2回
2017/05 訪問
徳島らしいノスタルジックな味
川内の『かわい』は平日でも常に満員御礼の超人気店。家族連れや、バイカーもよく利用していて、特に昭和生まれの人の心を掴んで離さないノスタルジックな味です。
僕の周りの人に最近気になるラーメン屋はどこ?と聞くとけっこうここの名前が挙がるんですねよね。
かわいは徳島では老舗レベル。
過去を振り返ると言うか記憶を辿ると言うかそんなラヲタにとって貴重な存在に位置します。
15年ぶりでしょうか。当時若かった頃も飽きのこない優しい味に心を打たれてちょくちょく来てましたが、なかなか訪れる機会に恵まれなくて久方ぶりの訪問となりました。
11:20。
到着が早かったので店内は半分ほどの客入り、ザ大衆中華そばの雰囲気は当時と変わらず。
女将さんと見受けられる方からカウンターに案内されます。
元気で笑顔が素敵な接客です。
■肉入り小
■めし小
2代目のダンディな大将が常連の方と会話しながら、平ザルで麺切りされています。
待つこと五分程度でカウンターの上に『熱いので気をつけて下さい』と置かれます。
ちょっとカウンターが高いのでビビりますが、それほど熱くなかったので無事に着陸成功。
これこれ!気取らないビジュアルですね〜。
スープを啜ってみると、懐かしいとは言いつつけっこう濃度のあるスープです。
トロりとしていて鶏ガラと豚骨のダブルでしょうか。
昔はもっといい意味でボヤ〜っとしていた気がしますが、気のせいかな?
近代ラーメンで例えるなら若干猪虎系?と思えるような濃厚バランス系。
チャーシューはバラ肉?モモ肉かな?スープで柔らかく煮込まれていて噛むと旨味がジュンジュワーと溢れ出します。
チャーシューの完成度ヤバ目です。
柔らか過ぎずの麺、でもこの麺とスープの見事な調和。
出しゃばらないこの一体感を出せるお店は徳島ではまさに国宝です。
米がものすごいスピードで無くなって行きますが、これうまいラーメン屋のあるあるですよね。ラーメンは美味いのに米が進まないお店がたまにあります。あれ自分の中でも謎です。
久しぶりにスープを完食しました。
なのに胃が軽いです。
この清々しいフィニッシュ感。
かわいバンザイ。
県外の人に勧めたいラーメン屋がまた一つ増えました。
いや〜、美味かったな〜。
ごちそうさまです。
2017/05/08 更新
『かわい』に行ったことのない友人から、朝とっぱちから
行こーよー行こーよーと駄々をこねられオープン前に到着。
さすがに平日ですので1番のりでしたが、座ると同時にチョロチョロとお客さんが入店。
さすがの人気店だわ。
◆肉入り小 & ライス
今日は飯も食おうぜと悪魔の囁きに負けて、
ラーメンライス。
机の上に運ばれたラーメンは王者の貫禄。
こんなにワクワクするラーメンは県内では珍しい。
スープをすするといつもより若干薄く感じた。
定休日の翌日のラーメン屋のスープは薄いと言う都市伝説は
理にかなっていると思う。
ごつめに細い柔らかい麺、スープにばっちり合う白コショウ、
もうたまりまへんな〜。
卓上にあるラーメンタレをレンゲの中で試してみたが、
余計ですね。
十分美味しいので邪道な気がします。
タレいらなくね?
ここでラーメンを食べると徳島ラーメンって全国に誇れる
ご当地ラーメンだなーと思ってしまう。
こんな感じのラーメンって県外で食ったことねーもんなー