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コロコロ
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1回
夜の点数:4.5
昼の点数:4.5
2012/08 訪問
噂のハイアットリージェンシー箱根
【2012.9,3 追記】 ハイアットリージェンシー箱根 リーゾート&スパ再訪昨年に引き続きハイアットに宿泊しました。昨年、宿泊をして好感触を得たホテル。再度、泊まってみたいと思う宿というのは、それほど多いものではありません。こちらは、再訪したいと思う宿としてノミネートされました。とても居心地がよくて、昨年のチェックアウトの際、サンキューメッセージをフロントで渡していました。そしたら、支配人さんからお返事が届くという細やかさ。定型文ではなく、残したメッセージの内容を反映させた内容です。そんなことも、再訪を促すきっかっけになります。エントランスに着くとただよう硫黄臭。こちらの温泉は、大涌谷からお湯を引いていて、その香りなのだそうです。その香りに、なんだか帰ってきたという感覚にさせられました。チェックインの手続きをしながら、わかったのですが、昨年、受けることができたゴールドパスポートのサービスが、変更になっていました。お部屋へのコーヒーサービスや、チェックアウトの延長などがなくなってしまったそう。ちょっと残念でしたが、それを補う心地よさがありました。ペットボトルの1リットルボトルが、お部屋に用意されている宿は、これまで経験したことがありません。さらに500mlが2本。ターンダウンサービスをお願いしたら、さらにお水が用意されていました。アメニティーも変更されたようで、私の好みの香りのものでした。------------------------------【2011.8.30記】 初訪問かねてから訪れてみたかった噂のハイアットリージェンシー箱根。評判のよいホテルですが、人の感じ方はいろいろで、ホテルの顔のような暖炉のニオイも好き嫌いがあったり、概ね好評のフレンチにも好みがあるようです。自分に合うホテルなのか確かめてみたいと思い訪れてみました。暖炉のあるリビングルームでのフリードリンクについてはこちらに↓ →●リビングルーム →思い思いのドリンクタイムフレンチは、ダイニングルームでレポしております。 →●ダイニングルーム フレンチ → 肩肘はらなくてよいフレンチ■レセプション 待つ時間も優雅チェックインには早い13:00頃の受付。混んでいる様子はありませんでしたが、椅子に座ってお待ち下さいとのこと。ミニ丸テーブルをはさんだウッディな椅子。ロビーが見渡せ、ちょっと振り返ると、暖炉を携えたリビングルームも見下ろせる位置。ここに座っているとおちついてきます。エントランスに足を踏み入れた瞬間も、シティーホテルにはないゆるやかさと、リゾート感あふれる空気を感じさせられましたが、これからここで過ごす、ゆったり流れていきそうな時間や、癒されてくつろげそうな感じまで伝わってきました。2階と1階の両方を見渡せる位置にある椅子。上と下の空間に視線を行き来させながら、暖炉のあるリビングで思い思いにくつろいでいる人たちを遠目に眺められる位置がとてもよかったのかなぁとあとになって思いました。きっと中央の椅子とテーブルでは、こんな感覚は味わえなかったような気がします。ここから、私はエステ。主人はお風呂に。エステの終了はチェックインの15:00を過ぎてしまうのですが、時間になったら、フロントに行けば部屋に入れるとのこと。お風呂上がりはリビングでビールでも飲みながら待機。と思っていたらしいのですが、本を読んでいたらウトウト寝てしまったそう。そしたらちゃんと、名前を呼ばれて、起こしに来てくれ、お部屋に案内していただけ感心していました。私はエステが終わって係りの方に案内されてお部屋に。■お部屋の飲み物部屋に入るなり、何? この香り?コーヒーの良い香りが漂っています。どんなコーヒー、飲んでるの? と思ったら、UCCのパックコーヒーでアロマタイプでした。パックにアロマが封じ込められているようで、パックコーヒーでも、こんなに香りがいいんだ…とちょっとびっくり。この香りからコーヒーもきっと美味しいんだろうと想像されます。他にもおしゃれなパッケージの、緑茶、プアール茶、紅茶が用意されています。普段はコーヒー党なので飲むこともなく、持ち帰らずに置いてきてしまうのですが、エステ横のショップでこれらのお茶がお土産として売られているのを見たので、しっかり、持ってきてしまいました(笑)飲んだ飲み物は、ターンダウンの時に、補充されます。