レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/07訪問 2015/12/29
阪急高槻市駅から徒歩数分、R171と170の交差点から1本ずつ中に入った所にある和食のお店
元々は別のお店を探して徘徊していた時に、高槻らしからぬ落ち着いたたたずまいのこちらを発見
その時は店頭のリーフレットを持って帰っただけ
情報を確認して後日、満を持して訪問(*^_^*)
造りはモダンな町家風
店内は白と黒のコントラストで引き締まった感じの雰囲気
今回いただいたのは楢柴
先付けは胡麻豆腐
上に載ってるのはイクラ、山椒の葉、山葵、高槻産のオカノリ
出汁付きで、胡麻の主張は程々
するりと口の中に入ったところでイクラや山椒などが味を主張してくるのも楽しいです
次は八寸
生湯葉べっこうあんかけ、ハタハタ一夜干し、トマト蜜漬け、揚げ蓬麩、壬生菜のトビコ和え、あかもくと山芋の土佐酢、とうもろこし、近江こんにゃく、ばい貝旨煮
ガラスの平皿に盛られた八寸は彩りも華やかでいい感じだったのですが・・・メモするのに夢中で写真を撮り忘れるという痛恨の大失態(ToT)
どれも美味しかったですけど、ねっとりと濃厚だった生湯葉べっこうあんかけが一番印象に残ったかな
続いてお造り
かつおの刺身と鰆のたたきを土佐醤油で
赤と黒の溶岩チックな器に盛られたお造りは「オラ!栄養たっぷりでパワーに溢れてんぜ!」と主張しているよう(*^_^*)
黄色いきんぎょ草が光ってます
カツオはねっとりとして滋味溢れるような感じ
さわらはスカッと爽やかな感じでした
次の一皿はマナガツオの幽庵焼き、さつま芋蜜煮、厚焼き、枝豆
マナガツオの濃厚な風味に柚子の香りがふんわりと
そしてしっかりと味の付いた厚焼き
玉子焼きじゃなくて厚焼きを見たのは久しぶり(*^_^*)
椀物・・・になるのかな?
淡路産鱧の玉子とじを淡路産玉ネギのオニオンスープで
すっきりとまろやかで甘みのあるスープにふわっと淡白な鱧
そこに三つ葉と玉ネギの食感が加わってめっちゃ美味しい一品でした
強肴は合鴨のコンフィの牛蒡ポン酢ソース、丸茄子、ズッキーニ、ホワイトアスパラ
ぎゅっと旨みの詰まった合鴨にさっぱりしたソースがよく合います
ソース単体だとけっこう強い牛蒡の風味がしましたが一緒にいただくと鴨の味を浮き上がらせてふんわりと香る感じに
〆はジャガイモとシラスのご飯と赤だし
高槻産キヌヒカリと水無瀬神宮の水を使ってるとのこと
ほんのりと塩味が効いただけのシンプルな味付けでシラスとホクホクしたジャガイモの味を存分に楽しめます
デザートは名古屋コーチンの有精卵を使った豆乳プリン
上に載ってるのはメイプルシュガーチャンク
濃厚な卵の風味を感じながらも豆乳のおかげであっさりした口当たり
お腹一杯になってもするするっといける感じです
最後は自家製の生チョコとアイスコーヒーで食事の余韻を
-----(2015.07)
スタンダードランチの初花をいただきました
前菜:舞茸いくらみぞれ和え、もずく、つぶ貝旨煮、鴨のロースト、サンチュの茎、きんかん、クワイチップ、ライスコロッケのトマトソース
朱の盆に艶やかに盛られて美味しそう
特に鴨ローストが良かった
サンチュの茎なんて初めて見るモノもあって面白い
お造りはヨコワ、いさき、金目鯛
脂の乗った金目の焼き霜がめっちゃ旨い(#^.^#)
高野豆腐の煮物
すっきりと柔らかなお出汁をたっぷり含んだ高野豆腐がgood!
