流夜さんのマイ★ベストレストラン 2015

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

室町 和久傳 (烏丸御池、京都市役所前、烏丸 / 日本料理、かに)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2015/12訪問 2016/01/07

風格のある設え、風格のある料理

堺町御池下るにある和食のお店
元は呉服屋だった町家を改装したもので、ベージュやダークブラウンが基調のどっしりと重厚な雰囲気が漂っています
販売と茶菓席の「紫野和久傳」堺町店が見世と2階、室町和久傳がおくどさんと奥の間だった所を使ってます
名前を分けてるのは強い想いがあるのでしょうかね

京都文化博物館の小川千甕展の後、こちらへ
案内されたのはおくどさんを改装したカウンター席
ベージュの壁にダークブラウンの梁等、落ち着いた雰囲気の空間で、火袋の天窓から柔らかな光が投げかけられています
まず最初に出されたのが青じそ煎茶
寒い冬、温かさが染み渡ってきます
次は竹の容器に入った食前酒が竹のお猪口にトポトポと
ふんわりと爽やかな竹の香りを纏っていました
一品目は蕪、ネギ、ウニに玉味噌を掛け菊の花を添えたもの
キュッキュッとしたネギの歯ざわりしんなりとした菊の食感がいい感じ
玉味噌のねっとりと濃厚な味と、そこから頭一つ飛び出る感じでウニの風味がその上に広がってきます
二品目はカニ寄せ椀
ヒラタケと三つ葉、柚子が入ってます
蓋を開けると同時に広がる柚子の香りが何ともいえないですねぇ
一つに固められた蟹肉は、纏った出汁の旨味や柚子、三つ葉の香りによって美味しさを引き立てられているよう
強い蟹の味わいに幸せを感じちゃいます(*^_^*)
次はお造り
ヨコワと剣先烏賊です
柔らかく溶けるように消えるヨコワとむっちり食感のイカと、味わいの違うものが出てくるんですねぇ
添えてあるのは若布かと思いきや、海苔でした
焼き物は鰆のかぶらあんかけ
カウンター横の炭火で焼かれていて、出て来るのが待ち遠しかったです
かぶらあんはほんのりと甘く、かぶらの風味を壊さぬように出汁の風味も柔らか
香ばしく沸き立つような鰆の味わいにぴったりでした
次の一皿は利休麩、京人参、せり、椎茸の胡麻酢あえ
利休麩をいただくのは初めてです
食感といい厚みのある味わいといい、言われなければ麩とは気づかないですねぇ
香ばしい胡麻の風味と酢の爽やかな酸味でさっぱりといただきました
黄色い器に入って出てきたのは淀大根の雲子あん掛け
上に載ってるのは柿ピューレの入った八町味噌ソースで、最後に柚子が散らしてあります
大根はじゅわっとジューシーで旨味たっぷり
雲子あんはぷるんぷるんで、ほんのり甘い濃厚な八丁味噌ソースと時々香る柚子の風味と合わさって大根の味わいを引き立ててくれます
最後に登場したご飯は京丹後でお店の方が田植えから行った自家製のお米を使用
想いが込められているのでしょうねぇ
柔らかめに炊かれたご飯はすっきりした味わい
焼き茄子入りの赤だしと一緒にお代わりもいただいちゃいました
デザートは分担のワインゼリー掛け
軽い酸味のある味わいで食後すっきりです
とても満足のお昼でした
お見送りも角を曲がるまでととても丁寧
そして料金が税込み、サービス料込みで判りやすいのもありがたいです

  • 青じそ煎茶(2015.12)
  • 竹入の食前酒(2015.12)
  • 蕪、ネギ、菊花の玉味噌掛け(2015.12)

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2位

京口町 てるい (高槻市、高槻 / 日本料理、フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2015/07訪問 2015/12/29

高槻の奇跡!

阪急高槻市駅から徒歩数分、R171と170の交差点から1本ずつ中に入った所にある和食のお店
元々は別のお店を探して徘徊していた時に、高槻らしからぬ落ち着いたたたずまいのこちらを発見
その時は店頭のリーフレットを持って帰っただけ
情報を確認して後日、満を持して訪問(*^_^*)
造りはモダンな町家風
店内は白と黒のコントラストで引き締まった感じの雰囲気

