レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
3回
2017/08訪問 2018/03/06
2017年8月 再訪☆
夏のレフェルヴェソンス。
食べ友さんの予約にちゃっかり便乗です。
夏のレフェルの鮎は美味しいよ♡というものだから、
もう、これは!ぜがひでも!
・・・ということで、ありがたく再訪させていただくこととなりました。
この日のレフェル。
当日のメニューです。
・ハロー〜 毛蟹、ピーマン、茴香/かぼすと日本酒
・アップルパイのように #29〜 雲丹、穴子、海苔
・夏〜 鮎をうるかの香りで、枝豆、米酢、芋茎
・定点〜 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
・マイグレーション〜 とうもろこしの冷たいスープと発酵乳、モーレネグロ
・森のむこうに/狩りの記憶〜 夏鹿のロティとムール貝、茗荷、茄子、大葉、青梅
・木陰の涼〜 メロン、ヨーグルト、朴の葉、カフェ
・お薄 & World peace
・小菓子
楽しみにしていた鮎は、まずはコンソメから。
クリアな味わいで、鮎を使ったコンソメっていうのは
こんな風なキレイな味になるんだ!と感動。
恐らくはきっと、人生で初めて「鮎のコンソメ」をいただいたのが
この日だと想うのですが、この味わいが基準となってしまうことが
ちょっと恐ろしくらいに。
コンソメって奥が深いんですね。
その作り手さんの作業光景を想像するに、ひとくちひとくちを
だいじにいただきたいな、って改めて思いました。
そして鮎パート2は、揚げ焼きと蒸し焼きの2つのパターンで。
笹の葉で蒸し焼きにした方は火入れが絶妙で、しっとりとほくっと。
しっとりとというと水っぽい?という印象もな気にしもあらずですが
そういうのとは無縁で、本当にただただ、しっとりとした身質に。
これはすごくツボでした。
鮎の繊細な香りもしっかり感じたし。
揚げ焼きのほうは、うるかがちょっと強めな感じ。
これも嫌いではないですが、もう少しうるかが穏やかな方が良かったかも。
盛り付けものけぞった?(笑)感じでかわいい。
夏のレフェルの鮎、毎年同じ素材であっても、味が変化しているのでしょうけれど
念願だったので、出会えて嬉しかったです。
アップルパイは初めていただきましたが、面白い。
海苔が意外にしっかりときいていました。
磯風味が苦手な方にとっては少し好みはわかれそう。
メインは鹿。
大葉がたっぷりと添えられています。
個人的には調理方法なのか個体差なのか、この鹿が結構香ってあまり好みではありませんでした。
大葉があることで多少は受け入れることができたのですが、
それでも大葉は少し多かったかな?
なんていうか、うまく言葉が見つからないのですが少し、私が感じていた(勝手に)
レフェルの感じとは違う世界が見えました。
とうもろこしを使ったスープはモーレネグロという辛みのある調味料と
サワークリームを添えて味の変化を楽しむもの。
シンプルで甘いとうもろこしのスープにこの2つを加えると劇的に味が変化。
この違いがすごく楽しい。
これはもう、好みとか好みじゃないとか、そういう垣根を越えて、楽しかったな。
お料理は自分の好みにあうことがもちろん大前提で重要なのだけれども、
好みとは例え少し部分があっても、驚きや発見、楽しさやシェフの考えが
しっかりと込められていればそれはそれで、とても有意義で素敵なひとさらですよね。
わたしにはそんな、ひとさらでした。
だからこそやっぱり、レフェルってすごい。楽しい!って思うのです。
とはいえ。
再訪の度に、なれとは違う何かが、自分の中で芽生えてきたことも事実。
自分の嗜好が変わってきたのかもしれないけれど、根底にある部分の、
「レフェルのお料理は好きであること」には変わりはないので、
この変化をどうとらえていいのかはわからないままです。
予約もそう簡単に取れるわけではないので、訪問機会が少し空いてしまうかもしれませんが
いつかまたレフェルに伺ってその世界観に触れさせていただければ、、と想っております。
今回も楽しかったです!
ごちそうさまでした~
お一人様度:★★☆(ひとりOK)
迷子レベル:★★☆
リピ度 :★★☆
予約難度 :★★☆(特に週末のランチが激です)
★4.6→4.3へ
2017年1月 再訪☆
冬のレフェル。
レフェルに伺ったら一度は、と食べ友さんに勧められていた鴨をいただくべく
今回の訪問が叶いました。(感謝)
お願いしたのは、おでかけコース。
ディナーの内容をコンパクトにしたこのコースはお得感満載。
なお、2月~ランチは1万円に一本化され、
夜のコースの定番アップルパイが含まれるなど内容も変更されている模様。
●おでかけ(1万円 サ・税別)
・一献
・厳冬の候~ ぼたんえび、ビーツ、みかん、にごり酒
・雪見~ 甘鯛の乳清ポシェ、根セロリ、オリーブオイル
・定点~ 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
・寒さとともに~ せいこ蟹とさつまいものスープ、鱈の白子と猪のキャラメル、塩漬けレモン
・囲炉裏の暖~ 七谷鴨を薪で、ソース・アバ、ホタテと焼き海苔のジュ、椎茸、縮みほうれん草
・溶け合う~ 熟成栗と山ぶどうのモンブラン、ブルーチーズのメレンゲ、ラムアイスクリーム
・お薄、worldpeace、小菓子、珈琲
とろりとするぼたん海老に香りの立つディルの泡。
苦みのある氷結させたみかんとしっかりめの濁り酒がディルの香りの余韻を纏める。
アマダイは乳清でポシェをしているとのこと。
水分量の多いアマダイのその身は、ふっくらとぷるん、と艶めかしい食感。
アマダイの柔らかな甘みを感じるなかに、ほんの少しだけ、アマダイ(鯛)特有の香りが気になった。
添えられた根セロりのクリームが軽やかで、美味。
定番の蕪は、むいた状態で75グラムに全て統一しているのだそう。
適度な歯ごたえ、甘みをじゅわっと感じる仕上がり。
そして、せいこ蟹とさつまいものスープ。
これは個人的にこの日一番のお気に入り。
少しだけさつまいもの甘みが勝っている気もするけれど、
イノシシのブイヨンと、せいこ蟹の風味、塩漬けしたレモンの酸味、
其処にフリットにした鱈の白子がコクを加える。
一皿に多くが共演しながらも、纏まりを感じさせるのは流石。
なにより、食べ終わった後の後味がとてもいい。
冬は、温かくて甘みのある食べ物って、本当にシアワセになれる。
メインは鴨。
手前からムネ肉、そしてモモ肉。
見た目。表面にはあまり艶が感じられない。
そして、食感。火は比較的しっかりと入っている印象。
食感も少しもさつく。噛みしめる旨味はあるけれど、少しだけ火が入り過ぎな気も。
皮目には手術用のメスで細かく切り込みをいれることで火が旨く入り込み香ばしい仕上がりに。
ソースは、内臓を使ったものと焼き海苔と干し貝柱の出汁を使った2種類。
2種類のこれらのソースは、旨味がうまく調和していて、流石。
ソースが良かっただけに、少し残念。
デザートはブルーチーズのメレンゲがアクセントになっていて良かった。
0度で熟成させたという茨城の栗はほっくり。
最後はお薄の他に、珈琲も登場するようになったのですね。
珈琲をいただきながら、しばし、まったり。
今回は、前述のとおりの感想を持ち、前回までの訪問よりも少し満足度は下がる結果に。
とはいえ、ひとさらの纏まり、そして余韻を存分に感じることができたし
改めて、良いレストランだなぁ、としみじみ。
次回また伺える日を楽しみにしております。
ごちそうさまでした~
★4.9→4.6
2016年5月 再訪☆
3度目の訪問もランチで「おでかけ」コースをいただいた。
今回初めて座ったソファー席はふかふかで座り心地がとても良かった。
サービスは「シキ」さんがメインで。
食後には生江シェフもテーブルまで来て下さりお話することができた。
「また違う季節を感じにいらしてくださいね」
・・・・・あぁ、ステキすぎる(笑)
いただいた「おでかけ」コースは以下の内容。
・鮑、からすみ、紅芯大根、アーモンド/ポンカン、お酒 ★
・山風~蛍烏賊と山菜たち、蛤と長ネギのジュ、発酵クリームとマイクロトマト ★
・定点~蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
・陽だまり~甘鯛のポワレ、たけのこ、ちりめんキャベツ、木の芽
・南から始まる~岩手白金豚ロースを薪で、沖縄ヨモギのジュとシャンピニオンのピュレ、菜花とアミガサ茸
・緑の山~空豆のクレームと桑の実のコンフィチュール、トンカ豆のアイスクリーム ★
・お薄&world peace
(※ 今回特にツボだったものは「★」表記をしています)
初めに日本酒とワインを合わせたものをいただいた。これはdinnerでは定番の様子。
ランチにも採用しはじめたのかな?