野菜もほっくりといただけました
氷見ブリ照り焼き
たっぷり脂の乗ったブリ
味もしっかり染み込んでてもう最高!
仔牛のロティ
ここで肉が出てくるとは思わなかった
だって2500円のランチですよ?
思わぬ変化球にやられた感じ
量もあり、柔らかくとても美味しかったです
むかごと黒米のご飯
漬物と一緒に自家製の鯛味噌が添えてあります
一人分で土鍋一杯、ボリュームがすごい!
すっきり黒米ご飯とむっちりむかごの食感がいいですねぇ
デザートは小豆ソースのミルクプリン、シフォンケーキのバニラアイス添え
プリンに小豆というのは意外な様でとても合ってました
〆にコーヒー
料理の出てくるタイミング、丁寧な説明
サービスも申し分ないです
料理も何もかも素晴らしいの一言です(^◇^)
お土産に生キャラメルいただきました
柔らかな甘みで美味しかったです
-----(2014.01)
2位
1回
2015/07訪問 2015/12/28
二条通にオープンした寿司割烹のお店
入り口入ったところがテーブル席、奥がカウンター席になってます
店内はベージュと木目調の明るく清潔な感じ
カウンターの正面には緑地に葵と月をあしらったお洒落なデザイン
爽やかな風がさっと吹き抜けるような雰囲気です
最初は自家製胡麻豆腐のポン酢掛け
弾力が少なく、濃厚に香る胡麻がユニーク
そして山口産のポン酢がまた、強い胡麻の風味をキュッと味を締める感じでいい仕事してます(*´ω`*)
二品目は金目鯛の梅蒸し
ほろっと柔らかに崩れる身に纏わりつく出汁と梅の仄かな味わいが鯛の美味しさを引き立てていました
お寿司はヒラマサ、スズキ、マグロ、ヒラメ、剣先烏賊、トリガイの6貫
ヒラマサはキュッとした食感でほわんと溶けてく感じで、スズキはねっとりと柔らかくじわっと解けていくよう
濃い目の味でコクのあるインパクトを与えたマグロはふわっと蕩けるように消滅し、ギュムッとコシのあるヒラメはじんわりと柔らかな味わいを広げてくれます
剣先烏賊はもっちりと粘り腰でトリガイはクニクニと淡白な味わい
ネタの個性を引き出してますねぇ(^◇^)
〆は魚と豆腐のつみれ入り赤だし
濃い目の味わいが口の中をすっきりとリセットしてくれました
-----(2015.07)
ランチは鮨ランチコース1種類のみ
まずは自家製ゴマ豆腐、山口産のポン酢がけ
コクのあるとろっとろのゴマ豆腐に甘みの強いポン酢
これがめっちゃ美味しい(*^_^*)
予想の遥か上でガッチリ心を捕まれました
続いて豚肉の梅蒸し
さっぱりとした梅の味香る上品な一品
これもいい感じでしたけどゴマ豆腐とお寿司が飛び抜けてたので印象的にはちょっと沈んだように感じてしまいました
メインのお寿司は6貫
この日出てきたのは
さわら、天然ぶり、とり貝、まぐろ、鯛、炙り鯖寿司
どれも美味しいです
特にすばらしいと感じたのがさわら、ぶり、鯖寿司
昆布締めされたさわらは口に入れると身がほろほろと崩れてご飯と一体に
ほのかな香りと共に丸みを帯びた魚の旨みを楽しめます
脂の乗ったぶりはぷりんとした食感とじわっとくる脂の甘味を一緒に
塗られた煮きりが味をきりりと引き立てています
炙り鯖寿司、匂いたつように濃厚な脂と噛み締めるほどに旨味の湧き出る身とのバランスがナイス!(*^_^*)
間に挟んであるザーサイもいいアクセントでした
魚はどれも手を加えてありまして、最後にひと手間入れて出してくれます
お鮨の余韻覚めやらぬまま最後に登場したのは魚のつみれの赤だし
濃い口のお出汁が魚の脂をさっと洗い流し、すっきりと食事を〆ることができました
-----(2014.10)
3位
1回
2014/07訪問 2014/11/02
白壁に仏語の店名表示が控えめに
優雅でおしゃれな感じの外観です
店内はカウンターもあり、一人でも大丈夫そう
テーブル席の赤いソファーが「大人しくはないですよ」と語りかけてくるよう
ランチはデザートを注文
前菜が来た!
