰か吉祥寺で淡麗無化調系のお店を出してくれ~
中央線最大の不毛地帯、絶対ヒットするのに…
というわけでホープ軒さんしか頼るお店がない。
午後2時前到着、幸運にもちょうど空席あり。
「中華そば+もやし増+味付玉子」(800円)。
味付玉子は初めて。+50円とリーズナブル。
今回は厨房で女性が調理メインで動いてました。
良くも悪くもシズル感満点のガサツな厨房。
右から左へ動く調理人と調理器具と具材。
活気とともにほんとに市場屋台のような雰囲気。
5分強で登場。
もやしの重みでスープが溢れんばかり。
しゃわな豚骨味、ため息の出る四畳半感。
今回はグルタミン感ちょっと強めかな。
豚骨臭さは皆無、しかし濃度も弱い。
あっさりなのにチープという他にはない味わい。
これぞ、ホープ軒さんの真骨頂ですね♫
もやしはシャキシャキ、美味しい。
麺はウェーブの強い、味のある中細麺。
さっきから、一生懸命食べてるのに減らない。
麺量も多いのに、もやし増の重みがハンパない。
救いなのは、熱々じゃないので暑くならない。
いやーでも減らない。
これは食べ応えあるわぁ…
ちなみに、味付玉子は、予想通り完茹で。
でも、硬い黄身が遠足の弁当感でなぜかうまい。
しゃわトンスープに浸すとバカに昭和味。
この店っていったい…
ホープ軒という中華そば。
もやし増はボリューム満点。
途中で結構キツかったです。
ガッツリ食べたい若い方向けですね。
お客さんは老若男女、身なりも様々。
混沌としたチープさと吉祥寺インテリジェンス。
マーケティングの題材みたいな表情のお店です。
2017/04/16 更新
2017/02 訪問
ホープ軒という中華そば @吉祥寺
【3度目の訪問】
初春の吉祥寺。
ほぼ1年ぶりにポープ軒さんへ行ってみる。
午後1時過ぎで店頭に8人待ちとやはり盛況。
厨房内から大声で順番に注文を聞く荒ワザ。
今回はついに「チャーシューメン」(900円)。
回転良く10分程度で入店できました。
着席時に前金でお金を支払います。
店内は厨房との垣根がなくシズル感満点。
湯気と香り、麺を啜る音が響く活気ある雰囲気。
隣との間隔が狭く、通路も狭いけど、
皆さん何となく協力して食べてるのが心地よい。
5分程度で登場しました。
チャーシュー、ぱっと見は多く見えないけど…
海苔が3枚覆いかぶさってます。
丼ぶりがいつもよりデカいような気が…
スープを飲んだ瞬間ほんのり豚骨の甘みが香り、
シャワっと薄味ながら優しいコクの味わい。
麺はヤワめでやんちゃな味の縮れた中細麺。
引き上げが重いのはチャーシューのせいらしい。
そのチャーシュー、ややパサめながら、
柔らかで上質なロースハムのような仕上がりで、
大判で3~4mm厚が、折り重なるように5枚。
拡げてなかったので、こんなにあるとは…
肉の旨みは上品ですが、味付けは塩加減強め。
5枚食べるとかなりのインパクトがあります。
チャーシューの下にさらにモヤシも埋まってて、
重量でスープが広がり最初多く見えたわけだ…
もう、食べ終わる頃にはお腹パンパンです。
チャーシューメンはかなりのパンチ力。
デフォ+250円はダテではありません。
たくさん食べたい方にはお勧めですね。
おじさんには、ちとキツいけど…
味、雰囲気とも人気ラーメン店らしさを
ずっと保っていられるのはすごいことです。
リピーターに支えられてるからですね…
また、定期的に伺います。
2017/02/05 更新
2016/03 訪問
ホープ軒という中華そば @吉祥寺
【再訪です】
にぎやかな休日の吉祥寺。
洒落たお店は山ほどあるのに、
なぜか良いラーメン店が少ない吉祥寺。
で、1年半ぶりにホープ軒さんを選択です。
午後3時近くに行ったのに、店内ほぼ満席。
今回は「中華そば」(650円)に、
「もやし増」(100円)をオーダー。
珍しい前払い現金制です。
5分程度で登場。もやしがてんこ盛り。
スープは超あっさりの豚骨味。
優しく塩分感の低いまろやかな味。
浮いてる脂も全くクドさなし。
淡麗醤油系ですら華やかでカチッとした
仕立てが主流のこの時代において、
これだけコクや出汁感の突出を抑えて
徹底的に優しく柔らかく仕立てた豚骨味、
ある意味、すごいなぁ…
てんこ盛りもやしはシャキシャキでうまい。
ボリューム感があって食べ応えがあります。
ここは大盛の設定がないようなので、
ガッツリ行きたい時はもやし増、お勧めです。