鮑、からすみ、紅芯大根を使用したアミューズが凄く良かった。
紅赤大根の優しいピュレにからすみのペーストがアクセントとしてすごくきいている。
そして、フリットした蛍烏賊を浮かべた蛤のスープ。是が素晴らしく良かった。
クリアな味わいの蛤のスープにフリットした蛍烏賊の油分と
発酵クリームがコクを加えている感じ。あぁ、美味しいーー・・・・・・。
蕪はやや大きめでジューシー。焼き加減もいい塩梅。
甘鯛はすごく火入れがいい。乾燥させて素揚げしたうろこを別添えでトッピング。
良く和食などにある「うろこ焼き」とはまた違った魅せ方。
生江シェフも、ちょっと「意識」して作ったのだそう。
そしてメインは豚肉。レフェルヴェソンスでの豚肉メインはとても珍しいらしい。
その豚肉は比較的身質がさっぱりとしていて、柔らか。
添えてある脂身をカリカリに焼いた部分は甘みたっぷりですごく美味しい。
デザートは、5月からの新作なのだそう。
空豆を使用したデザートで、マルベリーのソースの赤とのグラデーションも美しい。
トンカ豆のアイスはこっくり濃厚、空豆のクレームは「まんま空豆!」。
ふわっふわでミルキー。甘さのバランスもすごくいい。
くるん、として刺さっている?のは、生江シェフにお尋ねしたところ「新芽のツルです」とのこと。
何気ないんだけども、この「くるん」としたのがすごくかわいい(笑)
メインの豚肉に関しては美味しいことは美味しいのだけれども個人的にはやや弱い気もした。
それ以外は今回もとても満足のいく構成。
ワインペアリングもとても良かった。
今度は夏~秋くらいにまた伺いたい。
ごちそうさまでした~
☆4.9→そのまま
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
2016年2月 再訪☆
3か月ぶり2度目のこちら。
週末のランチにて食べ友さんとお伺いさせていただいた。
平日はそこまでではないものの、週末ランチはかなり予約困難とのこと。
ありがとうございます♪
今回は、前回いただいだ「おでかけ(10,000円)」ではなく「より道(7,000円)」というコースを選択。
7,000円のコースは2種類あり、内容を見て決めることができる。
今回「より道」を選んだ決め手となったのは、こちらの有名な一皿「アップルパイの様に」があるからだ。
ラ・ボンヌターブルでも「パイ」を一度いただいているがどのように、違うのかどきどきする。
以下、本日いただいた内容。
・ぼたん海老、雲丹、カリフラワー/みかん、ビール
・陰翳~アオリイカの「タリアテッレ」とコールラビの発酵「タリオリーニ」、ライム、
芽キャベツ、黒オリーブオイル
・定点~蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
・アップルパイの様に#18~
鱈のブランダード、縮緬キャベツ、リンゴ、コンテチーズ、黒トリュフ、アメリケーヌソース
時季の野菜
・ほろ酔いに~酒粕のムースと酒粕ショコラアイスクリーム、お酒のババ、ブラッドオレンジ
・お薄&worldpeace
アミューズはわさびの「泡」。ビールはヒュールガーデン。香りがいい。
カリフラワーのピュレが優しい味。
「陰翳」と名付けられた、アオリイカのタリアテッレ風。
甘くて柔らかいアオリイカとコンブチャで和えたコールラビ(カブの仲間)を合わせ
TOPには芽キャベツを花弁のように飾り付けしてある。
食感のコントラストとライムのアクセントも相まって爽やかな一皿。
ある意味「イカ」をここまで主役に引き立ててしまうのってスゴイ。
カブは冬らしく瑞々しく甘みがある。やや焼き方が強めか。
そして、アップルパイの様に。
「#18」とは色々バリエーションがあって18番目ということらしい。
時季の野菜を41種類も使用しているとのでとても華やかだ。
まるでお花畑にいるかのごとく、メルヘン気分へと誘ってくれるひとさらである。
野菜はもちろんどれも瑞々しい。
軽いドレッシングの用なものでざっと和えているかんじ。
アップルパイの中には鱈のブランナート(塩漬け鱈を調味料と合わせたプロバンス料理)と
縮緬キャベツ、リンゴ、黒トリュフが。
鱈のブランナートの塩気とリンゴの甘みが、アメリケーヌソースと合う。
アメリケーヌソースは軽めに作ってあるので、それがいいのだろうな。
なんとなく「食べたぞ!」感に浸れる幸福な一皿だと思う、このパイは。
デザートは大好きなババ。
酒粕の効いたムースの口どけが良かった。
「醍醐のしずく」というimpactのある(風味がとにかく甘酸っぱい)お酒を
ジュレにしたものは、口腔内の熱でゼラチンが溶けると、まさに「醍醐のしずく」(笑)
(当たり前か・・・)
ババの感じとチョコレートの感じも合わせると、ちょっとバランスがいまいちかなぁと感じる。
前回のコースと今回のコース。
味自体もそうだが流れにおいても圧倒的に前回が全てにおいて上回る。
今回いただいたコースでももちろん、例えばアオリイカだったりパイだったりと流石に思えたお皿はあった。
しかしながら、前回ほどの感動や余韻は今回は感じなかった。
同じお店であっても、ここまで印象が異なるのは、とても興味深くてならない。
ただ、それぞれのコースにそれぞれの良さがあるのは確か。
5月にまた予約を入れた。
また「おでかけ」をいただいてみよう。
ごちそうさまでした~
☆4.9→そのままで
------------------------------------------------------------------------------------------------------
2015年11月 初訪☆
例えば、クリストファー・ノーラン「インセプション」。
例えば、松野泰己「タクティクスオウガ」。
いずれも初めからぐいぐいともっていかれ、そして、余韻がしばし続く作品の世界観。。。
映画もGAMEも、そんな余韻たっぷりの作品に強く惹かれる。
レフェルヴェソンス。
料理を食べ終え退店後も緩く長く『心地よい余韻』に浸れた初めてのレストランであった。
料理だけではなく、ホスピタリティ含めトータル的にすごくジブンの中の此処(心)に合致したレストラン。
2種類(7,000円、10,000円:税・サ別)のランチコース。
それぞれ、「より道」・「おでかけ」と素敵なネーミング。
今回は「おでかけ」を。なお、ワインはグラスで別途注文。
●「おでかけ」(10,000円)
○北の国から:
ズワイガニ、イクラ、コンブチャ、お酒。
店名と同じ「泡」からのスタート。
こぶ茶が素材の旨味をそれぞれ引き出している。
○あたまからしっぽまで:
鱧の出汁、鱧のグリエ、南瓜、胡瓜、ヴィネーグルデュイ、山椒。
素敵なネーミング。
まずは小さなグラスで鱧のお出汁をいただいて、グリエした鱧に移行。
出汁の余韻を残しつつ、ほっくりとした身を愉しむ。
南瓜のソースとの相性の良さにびっくり、凄い。
○定点:
蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ。
シェフのスペシャリテ。
通期で蕪を提供する理由とその手法に、シェフのこだわりを強く感じる。
ジューシーで甘い蕪だったけれど、季節ごとにその変化を愉しめるように、なりたい。
蕪の瑞々しさの余韻が残る。
○パン、豆腐を使ったサワークリーム
パンは大阪の有名店「シュクレクール製」。
むっちりとした吸いつくような食感と、豆腐で作られたサワークリームのmatchingが最高。
パン単体での美味しさもさることながらバター代わりのこのクリームがまたいい。
いつまでも食べていたい(笑)
○カルチャー:
フォアグラのナチュレルとマスカット、コンブチャ漬けセロリ、麹発酵乳、蜂蜜酒のジュレ、ライムとミント。
あぁ、すごい。思わず唸る。
滑らかで軽やか、pureなフォアグラとマスカットの酸味・瑞々しさが思わず嫉妬するくらいの仲。
ライムとミントに麹が味に奥行きを持たせている。
○美しい農村風景:
ヴァンデ産鳩の炙り焼きと内臓のソース、葱のコンソメ、スペルト小麦、花びら茸。
そしてさらに唸る(笑)
どうしようもないくらいに旨い。もう、ずるい(笑)
薫るコンソメに内臓のソースで加わる更なるコクと深み、そして味がぎゅっと詰まった素晴らしい鳩の火入れ。
全てがステキすぎて、こんなに丁寧に美味しく調理してもらえる鳩に嫉妬。
うーん、、フォアグラといい、嫉妬ばかりだ(笑)
○シュクレサレの一解釈:
無花果、白味噌とホワイトチョコレートのムース青柚子、ココナッツミルク。
柚子、白みそ、など和テイストを感じさせるデザート。
ほんのりあたたかな無花果の優しい味。
ココナッツミルクもうまくマッチしていて、完成されている。
なかなかこういったお皿で感動することってないのだけれど感動。
○お薄、小菓子
フレンチでお薄、テーブルで点ててくださるプレゼンテーション、軽い衝撃。
小菓子も手を抜いていない。
ただ、チョコレートにコーティングされた弾けるキャンディー。
面白みはあるのだけれど、ここまで続いている「余韻」を一瞬ぶちっと中断させる破壊力がある(笑)
・・・・・・そうか。
ずぅっと、余韻を引きずってる呆けている自分への戒めか。
そんなことを想ったり、想わなかったり(笑)
○ワールドピース
落花生入りのミルク。
シェフの想いがつまったもの。
そしてラスト。
シェフが各テーブルをまわって挨拶をしてくださるのだが、此処でも再度唸った。
・・・・・素敵すぎである(惚)
相手を一瞬にして惹きつけるオーラが溢れ出ている。
生き生きとした表情や力強い発言は自信の裏付け。
反面、謙虚さも忘れずな言い回し、気の使い方をされるバランスの良さ。
スグにワタシは生江シェフのファンになった。(惚)
料理をいただいた後のこんなにも長く続く余韻。
日々、頭のなかで無駄にグルグルし続けている思考がいったんぜんぶSTOPして
しばし余韻に浸ることができたのは、レストランではたぶん、、、初めて。
そして、心地よい余韻が続いた後はそれらが鮮明に定着する。
定期的に行きたくなるような吸引力が、あるなぁ。。
またひとつ、素敵なレストランと出会うことができた。
いつもそんなきっかけをつくってくださるフレンチ王子とフレンチ姫に感謝。
♡
ごちそうさまでした~
2位
13回
2021/12訪問 2022/09/25
2021/12 再訪☆
(時差投稿)
久しぶりの虎白さん。
相変わらず大人気で、カウンターもとっても賑やか。
小泉さんはいつ伺ってもにこやかで、面白くて、全力で楽しませてくださる。
サービスの皆さんもしっかりしていて、流石の接客。
お椀はいぜんよりも線がくっきりとして、輪郭もはっきりした感じ。
素材の力強さもあるかもしれないけどそもそも、お椀の着地点への考え方というか
そういうところにも工夫を日々されているんだろうな。
変化を常に、求めて。
極わずかに火をいれてレアに仕立てた真鴨には、玉ねぎのすりおろし。
合わせたセリの胡麻和えがさりげなくアクセントになっていて美味。主役級のおいしさ。