このコーヒーが補充されました。担当の方に、「とっても香りがいい、コーヒーですね。 エステから帰ってきた時に、主人が飲んでたのですが、 いい香りが漂っていてびっくりしました」と伝えたら、「どうもありがとうございます」ととても丁寧なお返事。その会話の時はまだ飲んでいなかったので、味や香りを自分で試してなかったのですが、夕食後、飲んでみました。ポットはティファール。初めてでしたが、注ぎ口がコーヒーを蒸らすのに使いやすいです。ところが……あの香りが全く感じられないのです。あれれ? でした。そして香りから想像したお味とは違って普通…(笑)ちょっと褒めすぎちゃったかも(笑)ところが、このコーヒーを次の宿で、主人が飲んでいるところに、私が温泉から部屋に戻ったら!すっごいコーヒーのよい香り……なぜか、外から入ってくるととっても香るコーヒーのようです(笑)■モーニングコーヒーゴールド会員にはモーニングコーヒーのサービスがあると聞き、早速会員の登録しておきました。勝手に、ルームサービスと同じコーヒー提供だと思っておりました。前夜、ティーセットの周りの引き出しを開けたら白いテーブルクロスが入っているのを見て、へ〜 このテーブルにクロスを敷いてモーニングコーヒーが提供されるわけね。と思ってしまったのです。ルームサービスは、着替えずにくつろいだカッコでいいと言わるものの、着替えてしまいます。昼食に備え早めの朝食をするためには、一番の提供時間にお願いせねばと、7時に依頼。お部屋にセットされると思っていたので、ざっと片づけて。それから、海峯楼で使い損ねたブルガリのジャワージェルを使うには、このモーニングコーヒー前に、シャワーを浴びておかなければ…コーヒーを飲んだあと、シャワータイムにすると、朝食時間が遅れ、ランチに影響してしまいます。朝食後は、温泉に行きたいし…そんなわけで、モーニングコーヒーのために、早くから起き、バブルバスに入り、部屋をちょちょっと片づけ、身支度をして、7:00〜7:30の提供に備えて待機していました。ピンポ〜ン そしてドアを開けると、木製トレーを持った方から、それをそのまま引き渡されました。そうか…… ゴールドパスポートの無料サービスで、それぞれテーブルセットまでしてたら大変のことですよね…コーヒーはポットで提供されています。でも、このあとすぐに朝食。朝食に行けば、すぐにコーヒーも飲めるので一杯だけ。朝食後、部屋に戻って、箱根に来てから書こう書こうと思って書けなかった手紙を書きながら残りをいただくことにしました。その他のお部屋の飲み物は有料。最近、ドリンクフリーの旅館が多くなり、有料に抵抗感を持つようになりましたが、こちらでは、リビングルームのドリンクフリーが、それを補った上に、上回る充実感があります。ということで、以下は施設に関していろいろ------------------■バスルームバスルームは温泉ではありませんが、洗い場がとても広く椅子と桶も用意されています。シャワーエリアと着替えのドアの密閉度がとても高く、全く水漏れがしていません。この手のつくりの場合、シャワーの水が、漏れ出すということが比較的多い気がします。上がったあと、バスマットがビチョビチョで、あちゃ〜ということが、あるのですが、その心配が全くありませんでした。タオルドライがあります。エコの取り組みの一貫で、連拍の際のタオル交換を減らす努力が。(電気を使って乾かすのと果たして?)■ゆかたこのホテルのホスピタリティーの全てが、ここで提供される「浴衣」に現れている気がしました。ロビーで待ちながら館内を浴衣で歩く宿泊客。旅館のそれとは違う、優雅さやおちつきが漂っている気がしました。浴衣のデザインがオシャレ。市松模様のようでもあり、中国の篆刻も想像させる茶色の四角いパターン。その中に白抜きの「h」「A」のハイアットの文字。(と思っていたら「h」「y」だそうです)(源氏香図 という源氏物語を利用した香道で使われる 図案にも似ている・・・・とは『一流ホテルのつくり方』より)私にはこのデザインが、山あいに木々が立っている様子を表しているようにも見え、和を感じさせつつも、シノワズリーの雰囲気も備え、そして箱根の山々も感じさせる秀逸なデザインに思えました。男女、一緒というのも館内の色の反乱を抑え、ブラウンを基調としたインテリアに違和感なく溶け込んでいる気がします。ロゴがうまくデザインされているため嫌味がありません。これと同じデザインの巾着袋も用意されていています。