今回いただいたのは楢柴
先付けは胡麻豆腐
上に載ってるのはイクラ、山椒の葉、山葵、高槻産のオカノリ
出汁付きで、胡麻の主張は程々
するりと口の中に入ったところでイクラや山椒などが味を主張してくるのも楽しいです
次は八寸
生湯葉べっこうあんかけ、ハタハタ一夜干し、トマト蜜漬け、揚げ蓬麩、壬生菜のトビコ和え、あかもくと山芋の土佐酢、とうもろこし、近江こんにゃく、ばい貝旨煮
ガラスの平皿に盛られた八寸は彩りも華やかでいい感じだったのですが・・・メモするのに夢中で写真を撮り忘れるという痛恨の大失態(ToT)
どれも美味しかったですけど、ねっとりと濃厚だった生湯葉べっこうあんかけが一番印象に残ったかな
続いてお造り
かつおの刺身と鰆のたたきを土佐醤油で
赤と黒の溶岩チックな器に盛られたお造りは「オラ!栄養たっぷりでパワーに溢れてんぜ!」と主張しているよう(*^_^*)
黄色いきんぎょ草が光ってます
カツオはねっとりとして滋味溢れるような感じ
さわらはスカッと爽やかな感じでした
次の一皿はマナガツオの幽庵焼き、さつま芋蜜煮、厚焼き、枝豆
マナガツオの濃厚な風味に柚子の香りがふんわりと
そしてしっかりと味の付いた厚焼き
玉子焼きじゃなくて厚焼きを見たのは久しぶり(*^_^*)
椀物・・・になるのかな?
淡路産鱧の玉子とじを淡路産玉ネギのオニオンスープで
すっきりとまろやかで甘みのあるスープにふわっと淡白な鱧
そこに三つ葉と玉ネギの食感が加わってめっちゃ美味しい一品でした
強肴は合鴨のコンフィの牛蒡ポン酢ソース、丸茄子、ズッキーニ、ホワイトアスパラ
ぎゅっと旨みの詰まった合鴨にさっぱりしたソースがよく合います
ソース単体だとけっこう強い牛蒡の風味がしましたが一緒にいただくと鴨の味を浮き上がらせてふんわりと香る感じに
〆はジャガイモとシラスのご飯と赤だし
高槻産キヌヒカリと水無瀬神宮の水を使ってるとのこと
ほんのりと塩味が効いただけのシンプルな味付けでシラスとホクホクしたジャガイモの味を存分に楽しめます
デザートは名古屋コーチンの有精卵を使った豆乳プリン
上に載ってるのはメイプルシュガーチャンク
濃厚な卵の風味を感じながらも豆乳のおかげであっさりした口当たり
お腹一杯になってもするするっといける感じです
最後は自家製の生チョコとアイスコーヒーで食事の余韻を
-----(2015.07)

スタンダードランチの初花をいただきました
前菜:舞茸いくらみぞれ和え、もずく、つぶ貝旨煮、鴨のロースト、サンチュの茎、きんかん、クワイチップ、ライスコロッケのトマトソース
朱の盆に艶やかに盛られて美味しそう
特に鴨ローストが良かった
サンチュの茎なんて初めて見るモノもあって面白い
お造りはヨコワ、いさき、金目鯛
脂の乗った金目の焼き霜がめっちゃ旨い(#^.^#)
高野豆腐の煮物
すっきりと柔らかなお出汁をたっぷり含んだ高野豆腐がgood!
野菜もほっくりといただけました
氷見ブリ照り焼き
たっぷり脂の乗ったブリ
味もしっかり染み込んでてもう最高!
仔牛のロティ
ここで肉が出てくるとは思わなかった
だって2500円のランチですよ?
思わぬ変化球にやられた感じ
量もあり、柔らかくとても美味しかったです
むかごと黒米のご飯
漬物と一緒に自家製の鯛味噌が添えてあります
一人分で土鍋一杯、ボリュームがすごい!
すっきり黒米ご飯とむっちりむかごの食感がいいですねぇ
デザートは小豆ソースのミルクプリン、シフォンケーキのバニラアイス添え
プリンに小豆というのは意外な様でとても合ってました
〆にコーヒー
料理の出てくるタイミング、丁寧な説明
サービスも申し分ないです
料理も何もかも素晴らしいの一言です(^◇^)
お土産に生キャラメルいただきました
柔らかな甘みで美味しかったです
-----(2014.01)

  • 胡麻豆腐(2015.07)
  • 胡麻豆腐のアップ(2015.07)
  • お造り(かつおの刺身と鰆のたたき)(2015.07)

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3位

ラ・フェット ひらまつ (渡辺橋、大江橋、肥後橋 / フレンチ、イノベーティブ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2015/10訪問 2016/01/14

中之島のラグジュアリーなレストラン

中之島フェスティバルタワーの37Fにあるフレンチのお店です
エントランスラウンジに大きく開いた入口
そのサイドには黒地に金でエンブレムの入ったプレートが据えられていてさながら別世界へのゲートのよう
否が応でもテンションが上がっちゃいます
通されたダイニングは白が基調
外壁側には縦長の窓が並び、明るい日差しと雄大なパノラマビューが店内に
天井にはシャンデリア風の木のオブジェが下がっていて、華美になり過ぎない、すっきりと明るい雰囲気の漂う空間になっています