今までの小泉さんのお料理から変化している傾向を随所に感じられて純粋に楽しい。
蒸してから揚げた海老芋、いろいろな手法を使って食べる海老芋は
シンプルにいただくのもいいけれど、ほんと楽しいしおいしい。
今日は全体的に味がしっかりめ。冬ということもあるのかな。
いずれにせよ、小泉さんワールド、今夜もたっぷり堪能させていただきました☆
ごちそうさまでした~
2020/8 再訪☆
久しぶりの虎白さん。
小泉さんの髪型が変わっていて、はじめどなたか
わからなかった(ごめんなさい汗)
でもとっても、お似合いです♪
虎柄のマスクもお洒落。
この季節といえば、の定番のメニューから
新しい小泉さんワールドを楽しめる御料理まで、
幅広い「虎白」を経験できて、今日もとても楽しかったです。
以下、当日のめにゅうを。。。
・帆立を塩だけで40分だけ火を通しての出汁。
うまみがすごい。帆立のエキスを極限までかんじる。
これ以上だとえぐみが、という寸前でストップ。
・あゆ、トリュフソース
定番のメニュー。どぼん、とトリュフの香るクリームソースでオヨグ香ばしい鮎。
・うみうなぎ
アクセントに、うめ
飯蒸し
・けがにと松茸のお椀
今まで史上ナンバーワンのうまくちな完成度。
旨味が強くて、ぎゆっと濃厚。
毛蟹の甘味もたっぷりと。
・琵琶の鱒、藁やき
虎白名物のジュレをたっぷりとかけて。キレイナ味の鱒。
貴重なものとのことで、有難い。
・鱧、ミョウガ、梅あん
・衣皮なすの天ぷら、赤味噌
・トウモロコシの寒天
とうもろこしのあまみだけを抜いたもの。
昆布だし、かつおを一緒に。透明度の高い甘さ。
あるようでない、小泉さんの御料理。
・鼈、じゅんさい、冬瓜
・アワビ麺
特注のこはくめん。
食感のいいつるつるとした喉ごしのよさ。
蒸しアワビの出汁と。
・炊き込みご飯
・小豆とわらび餅、柚子クリーム、焼いた松の実
ごちそうさまでした~
2020/2 再訪☆
2020年はじめの虎白さん。
カウンターで、小泉さんとの会話も楽しい♪
・鼈の出汁、炭焼きの厚揚げ
・虎ふぐ白子のパン粉揚げ、キャビアでおめめ
・香箱蟹を紹興酒と出汁で、飯蒸し
・松葉ガニ真丈のお椀
・表面炙りのフグ、フォアグラ、ジュレ
・白甘鯛、ふきみそ、菜の花
・揚げた海老芋のマッシュ、トリュフ、温玉
・鮎並、葱と春蕪、白味噌
・からすみ
・松葉ガニさっと炙って
・炊き込みご飯
・あまおうシャーベット、コンポート、松の実
虎ふぐの白子は滑らかでクリアな味わい。
パン粉をまぶしてさっとフライに。
キャビアのおめめがかわいい♪
飯蒸しには、香箱蟹。紹興酒と香箱蟹の出汁を
あわせて。かおりよく美味しい♪
お椀は松葉ガニ。味噌が少し入っていて、
甘い。出汁はふくよか、いつもより少し強めだけど
蟹の甘味とのバランスが素晴らしいのは
さすが小泉さん♪
この日一番だったのは、海老芋。
素揚げにして、海老芋を炊いた出汁をもどして
一緒にしてマッシュしている。
トリュフと温玉をまぜまぜしていただく。
海老芋の甘味と、ほんのり塩味。
ほっくりと美味。
蟹はさっと火を入れた方が甘さがアップして
美味しいですよねー。
からすみもやさしく。
いつも美味しくて楽しい虎白、小泉さん。
ごちそうさまでしたー
迷子レベル★★☆
りぴど★★★
2019年9月 再訪☆
通うたびに、驚きや発見を重ねることができる、
研究熱心な小泉さんのお料理がいつも楽しい。
そして、素晴らしいホスピタリティ。
この日は少し早めに到着、カウンターがまだ空かないので、
とテーブル席に通され、こちらがストレスを感じることがないよう
細部まで丁寧なおもてなし。
客の顔もしっかり覚えて、表情もしっかりと汲み取る素晴らしさ。
虎白さんの人気は料理の味わいとともにこういった
ホスピタリティの高さにもあるんだなぁ、としみじみ。。
そして、お料理。
今回は、ここ最近とは趣を変えたアプローチを
魅せてくれて、改めて、小泉さんの凄さを実感。
その高みへと向かっていく姿勢に、ツイテいきます!
なんて、心の中でガッツポーズ。
今宵のメニュー☆
・松茸のすり流し、炭火で焼いた銀杏
・太刀魚、ゴボウ、トリュフクリーム
・鰻の真丈のお椀
・和牛をジュレと合せて
・雲丹の塩蒸し
・アマダイ、衣川茄子
・天然車海老、くずぎり、梅出汁
・スッポン、れんこん餅
・ホタテと新生姜の炊き込みご飯、香物、お味噌汁
・塩シャーベット、最中、ココナッツ餅
いやー、素晴らしかった。
虎白さんに通わせていただいて早、6年以上になるのだけど
従来の小泉さんのアプローチを踏襲して、さらに一歩、二歩、
歩み始めた感じ。
ずっと課題だった、という鰻を使った真丈のお椀。
真丈にするには難しい食材である鰻を、
ここまで凄みを持たせて椀種にしてしまうなんて。
処理が甘いとくさみが残ったり、鰻特有の癖なんかもあるのだけど
この真丈は、まっすぐに、鰻。
うなぎの旨みや香りだけをしっかりと残して、閉じ込める。
そのコツは鰻をカリカリカリ!と焼いたこと。
最後にエッセンスとして生姜を3滴。
旨みたっぷりで、でも、上品な鰻の真丈のお椀。
小泉さんの凄さを知る。。。
スタートで登場した松茸のすり流し。
これもとっても美味しかった。
少し高めの温度で熱を加えた松茸は香りがたって
ぎゅっと詰まった味わいも加わり、濃厚な美味しさ。
少しとろみをつけているのもいいなぁ。
炭火で炙った銀杏もアクセントになっていて。
そして相変わらず炊き込みご飯がおいしい。
炊き加減がちょうどよくって、好み!
デザートに登場したココナッツ餅も
ふるふるで甘さがちょうどよくて美味しいなぁ。
通い始めたころよりはお値段もそこそこあがったけれど、
小泉さんのセンスと居心地の良さと
ホスピタリティの良さ等々、やっぱり虎白は大好きなお店。
お友達と久しぶりの再会で話が弾んでいると、
さりげなくお酒の「アテ」も出してくれたりと
嬉しい心遣いまでいただきまして。
2020年もよろしくお願いします☆
(だいぶ予約も難しくなってきたけど・・・・)
おひとり様度★★★
迷子レベル★☆☆
リピ度★★★
予約難度★★★
ミシュラン★★★
食べログsilver
2019年4月 再訪☆
2019年初めての虎白さん。
今年もよろしくお願いいたします!
今回は新メニューが多かった。
新しいメニューは、不定期で登場するのだけど
いつも新しい発見があって、楽しい。
ふかひれはせりとあわせて。
ぷりぷりの食感と、香り。
穴子は西京味噌でつけてから焼く。
ふっくら、香ばしさも。
お椀はのどぐろ。
小泉さんのお椀は、この、ギリギリのラインが
刺激的。訪問の度に強弱も変化があって
楽しい。
神戸牛お肉は、ジュレで。
52度、8.7秒。
お造りにジュレだけど、今回はお肉。
のれそれ、きゃびあ
むしたあまだい
うど ふきみそ
あかみそ
あわびは昆布出汁に10秒くぐらせて。
絶妙な火のとおしかた。
うえには、かきな、
肝のソースにしおこぶ。
しおこぶの塩からさがアクセントに
なっていて美味。
肝ソースもぜんぜんくどさがなくて
コクが好き。
小泉さんの和食のラインを大切にしながらも
独特のcolorを加える世界観がほんと好き。
ごちそうさまでした~
2018年12月 再訪☆
今年最後の虎白さん。
素揚げにした千住葱が香ばしさと深い甘み、軽い油分を加えていて
こっくりとした旨みのすっぽん出汁とマッチ。美味しい。
スタートから、虎白さんらしさを感じる。
お椀にはうなった。
ああ、やっぱり美味しいなぁ。
松葉蟹を使ったお椀は、普段よりやや吸地が強め。
濃厚な味噌入りの繋ぎを使わない真丈をほぐして食べると
吸地の濃度がぴたりと嵌る。
ひゃー、美味しい。シアワセ。
相変わらず小泉さんの食材への色の付け方が、
表現の仕方が、とても心地いい。
●今回のお任せ
・すっぽん、千住葱、根菜
・燻した活けもろこの素揚げ、八角塩
・トラフグ白子、もちごめ、白トリュフ
・松葉蟹のお椀
・ふぐ身、塩で炊いた鮟肝、ふぐ皮
・炭焼き菜の花、マナガツオ
・真鴨と海老芋
・シロアマダイ、聖護院蕪のすり流し
・蟹ご飯
・イチゴアイス、黒糖ゼリー
今年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします☆
2018年8月 再訪☆
今年2回目の虎白さん。
今宵は、カウンター貸切でのお食事でした。
なんて贅沢――。
相変わらずの小泉さんワールドはとても居心地がよく、前回しめしめとそのおいしさに目覚めた白ワインをたくさんお代わりしてしまった。
やっぱり大好き!虎白が、小泉さんのお料理が。
この日のお椀は、穴子の真丈。好きな種のひとつであります。
穴子のみでつなぎは一切使用していない真丈はふわふわで、旨みがすごい。
クリアな吸い地に、真丈を崩した瞬間に広がる奥行きが、本当に素敵。
ギリギリのラインの塩の塩梅、季節や素材によって魅せるお椀の表情。
虎白に通う目的の大きなひとつとなっています。
お造りにのせるジュレは少し今回酸味がしっかりめだったかな。
夏だから酸味をという気持ちはあるので、これはこれで良かったりも。
炊き方が完璧な相変わらず美味しい炊き込みご飯。
あぁ、おいしいな~。
そして、会もとても和やかで楽しかったです。
今回は大好きな虎白さんで皆さんとお食事ができて
ほんとうに楽しかった☆
ごちそうさまでした~
●当日いただいたメニュー
・鮑素麺
・フカヒレの雲丹和え
・お椀(穴子の真丈)
・太刀魚のジュレかけ
・鱧の木の芽おとし
・ノドグロ西京漬け、冬瓜
・58度で火を通した和牛、万願寺唐辛子、ずいき
・岐阜のすっぽんの酒蒸し
・炊き込みご飯(ホタテ)
・メロンのスープ、揚げ湯葉、ラムゼリー、黒蜜のムース
お一人様度:★★★
迷子レベル:★☆☆
リピ度:★★★
予約難度:週末は数ヵ月先まで一杯。(特にカウンター)
2018年3月 再訪☆
2018年はじめての虎白さん。
今年もよろしくお願いいたします。
当日のお任せは以下の通り。
・千住ネギと根菜、ミルク出汁ソース、黒トリュフ
・ふかひれ揚げ、たけのこ、ふきのとう
・からすみ、温泉卵
・ふぐのにゅうめん
・のどぐろじゅれがけ
・70度でたいたあんきも
・もろこだしじょうゆ
・松葉蟹、出汁白味噌、なす
・いのししのスープ
・ごぼうの炊き込みご飯
・うすいまめ、しろごま、洋酒のゼリー、あられ
初めて「お椀」ではなく、「にゅうめん」を
いただきました。
ふぐの出汁がなんとも優しい。
少し、癖があるのが好き嫌いもわかれそうな
ところかな、とも思うふぐのお出汁ですが、
こちらのものはその癖もマイルドで穏やか。
まるみがあって、深い旨味のある美味しさ。
こちらの椀種が毎回の訪問の度に楽しみでも
あるのですが、こうした「にゅうめん」も
いいものですねぇ。
小泉さんに「初めていただきました」と言うと
意外だった様子。にゅうめんとお椀は不定期
サイクルで登場させているとのことです。
今回はお弟子さんとのお話もとても楽しかった。
チーム虎白、ますます絶好調です。
ごちそうさまでした!