この手の巾着、旅館マークが入っていて、他で使おうとすると、気恥しくて使えないのですが、これなら使えるかな?浴衣でホテルの時間を過ごす。このミスマッチを、デザインされた浴衣が、緩衝剤の役を担っている気がしました。そして半纏も斬新。丸みを帯びたライン。ポンチョやカーディガンをイメージさせ、可愛いい。でも、男性にはどうなのかしら? と思ったのですが違和感がありません。ボタンがあってこのボタンは?きっと冬の対策だろうと思っていたら、案の定、ファーが着くのだそうです。夜の12時すぎ、お風呂上がりに、誰もいないロビーのパンフレットを見ていました。すると奥からさりげなくスタッフの方が出ていらして、「何かございましたら…」とお声をかけていただきました。二言、三言交わしながら、「半纏のボタンのことや、デザインが素敵ですね」と話していたら、「ショップでも扱っているのでよろしかったら…」と。浴衣はホテル内用と就寝用の二反が用意されています。しかもその2枚は、同じものでなく、生地の感触が違うものでした。就寝用は、やわらかく寝心地もよいよう肌触りのよい素材です。ハイアットのサービスをハイアットタッチという言葉で表されるそうですが、随所にそれを感じさせられました。ちょっと先を読んで寄り添うサービス。求めなくても、静かに近くに待機している。そんな印象を受けました。(ハイアットタッチって、商標登録されている言葉なんですね)半纏、オシャレだったのですが、いざ、これを家で着るかと行ったら……(笑)ホテルグッズって、そこにあるからこそよいのであって、いざ、家に持ち込むと…っていうのよくありますよね。家にホテルのような雰囲気がないので(笑)■ギャラリースパに併設されたショップで扱われているアイテムもオシャレ。箱根細工は新進気鋭の作家さんもので、洗練されたデザインです。いわゆる箱根細工のデザインは、今のインテリアになじみにくいですが、こちらで扱われているものは、温故知新といった感じのものになっています。ホテルオリジナルのケーキも、おしゃれなパッケージ。でもちょっとお高め。お土産にずっと迷っていましたが見合わせました。レストランなどで、お味見の機会があるとよいのですが。翌日、チェックアウト直前にお風呂に入ってから、ショップに立ち寄ると人はおらず、少しお話ができました。お風呂のシャンプーは日替わり。翌日、変わっているかと思っていたのですが、入れ替えは12時過ぎだそうです。そして、気になっていたこのホテルオリジナルの、アロマキャンドル。IZUMI15000円というお値段にはびっくり。火を点すと暖炉の薪が燃えるときのようなパチパチとした音とともに独特なやさしい光を放ちながら、植物系の爽やかな香りを振りまく。というその香りとはいかなるものか。そして暖炉のパチパチ感は…… と思っていたので、こちらはどのような香りなんですか? と伺うとお試しいただけますとのこと。 わ〜、ラッキー〜香りがたつまでお時間がかかるので…ということで、その間に、ラベンダー話をいろいろ伺えたのでした。木々のような香りで抵抗感はありません。しかし、香りに対し異常なまでのアレルギーがある主人にはやはりむずかしそうかな…それと、きっと、私自身が、最初だけで飽きるから…(笑)しかしながら、ここにも、こうしてもらえたらうれしいな…それを先読みする接客がありました。■驚きのターンダウンそしてこちらのサービスで一番、衝撃的だったのがターンダウンサービス。夕食中にお願いしていたのですが、テレビを見ていて、離れられなくなり、お食事時間が過ぎていました。「トントン」とノックの音。お願いしていたターンダウンのサービスです。テレビを見ながらお願いをしました。旅館でお布団敷きにこられる時も、その間、どうしようと… 戸惑うのですが、ホテルのターンダウンというのも、その間の間をもたせるのが・・・と思って、いつも食事時か、外出の時間にお願いしておりました。こちらのターンダウンは、おばちゃんぽくないと伺っていたように、一般的には、委託のルーム係りの方が、ベッドを直されるのだと考えられ、なんとなく雰囲気は想像されます。ところが、こちらのルーム係りの方は、フロアにいるスタッフと同じ制服(?)を着ていて、実にキビキビと無駄のない動きで、ベッドメイクを始められました。それがなんと言ったらよいのか、空手の型のように、べッドメイキングにも「型」があるかのような動きで、効率よく動くための足の動きも、ステップのように動いているのです。「めくる」「整える」といった一つ一つの動きが、ビシッ、ピシッと決まり美しく見惚れてしまう動きでした。