ドカーン!!と量がすごい(*^_^*)
ジャブどころかいきなりストレートもらった感じ
ボリュームがあるお店とは聞いていましたが、これ程とは思ってませんでした
この前菜、おしゃれ系カフェだったらキッシュランチとかいって出てきそうな量ですよ
内容はベーコンと玉ねぎのキッシュ、ひらまさのマリネ、人参ラぺ
まずキッシュが秀逸
卵たっぷりでふわっとジューシー
そしてタマネギとベーコの旨みがあふれ出て来る感じ
一般的なキッシュとスパニッシュオムレツの中間くらいな感じかな
ひらまさはこれまたカットが大ぶり
マリネを存分に楽しめます
下に敷いてあったトマト、びっくりするほど美味しかったです
酸味抑え目で味がぎゅっと詰まってました
とうもろこし冷製スープ
暑い夏にはやっぱり冷たいスープですよね
クリーミーでコーンの旨みが濃縮されたスープ
すいすいすいっとあっという間に口の中に消えていきました
メインは+200円払って蒜山ジャージー牛のトンビのロティ、レフォールソース
トンビ肉は肩の一部で、若干固めだが噛めば噛むほど肉の旨さが出てくるとの事でした
スルメみたいなもんですかねぇ
身がぎゅっと詰まってる感じで歯ごたえはアリアリ
噛み締めるほどに肉汁と共に旨みが口の中にじわり、じわりと
野趣溢れる肉々しさ全開です(*^_^*)
西洋わさびのソースが、また味を引き立てるのに一役買ってます
赤身肉に噛り付きたいタイプにはオススメ!
とろけるような霜降りが好きな人には向かないかもしれないです
連れが選んだ魚のメインは鯛のグリエ、ドライトマトソース
一口いただきました
ふわっと鯛の美味しさが醸し出されていてこちらも美味しかったです
お肉よりはインパクトありませんでしたけど(#^.^#)
デザートはショコラアイス、バニラのムース、ベリーのタルト
甘く濃厚なアイス、クリーミーで爽やかなムース、あっさりサクッとしたタルト
いい感じで食事の仕上げもできました
4位
1回
2014/01訪問 2014/10/02
JR高槻駅から徒歩1~2分、グリーンプラザの裏手の通りにあるお寿司屋さん
夜のみのお店
品のよい、さり気ない入り口が「とても敷居が高そう」な雰囲気が漂ってきます(~_~;)
店内はL字カウンターのみ
インテリアもさり気なく、シンプルで落ち着いた感じ
メニューは3500円の握り中心のコースのみ
それに追加のお造り、ドリンクがあるだけで、こちらもシンプルです
お酒、純米酒「御代桜 」を注文していざスタート
まず、高知のれそれ、熊本若竹煮
さり気ない味付けでいいですねぇ
ネタ達は箱入り
極上もんが出てくる、そんな予感がするええ雰囲気です(*^_^*)
徳島あおりいか
天然鯛昆布締め
高知カンパチ
長崎のどぐろ
和歌山シャコ
口直しに茶碗蒸し
兵庫さより
愛媛かわはぎ
中トロ
明石あなご
最後はすっきり潮汁で〆
ネタはどれもひと手間入ってます
そしてご飯の硬さ、大きさ、口の中でほろりと崩れる感じがとてもいい
美味しいお寿司ってしっかりご飯の存在感があるなぁって改めて感じました
高槻でこんなハイクオリティなお寿司がこんなリーズナブルなお値段で食べられるなんて・・・感激です!