お一人様度:★★★
迷子レベル:★☆☆
リピ度:★★★
予約難度:★★★
2017年11月 再訪☆
11月の虎白。
年内最後の訪問です。
今年も定期的に通わさせていただきました。
小泉さんの造るお料理は、日本料理の枠にとらわれない世界観で
きちんと造り手の「色」を感じとれるお料理ばかり。
昨今の超高級価格帯が多い和食店と比較すると、比較的手ごろな値段で
コース料理を楽しめる分、素材力という面ではやや不足する部分があるのは事実ですが、
虎白、小泉さんのお料理のスゴイところは、決して素材力だけにとらわれず、
料理自体の調和やその中に込めたエッセンスを明確に表現している部分にあると感じます。
毎回伺うたびに、新しい発見があったり、新しい驚きがあったり。
定番のお料理にも変化が見られたり、色々に工夫をされていることが
ひしひしと伝わって参ります。
カウンター席で、適度な距離感をもって接してくれる小泉さんのおもてなしも心地がいいものです。
今回は特にお弟子さんとのお話も楽しくて、終始笑顔の絶えないひとときとなりました。
若干今回は全体的に味付けの濃淡の波が強くて、それは素材の影響なのか季節の影響なのか。
はたまた、自分の体調の影響なのかは定かではありませんが、
シーズンごとにかようたびにその「違い」を定点観測とは大げさでしょうが、
楽しむのもまた、素晴らしく楽しいひとときだったりします。
今回もご馳走様でした。
2018年もまた、よろしくお願いいたします☆
当日のメニュー☆
・鼈と海老芋
・藁でいぶした揚げた鴨
・香箱蟹、もち米
・松葉ガニ真丈、
・低温火入れしたあんきも、ひらめ
・とらふぐの白子、出汁醤油、ゆず
・炙り蟹
・鳥取猪の炭火焼
・鰆と牛蒡のミルクソース
・ノドグロ、焼きレンコン、熟成酢、茄子、刻みネギ
・煮穴子と牛蒡の炊き込みご飯
・チーズのムース、ブランデーとラム酒の寒天
2017年8月 再訪☆
8月の虎白さん。
今回はコースの中の緩急を非常に感じた。
キレイな味わいは残しつつ、くっきりした部分と淡い部分のメリハリの確実さ。
・鮑そうめん、鮑、柚子のジュレ
・天竜川の鮎トリュフミルクソース
・鰻の蒸し鮨、梅
・毛蟹とタラバガニのお椀
・太刀魚のジュレがけ
・鶉の温泉卵、キャビア
・鼈焼き、いぶりがっこ
・クエ、冬瓜、水蓮菜
・55度で火入れした牛肉、絹皮茄子、じゅんさい、赤万願寺、ずいき
・ノドグロの炊き込みご飯、香の物、お椀
・蓮餅、マンゴー、ノチェロリキュールの氷、最中
鮎がトリュフ香る鰹出汁ベースのミルクソースに飛び込んだものは
小泉さんらしさが感じられるひとしな。
揚げたことで脂感を纏った鮎がミルクの油分と良く合う。
素材の共通点をつなげるのが、とても上手だなと感じる。
御椀は蟹。
つなぎはつかわず、蟹だけでまとめあげる。
なんとなくだけども、お椀や炊き合わせの水分の質感が違うなぁと
感じて小泉さんに聞いたところ、少し前から超軟水を使い始めたのだそう。
まろやかな超軟水を使うことでより、料理にまろやかになり含みを持たせることができる。
相変わらず御椀は美味で、種の部分と吸地が合わさると最強説、に揺るぎはない。
〆の御飯もいつも美味しい。
ノドグロの脂がまわった御飯はしっとりと、旨味たっぷり。美味しい。
本日も美味しかったです☆
適度な距離感を保ってくれる小泉さん。
初訪の友人などにも丁寧に接してくれる(お酒の状態だとかも厳しく確認してくれる)ので
初めて訪問する友人も、とてもいい食後感でお店をあとにできる。
求めるのは、極端な慣れ合いではなく、適度で心地よい距離感。
美味しい食事と居心地の良い空間、そしてサービス。
通いたいと思わせてくれる十分すぎる要素が、ここにある。
ごちそうさまでした~
★5.0→5.0
2017年4月 再訪☆
今年2回目の虎白。
どうやら、定番だったデザートが変わったようだ。
結論。
新しくなったデザートも、おいし♡
以下、当日いただいたお料理たち☆
・蒸した甘鯛、ふきのとうを入れた黄身酢ソース、ばらこ、花わさび
・天竜川稚鮎の天ぷら、八角塩
・酒盗の出しに浸したホタルイカの炭焼きと御飯、生うに、半ずり胡麻★
・車海老のお椀★
・キンメダイのジュレかけ★
・すっぽんの煮こごり★
・白海老とベルーガ天然キャビア(サービス)★
・ノドグロの焼きもの、ウドとレンコン
・58度の鰹出汁にくぐらせた牛肉、うずらの温泉卵、焼き菜の花、花山椒★
・あいなめ、春蕪のすり流し、新玉ねぎ、スナップエンドウ
・ホタテと蕗の薹とソラマメの炊き込みご飯★
・お味噌汁、香の物
・ノチェロを使った寒天、八朔アイス、やいた胡桃、最中★
(今回ツボだったお料理=★)
春ですね~♪
ということで春を感じる食材もしっかり入ったお献立。
小泉さんの独特のエッセンス、色が今回のメニューではこれでもかーーーーー!と発揮されていた気がする。
淡いピンク色のほんわかとしたものがお料理の中に入り込んだり上をなぞったり、通り抜けたり、包み込んだり。
冬の時期には、淡いブルーのだったり紫色だったり、橙色だったりを感じるけれど
春だからなのかな、なんとなく淡いピンク色。
でも、淡いからといって、だるるん、とはしていないのは流石なのです。
お料理の中にはメリハリがきちっと感じられて、そのバランスがとてつもなく毎度心地よく思ってしまうのです。
今回のお椀は車海老。
海老ラヴァーなのでとっても嬉しい。
椀種の効果でしょうが、比較的きりりっとした味わいのお椀の仕上がり。
海老味噌も入っていて上品にコクも感じる。
吸い地をひとくちいただいた後に椀種をともに食べれば
広がる広がるこの旨味。うーん。今回も美味しい。
炊き込みご飯には蕗の薹。
正直蕗の薹ってあまり好みじゃない(おこちゃまなので苦みがね)のだけど
ホタテの甘みとふわっと香る蕗の薹の香りとほんのりな苦みが凄く良かった。
炊き加減も言わずもがな。
そしてデザート。
ノチェロ(胡桃のリキュール)を使った寒天に八朔のアイス。
上から最中と胡桃。
この八朔のアイスが美味しいのなんのって。
小泉さん曰く「さっぱりなデザートを作りたかった」とのこと。
苦みが最小限に抑えられて、優しい甘み。そしてさっぱり。
香ばしい胡桃と最中がアクセントになっていて
前回までの定番スタイルのデザートもとても好きだったけれど
今回も美味しかったなー。
今宵は久しぶりにオツレサマと一緒に訪問。
オツレサマも日ごろのストレスから解放されて、お楽しみになっておられたようで良かった~。
お互い仕事が大変だけど、いろいろがんばろうねぃ!と
はらぱん状態でお店をあとに。
相変わらずの美味しさと心地いい適度なサービス。
大好きなお店です。
ごちそうさまでした~
お一人様度:★★★
迷子レベル:★☆☆
リピ度 :★★★
予約難度 :★★☆(特に週末は数カ月先まで埋まってることも多いです)
使用金額 :料理+税サ+ビール1杯+日本酒2合=21,550円
2017年1月 再訪☆
新年初の訪問はマイレビュアー様と。
カウンター席でいただいたお料理は以下の通り。
●18,000円お任せコース
・聖護院かぶらすりながし、河豚の白子
・揚げた鴨、昆布と八角の塩を添えて ★
・鰤、干し貝柱、干しエビと米、海苔と
・松葉蟹真丈 ★
・活け〆ヒラメの餡肝ソース ★
・松葉蟹炙り
・炭焼きした鰆、下仁田ネギ、牛蒡、ミルクソース、黒トリュフ
・生胡麻豆腐、カラスミ、塩昆布、キャビア
・ノドグロ、みぶな、海老芋、長ネギ
・キンメダイと小松菜(軸)の炊き込みご飯、香の物、お椀
・胡桃のリキュール、焼いた胡桃、苺アイス、ブランデーゼリー
(今回特にツボだったお料理=★)
今回のお椀は松葉蟹。
つなぎを使わない真丈の甘み、香り、塩味。
まっさらな吸い地と合わさることで虎白のお椀は、絶妙な着地点となる。
あぁ、美味しい。本当に。
珍しかったのは鴨を揚げたお料理。
鴨を揚げると身が縮まってしまい下手に火が入り過ぎてしまうらしく
あまり使わない調理方法なのだそうだけど、さすが小泉さん。
火入れもよくって、炙った皮目も香ばしい。鴨の旨みがぎゅっと詰まってる。
八角の入った塩と一緒にいただいた。
そして、活け〆したヒラメを裏ごししたあんきもと合わせた一品。
これも抜群に美味しかった。
濃厚で旨味のあるあんきもソース、食感のいいヒラメ。
何度かいただいてきた、炒っていない生の胡麻を使用した
真っ白な胡麻豆腐のクリーミーさと優しさも良かった。
〆のご飯はキンメダイと小松菜の軸を使ったもの。
相変わらずの炊き加減と美味しさで、ハラパンながらも
お代りを食べちゃった♡
毎回伺うたびに、小泉さんの世界が味わえるのがとても楽しくて心地いい。
今年もどうぞよろしくお願いいたします☆
ごちそうさまでした~
お一人様度:★★★
迷子レベル:★☆☆
リピ度 :★★★
こんな人に向いている:
・しっかりと基本を押さえつつ創作も交えたキレイな味ってどんな味?って思った方。
・丁寧なおもてなしの接客にほっこりしたい(カウンター推奨!)