大阪歴史博物館で開催していた「海峡を渡る布」鑑賞後のランチでうかがいました
いただいたのはお魚がメインのコース「VERDI」
それとノンアルコールの洋梨ドリンク
果肉感の残るすっきりとした甘さの1杯でした
最初に出てきたのはスフレチーズとフロマージュブラン
ほわっと温かく香るスフレチーズとしっとり滑らかで冷たいフロマージュブランの2つのチーズの共演で、のっけから「いいなぁ~」と顔が綻んでしまいました(*^_^*)
アミューズは3種
左の透明の棒にくっついてる白い泡は大葉とバルサミコ
中心にマグロが入ってます
右のグラスはツブ貝のカツオと昆布のジュレ添え
アボカドのソースが載っています
あれ?もう一品は?と思ってると小さな箱が運ばれパカッと
中に入ってたのは、なんと!スクランブルエッグのマカロン
ビックリさせる演出が楽しいです
マカロンはほんのり香る玉子の風味に胡麻と海苔の味わいがアクセントに
間に挟まってるのはペースト状のベーコンでホンマにスクランブルエッグみたいやわぁ
マグロも白いのにバルサミコの味がする泡が不思議で面白かったです
続いてはパスタ
「フレッシュチーズを包んだアニョロッティ
オレンジの香る秋ナスのコンポート、田舎風スープ
車海老のクルスティアン クミンの香りをのせて 」という長い名前が
別添えで出てきたスープを仕上げにじょろりんと掛けていただきます(*´ω`*)
むにゅっとした食感のアニョロッティはふわっとチーズのふくよかな香りが口いっぱいに
クミンの泡の下に隠れてる茄子との相性バッチリ
チーズ好き&茄子好きとしてはたまらない組合せです
クルスティアンはバジルと海老の風味が香る一品
アニョロッティとは対極的なパリッとした食感はいいアクセントですね
次はメイン
「旬の鮮魚のポワレ カボチャのピューレとビーツのカプチーノ
ソースブールブラン 秋の味覚の香るベジタブルチップス」
お魚は和歌山産のサワラ
目の前で仕上げのブールブランソースをかけてくれるパフォーマンス(*^_^*)
しっとりと柔らかな味わいの鰆の身と、そこから立ち昇るほんのりとした白ワインの風味がたまりません
下に隠れているかぼちゃのピューレにはレモンの風味が付けられていて口当たりさっぱりです
〆のデザート
「パッションフルーツとマンゴーのムーステリーヌ
ココナッツミルクアイス、パッションフルーツのメレンゲ 」
滑らか食感でほんのりと酸味のある滑らか食感のムース
甘味の強いアイスはココナッツの風味も豊かに満足感をグンと引き上げてくれます
食後の1杯は紅茶を選択
一緒に出てきたミニャルディーズは青リンゴのゼリー、バラのマカロン、紅茶のプチケーキ、生チョコ、ココナッツサブレの5種
いっぱいあるとそれだけで嬉しいですよね
小さい中にもそれぞれの味わい食感があり、最後の最後まで楽しい食事でした

  • 洋ナシドリンク(ノンアルコール)(2015.10)
  • スフレチーズとフロマージュブラン(2015.10)
  • スフレチーズとフロマージュブランのアップ(2015.10)

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4位

京都 なだ万 賓館 (烏丸御池、烏丸、京都市役所前 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2015/05訪問 2015/08/25

美と美味の共演

京都文化博物館1Fのろうじ店舗内にある会席料理のお店
前に「鳥彌三 あざみ」があった場所に入ってます
ろうじ店舗は江戸時代の京町家を復元した外観をしていてとてもいい雰囲気
店内は打って変わってすっきりとしたモダンなスタイル
間接照明を利用した明るい白壁とダーク系の調度のモノトーンがベースです