と言っても、それを注視するわけにいかないので、顔はテレビの方を向きつつ、意識はその動きを追っていました。そして、ベッドの反対側に動く際、テレビの前を通らなくてはいけなかったのですが、その時も、テレビの前で腰を下げ、私たちの視界を遮らないような配慮まで…もう、その全ての動きに圧巻でした。通常、ターンダウンは、宿泊者の目に触れないところで行われることが多いと思われます。そのあまり目に触れない作業に、このような細やかな配慮がされており、このキビキビした動きは、日頃の積み重ねによるものと思われます。誰もいない場所での作業だから、ズルズルといったことは、微塵も感じさせませんでした。そして、夜お風呂に行こうと、フロントの前を通ると、ロビーのデスクにこの方が座っていらしたのでした。ハイアット箱根では、フロントに出られる方まで、ベットメイキングをしていらっしゃるんだ…全員野球ではないですが、スタッフのお一人お一人が、一丸となってお客様のために…と、セクションの壁を取り払って業務にあたっているのだと思いました。ハイアット関連レビューを、下記にまとめました。============================【ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ】 関連●ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ → 噂のハイアットリージェンシー箱根●リビングルーム →思い思いのドリンクタイム●ダイニングルーム フレンチ → 肩肘はらなくてよいフレンチ●ダイニングルーム 鮨 → 絶妙のサービスが味を引き立てる==========================
2012/09/08 更新
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合コン
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一人で入りやすい
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日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
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カウンター席
ソファー席
座敷
【2012.9,3 追記】 ハイアットリージェンシー箱根 リーゾート&スパ再訪
昨年に引き続きハイアットに宿泊しました。
昨年、宿泊をして好感触を得たホテル。
再度、泊まってみたいと思う宿というのは、それほど多いものではありません。
こちらは、再訪したいと思う宿としてノミネートされました。
とても居心地がよくて、昨年のチェックアウトの際、
サンキューメッセージをフロントで渡していました。
そしたら、支配人さんからお返事が届くという細やかさ。
定型文ではなく、残したメッセージの内容を反映させた内容です。
そんなことも、再訪を促すきっかっけになります。
エントランスに着くとただよう硫黄臭。
こちらの温泉は、大涌谷からお湯を引いていて、
その香りなのだそうです。
その香りに、なんだか帰ってきたという感覚にさせられました。
チェックインの手続きをしながら、わかったのですが、
昨年、受けることができたゴールドパスポートのサービスが、
変更になっていました。
お部屋へのコーヒーサービスや、チェックアウトの延長などがなくなってしまったそう。
ちょっと残念でしたが、それを補う心地よさがありました。
ペットボトルの1リットルボトルが、お部屋に用意されている宿は、
これまで経験したことがありません。
さらに500mlが2本。
ターンダウンサービスをお願いしたら、
さらにお水が用意されていました。
アメニティーも変更されたようで、私の好みの香りのものでした。
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【2011.8.30記】 初訪問
かねてから訪れてみたかった噂のハイアットリージェンシー箱根。
評判のよいホテルですが、人の感じ方はいろいろで、
ホテルの顔のような暖炉のニオイも好き嫌いがあったり、
概ね好評のフレンチにも好みがあるようです。
自分に合うホテルなのか確かめてみたいと思い訪れてみました。
暖炉のあるリビングルームでのフリードリンクについてはこちらに↓
→●リビングルーム →思い思いのドリンクタイム