・昨今の和食高騰の中、2万円程度で美味しくて軽く飲めたらシアワセ万歳
2016年10月 再訪☆
今回はカウンターにて20時半スタート。
年内訪問は今回が最後なのでゆっくり・じっくり楽しみました。
今宵のめにゅうは以下の内容。
・活け穴子皮目炙りやき、茄子 ★
・鰻炭焼き、新銀杏
・ノドグロの西京漬け炭焼き ★
・太刀魚の真丈 ★
・鰆のだいだいのジュレがけ ★
・キンメ炭焼き、玉ねぎ
・65度の鰹出汁で火を入れた牛肉、原木椎茸、オータムトリュフ ★
・甘鯛と水菜、蕪
・お酒のともに、コノコと生ホタテ(サービス) ★
・秋鮭の炊き込みご飯、いくら、お椀、香の物
・抹茶ムースとカラメルソース、ブランデーの氷、松の実、胡桃
(今回特にツボだったお料理=★)
毎回安定した美味しさの中に、新しい発見もある虎白。
伺うたびに、今回のお椀の真丈はなんだろう?とわくわくするのだけど
今回は太刀魚。
炭火で焼いたものと生のものを合わせて、つなぎをいっさい使わずに真丈に仕上げる。
旨味の凝縮した真丈はひとくち食べたらソッコウ悶絶。
穴子もとても良いけれど、太刀魚も負けない美味しさ。
ただ、吸い地がほんとうに薄い味付けなので、お椀ひとくちめの印象は
ここ数回ちょっとだけ物足りなさを感じるのも事実。
力強い種と合わせるとパワー全開になるお椀に変化してきているのかしら。
いずれにせよ、虎白のお椀は凄まじく美味しくて、好み。
サービスでいただいたコノコと生ホタテもかなりの美味しさ。
特に生ホタテは絶品。
貝柱のあの繊維質、いっぽんいっぽんに味がぎゅっと詰まっている感じ。
1時間蒸し煮にしたそうで、火の加減がとても繊細なのだとか。
ホタをホタテ以上に感じた瞬間。さすが小泉さん。
炊き込みご飯は秋鮭に梅干しを入れたもの。さっぱりしている。
個人的には梅干しはなくてもいいかなぁ、と想いつつ。
トッピングには上品に味付けされたいくら。
御飯に比較的しっかりと味がついている(といっても上品だけど)ので
これくらいのいくらは味にとどめておきたい気持ちは納得。
今回も楽しくて美味しくてシアワセな時間でした。
来年の虎白さんもとっても楽しみです!
小泉さん、お店の皆さま、今年もありがとうございました♡
☆5.0→そのまま
------------------------------------------------------------------------------------------
2016年7月 再訪☆
今宵も20時スタート、カウンター席でお願いしました。
伺ったこの日は神楽坂のお祭りだそうで、いつにも増してすごい賑わい。
そんな賑やかな雰囲気の中を進み店内へ。
今日はとあるお店でのお食事がきっかけでお知り合いになったマイレビュアー様とともに。
ビールで乾杯☆して、お料理のスタート。
・ノドグロとずいきを酸味のあるジュレで
・天竜川鮎のタスマニア産黒トリュフ入りミルクソースで ★
・千葉大原蒸しアワビの飯蒸
・穴子の真丈のお椀 ★
・鱧の刺身、梅ダレと鰹出汁醤油で ★
・甘鯛うろこ焼き、牛蒡とくず粉の揚物
・牛肉の雲丹巻き、赤万願寺とうがらし、衣川茄子 ★
・鼈と原木椎茸、スナップエンドウ
・鱧子生と鱧すなずりの素揚げ(サービス)
・北紫雲丹と出汁で伸ばした焼き海苔(サービス)
・キンメダイと小松菜の軸入り炊き込みご飯、御椀、香の物 ★
・宮崎マンゴー、杏仁、黒蜜とラム酒のゼリー、揚げ湯葉のせ
(今回特にツボだったお料理=★)
ようやく(?)、いただく機会を得た、飛び込み鮎。
このビジュアルは衝撃的っ!
揚げた鮎が飛び込む海は、ミルクを鰹出汁で伸ばしてタスマニア産の黒トリュフで香りづけしたミルクの海。
このソース、何とも言えないミルク感で、こっくり美味。
小泉さん曰く、サマートリュフでは香りがちょっと、、なので
敢えてタスマニア産の黒トリュフを使用しているのだそう。
揚げた脂の感じとミルクソースが合いますねー。美味。
蒸しアワビの下には鮑の肝で和えたもち米。白ゴマ油でコクをプラスして酢橘で爽やかに。
酢橘の加減かな、個人的にはやや酸味が目立つ格好となった。
そしてそして、今日のお椀はなんだろうなぁ、、とわくわくしていると、、なんとー!!!!
前々回に引き続き穴子のお椀ではないですかっ!!!
かなり感動した穴子のお椀。思わず、ひゃー!とtensionあがりまくり。
ニヤニヤしながらいただいちゃいました(笑)
生の穴子をつなぎとして使用した煮穴子の真丈は松葉ガニみたいに派手な美味しさではないけれど
しみじみ旨いとはまさにこのことかも、、と再認識。あぁぁ、美味しい。。。感動です。
そしてシーズンメニューの鱧はなんとほぼ生(75度12秒湯通し)で。
湯引きでいただくことは多いのですが、たぶん生は初めてかも。。
鱧の美味しさを死角なしで受け止めれるのが生なんだそう。
確かに湯引きの時とは風味がすごく違う・・・。
いつもとはまた違った鱧を知ることができました♪
雲丹を巻いた牛肉に添えてあった衣川茄子は油通ししてあり甘く蕩ける美味しさ。
衣川茄子は小泉さんがお好きなんだそうだ。
お酒のお供に嬉しい、鱧子(鱧の卵)とすなずり揚げ。
鱧子は日本酒で洗って塩を振り5日間くらい置くのだそう。
適度な塩加減がありつつも上品な味わいだった。
炊き込みご飯も相変わらずの美味しさ。炊き加減と味がピタっと嵌っている。
今回も美味しかったです。穴子真丈はほんと嬉しかったし。
毎回美味しいお料理にシアワセを感じるのは当然ながらも・・・・
再訪したい、させていただきたい、と想わせるのは小泉さんのお人柄があってこそ。
いいものはいいと、ストレートに褒める。
ちょっと、、と思うものは無言ですっと裏に戻っていく。
お弟子さんへのそんな小泉さんの姿を見て、ひゃぁ~・・・とひとり心の中で唸るジブン。
今ちょうど、仕事の関係でマネージメントについて再考させられている最中だったので
きっといつも以上にそういう面がジブンの中に響いたのかもしれない。
伺うたびに、いつも驚きと発見、そしてシアワセになれる虎白さん。
また次回の訪問が楽しみです★
ごちそうさまでした~
☆5.0→そのまま
-----------------------------------------------------------------------------------
2016年4月 再訪☆
今回も20時スタート。カウンター席で。
店内もとても賑わっています(騒がしいという意味ではなく)。
テーブル席には外国からのお客様のグループも。
海外のお客様も多いのだそう。
ミシュランを獲得すると、やはり、なのですね。すごいなぁ。
まずはビール、、、と行きたいとこですが本日はノンアルコールビールをいただくことに。
ちょっとしたハプニング(と言うほどでもないですが)がありつつも
スマートに対処してくださる小泉さんの対応は流石。
そして今宵いただいためにゅうです。
・うるい、長芋、焼いた蛍烏賊、フキノトウの出汁で
・笹で燻した天竜川の稚鮎、こごみ
・60度の温度で湯がいた和牛、いぶりがっこ、原木椎茸、もち飯、塩昆布 ★
・車海老の真丈のお椀 ★
・サクラマスの炙り ★
・ノドグロ西京焼き、出汁で炊いた牛蒡
・65度で調理した蛤、筍、生ウド、木の芽 ★
・すっぽん、みぶな、花山椒、白ゴマ豆腐
・キンメダイの炊き込みご飯、御椀、香の物
・クリームチーズクリームソースと抹茶のムース、焼いた松の実、ブランデー氷 ★
(今回特にツボだったのを★表記で)
今回も素晴らしかった御椀。素材は車海老。
前回の穴子も素晴らしかったけれど、大好きなエビを使用した御椀ともあって感激も倍増。
柔く甘みのあるほわほわな車海老の真丈。
和牛といぶりがっこ、原木椎茸の香りに塩コンブの旨味もすごくマッチ。
サクラマスは脂がさらっとしていて甘みもある。
酸味の効いたジュレとの相性もいい。
そして、65度で調理した蛤。
ほどよい火入れ加減で、中心部はレア。
香りと蛤のエキスが堪らん。
デザートのクリームチーズソースも甘すぎず品があって美味。
あ、御飯の時のお椀(お味噌汁)がちょっと変わっていた。
香ばしい揚げ入りに。
今回だけなのかな?個人的には前回までのお味噌汁の方が好みだったかも。
今回もすごく良かった。
時季的なものもあってか、全体的に優しい流れ。
でも、相変わらずきゅんとするエッセンスが盛り込まれていて
キレイな纏まり。一緒した友人も美味しい♪ってカンゲキしてくれました。
良かった。
次回も楽しみ★
ごちそうさまでした~
☆5.0→そのまま
------------------------------------------------------------------------------
2016年2月 再訪☆
今回も20時スタート、カウンター席で。
ミシュラン3☆を獲得してから初めての訪問。
今日は高校時代からの友人と一緒に。
まずはビールで乾杯☆