京都文化博物館の「京に生きる琳派の美」展を観た後にこちらへ移動
ランチをいただきました(*´ω`*)
献立は以下の通り
前菜:蛍烏賊のマリネ、帆立貝のフリット、蚕豆蜜煮、ぜんまいずし、アスパラ牛肉巻、新じゃが酒盗煮、海老黄味月冠、小梅かんざし
温前菜:豆乳とマスカルポーネチーズスープむし
冷菜:初鰹焼霜作りサラダ仕立て、卸しポンズドレッシング
温菜:すっぽん百合根饅頭あられ揚げ、トリュフあん小松菜白髪葱
焼物:鱒の助軽い燻製豆腐ソース、蛤香草焼、焼野菜
食事:桜海老と竹の子の炊き込み、赤出し香の物
デザート:柚子のシャーベット、うぐいす餅と抹茶
お盆がパウルクレーの絵みたいでのっけからちょっとテンション上がります(*´ω`*)
前菜で特に印象に残ったのは天麩羅のぜんまいずしと柚子味噌の載ったホタテのフリットの2品
揚げられて油の旨みが載りつつも、それ自体はさらりと淡白なぜんまいの風味に加えてもっちりとした寿司飯の食感が楽しかったです
カリッとした衣にギュッと味が凝縮されたホタテのフリットはまったりとした柚子味噌で更に厚みのある味わいに
豆乳とマスカルポーネのスープむしはすっきりとした豆乳の口当たりにチーズのまろやかさという不思議な味わい
円熟した舞のような軽やかで奥の深い美味しさでした
お造りはカツオとイサキの焼き霜
ポン酢の酸味が淡白な味わいを更にすっきりと纏めてくれるような感じでした
すっぽんの百合根饅頭はあられ揚げで香ばしく
ホクホクとした優根の味わいに刻まれたすっぽんの味がアクセントを効かせてました
鱒の助はキングサーモンだそうで、燻製になって旨みがさらに濃厚に
味噌味の豆腐ソースがサーモンの美味しさを縁取ってるようでした
蛤香草焼は爽やかな口当たり
焼野菜は茄子、レンコン、アスパラ、ズッキーニ、パプリカでシンプルな野菜の美味しさそのものを堪能できました(*´ω`*)
ご飯は桜海老と竹の子の炊き込み
香ばしい海老の風味にすっきりとした筍の味わい
パリッとしたエビの食感にサクッとした筍の口当たり
対比の妙が楽しい一品でした
最後は柚子のシャーベットで口の中をすっきりとさせてからお菓子と抹茶で〆
京都で口にする味付けとはやっぱり雰囲気が違うのでお店の方に伺ってみると「東京料理」との事で、はっきりとした味付けが特徴なんだとか

  • 鱒の助軽い燻製豆腐ソース、蛤香草焼、焼野菜のアップ(2015.05)
  • 前菜のアップ(2015.05)
  • お釜の桜海老と竹の子の炊き込み(2015.05)

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5位

割烹 つち屋 (神戸三宮(阪急)、三宮(神戸市営)、旧居留地・大丸前 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/10訪問 2016/01/08

ビル奥の美味しい和食屋さん

三ノ宮駅北側、生田ロードの1本西側の通りにある「Grand COAST」という銀色の派手な雑居ビル5Fに入っている和食のお店です
店内は木のライトブラウンがベース
カウンターの椅子が赤かったり、テーブル席がわの壁の一部が紫だったりと華やかな雰囲気もあるナチュラルテイストの空間です

先付は秋の実のマスカルポーネ入り白和え
栗や柿などが添えられています
白和えはほんのり胡麻風味
マスカルポーネの効果でねっとりと厚みのある味わいに
きのこ系はあまり得意ではないのですが、こちらの椎茸は出汁をたっぷり吸い込んでいて美味しかったです(*^_^*)
次に出てきたのは口取り
内容は
菊花豆腐のジュレ掛け
半干し大根と合鴨のケチャップ煮
月見玉子
糸南京の酢の物
タコの柔らか煮
かぼちゃのカステラ
あけびに似せた百合根
めっちゃ綺麗で目が吸い寄せられました
食べるのがもったいないくらい(*^_^*)
菊花豆腐は菊花入り胡麻豆腐
上にウニが載ってます
ジュレと相まって胡麻とウニの風味は穏やかに力強く感じられました
合鴨のケチャップ煮はしっとり柔らかなお肉
味わいもケチャップが全体を包み込むような感じでマイルド
タコの柔らか煮は味噌の味付け
噛み締めるとふんわり漂ってくる味噌の風味がたまりません
焼きの入った薄板の下に隠れていたのはかぼちゃのカステラと百合根
カステラはしっとりふんわりで、ほわっとかぼちゃの風味が広がります
どれも美味しかったですが、一番印象に残ったのはタコの柔らか煮
一口目で今まで食べた中で一番美味しいわって感じました
造里は戻り鰹
カイワレや紫たまねぎの山の下という斬新なスタイルで登場
マイクロ胡瓜が何となくチャーミング
量も結構あり、しっかりと脂が乗っていてめちゃウマでした
続いての天麩羅はトマト、薩摩芋、白茄子、エリンギ、紫ししとうの5品
トマトなんか珍しくて美味しくて、天麩羅もありなんだなぁと感心しましたが、天麩羅一番のネタは薩摩芋ですよね
秋の採れたてならなおさらです(*^_^*)
煮物は豚の角煮
とろっと柔らかくて口の中で蕩けるよう
あんの甘辛具合も丁度好みの味わい
角煮に纏わり付かせていただくと幸せになれます
ご飯は兵庫県産のコシヒカリを使用した土鍋炊き
粒が立ってるご飯はとても美味しくて、もちろんお代わりいたしました
デザートは栗のブリュレ、豆乳のわらび餅、リンゴの3品
ブリュレは洋菓子ですが、ほわっと栗の風味が漂って季節をしっかり感じられます
わらび餅は豆乳ときな粉と大豆製品のコラボ
心なしか味わいが濃厚な感じ
最後まで綺麗でバラエティに富んでいて目もお腹もしっかりいっぱいになりました