フレンチは、ダイニングルームでレポしております。
→●ダイニングルーム フレンチ → 肩肘はらなくてよいフレンチ
■レセプション 待つ時間も優雅
チェックインには早い13:00頃の受付。
混んでいる様子はありませんでしたが、椅子に座ってお待ち下さいとのこと。
ミニ丸テーブルをはさんだウッディな椅子。
ロビーが見渡せ、ちょっと振り返ると、暖炉を携えたリビングルームも見下ろせる位置。
ここに座っているとおちついてきます。
エントランスに足を踏み入れた瞬間も、シティーホテルにはない
ゆるやかさと、リゾート感あふれる空気を感じさせられましたが、
これからここで過ごす、ゆったり流れていきそうな時間や、
癒されてくつろげそうな感じまで伝わってきました。
2階と1階の両方を見渡せる位置にある椅子。
上と下の空間に視線を行き来させながら、
暖炉のあるリビングで思い思いにくつろいでいる人たちを遠目に眺められる位置が
とてもよかったのかなぁとあとになって思いました。
きっと中央の椅子とテーブルでは、こんな感覚は味わえなかったような気がします。
ここから、私はエステ。主人はお風呂に。
エステの終了はチェックインの15:00を過ぎてしまうのですが、
時間になったら、フロントに行けば部屋に入れるとのこと。
お風呂上がりはリビングでビールでも飲みながら待機。
と思っていたらしいのですが、本を読んでいたらウトウト寝てしまったそう。
そしたらちゃんと、名前を呼ばれて、起こしに来てくれ、
お部屋に案内していただけ感心していました。
私はエステが終わって係りの方に案内されてお部屋に。
■お部屋の飲み物
部屋に入るなり、何? この香り?
コーヒーの良い香りが漂っています。
どんなコーヒー、飲んでるの? と思ったら、
UCCのパックコーヒーでアロマタイプでした。
パックにアロマが封じ込められているようで、
パックコーヒーでも、こんなに香りがいいんだ…
とちょっとびっくり。
この香りからコーヒーもきっと美味しいんだろうと想像されます。
他にもおしゃれなパッケージの、
緑茶、プアール茶、紅茶が用意されています。
普段はコーヒー党なので飲むこともなく、
持ち帰らずに置いてきてしまうのですが、
エステ横のショップでこれらのお茶がお土産として売られているのを見たので、
しっかり、持ってきてしまいました(笑)
飲んだ飲み物は、ターンダウンの時に、補充されます。
このコーヒーが補充されました。
担当の方に、
「とっても香りがいい、コーヒーですね。
エステから帰ってきた時に、主人が飲んでたのですが、
いい香りが漂っていてびっくりしました」
と伝えたら、
「どうもありがとうございます」と
とても丁寧なお返事。
その会話の時はまだ飲んでいなかったので、
味や香りを自分で試してなかったのですが、
夕食後、飲んでみました。
ポットはティファール。初めてでしたが、
注ぎ口がコーヒーを蒸らすのに使いやすいです。
ところが……
あの香りが全く感じられないのです。
あれれ? でした。
そして香りから想像したお味とは違って普通…(笑)
ちょっと褒めすぎちゃったかも(笑)
ところが、このコーヒーを次の宿で、
主人が飲んでいるところに、私が温泉から部屋に戻ったら!
すっごいコーヒーのよい香り……
なぜか、外から入ってくるととっても香るコーヒーのようです(笑)
■モーニングコーヒー
ゴールド会員にはモーニングコーヒーのサービスがあると聞き、早速会員の登録しておきました。
勝手に、ルームサービスと同じコーヒー提供だと思っておりました。
前夜、ティーセットの周りの引き出しを開けたら白いテーブルクロスが入っているのを見て、
へ〜 このテーブルにクロスを敷いてモーニングコーヒーが提供されるわけね。
と思ってしまったのです。
ルームサービスは、着替えずにくつろいだカッコでいいと言わるものの、
着替えてしまいます。
昼食に備え早めの朝食をするためには、
一番の提供時間にお願いせねばと、7時に依頼。
お部屋にセットされると思っていたので、ざっと片づけて。
それから、海峯楼で使い損ねたブルガリのジャワージェルを使うには、
このモーニングコーヒー前に、シャワーを浴びておかなければ…
コーヒーを飲んだあと、シャワータイムにすると、朝食時間が遅れ、ランチに影響してしまいます。
朝食後は、温泉に行きたいし…
そんなわけで、モーニングコーヒーのために、
早くから起き、バブルバスに入り、部屋をちょちょっと片づけ、身支度をして、
7:00〜7:30の提供に備えて待機していました。
ピンポ〜ン
そしてドアを開けると、木製トレーを持った方から、