そして、小泉さんにお勧めをお聞きしていただいたのが
「澤屋まつもと ultra」。40%精米されているので「ultra」なのだそう。
切れ味すっきりながらもコクがあって旨味たっぷり。
コルクのついたラベルもお洒落。
そして本日のお品書き。
・すっぽん蕪蒸し、原木椎茸 ★
・下仁田葱、牛蒡、黒トリュフ ★
・活け〆カワハギと肝、もち米を海苔で巻いて
・穴子の真丈 ★★★
・鰆藁焼き ★★
・キンメ、胡麻葛餅、山葵
・天然車海老、焼き茄子、みぞれ酢 ★★
・岐阜の熊もも肉、早筍 ★★
・ノドグロ入り炊き込みご飯 ★★★
・いちご3種類変化、ラム酒ゼリー、揚げ湯葉
今回もどれも美味しかったけれど特に印象的なのが以下の5点。
まずは強烈に印象に残った2品。
一品目は穴子の真丈。
生の穴子をつなぎにして煮穴子を真丈にしているとのこと。
ふわっふわな真丈は、穴子の持つ独特の風味と旨味が凄まじく
出汁と穴子の旨味が相まると更に素晴らしい。
処理の仕方で臭みが出てしまう食材なのにも関わらず、それを一切感じないほどに旨味が上回る。
あぁ、、シアワセ。。
二品目はこれまたびっくりな熊さんを使った料理。
前日に仕入れた岐阜の熊さんのもも肉を薄くスライスし、やや濃口の出汁で炊いたもの。
肉は弾力に溢れ、脂の部分は独特の風味。
なんといっても驚いたのは、出汁の旨さ。
サラっとしつつもコクがあり、深い旨味たっぷり。
熊さんの脂というともっとこう、野性味溢れるワイルドな感じを想像してしまうけれど全然違った。
「すごくきれいな味に仕上がったんです。キレイな脂ですよね」と、小泉さん。
小泉さんのおっしゃる通り本当にキレイな味。
熊さんを食べてキレイな味という表現を使うとはまさか思わなかった。
そしてつづいて皮目を軽く炙った鰆。
これには定番のジュレをかけている。
藁焼きの香ばしさと鰆の身、そしてやや酸味の強いジュレが鰆の旨味を引き締めている。
大好きな車海老を使った料理も良かった。
中心部だけがレア、火の入り方が絶妙で甘みもたっぷり。
甘くてジューシーな茄子とみぞれ酢もいい。
ご飯はノドグロの炊き込みご飯。
なんて豪華なんだろうか。嬉しい。
ノドグロの脂がいい具合に米に行き渡り香りもすごくいい。
味付けも優しく、ホント美味。
原木椎茸の旨味や、出汁を含んだ下仁田葱のジューシーさ等
野菜類もとても良かった。
今回も大満足。
食べながらワクワクするこの感じ、そしてカウンター席でほっこりゆっくりとできるこの感じ。
15,000円コースでこれだけの満足感はやはり素晴らしい。
次回伺うのもまた楽しみ★
ごちそうさまでした~
☆4.9→5へ(料理も接客も居心地も。すごく好き)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2015年10月 再訪☆
今宵は会社の後輩と一緒に。
20時半~というやや遅い時間(?)ではあるものの、カウンター席・テーブル席ともに満席。
今回ももちろんカウンター席で。
6か月ぶり通算3回目という、「通う」というには程遠い
まだまだ全然な訪問回数なのにもかかわらず温かく迎えいれてくださる雰囲気。。。
お料理の美味しさもさることながら、接客の心地よさで仕事の疲れも吹き飛ぶような
あっという間の2時間半。
小泉さんのお料理と笑顔と接客(お弟子さんもありがとうございます)には、とても癒されます。
ホント良いお店。
お料理は今回も、15,000円のコースでした。
先付:毛蟹
揚物:鰻・銀杏 ★
凌ぎ:鯖寿司 ★
御椀:金目鯛真丈
お造り:鯛
焼物:のど黒、牛蒡 ★
冷やし物:和牛、椎茸、トリュフ ★
サービス:白トリュフ
煮物:甘鯛、胡麻豆腐
お食事:太刀魚の炊き込みご飯
デザート:焼きりんご、湯葉 ★
(★=今回特に美味しかったもの)
揚物で登場した鰻。
いったんむして焼いてから揚げているようで余計な脂がそぎ落とされ
うまみがぎゅっと濃縮しているかんじ。
食感もややむっちり、八角の風味も素敵。
淡路の棒鯖寿司は、4日寝かせたもの。香りが大変素晴らしく、旨味もしっかり。
つなぎをつかわない金目鯛の真丈は若干クセが出過ぎていたような。
それでも、十分すぎるほどに美味しい御椀。
のど黒とセットの牛蒡の炭焼きは、一度牛蒡をすりおろして鰹出汁と合わせて
しかくくまとめて揚げたもの。
小泉さん「こんなに太い牛蒡あるって思う方ももしかしたらいるかも?」・・・ですって(笑)
いないですよ、たぶん。あ、でも、此処(ワタシ)にいましたのは秘密です(爆)
牛肉は60度の鰹出汁でしゃぶしゃぶして火を通したもの。
しっとりとねっとりと官能的な食感と旨味。
甘鯛と胡麻豆腐の胡麻豆腐は、胡麻の香りの出汁くずもち。
ぷるん、とろん、と不思議な食感、胡麻の香りも良かった。
ご飯は今回は太刀魚。食べきれない分は勿論お土産に♪
でざーとは、炊いたりんごの氷に焼きりんごソース、ブランデー。
食感のアクセントには松の実と揚げ湯葉。
和風版アップルパイのようで、ほんと美味しい。
サービスで高価な白トリュフをいただいちゃいました!
今回もどれもおいしくって、居心地も良くって。
やはり此方には定期的に通わせていただきたい、、
そう心から思えるお店です★
(そのために仕事がんばるぞーーーーー!)
次回の予約も入れて、、ごちそうさまでした~
点数修正:
☆4.7→4.9へ(美味しい・雰囲気もサービスもいい。大好きなお店)
★祝★
ミシュラン3つ星おめでとうございます!
虎白さん(小泉さん)のいちファンとして心よりお喜び申し上げます(12/1)
----------------------------------------------------------------------------
2015年3月 再訪☆
普段よりとってもお世話になっているオツレサマのBirthdayお食事会。
今年はどこにご招待しよう??
そう考えた時ふと、此方が浮かびました。
初訪は2013年12月。
此方のお店が大好きなマイレビュアーさまに連れて行っていただいたのが初めてでした。
今でもふと、あの時の「ドキドキ感」が思い出されます。
そんなドキドキ感を胸に、神楽坂をゆっくりお散歩しつつお店へ。
予約したお席はカウンター席、中央。
店主・小泉さんからの丁寧なごあいさつからスタートです。
お料理のコースはお任せの、15,000円。
まずはビールで乾杯☆
そのあとは、日本酒を3銘柄ほどお料理にあわせていただきました。
3月の訪問ともあって、春らしい食材がいくつか。
●お任せコース(15,000円)
○先付:雲丹、白胡麻豆腐
ねっとり美味しい白胡麻豆腐と雲丹。
のっけから旨い~!!
○揚物:煮穴子、牛蒡 ★
両方ともに出汁でいったん炊いてから揚げてあるので
出汁の味がぎゅっと素材に染み込んでいます。
醤油の香ばしさを強く感じることができて、これ、美味しい~!
喩がアレですが(笑)、磯部巻きのお醤油が焦げた感じの部分の風味が好きな方は
かなりの高確率でツボ!な味(笑)
○凌ぎ:鰤 飯蒸し
鰤にカラスミ、いぶりがっこを細かく刻んだものを合わせたもの。
海苔でくるっと巻いていただきます。
いぶりがっこが効いてて美味しい~。
○お椀:車海老真丈 ★★★!!!
前回いただいたのは松葉蟹真丈のお椀。
体に沁み入るような出汁とつなぎを一切使わない真丈に感動。
今回の真丈はなんと、大好きな車海老!!
火を入れると固くなりがちな車海老ですが
絶妙な火入れ加減なので、口の中でほわっと溶けてゆきます。
相変わらず絶妙に旨い出汁とともに、も~~~~シアワセ♡
思わずニヤニヤ。怪しい笑顔(笑)
○お造り:鮍 肝和え ★
オツレサマが大好きなカワハギ。肝がコクと甘み、濃厚で
まろやかな酸味のジュレとの相性も抜群。
シコシコとしたカワハギもとっても旨し。
日本酒がすすんじゃいます・・・ね。
3銘柄目、お代り!
○焼物:鰆、菜の花、トリュフソース
魚へんに春と書いて鰆<サワラ>。
しっとしとした鰆は抜群の火入れ加減。
黒トリュフを使ったソースも香り高き味わい。
○冷し物:蛤、独活、花山椒 ★
200度で素揚げした蛤は、甘さが引き立ちふっくら。
中はレアで絶妙な食感。
独活はしゃきゅしゃきゅ♪
ソースはバラコや塩昆布なんかが入った黄身酢。
この黄身酢がまた、美味しいのなんの。
酸味がまぁるくて、甘い蛤を上手に引き立てています。
そういえば、前回いただいた酢の物も、角張っていないお酢の味だった。
なんでも京都でお願いしている特注のお酢を使っているんだとか。
流石です!!
○煮物:蔵王鴨、筍、葱、春菊
ちょっぴりだけ脂加減がくどいかなー?とも思ったけれど
ちょっと濃いめの出汁が良かったです。
シャクシャクの筍も良かった。
○お食事:帆立と空豆の炊き込みご飯 ★
帆立と空豆の炊き込みご飯、初めてです。
お味のポイントは、ちょこっと入れた白味噌。
だから風味が引き立っているんですねー!