  • 秋の実のマスカルポーネ入り白和え(2015.10)
  • 秋の実のマスカルポーネ入り白和えのアップ(2015.10)
  • 季節の口取り(2015.10)

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6位

新割烹 丹色 (元町(阪神)、元町(JR)、みなと元町 / 日本料理、創作料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/10訪問 2015/10/29

元町の新感覚割烹屋さん

元町の商店街の1本北の通りにある和食のお店です
3階建ての建物の1Fにあり、ライトグレーの壁に小さな窓枠
入口は白い石ブロック調のタイル張りに店名の黒いモール、ライトブラウンの扉に藍色の暖簾が下がっています
繁華街な雰囲気の場所に突然現れる瀟洒な佇まいの店構えには自然と目が惹き付けられてしまいますが、お向かいの「ロッグキャビン」の緑のテント屋根もいい目印に(*^_^*)
店内も白をベースにカウンターなどライトブラウンが配された明るくすっきりとした空間です

セットされたカウンターの上には献立表も一緒に載っていました
もちろん一品ずつ説明してくれるのですが、内容を改めて確認できるのはちょっと嬉しいサービスですよね
それによると10月の内容は下記の通り
[御付出]
氷榎とエリンギの胡麻豆腐
[八寸]
本日のお造り
御野菜煮合せ
なめ茸おろしの出汁巻
薩摩芋と胡桃の白和え
秋鮭の茄子ソース
秋刀魚と法蓮草の焼浸
[天麩羅]
菊菜と舞茸のかき揚げ
[御食事]
鯖の炊込御飯
青さ海苔と豆腐の赤出汁
香の物
[甘味]
コーン茶のパンナコッタ
まずは付出しの胡麻豆腐
茸類はあんまり得意でないこともあり、残念ながら榎やエリンギの味わいを感じることは出来ませんでした
ただ口当たりがさらっとしていたのでその辺に茸の効用が現れてたかも
続いて八寸
見た目にも鮮やかな一皿でテンション上がります
薩摩芋と胡桃の白和えは一口食べて、インパクトある胡桃の風味にまずビックリ
後からほこっと広がるお芋の味わいと重層的な美味しさを織り成していました
秋刀魚と法蓮草の焼浸は法蓮草がふわりと秋刀魚のケープを纏ってる感じ
柔らかく広がる味わいに秋刀魚好きとしてノックダウン
丼一杯でも食べたいくらいで、一口サイズしかないのを逆に不満に思ったりとか(*^_^*)
秋鮭の茄子ソースは逆に鮭が茄子の風味を包まれていました
味わいにそっと膨らみを与えているような、穏やかな茄子のソースの働きによって鮭の美味しさがいっそう際立ってる感じです
なめ茸おろしの出汁巻はぬるぬる食感にさっぱり後味が特徴的
玉子と一体になって口の中に広がるお出汁の風味もたまりません
御野菜の煮合せもしっかりと吸い込んだ出汁の味わいが秀逸
しっとり滑らかな口当たりで野菜の風味も香ってきます
お造りはさらっと聞き流してしまいましたが、アオリイカとカンパチって言ってたような気が(~_~;)
菊菜と舞茸のかき揚げはサクサクッと小気味よい食感
舞茸と菊菜の芳醇な香りが口の中いっぱいに広がってきます
塩が振ってあるのですが、物足りなければどうぞと天ツユも
一口いただいてコレも美味しかったのですが、風味のより判る塩のままで殆どを(*^_^*)
御飯は鯖の炊込み
鯖も好物の一つなので嬉しい限り
ふんわりと香る鯖の風味を楽しみつつ、お代わりまでいただいちゃいました
〆の甘味はコーン茶のパンナコッタ
コーン茶の香味が新鮮
コクを感じる滑らか食感のデザートでした

  • 八寸のアップ(2015.10)
  • 菊菜と舞茸のかき揚げアップ(2015.10)
  • 氷榎とエリンギの胡麻豆腐(2015.10)

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7位

二條 葵月 (京都市役所前、烏丸御池、丸太町(京都市営) / 寿司、創作料理、日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/07訪問 2015/12/28

京都二条の爽やか鮨ランチ

二条通にオープンした寿司割烹のお店
入り口入ったところがテーブル席、奥がカウンター席になってます
店内はベージュと木目調の明るく清潔な感じ
カウンターの正面には緑地に葵と月をあしらったお洒落なデザイン
爽やかな風がさっと吹き抜けるような雰囲気です