麺はウェーブの強い、やんちゃな味の中細麺。
屋台のような味わいです。
改めて思ったのはチャーシューのおいしさ♫
脂身少なめ、ほんのり香る醤油タレ、
しっとり柔らかく、あっさりした味わい。
何枚でも食べられそう。
次はチャーシューメンかなぁ…
極めて体に優しい味わいながら、
適度にジャンクな風情を残す技ありの一杯。
さすがは永く続くラーメン店。
また、伺いますね。
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【初回訪問 2014年7月】
激暑の吉祥寺。
ベタですが、初、ホープ軒さんです。
とにかく黄色い。暖簾、自立サイン。
クソ暑いのに、何だ、入口開けっ放しかぁ…
店内に入っても、デカいメニュー表示が真っ黄色。
午後2時過ぎているので、半数の入り。
カウンターだけ、奥に細長い店内は、
厨房との境目が低く、オープンキッチン。
シズル感満点です。暑いけど…
基本、中華そばかチャーシューメンしかないので、
「中華そば」(650円)をオーダー。
厨房は3名の男性で切り盛り。
役割分担がされていて、キビキビと気持ちの良い動き。
5分経たないうちに登場です。
見た目、シンプルな豚骨ラーメン。
中華そばと呼ぶには "?" なビジュアルです。
なんだか、どんぶりまで薄く黄色くなってる気が…
スープを一口飲むと、ややっ、さっぱりした飲み口 ♫
どうみても豚骨の、獣感のある味ながら、
ぐどさのない、スムーズな味わいは、
典型的な豚骨ラーメンとは一線を画する感じ。
醤油タレはかなり薄く、コクは弱め。
脂が浮いているが、これもしつこくない味。
麺は、縮れた中細麺。
やや柔らか目で、ほんのり味のある麺。
スープをすくって、ジャンクな味わい。
何だかインスタントラーメンみたい。
ここまで来て、屯ちんさんを思い出した。
東京とんこつ、ってヤツですかね…
こちらの方が圧倒的にさっぱり味ですけど。
チャーシューは、しっとりした食感でしっかりした味。
おいしいハムみたいです。
モヤシがシャキシャキとアクセントになって、おいしい。
のりは油でコーティングされてます。
卓上の唐辛子、その名も"唐華"を入れてみると、
どことなくウッディーな香りとともに、
まろやかな辛みの唐辛子がスープを引き立ててくれます。
入れ過ぎは禁物ですが、変化を楽しめます。
塩分感も低く、見た目とは裏腹な、超あっさり味。
さすが著名店。オリジナリティの高い味。
これは、ホープ軒というタイトルの中華そばですね。
シンプルながら歴史を感じさせる一杯。
一見濃厚そうなスープが、これほどあっさりしてる意外性。
毎日でも食べられそう。
でも、うまみやコクは弱めかなぁ。
人によっては、薄い!と言いたくなる味かも…
正直、ちょっと地味めな印象でした。
吉祥寺はなぜかいいラーメン店がないので、
また来た時は寄りたいです。
2016/03/13 更新
【6度目の訪問】
吉祥寺、初冬の昼下がり。
ホープ軒さんの前を通ると奇跡の並びなし?
たまには他のお店に行こうと思っていたけど、
これもご縁、入っちゃえ。
注文は「中華そば+もやし増」(650+100円)。
相変わらず隣との間隔が狭いし、通路も狭い。
皆さん気を遣ってますが、たまにKYな方も(笑)
クールな店員さんと慣れた常連の掛け合いが妙。
ホープ軒さんらしい風景が展開されます。
スープに浮いた油の温度はやや低め。
攪拌して飲むと、薄味豚骨にほんのり香ばしさ。
シャワっとあっさりした味わいがやるせない。
ウェーブの強いヤワ細麺はインスタント麺?
湯温はぬるく、全く締まりのない風情。
脱力感の強いチープな表情、たまりません♫
さくさく無表情な味わいのもやし。
食べ疲れるほどのたっぷり感です。
そんな中、ハッキリした旨みの薄チャーシュー。
食べても食べても減らないボリューミーな麺。
でもね、ヤバいくらい美味しいんです♫
何でこんなアンニュイな一杯に取り憑かれる?
ちなみにお店お勧めの調味料、唐華。
枯れたエキス感で不思議と旨みが加わります。
胡椒は、香りが立ってコクが増す印象。
二つを上手く混ぜて使うと効果的な味変が可能。
ホープ軒という中華そば。
ふらりとですが、入って大満足です。
やはり、吉祥寺に来たら避けて通れませんね…
出る頃には10人以上待ってました。
吉祥寺に来たら、また多分吸い込まれます。