空豆って香りが難しいのですが、全然気にならなかったです。
炊き加減も抜群でホント美味しい。
思わずしっかりお代り♪
余った分はお土産に~。
○デザート:苺シャーベット、黒糖寒天、ラムソース、揚げ湯葉
前回と同様のスタイル。
これがこちらの定番デザートなのでしょうかね。
今回はトッピングに揚げ湯葉。
小泉さん曰く、「試してみたら美味しかったので」だとか♪
確かにサクサクでほんのり大豆風味も相まって美味しい~。
午後20時の予約で23時近くまでトータル約3時間。
前回同様の美味しさ、楽しさ、居心地の良さ。
お料理の紹介の時にふと、小泉さんが
「前回いらしてくださった際は、●●さん(マイレビュアーさん御二方の氏名)とご一緒でしたよね」
だいぶ期間の空いた2度目の訪問ながらも、小泉さんが私のことを覚えていて下さったことに何より大感動。
オツレサマもビックリしていました。私自身もかなり驚き。
でも、ホント嬉しかった♪
カンジンなオツレサマ。とっても喜んでくれましたよ~(良かった!(笑))
日々の仕事で疲れ切ったココロにしっかり栄養補給。
美味しいお料理をいただきながらゆっくりと過ごす3時間は、まさに至福の時。
全てが素敵すぎて、大好きなお店になりました。
お店と出会うきっかけを作ってくださったマイレビュアー様。
ホントホント感謝です、素敵な出会いの機会をありがとうございます♡
先のスケジュールがわからないので次回の予約は入れなかったのですが
ここは定期的に通わせていただきたいお店です。
ごちそうさまでした~
(2名でお勘定は38,200円)
大好きなので評価を修正:
★4.5→4.7へ
--------------------------------------------------------------------------------------
2013年12月 初訪☆
神楽坂。
オーラ漂う、迷子になっても(笑)とびきり楽しそうな街。
今回は気になっていたこちらのお店に伺う機会をいただきました♪
飯田橋駅から坂を登り、メイン通りから1本路地に入ったところに
風情ある佇まい、仄かなる光で「虎白」という文字の外観。
ちょっぴりドキドキしながら(笑)入店です。
本日は予約が取りにくいというカウンター席で。
(お手配下さったマイレビュアー様には感謝感謝です)
ドリンクはまず烏龍茶。
そして素敵な切子グラスで日本酒をいただきました。
和食にはやはり日本酒が合います。
●お任せコース(15,000円)
○蕪と白子の椀
ホクっと柔らかく炊いた蕪の上に鱈の白子餡を合わせたお椀。
柚がふんわりと香り、とても柔らかで優しい味わい。
漆黒の器と純白な白子餡のコントラストも美しいです。
○早堀り筍と銀杏
甘みたっぷりのこの時期の筍と銀杏を天ぷらに。
シャクシャクとした歯ごたえ、筍の甘みが
昆布塩とともにいただくとより一層増します。旨し。
○紹興酒とメイクイ酒で漬けたいくら飯 ★
もち米に、紹興酒とメイクイ酒(薔薇のお酒)で香りづけした
いくらを合わせたものです。
いくらはその独特のクセはほとんどなく
こんなに上品ないくらって
初めて食べたかもしれません。
紹興酒と仄かに香る華やかな薔薇の香りも良かったです。
和食でこういうお料理が供されるのはスゴイですね♪
○松葉蟹の真丈のお椀 ★
自分の中では、この日一番、気に行ったお料理♪
ほろりと崩れる香り豊かな松葉蟹入りの真丈は
つなぎをいっさいつかっていなのだそう。
たっぷりの松葉蟹、とっても美味しかったなぁ♪
そしてなによりお出汁。柔らかで沁み入る美味しさです。
上にはちいちゃくてかわいい芽蕪が乗っていました。
○カワハギの肝和え
斬新な器で登場。まるで、タイガーさん、のような(笑)
肝で和えたプリプリのカワハギには
鰹の出汁と橙を合わせたジュレが添えてあります。
ちょっと、ジュレの酸味が強め(角張っている)に感じましたので
もう少し酸味にまるみがあると肝のコクとマッチしてよかったかも。
○海老芋、マナガツオとトリュフソース
炭火で焼いた海老芋は香ばしさがあってホクホク&ねっとり。
マナガツオを混ぜ込んで葛でとろみをつけたクリームソースは
とても優しい味。そこにトリュフがたっぷりと。
香りと食感、両方が楽しい一皿でした。
ちなみに、此方のお料理の提供前に一度離席したのですが
席にきちんと着いてからお料理を提供してくださいました。
(某高級店で、こういった点が徹底されていないお店があったので・・・)
○海鼠と海鼠子、胡瓜のみぞれ酢和え
「考太郎の酢」という京都の老舗のお酢専門のお店を使ったみぞれ和え。
このお酢、とにかく角張った酸味がなく味わいがマイルドなのです。
まろやかな酸味なので、お酢独特のあのツーンとした感じが苦手な方にも
おススメできるお酢です。
お店のHPもあり、お取り寄せも可能だそうです♪
○胡麻豆腐 すっぽんのスープ ★
白くもちもちな胡麻豆腐、胡麻の良い塩梅でのオイリーさも
このすっぽんのスープとマッチしていました。
上にトッピングされていたのは牛蒡。
胡麻と牛蒡の香りもとても良かったです。
このお料理もとても美味しかった~。
○鰆と山椒の炊き込みご飯
ご飯は、炭火で焼いた鰆を乗せ
山椒に生姜、あさつきを散らした炊き込みご飯。
まずは炊きあがりを土鍋ごと見せてくださいます。
ふわんと香る優しい香り♪
身の締まった鰆と出汁が優しく香るご飯がとっても美味しい。
たっぷりと入った生姜も良いですね、さっぱりといただけました。
残った分はおむすびにしてお土産に。
○柿のシャーベットと黒みつを使った寒天、ラム酒のゼリー添え
チーズクリームスープ ★
デザートは、チーズのコクとラム酒が香る
柿を使ったシャーベットと黒蜜の寒天入りのさっぱりとした一皿。
まとまりの良い、ちょっぴり大人のデザートでした。
このチーズクリームのスープ、まろやかで美味しかったな♪
和の素材にトリュフや紹興酒とメイクイ酒など
和以外のエッセンスをうまく融合させた創作和食を堪能させていただきました。
お店の方のホスピタリティも素晴らしく、カウンター席ならではの「画」も流石。
ゆったりとした時間に満ち溢れた、素敵空間を味わえるお店でした。
女性はこのような空気感、好まれる方多いのではないかと思います。
お祝い事や大切な人をご招待するのにも相応しいかと♪
此方はまた是非伺いたい、そう心から思えるお店でした。
お誘い下さった&ご一緒くださった方に感謝いたします。
ありがとうございました♪
ごちそうさまでした☆
3位
2回
2017/03訪問 2017/03/27
2017年3月 再訪☆
「逢いにゆく」という言葉がぴん、とくる。
時折出る憂いのある表情、そして、笑顔が素敵な店主、佐藤さん。
ザギンでおすしー!で緊張している私にも
さりげなく話しかけてきてくださった初めての訪問の時のことを
今でもしっかりと覚えてる。
そんな佐藤さんがこちらを退職されるということで
久しぶりにランチで訪問させていただくことに。
ビールで乾杯☆のあとは
季節の一品で、鰹に新玉ねぎのソースをかけたもの。
甘みたっぷりの春キャベツにねっとり鰹。
しゃきっとした新玉ねぎソース。
そして全部で16貫の握りへ。
ガリを挟んださよりが清々しい。
漬けにした鮪、昆布締めにしたキスが艶かしい。
たいらがいの香り、食感。
煮蛤の柔さ。うまみの脂、のどぐろ。
鮪のとっさき部分を巻いた巻物、海苔の香ばしさ。
とろける玉子。
赤酢のシャリと魚の脂の調和感。
癖になる、包容力。そして、憂いがある。
また佐藤さんの握りをいただける日まで。
ごちそうさまでした~
・鹿児島鰹、新玉ねぎのソース、春キャベツ
・平目
・スミイカ
・さよりガリ挟み
・鮪漬け
・中トロ
・海老
・鱚昆布〆
・たいらがい
・鰯
・かすこ
・煮蛤
・のどぐろ
・穴子
・鮪の突先部分の鉄火巻き
・御椀
・たまご
2016年3月 再訪☆
誘っていただき今回もランチで。
お任せコース16貫。
赤酢のシャリの魅力とすごくゆっくりできる雰囲気とで。
独特の余韻と包容力のある佐藤さんのお鮨はやっぱり美味しいな。
・鮪小鉢
・青森平目
・スミイカ
・さより ★
・鮪ヅケ
・こはだ
・車海老 ★
・えぼだい昆布〆 ★
・かすご鯛
・平貝 ★
・〆サバ
・煮蛤 ★
・とろとろのとろ
・のど黒 ★
・穴子 ★
・たまご
・しじみの御椀 ★
☆4.5→4.5(そのまま)
--------------------------------------------------------------------
2015年11月 初訪☆
幸せが加速してゆく。
あぁ、なんて幸せなんだろう。
そんな風に思える鮨であった。
お店は銀座8丁目のビルの地下に。
凜としつつもゆっくりとした時間の流れる不思議な空間が広がる。
御主人の佐藤さんからご丁寧なごあいさつ。
ハニカンダ笑顔が素敵な御主人。
まずは、ビール。
そして、飲み終えたころには鮨をつまむだなんて、なんて贅沢なランチ。
アルコールと握りを合わせるのはあまり好まないのでお茶をいただく。
こちらのお茶が大変に美味しい。
ラストの方に登場する巻物の海苔も風味よく旨い。
こういったところまでもしっかりとしているのはかなりの好感度。
ランチは握り10貫(5,000円)、13貫(8,000円)、16貫(12,000円)の3種類。
食いしん坊なので16貫でお願いさせていただいた。
●お任せ握り(12,000円)
牡蠣の小鉢
ひらめ
すみいか
かすご
づけ
中トロ
車海老
キス昆布〆
鰆
サバ
低温調理した煮蛤
いくら
2種類の雲丹(温・冷)
トロ
のどぐろ ★
あなご
鮪手巻き
たまご ★
(※ ★=今回特にツボだったもの)
程よい握りのサイズに、するするとほどけてゆく赤酢のシャリ。
一貫目は、その独特さにちょっとしたパンチをくらうも食べ進めていくうちに独特なシャリの虜になってゆく。
シャリの固さはやや固めな部類といえるのだろうか。
これ以上、これ以下が当てはまらない程にジャストな加減。
特に旨味や脂の多いネタを抜群の包容力で受け止める、紳士的なシャリ、鮨の虜になってゆく。
また、スイーツ好きとしては、最後の玉子にも興奮。
表面をキャラメリゼしてありまるでクリームブリュレ。
人気店故、なかなかに予約は取りにくいが、またぜひ再訪したいお店。
ごちそうさまでした~
4位
2回
2017/11訪問 2018/02/18
2017年11月 再訪☆
ずっきゅーん。
こんなうまいパスタ食べたことがないっ!