最初は自家製胡麻豆腐のポン酢掛け
弾力が少なく、濃厚に香る胡麻がユニーク
そして山口産のポン酢がまた、強い胡麻の風味をキュッと味を締める感じでいい仕事してます(*´ω`*)
二品目は金目鯛の梅蒸し
ほろっと柔らかに崩れる身に纏わりつく出汁と梅の仄かな味わいが鯛の美味しさを引き立てていました
お寿司はヒラマサ、スズキ、マグロ、ヒラメ、剣先烏賊、トリガイの6貫
ヒラマサはキュッとした食感でほわんと溶けてく感じで、スズキはねっとりと柔らかくじわっと解けていくよう
濃い目の味でコクのあるインパクトを与えたマグロはふわっと蕩けるように消滅し、ギュムッとコシのあるヒラメはじんわりと柔らかな味わいを広げてくれます
剣先烏賊はもっちりと粘り腰でトリガイはクニクニと淡白な味わい
ネタの個性を引き出してますねぇ(^◇^)
〆は魚と豆腐のつみれ入り赤だし
濃い目の味わいが口の中をすっきりとリセットしてくれました
-----(2015.07)

ランチは鮨ランチコース1種類のみ
まずは自家製ゴマ豆腐、山口産のポン酢がけ
コクのあるとろっとろのゴマ豆腐に甘みの強いポン酢
これがめっちゃ美味しい(*^_^*)
予想の遥か上でガッチリ心を捕まれました
続いて豚肉の梅蒸し
さっぱりとした梅の味香る上品な一品
これもいい感じでしたけどゴマ豆腐とお寿司が飛び抜けてたので印象的にはちょっと沈んだように感じてしまいました
メインのお寿司は6貫
この日出てきたのは
さわら、天然ぶり、とり貝、まぐろ、鯛、炙り鯖寿司
どれも美味しいです
特にすばらしいと感じたのがさわら、ぶり、鯖寿司
昆布締めされたさわらは口に入れると身がほろほろと崩れてご飯と一体に
ほのかな香りと共に丸みを帯びた魚の旨みを楽しめます
脂の乗ったぶりはぷりんとした食感とじわっとくる脂の甘味を一緒に
塗られた煮きりが味をきりりと引き立てています
炙り鯖寿司、匂いたつように濃厚な脂と噛み締めるほどに旨味の湧き出る身とのバランスがナイス!(*^_^*)
間に挟んであるザーサイもいいアクセントでした
魚はどれも手を加えてありまして、最後にひと手間入れて出してくれます
お鮨の余韻覚めやらぬまま最後に登場したのは魚のつみれの赤だし
濃い口のお出汁が魚の脂をさっと洗い流し、すっきりと食事を〆ることができました
-----(2014.10)

  • 自家製胡麻豆腐のポン酢掛け(2015.07)
  • 自家製胡麻豆腐のポン酢掛けのアップ(2015.07)
  • 金目鯛の梅蒸し(2015.07)

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8位

ピッコロモンド557 (七条、清水五条、東福寺 / イタリアン、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2015/11訪問 2015/12/29

三十三間堂そばの新しいイタリアン

東山の七条通り、七条甘春堂の向い辺りにあるイタリアンカフェのお店
お店のあるビルは2階以上の正面が簀子のような横板張り風で、2階部分にウェディングドレスのディスプレイがあります
白がベースの外観でテラス席有り
テイクアウトも可能なようです
店内は床や調度のブラウン、石板積み上げ風の壁のベージュ、そして天井の白と明るく落ち着いた雰囲気

京都国立博物館で開催の琳派展
俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の3つの風神雷神図が揃う時の訪問とあっては時間がどれくらいかかるか予想もできません
というわけで、美術館→ランチのいつものパターンを逆にしてランチを先に予定を組むことに
そこで思い当たったのが美術館に近くてモーニングが美味しかったココ(*´ω`*)
この日はランチコースをいただきました
1品目は瀬戸内産真鯛のカルパッチョ、梨のソースと巨峰
鯛は柔らかく、マスタードと梨のふんわりとした甘みを置き土産にさわっと消えていく感じ
すっきりとしつつも甘みの強い巨峰も意外とよく合います
次はフランス産うずらのディアボラ風、九条ネギのソース
パリッとした外側にしっとりとした内側
食べ慣れないのでちょっと食べにくいですが美味しいです
そして、ねっとりと絡みつき香味を振りまく葱ソースは存在アリアリ
続いてパスタ
亀岡産畑しめじのラグーソーススパゲッティー、イタリア産の生ハムを添えて
上に刺さってるのは香味付のタイムです
もっちり太麺のパスタはしめじ効果もあり、すっきり和風なテイスト
たっぷり生ハムも嬉しい幸せの一皿でした
今度はご飯物が登場
京北町産の栗と丹波産鹿肉のリゾット
ジビエとか言うやつでしょうか、キュッと噛み応えのある鹿肉はクセが無くあっさり
対照的にほっくりと風味広がるのが栗
チーズと胡椒がこの二つをまろやかに包み込み、シュッとエッジを効かせてうまく調和せているようです
メインは熊本県産豚のフィレ肉とフォアグラのソテー、エメンタールチーズとケッパーのソース
マッシュポテトの上に円柱状のポーク、その上にフォアグラが鎮座しておられます(*´ω`*)
カットしたお肉の断面はピンク
一瞬「うっ!?」となりましたが食べてみると塩が利かしてあり、もっちりと滑らかな食感
生ハムみたいに塩が擦り込んであったりとか真空調理とかだったりするんでしょうかねぇ
もっちりとしたフィレ肉にフォアグラとチーズの2つの異なる濃厚さ、ケッパーの爽やかさが加わり、複雑で楽しい味わいに
めっちゃ美味しいです
最後はデザート
ガトーショコラを栗のクリームで
ふんわりとして甘みの強いケーキに渋みを利かせたマロンクリームがとってもマッチ
見た目シンプルだけど味わいは深く複雑です(*´ω`*)
〆はカプチーノをくいっと傾けて満足満足
お腹いっぱいになった後は、いざ人だかりの京都国立博物館へ・・・
-----(2015.11)