5位
1回
2015/10訪問 2015/11/19
JR奈良駅の西側、三条通りの1本北の通りにある天ぷら屋さんです
青いテントに白壁のすっきりした外観
店内は黒を基調にした落ち着いた雰囲気
前回も正倉院展の時だったので約1年ぶりの訪問
新店チャレンジと美味しい天ぷらを天秤に掛けてコチラを選んでしまいました(*^_^*)
注文したのは天ぷら定食
しばらくして登場した天ぷらはお皿の上にどっさり乗ってて口元が綻んでしまいます
天ツユにくぐらせてパクリといただくと、ほんのり甘味のあるツユの衣を纏ったタネのすっきりした味わいが口の中いっぱいに広がってきてたまらないですねぇ
箸が止まりません
タネは南瓜、茄子、エリンギ、マコモダケ、ズッキーニ、キス、海老、イカと8品ありましたがあっというまに食べ尽してしまいました
前回色々考えたこともあり、今回は外観が判りやすかったこともあって何の食材かはだいたい正解
一つだけ、軽い歯ごたえとふわっとした甘味の感じる天ぷらが何なのか見当も付かなかったのがあって、それがマコモダケでした
これは初めて聞く食材
新しいものに出会えてちょっと得した気分でお店を後にしました
-----(2015.10)
注文したのは天ぷら定食
待ち時間はそこそこでした
天ぷらの他にご飯と具だくさんのお味噌汁、漬物、小鉢が付いてきます
味噌汁は出汁の風味もよく、美味しかったです
天ぷらは8品
蓮根、海老、インゲン、茄子、はまち、京芋、穴子、ぶり鶏
まずは蓮根からサクりと・・・美味い!(*^_^*)
今までに食べたことが無いようなすっきりと雑味の無い味わい
しっかりしてるのになんとなくとらえどころの無いような・・・
海老、インゲン、茄子と美味しくいただきました
そしてここからが本番
味覚が鋭敏で無いというのもありますが・・・何を食べてるのか判らない!(~_~;)
たとえば海老芋はこんな感じ
「このあっさり感はむかご?いや、もうちょっと味に色があるし、こんな大きさのむかごなんてない。前に食べた辛味大根に似てる?いやちょっとでんぷんの粉っぽい感じがする。味の濃いサツマイモ系ではないだろうし、ジャガイモの珍しい品種?・・・いや、この味は記憶にある。てんぷら以外で何処かで食べたことがある味だ。しかし、なんだ?なんだ??なんなんだぁ~!!!」
「知ってる味だけど、何だか特定できない」という状態で後半は完敗
最後、お店の方に聞いてやっと合点がいった次第です
正直、前半も原型留めてなかったら判らなかったかも・・・(~_~;)
後で何が違うんだろうと考えてみて思い当たったのが「解脱して一皮向けて本質だけ残ってる」ような感じ
アクがないというのか「我」が無いというのか、ゆるぎない美味さはあるのに色が無い
久々に衝撃を受けた食事でした
天ツユと岩塩とありまして、どちらも試しましたが、この天ぷらには天ツユの方があっているマッチするのかな
さらりとした魚介の風味豊かな天ツユの美味さもさることながら、天ぷらがすっきり系なので塩だとちょっと塩の主張が強く出すぎな感じがします
それと、ツユにくぐらせると余分な油も落ちるので(*^_^*)
-----(2014.10)
6位
1回
2014/06訪問 2014/07/28
元町駅から少し南下したビルの2Fにあるちょっと見つけにくいビストロ。
表のメニューボードには
トマトの冷製スープ
鯖のマリネサラダ
アンガス牛のバヴェットステーキ(牛肉腹身) 赤ワインソース
デザート・パン
コーヒーor 紅茶
¥1,200 + 税
と、ランチは一択。
落ち着いた雰囲気の細長い店内には大きなカウンターテーブルで占められています。