それをそのまま引き渡されました。
そうか…… ゴールドパスポートの無料サービスで、
それぞれテーブルセットまでしてたら大変のことですよね…
コーヒーはポットで提供されています。
でも、このあとすぐに朝食。
朝食に行けば、すぐにコーヒーも飲めるので一杯だけ。
朝食後、部屋に戻って、
箱根に来てから書こう書こうと思って書けなかった手紙を書きながら
残りをいただくことにしました。
その他のお部屋の飲み物は有料。
最近、ドリンクフリーの旅館が多くなり、
有料に抵抗感を持つようになりましたが、
こちらでは、リビングルームのドリンクフリーが、
それを補った上に、上回る充実感があります。
ということで、以下は施設に関していろいろ
------------------
■バスルーム
バスルームは温泉ではありませんが、
洗い場がとても広く椅子と桶も用意されています。
シャワーエリアと着替えのドアの密閉度がとても高く、
全く水漏れがしていません。
この手のつくりの場合、シャワーの水が、
漏れ出すということが比較的多い気がします。
上がったあと、バスマットがビチョビチョで、あちゃ〜ということが、
あるのですが、その心配が全くありませんでした。
タオルドライがあります。
エコの取り組みの一貫で、連拍の際のタオル交換を減らす努力が。
(電気を使って乾かすのと果たして?)
■ゆかた
このホテルのホスピタリティーの全てが、ここで提供される
「浴衣」に現れている気がしました。
ロビーで待ちながら館内を浴衣で歩く宿泊客。
旅館のそれとは違う、優雅さやおちつきが漂っている気がしました。
浴衣のデザインがオシャレ。
市松模様のようでもあり、中国の篆刻も想像させる
茶色の四角いパターン。
その中に白抜きの「h」「A」のハイアットの文字。
(と思っていたら「h」「y」だそうです)
(源氏香図 という源氏物語を利用した香道で使われる
図案にも似ている・・・・とは『一流ホテルのつくり方』より)
私にはこのデザインが、山あいに木々が立っている様子を
表しているようにも見え、
和を感じさせつつも、シノワズリーの雰囲気も備え、
そして箱根の山々も感じさせる秀逸なデザインに思えました。
男女、一緒というのも館内の色の反乱を抑え、
ブラウンを基調としたインテリアに違和感なく溶け込んでいる気がします。
ロゴがうまくデザインされているため嫌味がありません。
これと同じデザインの巾着袋も用意されていています。
この手の巾着、旅館マークが入っていて、他で使おうとすると、
気恥しくて使えないのですが、これなら使えるかな?
浴衣でホテルの時間を過ごす。
このミスマッチを、デザインされた浴衣が、緩衝剤の役を担っている気がしました。
そして半纏も斬新。
丸みを帯びたライン。ポンチョやカーディガンをイメージさせ、可愛いい。
でも、男性にはどうなのかしら? と思ったのですが違和感がありません。
ボタンがあってこのボタンは?
きっと冬の対策だろうと思っていたら、案の定、ファーが着くのだそうです。
夜の12時すぎ、お風呂上がりに、誰もいないロビーのパンフレットを見ていました。
すると奥からさりげなくスタッフの方が出ていらして、「何かございましたら…」と
お声をかけていただきました。
二言、三言交わしながら、「半纏のボタンのことや、デザインが素敵ですね」と話していたら、
「ショップでも扱っているのでよろしかったら…」と。
浴衣はホテル内用と就寝用の二反が用意されています。
しかもその2枚は、同じものでなく、
生地の感触が違うものでした。
就寝用は、やわらかく寝心地もよいよう肌触りのよい素材です。
ハイアットのサービスをハイアットタッチという言葉で表されるそうですが、
随所にそれを感じさせられました。
ちょっと先を読んで寄り添うサービス。
求めなくても、静かに近くに待機している。そんな印象を受けました。
(ハイアットタッチって、商標登録されている言葉なんですね)
半纏、オシャレだったのですが、いざ、これを家で着るかと行ったら……(笑)
ホテルグッズって、そこにあるからこそよいのであって、
いざ、家に持ち込むと…っていうのよくありますよね。
家にホテルのような雰囲気がないので(笑)
■ギャラリー
スパに併設されたショップで扱われているアイテムもオシャレ。
箱根細工は新進気鋭の作家さんもので、
洗練されたデザインです。
いわゆる箱根細工のデザインは、今のインテリアになじみにくいですが、
こちらで扱われているものは、温故知新といった感じのものになっています。
ホテルオリジナルのケーキも、おしゃれなパッケージ。