京都国立博物館へ常設展を見に行く途中、胡蝶蘭の生い茂ってるお店を発見
近寄ってみると飲食店でした
この日に入っていたランチの約束は13時過ぎだったので、「ま、行けるやろ」と博物館の帰りに入店
モーニングセットをいただきました
内容は
京都産こだわり野菜のサラダ
イタリアンオムレツ
豚バラ肉の塩漬けグリル
米粉入りパンと蜂蜜レモンバター
Uffuの紅茶
待ち時間はそこそこ
その間にセットされたカトラリーには「557」の刻印
・・・気合入ってるなぁ(^◇^)
出てきたプレートは結構盛りだくさん
きめ細かく軽めのパンはちょっともっちりとした食感
添えられてる自家製の蜂蜜レモンバター、これが好みの組み合わせでとても美味しかったです
豚バラもいい塩加減と脂加減で旨し
朝からグイッと力の入る感じです
添えてあるグリルの野菜は冷めていてちょっと残念(;´∀`)
サラダの野菜ははんなりと柔らかな味わい
思わず「サラダも京風?」とか考えてしまいました
紅茶は渋みのないまろやかな口当たり
ただ好みよりちょっと薄かったかな
最後にシェフからのサービスとしてデザートが出てきました(≧▽≦)
ドライフルーツのケーキとレモンのジュレ
ケーキはややしっとり系で、フルーツの風味がほこっと広がってくる感じ
ジュレもレモンの爽やかな風味を強く感じることのできる一品
さっぱりと食事を〆られて満足でした
-----(2015.09)

  • 熊本県産豚のフィレ肉とフォアグラのソテー、エメンタールチーズとケッパーのソースのアップ(2015.11)
  • 亀岡産畑しめじのラグーソーススパゲッティー、イタリア産の生ハムを添えて(2015.11)
  • 京北町産の栗と丹波産鹿肉のリゾットのアップ(2015.11)

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9位

和庵 (奈良、新大宮 / 天ぷら、天丼、日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/10訪問 2015/11/19

解脱の天ぷら

JR奈良駅の西側、三条通りの1本北の通りにある天ぷら屋さんです
青いテントに白壁のすっきりした外観
店内は黒を基調にした落ち着いた雰囲気

前回も正倉院展の時だったので約1年ぶりの訪問
新店チャレンジと美味しい天ぷらを天秤に掛けてコチラを選んでしまいました(*^_^*)
注文したのは天ぷら定食
しばらくして登場した天ぷらはお皿の上にどっさり乗ってて口元が綻んでしまいます
天ツユにくぐらせてパクリといただくと、ほんのり甘味のあるツユの衣を纏ったタネのすっきりした味わいが口の中いっぱいに広がってきてたまらないですねぇ
箸が止まりません
タネは南瓜、茄子、エリンギ、マコモダケ、ズッキーニ、キス、海老、イカと8品ありましたがあっというまに食べ尽してしまいました
前回色々考えたこともあり、今回は外観が判りやすかったこともあって何の食材かはだいたい正解
一つだけ、軽い歯ごたえとふわっとした甘味の感じる天ぷらが何なのか見当も付かなかったのがあって、それがマコモダケでした
これは初めて聞く食材
新しいものに出会えてちょっと得した気分でお店を後にしました
-----(2015.10)