まずはトマトのガスパチョ
出てきた瞬間に思わず「おっ?」っと予想を裏切られたようです。
どうやらランチの値段を見て無意識に「デミタスカップくらいのスープかな」って思ってたようで、出てきた大きなお皿に心が反応したもよう。
この時点で好感度up↑↑
単純だなぁ(^_^)
スープは程よい酸味で食欲をそそります。
中央にあるトマトのコンポートは甘めで、スープの味にちょうど良いアクセントになってました。
次は鯖のマリネサラダ
こちらも「サラダと数切れの鯖のマリネ」と無意識に予想してたようで、出てきた姿に意表を衝かれました。こんもりとしたサラダの中央に鎮座していた鯖は焼き鯖定食とかに出てきそうな大物でした。
蒸した後に漬け込んだと思われる鯖は、ほろりと崩れて若干食べにくかったものの、しっかりと味が染み込んでいてとても美味しかったです。
パンは自家製パンです。
オリーブオイルの香りのするフォカッチャ、名前を聞いてなかったもう一つのパンはふんわりとした小麦の味。
メインはアンガス牛のバヴェットステーキ、赤ワインソース
今度はさすがに期待し、その期待を裏切らないボリュームのハラミステーキが登場。
レアなお肉は塩コショウだけでも十分美味しいです。
・・・が、うれしいことにボリュームがあるので、赤ワインソースは味に変化をつけるちょうど良いアクセントになりました。
最後はデザートです。
この量とお値段でデザートがついてるんです!
小躍りしちゃいそうでした。
半生チョコケーキにさくらんぼを炊いたモノが添えてありました。
チョコは生チョコのねっとりと濃厚な味わいと、焼きチョコのカリッとした歯ざわりとふわっと香る風味の両方を楽しめて、なんか得した気分でした。
紅茶はポットサービスで2杯半程の量がありました。
銘柄は聞かなかったのですが、アッサムぽかったなぁ・・・自信ないけど。
お店の方もとても丁寧でした。
7位
1回
2014/03訪問 2014/12/24
JR新福島駅の近く、堂島クロスウォークの向い側にあるフレンチのお店です
フランス国旗とイタリア国旗の両方が掲げてあるのと、入り口を挟んで黒壁とガラス壁になっている正面が印象的
店内はモノトーンと木目を基調にした落ち着いた雰囲気
所々に置いてある猫のマスコットが躍動感を演出しています
この日いただいたのは黒猫ランチ
まずは、タコとトマトのグラタン風とアスパラとジャガイモのスープ、カプチーノ仕立て
かわいい器に盛られています
淡白なタコの味わいに少し酸味のあるトマトの組合せでグラタンといいつつもすっきりした風味
食欲そそりますねぇ
スープはさらりとしたジャガイモにアスパラのコンビでこれまたさっぱりした味わい
フランスパンは沖縄の塩を使ったものとの事
次はオードブル
「うわぁ!」
思わず声が出てしまいそうなほど綺麗な一皿
中央の卵形の器の中はブリとオクラと山芋のタルタル、ウズラのポーチドエッグ
周りを取り囲んでいるのは鴨のコンフィ、フレンチキャビア、ハマグリと菜の花のタルタル、ヤンバル豚のテリーヌ等々
つやつやと輝いて散りばめられた品々は、まるで宝石のよう(*^_^*)
流石に全部は覚え切れられず、記憶に残った名前はお肉とかばかりでしたが、実際には野菜をメインに構成されてました
そのせいか味は全体的に淡白
しかし、それぞれに趣向を凝らした味付けがなされており、口の中が華やぐ感じ
パスタはヒラメ・ワカメ・かぶらのペペロンチーノ
具材はあっさり系、油分も味に丸みを持たせる程度で結構少なめ
今まで食べた中で文句なしのNo.1あっさりペペロンチーノでした
