3回
2025/02 訪問
超絶、福井県民セット
以前ここで頂いた黒龍の酒粕を餌に育てた豚のソースカツを関東から来た友人に紹介したくて来てみたのですが、その養豚業者が事業をやめてしまったので、メニュの再開は未定とのこと。ソースかつ丼とおろし蕎麦のセットを注文しました。このお店のお蕎麦は太麺と細麺を選べますが、おろし蕎麦には太麺が正しい選択である旨友人にも伝え、福井の蕎麦らしい太目の平麺を頂くことに。ここのお蕎麦も固過ぎない歯応えと、噛む毎に薫る蕎麦の香りが楽しめる美味しいお蕎麦で、辛過ぎずに刺激のある大根おろしが美味しさを引き立ててくれます。柔らかめのお肉のカツには少し甘めのソースが絡み、白米との相性はバツグン。甘塩っぱいお漬物がインターバルとしてイイ仕事をしてくれます。友人はソースかつ丼を先に平らげて、デザートのようにおろし蕎麦を啜っていましたが、僕は逆に蕎麦を先に頂いてからソースかつ丼を楽しませて頂きました。友人曰く「この大根おろしをのせてそばつゆをぶっかける食べ方といい、アッサリとしたソースかつ丼とのマッチングといい、超絶美味いねぇ」と。この組み合わせは福井ではディフォルトで、迷ったときはこれで間違いなしなんだと伝えました。黒龍のソースかつ丼がなかったことは残念でしたが、友人はいたく気に入ってくれ、福井県民でもない僕でも嬉しくなりました。福井県民セット、お試しください。
2025/03/02 更新
2020/07 訪問
あげおろし蕎麦!
コロナのせいで久々の福井。午前中の仕事を終えて、知り合いが連れて行ってくれたのが「ふじ田や」。以前にも一度来たのだが、混んでいて入れなかったのでリベンジとなった。
モダンで清潔感のある店内に入り、知り合いお薦めの「あげおろし蕎麦」を注文した。待つこと5分くらいだろうか、これまたモダンな器に盛られたお蕎麦が運ばれて来た。大根おろしが入った蕎麦つゆを、薄めの厚揚げと刻みネギののったお蕎麦にかける。先ずは2本だけお蕎麦を摘まんで口に運ぶ。少し太めのお蕎麦は、噛み応えのある固さだが、ボソボソとした感じではなく、適度な弾性がある。蕎麦を噛むと蕎麦の香りがして、喉を通り過ぎてもほのかに蕎麦の残り香が口から鼻に抜ける。意図せず「あぁ、美味しい」と口走ってしまう。おろしと汁を絡ませると、福井らしい越前ソバが楽しめる。お揚げの表面はカリッとした食感で、噛むとジワーッと蕎麦つゆがにじみ出てくる。お蕎麦の香りを殺すことのない、サッパリとしたお味のお揚げで、おろしとお蕎麦との三重奏は、まさに絶品。聞くと、このお揚げは自家製だそうで、運が悪いと売り切れてしまうこともあるという。適度な固さのお蕎麦は、大盛りにせずとも十分な満足感を与えてくれた。これで850円は、むしろお買い得かとさえ思う。
駅からは離れていて、観光の拠点からも遠く、知らないと来ることのできないお店なのが良い点でもあり泣き所でもある。福井へ出張の際に時間があれば必ず再訪したいと思うお店であった。もし、このレビューを読んで観光の際に訪れる際には、そば湯のために、おろしの入った蕎麦つゆは、適量残しておくことをお薦めしたい。景気よくお蕎麦に全量をかけてしまうと、最後のそば湯が、ちょっと味気ない…
2020/08/01 更新
日曜の昼ご飯、天気も良いし、どこか歩いて行けるお店は…と思ってフラフラと来てしまった。今日は、シッカリ噛み応えのある十割蕎麦のランチだ。何度も来ているが、ここのあげおろし蕎麦は別格だ。お揚げのサクッとした食感とお蕎麦の噛み応えは、飲み込めるほど柔らかい食べ物が多い昨今、噛んで食べる美味しさや楽しさを思い出させてくれる。噛む度に蕎麦の香りが口に広がったり、お揚げに染みた出汁が染み出してきたりして、歯は大切しないといけないと実感する。福井では珍しく、ヒラヒラとした鰹節が蕎麦の上で踊ってはおらず、そばつゆにシッカリと鰹出汁の味と香りが存在している。そういう意味では、蕎麦や鰹節や油揚げなどの香りのバランスを絶妙な塩梅で調整されたお蕎麦と言えるのかもしれない。暑いくらいの日には、このスッキリとした蕎麦が気分と身体をシャキッとさせてくれる。そうそう、ここの冷えた蕎麦茶も美味しいんだ…