注文したのは天ぷら定食
待ち時間はそこそこでした
天ぷらの他にご飯と具だくさんのお味噌汁、漬物、小鉢が付いてきます
味噌汁は出汁の風味もよく、美味しかったです
天ぷらは8品
蓮根、海老、インゲン、茄子、はまち、京芋、穴子、ぶり鶏
まずは蓮根からサクりと・・・美味い!(*^_^*)
今までに食べたことが無いようなすっきりと雑味の無い味わい
しっかりしてるのになんとなくとらえどころの無いような・・・
海老、インゲン、茄子と美味しくいただきました
そしてここからが本番
味覚が鋭敏で無いというのもありますが・・・何を食べてるのか判らない!(~_~;)
たとえば海老芋はこんな感じ
「このあっさり感はむかご?いや、もうちょっと味に色があるし、こんな大きさのむかごなんてない。前に食べた辛味大根に似てる?いやちょっとでんぷんの粉っぽい感じがする。味の濃いサツマイモ系ではないだろうし、ジャガイモの珍しい品種?・・・いや、この味は記憶にある。てんぷら以外で何処かで食べたことがある味だ。しかし、なんだ?なんだ??なんなんだぁ~!!!」
「知ってる味だけど、何だか特定できない」という状態で後半は完敗
最後、お店の方に聞いてやっと合点がいった次第です
正直、前半も原型留めてなかったら判らなかったかも・・・(~_~;)
後で何が違うんだろうと考えてみて思い当たったのが「解脱して一皮向けて本質だけ残ってる」ような感じ
アクがないというのか「我」が無いというのか、ゆるぎない美味さはあるのに色が無い
久々に衝撃を受けた食事でした
天ツユと岩塩とありまして、どちらも試しましたが、この天ぷらには天ツユの方があっているマッチするのかな
さらりとした魚介の風味豊かな天ツユの美味さもさることながら、天ぷらがすっきり系なので塩だとちょっと塩の主張が強く出すぎな感じがします
それと、ツユにくぐらせると余分な油も落ちるので(*^_^*)
-----(2014.10)

  • 天ぷら定食(2015.10)
  • 天ぷら定食のアップ(2015.10)
  • 外観(2015.10)

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10位

鉄板焼ステーキハウス 一立園 (烏丸御池、丸太町(京都市営)、京都市役所前 / ステーキ、鉄板焼き)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/11訪問 2015/11/30

高倉二条のステーキ屋さん

高倉二条南西角にあるステーキ屋さんです
煉瓦調のタイル貼りのマンションの1F
正面はグレイの打ちっ放しコンクリート部分とダークブラウンの立て板部分のモノトーン調
入口に家紋入りの看板が掲げられておりシンプルで重厚な雰囲気が漂っています
店内は鉄板のあるカウンターがメインでテーブル席が1卓
白と黒のモノトーンがベースの落ち着いた空間です

ランチコースは2500円と5000円の2種類で、2500円の方をオーダー
まずは前菜
剣先イカの明太子和え、生湯葉の北海道産イクラ乗せ、生麩田楽の3品
明太子和えは出汁が効いてマイルドな辛さに
むちっとしたイカとたらこのプチプチの食感がいい感じでした
湯葉とイクラはぷちんと潰れて広がるイクラの濃厚な味わいがしっとり淡白な湯葉の味わいを飾るように浮かび上がらせていました
田楽の生麩は蓬麩
濃厚な味噌の味わいの後からほんのりと広がる蓬の風味が何ともいえないです
次に出てきたのはポタージュスープ
甘味が強くまろやかで、コーンの美味しさをしみじみと堪能できました
続いては焼き野菜
玉ねぎ、茄子、人参、ピーマン、薩摩芋、赤こんにゃくの6種類
調味料はニンニク醤油、わさび、お塩
味がつけてあるのでそのままでも、という事だったので、まずはそのまま
野菜それぞれの味がよく判り、美味しくいただけました(*^_^*)
ニンニク醤油などを使うと味に奥行きがでて、これもまたいいですね
食べ終わった後は豆腐サラダでさっぱりクールダウン
そしてメインのお肉さんは100gの国産牛です
ミデアムレアでお願いしました
目の前で焼かれてフランベされてカットされてる様子を見ているとテンション上がりますよねぇ(*^_^*)
お行儀よく見ててお皿に盛られた後にしか写真撮らなかったのでイマイチ迫力に欠ける絵しかないのがちょっと残念(~_~;)
柔らかなお肉はじわっと旨みを振りまきながら溶けていくよう
最近わさび好きになってきたのでわさびを絡めながらお肉を目いっぱい堪能しました
お肉の下に敷いてあったパンは次の一品、モヤシロールに早変わり
しゃくしゃくっと小気味よい食感でいただきました
〆のごはんと赤だし
ふっくらと弾力があり、そろった粒がぱらっと弾ける感じでお米がめっちゃ美味しかったです
デザートはバニラアイス
程よい甘さですっきりと口の中も涼しく食事を終えました
店主さんの家は代々茶摘みの籠を作る職人さんだったそうで、業種は違えど9代目としてその名前を受け継いだのが店名「一立園」の由来だそうです

  • 前菜(2015.11)
  • 前菜のアップ(2015.11)
  • コーンポタージュ(2015.11)

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