ひらっち0104さんが投稿した鴨川(北海道/帯広)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

ひらっち0104のレストランガイド

メッセージを送る

この口コミは、ひらっち0104さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

閉店鴨川帯広/豚丼

1

  • 昼の点数:4.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/11 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

頑固なまでに伝統を継承、帯広の豚丼はこれだ

前情報では「子供さんお断り 」「かつ丼ありません」などの張り紙があると聞いていたので、正直どんなに頑固で偏屈なおじさんがいるのかと思っていました。

また、豚丼の老舗「鴨川」さんは、昼前後しか開店いないため、時間が合わなかったり、行っても臨時で休んでいたりと入店は叶わずにいました。

そうしているうちに、私の頭の中には、謎の怪獣のイメージがどんどん膨らんで、どんな人だろうと想像ではち切れんばかりになっていたのです。

しかしそれは全くの思い違いで、豚丼はものすごく美味しく、それ以上におじさんはものすごくいい人でした。
にこやかで話好き、こんなにも楽しく居心地良く豚丼を食べたのは初めてでした。

正午少し前に店に入ったときには、既に2テーブルの小上がりが満席。カウンターに座っていると程なく2人の常連らしき方も入店されました。

その常連さんは、2人とも「ご飯と肉少なめね」 と豚丼を注文。
ご飯は分かるけど肉まで少なくするの… もったいないなぁと思っていましたが、そうです、あとで分かりましたが、ここの豚丼は他店よりも盛りが多めなのです。

このお店は、味噌豚丼も有名なのですが、私は初入店ということもありスタンダードなしょうゆだれをいただきました。

少し山になるぐらいのご飯にタップリの肉。
それが合わさって、豚丼の外観は山盛りになっています。

私は、いつものように肉を脇に寄せて、まずはご飯を。

うまい!
この時点でうまい。

秘伝のタレとご飯が見事にベストマッチ。
肉に食らいつくと、これまた美味しい。

このお店は、フライパンで肉を焼きタレを絡ませるタイプの豚丼で、口にしやすい大きさながらも厚みがある食べ応えのあるもの。
豚丼の基本を捉えた、直球ストライクの最上級の美味しさです。

フライパンで調理するというのも、実はおじさんのこだわりがあるのでした。

正式に豚丼という料理ができたのが昭和21年。それが鴨川の創業年だそうです。
当時、帯広の食堂同士が話し合い、豚丼というメニューを統一し、そして調理はフライパンでするということに決められたそうです。
だから、鴨川さんは肉は炭で焼かず、フライパン調理にこだわっているのです。

炭で焼くほうが、多くのお客さんが来たときに、多くの豚丼を作りやすいという利点もあって、炭焼きのお店が増えてきたようです。
おじさんは「実はフライパンのほうが手間は掛かるんだけどね。うちの豚丼が本当なんだよ」と教えてくれました。

初の「鴨川」さん訪問は意外な出会いがあり、私にとって非常に思い出深く楽しいものとなりました。

また、おじさんに会いに行くのが楽しみです。

  • 豚丼

2011/11/25 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