メインは鯛のポワレ、魚出汁と生クリームのソース
生クリームでコクのでた魚出汁は、それでも結構すっきり系
ポワレされ旨みを濃縮された鯛の身はソースに劣らぬ主張をしてきます
いただくと、口の中でふわっと香りが踊り出すよう
デザートはイチゴのムース、フレッシュイチゴ・白ワインジュレ・黒タピオカ
濃厚な味わいの中にイチゴの酸味、ワインのキレ、タピオカの食感が存在
楽しい味の締めくくりでした(*^_^*)
8位
1回
2014/03訪問 2014/12/05
木屋町高辻通の橋の辺り、中華の大傳月軒の南側にあるお寿司屋さんです
外観は白壁に白の暖簾
店内も白が基調で明るく清潔な雰囲気
席はカウンターのみですが、L字部分を仕切って半個室にしてあります
注文したのは限定十食のばら散らし寿司
前菜は筍の木の芽和えと鯛の昆布締めの金山時味噌あえ
どちらも香りが良かったです
特に鯛の方は味噌の風味に淡い昆布の香りが絡みつくような感じで面白かった
かわいい器に入った茶碗蒸しも美味しかった
メインのバラ散らし寿司
バラ寿司の上にネタが散らしてあります
ネタの多くはひと手間入れあるよう
一緒に出てきた醤油、そのまま浸すにはネタがちょっと小さいと思ったので海鮮丼のように上からかけちゃいました(*´ω`*)
そしておもむろに一口
いいですねぇ
口の中で「俺はタコだ!」「イクラですよ~」とネタが合唱してるよう
一口ごとに違う組み合わせで楽しいです
ただ、醤油がね、かかってる部分とかかってない部分があって、かかってない所は味の強調度がちょっと低いかなと気になってしまったのでした
食べる前にひと混ぜすればよかったなぁと、ちと後悔(^^;)
〆は黒糖アイス
深いコクがあり、そして意外にもすっきりな味でした
9位
1回
2016/09訪問 2016/09/29
阪神岩屋駅の近くにある洋食屋さんです
駅からミュージアムロードを少し北に上がり、今や行列の出来る人気店になった「まぜそば縁」のある西側のわき道へ
そのまま縁の前を通り過ぎて更に西に進んだマンションの1Fにあります
正面はブラウンのドアを中心に白壁とガラス壁に分けられた外観
傘立てかな?入口脇に中国風の壷が置いてあるせいか、なんとなく中華風の印象も受けたり
店内は白が基調
ダークブラウンのカウンターや調度、木目の強調された床などが重厚感を醸し出し、明るいながらも落ち着いた雰囲気になっています
兵庫県立美術館で藤田嗣治展を鑑賞後、コチラで晩ご飯
いただいたのはチキンキエフ
初めて聞く料理ですが、むね肉に香草バターを挟んで揚げた物という説明書きがあり、美味しそうだったので(*^_^*)
待ち時間は少々
出てきたプレートには大きなチキンカツに山盛りのサラダ
相変わらずボリュームが凄くてありがたいです
食べやすいようにカツはカットされた状態
お箸で摘み上げるととろっと香草バターが溢れ出てきます
サックリ衣に柔らかチキン
濃厚バターと華やかなハーブの香りが広がり何もつけずに食べてもめっちゃ美味しいです
デミグラスソースも添えてあるのでちょっと物足りないと感じる人でも大丈夫
そのままとデミ掛けと半分半分楽しみながら完食(*^_^*)
---(2016.09)
注文したのはミックスフライランチ
この日の内容は、有頭エビフライ、クリームコロッケ、チキンカツ、ミンチカツ
ご飯は兵庫県神崎郡の実家で採れた「きぬむすめ」を使用しているそうで、大中小と選べます
今回は中を選択
待つことしばしで到着
まず、でかいです(*^_^*)
一回り大きなお皿
その中央に大きなエビフライがドーン!
