この口コミは、ひらっち0104さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
-
昼の点数:4.5
-
~¥999 / 1人
-
-
料理・味 4.5
-
|サービス 4.0
-
|雰囲気 4.0
-
|CP 3.5
-
|酒・ドリンク -
-
-
[ 料理・味4.5
-
| サービス4.0
-
| 雰囲気4.0
-
| CP3.5
-
| 酒・ドリンク- ]
頑固なまでに伝統を継承、帯広の豚丼はこれだ
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-10472432 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-10472432","content_type":"ReviewImage","content_id":10472432,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
豚丼
{"count_target":".js-result-ReviewImage-10472433 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-10472433","content_type":"ReviewImage","content_id":10472433,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-10472434 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-10472434","content_type":"ReviewImage","content_id":10472434,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
2011/11/25 更新
前情報では「子供さんお断り 」「かつ丼ありません」などの張り紙があると聞いていたので、正直どんなに頑固で偏屈なおじさんがいるのかと思っていました。
また、豚丼の老舗「鴨川」さんは、昼前後しか開店いないため、時間が合わなかったり、行っても臨時で休んでいたりと入店は叶わずにいました。
そうしているうちに、私の頭の中には、謎の怪獣のイメージがどんどん膨らんで、どんな人だろうと想像ではち切れんばかりになっていたのです。
しかしそれは全くの思い違いで、豚丼はものすごく美味しく、それ以上におじさんはものすごくいい人でした。
にこやかで話好き、こんなにも楽しく居心地良く豚丼を食べたのは初めてでした。
正午少し前に店に入ったときには、既に2テーブルの小上がりが満席。カウンターに座っていると程なく2人の常連らしき方も入店されました。
その常連さんは、2人とも「ご飯と肉少なめね」 と豚丼を注文。
ご飯は分かるけど肉まで少なくするの… もったいないなぁと思っていましたが、そうです、あとで分かりましたが、ここの豚丼は他店よりも盛りが多めなのです。
このお店は、味噌豚丼も有名なのですが、私は初入店ということもありスタンダードなしょうゆだれをいただきました。
少し山になるぐらいのご飯にタップリの肉。
それが合わさって、豚丼の外観は山盛りになっています。
私は、いつものように肉を脇に寄せて、まずはご飯を。
うまい!
この時点でうまい。
秘伝のタレとご飯が見事にベストマッチ。
肉に食らいつくと、これまた美味しい。
このお店は、フライパンで肉を焼きタレを絡ませるタイプの豚丼で、口にしやすい大きさながらも厚みがある食べ応えのあるもの。
豚丼の基本を捉えた、直球ストライクの最上級の美味しさです。
フライパンで調理するというのも、実はおじさんのこだわりがあるのでした。
正式に豚丼という料理ができたのが昭和21年。それが鴨川の創業年だそうです。
当時、帯広の食堂同士が話し合い、豚丼というメニューを統一し、そして調理はフライパンでするということに決められたそうです。
だから、鴨川さんは肉は炭で焼かず、フライパン調理にこだわっているのです。
炭で焼くほうが、多くのお客さんが来たときに、多くの豚丼を作りやすいという利点もあって、炭焼きのお店が増えてきたようです。
おじさんは「実はフライパンのほうが手間は掛かるんだけどね。うちの豚丼が本当なんだよ」と教えてくれました。
初の「鴨川」さん訪問は意外な出会いがあり、私にとって非常に思い出深く楽しいものとなりました。
また、おじさんに会いに行くのが楽しみです。