2回
2010/08 訪問
非常に上品な本格天ぷら屋さん
前々から行きたくて、盆休みにようやく行けました。
話題の上天ぷら定食も迷ったけど、懐の都合で日替り定食1000円を頼みました。
日替り定食とは750円の天ぷら定食に日替り一品が付いた物との事。
まず始めに日替り一品の冷やし茶碗蒸しが出てきました。
茶碗蒸しと言っても通常の湯飲みサイズでは無く、大きめな茶碗位のサイズの物をひっくり返して盛って有り、鰹節が飾って有ります。
味はやや濃い目で、具は筍と鶏肉、ウズラの卵、銀杏と言った感じ。
冷して有るせいか、少ししょっぱ目に感じたかな。
メインの天ぷらは、定番の海老、キス、胡瓜、大根、薩摩芋、ゲソ、イカ、モロヘイヤ。
やはり大根は初めはそのまま、次から塩で食べる様に勧められました。
仕事にこだわっている店ならでわですが正直緊張します。
モロヘイヤから食べましたが、とてもサクサクに揚がっており、非常に上質な油を使って揚げている事が分かるアッサリ感。
こんなにアッサリ揚がっている揚げ物は近年食べた事が有りません。
他のレビュアーの方のいくらても食べられる全く胃に持たれないという表現が頷けます。
初体験の大根の天ぷらは衣はカラリ、中はみずみずしくジューシーでお芋類の様にホクホクといった感じ。
同じく胡瓜もやや固めな茄子と言った感じで正直天ぷらに合います。
ご飯のお供に出してくれた自家製フリカケは鰹節と胡麻ベースで甘辛く煮られており、自家製キンショウバイといった感じで食が進みます。
次は是非とも上天ぷら定食に挑戦します。
コスパ最高なマジオススメな名店!
2010/08/12 更新
場所は大江戸線若松河田駅若松町口を出て左側の若松町交差点へ行き、メトロ早稲田駅方面である夏目坂を下った左手
明治17年創業で130年以上の歴史があるお店だとか
店名は初代店主のお名前だそうです。
お座敷で、天ぷら定食刺身付2160円を注文
刺身は鮪赤身、赤貝の身とヒモ、生シラスに茹でた海老に茹でた帆立
コリコリした酢の物(クラゲ?)に沢庵、甘く煮た白豆、自家製オカカふりかけ
天ぷらは名物の大根にさつま芋、海老、キス、イカ身、ふきのとう、沢蟹
荒く大根をおろした鬼おろし入り天つゆ、抹茶塩、カレー塩、粗塩を付けて食べます
ガイドブックに紹介されているのか、外国人客の多いお店で、女将は英会話を駆使しながら配膳する品々の説明を懸命にされていたのが印象的
軽い油でカラリと揚がっている美味しい天ぷらでした
刺身も鮮度が良く無いと食べられない生シラス、赤貝も美味しく、鮪赤身も色の濃い上質の鮪でした
刺身付の天ぷらとなると3000円〜5000円は取られそうですが、2160円と言うのもなかなかのお値打ちですね