脇にチキンカツ、ミンチカツ、クリームコロッケがころんころん
そしてこんもりと山盛りの野菜
タルタルをたっぷり乗せて、まずはエビフライにかぶりつく
ぷりぷりっとしてて美味い
タルタルはピクルスの入ってないタイプ
そしてあっさりめ
ピクルス好きとしてはちょっと物足りない感じ
ジューシーなミンチカツ、濃厚クリームコロッケ、さっくりチキンカツ、どれも美味しかった
ソースはやはりあっさりめ
深みがあり、自身が主張するのではなく料理の味を下から持ち上げる感じで重層的な味が楽しめます
ご飯はちょいと好みの炊き方ではなかったですけど、みずみずしさがあって美味しいとは感じました
そしてお味噌汁
中に柚子が入ってます
このさっぱり感は嬉しかったですねぇ
揚げ物てんこ盛りのランチでしたが、最後まで美味しくいただけました
---(2014.12)
10位
1回
2014/12訪問 2014/12/24
行ったときは「チャイナダイニングつねむら」でした
いつの間にやらリニューアルしてお店の名前が変わっちゃってるけど、それ以外のメニュー構成とかは変わってないようなので、そのまま投稿しちゃいます(*^_^*)
JR住吉駅の北口から東へ少し行った所にある中華のお店です
外観は黒が基調
入口に向かって流れるように湾曲しているオレンジの壁が印象的
店内も黒を基調にして効果的にオレンジを使い、落ち着いた感じになっています
最初にお店のHPを見たときはランチは2名よりとの案内しかなかったので「これはなかなかチャンス無いかもなぁ」と傍観モード
今回住吉に用事ができたので「場所だけでも確認しておこうか」とHPを開くと1人でもOKなランチが載ってるじゃないですか
「チャ~ンス!」とばかりにランチをこちらに設定して住吉までやってきたのでした
というわけで、注文は広東粥コース一択
それに食後のアイスコーヒーを追加
しばらくして前菜の四種盛りが到着
左から金目鯛の南蛮、バンバンジー、野菜の焼きウド巻き、ナスのシャンラータン
丸みのある酢が奥まで染み込んだ南蛮漬けはとっても美味
南蛮漬け好きにはたまりません
バンバンジーは濃い目のゴマ風味の中にもしっかりした鶏肉の主張
ウドは初食
食感が駄菓子ののしイカのようで、「ほほぅ、ウドってこんな感じなんだ」と興味深くいただきました
ナスのシャンラータン、色合いから勝手に酢豚みたいな黒酢な味付けだと思ってました
茄子好きなので最後に廻してパクリと食べたら・・・辛い(~_~;)
ラー油系だったみたいでちょっと誤算
お酒のつまみには最高かもしれません
「ご飯欲しーよー」と心の中でちょっと叫びつつ(*^_^*)
続いて蒸し物
スペアリブのトウチ蒸し、小籠包、シュウマイ
スペアリブはコクが深く、わりとあっさりめ
トウチってなんだろ~なぁと後で調べてみると大徳寺納豆のようなものらしい
なるほど!と味わいに合点がいきました
おつゆたっぷりの小籠包も、ぷりっぷりのシュウマイもとても美味しかったです
大根餅は結構濃厚な味がついてました
ねっとりとした味わいの中にもさらり感を感じるのはやっぱり大根が入ってるからなんでしょうねぇ
季節のサラダ・・・これはどの辺が季節なのか判らなかった(~_~;)
普通に美味しいシャキシャキサラダでした
メインは秋鮭の広東粥
とろりとしたお粥の中に広がる鮭の風味がたまりませんね
身もたくさん入ってるので風味の濃淡が一口ごとに変わり、そこに薬味をブレンドすることで最後まで飽きずに美味しく食べられます
デザートはマンゴープリン
グレープフルーツと焼きカステラが添えてあります
カステラはチョコバナナ風味だったかな?
マンゴープリンはとっても濃厚
締めで血糖値もぐんと上がり、満足感も跳ね上がるというものです
カフェ系は除いて印象に残ったお店をピックアップしてみました(*^_^*)