この口コミは、前頭六甲山さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数：4.3
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￥1,000～￥1,999 / 1人
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料理・味 4.1
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.2
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|CP 3.9
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|酒・ドリンク 4.2
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［ 料理・味4.1
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.2
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| CP3.9
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| 酒・ドリンク4.2 ］
お店の人も店も器も感じよし
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2024/01/13 更新
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ここは何年も前からずっと行きたかったお店でした。
…場所がなかなか微妙でして。世界的観光地清水寺の近くと言えば近くですが、観光のついでに行けるところでもなく。駅（多分最寄り駅は京阪電車の清水五条駅）からは結構歩くうえに、微妙に上り坂。
今回、京都国立博物館に行くついでに食べログチェックしてみると、意外に博物館に近いことを知る。ではこの機会に行ってみるか！…と決意していってまいりました。
…さすが観光トップシーズンの京都、思いっきりオーバーツーリズムの被害を喰らったバスに乗ってしまいえらい目にあいましたが（汗）這う這うの体で「五条坂」バス停で下車、そこから東山通を南に下り、途中で１車線の道（渋谷通という）を西に曲がると、のれんが下がっている町屋があるのですぐわかりました（ただし、渋谷通の交差点は標識も何にも出ていないのでナビは必須ですね）
微妙な立地にあるお店ですが、ほぼ満席に近い状態でした。カウンターにわずかに空席があったので、そこに座りました。
お店は公式HPにも書いてありますが、オーナーの祖父・父が営んでいた清水焼の工房があったという町屋です（店名もこの工房の屋号からとられているらしい）。いわゆる「ウナギの寝床」の細長い典型的京町屋ではないですが、簡素な中庭があってカウンターから見え、風情があります。
店員はあのイノダコーヒーで修業したことで有名なオーナーと、あと女性が2，3名。カウンターから見える奥に焙煎室があったのですが、そこに男性が1名（焙煎専属の方かな？）。
注文はすぐに聞きに来てくれました。ここの名物は3種類あるブレンドコーヒー。迷ったのですが、結局メニューのトップに書いてある「市川屋ブレンド」にする。また、お昼時にかかったので、唯一のライスメニュー「オムライス」を注文。
カウンター席の面白いのは、中の調理の様子が見えることでして、私の座った席からは鬼のように注文が来ていたたまごサンドを作っている様子がよく見えました。たまごサンドはこの店一番人気のフードメニューみたいです（雑誌でよく紹介されているのは季節のフルーツサンドですが）。コーヒーはイノダスタイルの「お玉とネルドリップ」…ではなかったです。さすがにお玉は使ってなかった（汗）
と、そうこうしているうちにコーヒー到着。ここの名物のオリジナル清水焼コーヒーカップに入ったもので、さすがカップの口当たりが柔らかです。コーヒー自体は思ったよりさっぱり味。数分遅れてオムライス到着。オムライスはデミグラスソースがたっぷりかかり、ライスがたまごでくるまれているスタイルです。そうそう、ライスが白ご飯というのが珍しいかも。この日は天気が悪く、寒くなってきたので熱々のオムライスは体にしみわたりました。
天気が悪くなったといえば、軒先で雨宿りしていた人が数名いたのですが、お店の方が「よかったら中でどうぞ」と声をかけ寺れたり、フレンドリーな対応が感じ良かったです。
追記）名物のコーヒーカップは販売もされているのですが、以前は1客８０００円台だったのが、今回見たら１１０００也…さすがに即決できずに買って帰れなかった。ああ、数年前に迷ったときに買っておくべきだったと激しく後悔しました。（ついでに馬町コーヒーブレンド用の、白地に絵柄の入ったカップはその時点では売り切れでした…）