でもちょっとお高め。お土産にずっと迷っていましたが見合わせました。
レストランなどで、お味見の機会があるとよいのですが。
翌日、チェックアウト直前にお風呂に入ってから、
ショップに立ち寄ると人はおらず、少しお話ができました。
お風呂のシャンプーは日替わり。
翌日、変わっているかと思っていたのですが、
入れ替えは12時過ぎだそうです。
そして、気になっていた
このホテルオリジナルの、アロマキャンドル。IZUMI
15000円というお値段にはびっくり。
火を点すと暖炉の薪が燃えるときのようなパチパチとした音とともに
独特なやさしい光を放ちながら、植物系の爽やかな香りを振りまく。
というその香りとはいかなるものか。
そして暖炉のパチパチ感は…… と思っていたので、
こちらはどのような香りなんですか? と伺うと
お試しいただけますとのこと。
わ〜、ラッキー〜
香りがたつまでお時間がかかるので…ということで、
その間に、ラベンダー話をいろいろ伺えたのでした。
木々のような香りで抵抗感はありません。
しかし、香りに対し異常なまでのアレルギーがある主人には
やはりむずかしそうかな…
それと、きっと、私自身が、最初だけで飽きるから…(笑)
しかしながら、ここにも、
こうしてもらえたらうれしいな…
それを先読みする接客がありました。
■驚きのターンダウン
そしてこちらのサービスで一番、衝撃的だったのがターンダウンサービス。
夕食中にお願いしていたのですが、
テレビを見ていて、離れられなくなり、お食事時間が過ぎていました。
「トントン」とノックの音。
お願いしていたターンダウンのサービスです。
テレビを見ながらお願いをしました。
旅館でお布団敷きにこられる時も、
その間、どうしようと… 戸惑うのですが、
ホテルのターンダウンというのも、その間の間をもたせるのが・・・と思って、
いつも食事時か、外出の時間にお願いしておりました。
こちらのターンダウンは、おばちゃんぽくないと伺っていたように、
一般的には、委託のルーム係りの方が、ベッドを直されるのだと考えられ、
なんとなく雰囲気は想像されます。
ところが、こちらのルーム係りの方は、
フロアにいるスタッフと同じ制服(?)を着ていて、
実にキビキビと無駄のない動きで、ベッドメイクを始められました。
それがなんと言ったらよいのか、
空手の型のように、べッドメイキングにも「型」があるかのような動きで、
効率よく動くための足の動きも、ステップのように動いているのです。
「めくる」「整える」といった一つ一つの動きが、
ビシッ、ピシッと決まり美しく見惚れてしまう動きでした。
と言っても、それを注視するわけにいかないので、
顔はテレビの方を向きつつ、意識はその動きを追っていました。
そして、ベッドの反対側に動く際、
テレビの前を通らなくてはいけなかったのですが、
その時も、テレビの前で腰を下げ、私たちの視界を遮らないような配慮まで…
もう、その全ての動きに圧巻でした。
通常、ターンダウンは、宿泊者の目に触れないところで行われることが多いと思われます。
そのあまり目に触れない作業に、このような細やかな配慮がされており、
このキビキビした動きは、日頃の積み重ねによるものと思われます。
誰もいない場所での作業だから、ズルズルといったことは、微塵も感じさせませんでした。
そして、夜お風呂に行こうと、
フロントの前を通ると、ロビーのデスクにこの方が座っていらしたのでした。
ハイアット箱根では、フロントに出られる方まで、ベットメイキングをしていらっしゃるんだ…
全員野球ではないですが、
スタッフのお一人お一人が、一丸となってお客様のために…と、
セクションの壁を取り払って業務にあたっているのだと思いました。
ハイアット関連レビューを、下記にまとめました。
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【ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ】 関連
●ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ → 噂のハイアットリージェンシー箱根
●リビングルーム →思い思いのドリンクタイム
●ダイニングルーム フレンチ → 肩肘はらなくてよいフレンチ
●ダイニングルーム 鮨 → 絶妙のサービスが味を引き立てる
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