そう、強く記憶にこびりついていたこちらに
お誘いいただき、久しぶりに再訪。
この日もお任せでワインとお料理を。
パスタは前回とっても美味しかった雲丹のトロフィエをリクエスト。
今回は蟹も入っていた。
あぁ、おいしい。このこっくりとした旨み、香り、あまみ。
トロフィエ(パスタ)にソースがよく絡んで、
ずっと旨味が追いかけてくる。
うーん、ほんとにおいしいーーー。
もうひとつのパスタにはたっぷりとアルバ産白トリュフを。
サルシッチャのジューシーな旨みとクリームソースにチーズ、
そこに薫り高い白トリュフだなんて、文字だけでも美味しそうですよね!(笑)
実際にはもちろんとっても美味しくて、もううまく表現できない。
メインは仔羊。
前回の牛と豚がとてつもなくおいしい記憶だったけれど今回はおとなしめの印象。
前菜二品も相変わらずに大胆な攻めかた、かつ奥の方で優しさもあって。
力強いだけじゃない、この絶妙なバランスが素敵。
こちらはちょっとアクセス的にはよくないかも
しれないけれど(駅から少し距離があります)、
注文がたてこむと、サーブが遅くなる(シェフ
おひとりなので)けれど、あのおいしさに
また、出会いにゆきたくなるお店。
ごちそうさまでした~
○18,000円のお任せコース
・カボチャのクレマ
・フォアグラとランプレドット
・雲丹と蟹のトロフィエ
・サルシッチャのクリームペストーニ、アルバ産白トリュフ
・仔羊の肩バラ煮込み
・チョコレートムースとバニラ―ムース
・コーヒー
・ワインお任せで
おひとり様度:★★☆
迷子レベル:★★☆(最寄りは新宿御苑前)
リピ度:★★★
2015年6月 初訪☆
新宿御苑前が最寄駅の、オステリア ヴィンチェロ。
お料理だけじゃなく、ワインもとってもイイよ♪と伺いお誘いいただき訪問。
4名でのお食事会です。
お店は気どらない感じで居心地が良し。
外観のイメージよりも店内はだいぶ奥行きがありました。
この日は斎藤シェフがいらしてワインやお料理について色々と教えてくださいました。
素材や調理法、ワインの仕入れ先等々、イタリアに関する情熱が伝わってきましたよ♪
お料理はワイン込みでコースで18,000円のものをいただくことに。
○白海老とボッタルガのガスパチョ ★
キリっと冷えたガスパチョはトマトの味がとっても濃い。
上にはちょこん、とボッタルガ(イタリアのカラスミ)が添えてあり
トマトの濃厚さとボッタルガの塩気、中に隠れている白海老の甘みが絶妙~。
一皿目からココロを鷲掴みに☆
○ヒラメのソテー バッカラマンテカート
ヒラメは皮目を香ばしく中はふっくら。絶妙な火入れ。
バッカラマンテカートは、干鱈を水で戻してから練ったヴェネツィアの郷土料理。
ちょっぴり塩辛い感じが淡白なヒラメとよくあう。
○フォアグラ、新玉ねぎ、ヴィンコットソース★
先の一品、ヒラメもポーションが大きかったけれどこちらのフォアグラもダイナミック。
火入れがとってもいいですね~。
ヴィンコット(葡萄から作った調味料)ソースの味の深みが凄まじい。
○うにの塩漬けのトロフィエ★
トロフィエは、ねじねじの形をしたショートパスタ。もちもちとした食感が美味しい♪
うにのソースがトロフィエとうまく絡んで美味しい~~~♪
大好きなお味。
合わせたワインもまた素晴らしく。。
○ペンネ アッラ ノルチーナ★
ペンネ、サルシッチャ、チーズのソースに黒トリュフをた~っぷりとスライス。
黒トリュフをかける前でも十分に香りが高かったけれど更にさらに香りアップで思いっきり深呼吸(笑)
濃厚なソースと黒トリュフの香りが相まって素敵な一皿。
これは美味しい。
○イチボ、キントア豚のロースト ★
絶妙な火入れで、それぞれのお肉の良さが惹きだされています。
お味も最低限の味付けで肉本来の旨味をしっかりと楽しめるしこれは美味しい~。
とっても貴重だというバルサミコソースを仕上げにひとふり。
このバルサミコのお味がまた凄かったです。
ここまで濃厚で余韻が残るバルサミコは初めてで、感動しちゃいました。
そして、お肉の下に敷いてあるのは根セロリのサラダ。
ただ、ポーションが大きいので不本意ながら少々お残ししてしまいました(涙)
○パンナコッタ
イタリアのドルチェの定番パンナコッタ。クリームがたっぷりで舌触り滑らか。
どっしりとした甘さながらも重さはなく美味しい~。
ソースはキャラメル仕立て、いちごのトッピングも。
○エスプレッソ
美味しいエスプレッソ。最後までぬかりなしっ。
総じて素晴らしく美味しかったです、お料理も、ワインも。
そしてかな~り、呑み過ぎました(笑)
グラス7杯+α・・・・・・。
結構お味はしっかり目なのですが、くどさを感じさせない不思議。
雲丹のパスタなんて絶対に食べ疲れしそう~と思うのですが全然。マジック。
あ、お料理はポーションがどれも大きいのでかなりしっかりとした食べ応えがありました。
願わくばもう少しポーションが小さいと最後までいただけるんだけどなぁ、、贅沢でしょうか(笑)
どのジャンルでもいえることですが、シェフがお料理についてお話されているときって、本当に素敵ですよね。
キラキラ☆していますもの☆
ごちそうさまでした~
5位
2回
2016/12訪問 2017/02/01
2016年12月 再訪☆
とっても久しぶりのふくださん。
お料理はコースのみで15,000円(税別)。
福田ご夫婦お二人のぽかぽかな接客にゆーっくりとお食事を楽しめる
一日二組(遅いスタートだと入れる可能性もあり)限定のレストラン。
前回もちょうど冬の時期。
生姜(薬味)が少し多いかな、という印象だったのだけれども
今回はそれを感じさせなかった。
この日、トキメイタのは背子蟹のあんかけとノドグロの肝のしぐれ煮。
ひとくちめは力強く。ふたくちめも強く。みくちめも、強く。
でも、しつこさだとかまとわりつくかんじの類は全然ない。
すっと沁みるお出しの美味しさと背子蟹のほのかな甘みがとても良かった。
そして、ノドグロの皮目を炙ってお造りに。
脂ののったノドグロはちょっとくどいな、、と思うとき(トシ?涙)も
たまにある。皮目を炙ったことで適度に脂がまるみをもっていただけた。
そしてノドグロの肝を使ったしぐれ煮。あんきもとはまた違った
まどろっこしいくらいの(笑)、ねっとり。でも、くどくない。
このいっぴんだけでも日本酒が進んだことは間違いない。
●15,000円お任せコース(税別)
・背子蟹のあんかけ ★
・萩甘鯛の酒蒸し、聖護院蕪のお椀
・苫小牧の北寄貝の焼き物
・高知ノドグロを皮目だけ焼いたお造りとノドグロの肝のしぐれ煮 ★
・根室つりキンキ、水菜、京揚げの煮びたし
・サロマホタテのおかき揚げ
・海老芋素揚げ、出汁、春菊
・カマスの炊き込みご飯、漬物、お味噌汁
・和歌山三宝柑のゼリー ★
(今回特にツボだったお料理=★)
お人柄がにじみ出ているかのような丁寧でほっこりするお料理。
食材自体は特に大ぶりにカットして提供しているわけでもないのだけど
なんだか食材の存在そのものを結構強く感じるお料理たち。(うまくいえないのだけど)
麻布十番ってなんだかおっかない(すみません田舎者なので・・・)
イメージしかなかったのだけれど、ここのお店にはほっこりな灯があるんだなぁーーー。
ごちそうさまでした~
おひとり様度:☆☆☆(ひとりNG)
迷子レベル :★☆☆
リピ度 :★☆☆
こんな人に向いている:
・ほっこり感な癒しを求めてる
・食材の感じを強く感じてみたい(素材感とは違います。うまく表現できずに申し訳ない)
・お酒も軽く飲んで和食は2万円以内で収めたい
2015年12月 初訪☆
麻布十番駅からほど近い場所にある今年ミシュランひとつ☆を獲得したレストラン。
まだ新しい店内は非常に心地よく、若き御主人と女将さん、
心のこもった接客がさらにそれを加速させている。
此方のお店は昨年6月頃に食べ友さんがいらした際のレビューを見てずっと気になっていた。
12月のとある平日の夜、食べ友さん3名で伺ってきた。
予約時間少し前に一番乗り。
カウンターの端に座らさせていただき、御主人と軽くごあいさつ。
話の流れで、6月に訪問した食べ友さんの名字を言うと、「あぁ、○○様ですね」と
きちんと其の当時のことを覚えているご様子で、色々と話に花が咲いた(笑)
ジブンの名前を聞かれたので、一度だけ伝えると、以降、ずっと名字で呼んでくさる徹底ぶり。
いやぁ、感心しちゃうな。ほんとに。
まずはエビスビール(小瓶)を。良心的価格なのがありがたい。
次は日本酒、、といきたいところだけど、珍しいお酒があったのでそれを。
そしてお料理のコースは12,000円のお任せで。
すごく楽しみにしていた当日の御献立は以下の感じで。
●12,000円・お任せコース
○香箱蟹生姜餡
たっぷりの甘い蟹と優しい味付けの餡。
上にはすりおろしたショウガ。
少し生姜が強いかな、と思うのだけれど
優しい味わいの餡がスタートからほっこりさせてくれる。
○鱈白子かぶらすりながし
かぶらがとろとろ。
ちゃんと出汁が奥の方で効いていながら穏やかな味にまとまっている。
白子もふるっととろん、と美味。
こちらにも柚子が結構かかっており、1品目同様少し多めかな?と感じた。
○お造りその1
かわはぎを肝醤油とポン酢それぞれで。
食感が素敵なかわはぎ、特にツボだったのが肝醤油。
肝とやや甘めの醤油とうまく融合しており、変な臭みや甘みがない。
これをアテにお酒が飲めちゃうね♪と思わず納得。
○お造りその2
佐渡寒ブリにすりおろした大根と山葵を載せて。
厚めにカットされた寒ブリの脂具合が大根・山葵でさっぱり効果。
○根室キンキ塩焼き、水菜、京揚げ
塩焼きにしたキンキを煮びたしにしたもの。
キンキはとても脂がのっていて、身がふっくら、ジューシー、とても甘い。
上に盛られた水菜や京揚げも良いアクセントになっている。
出汁もすごくいい。これはかなり旨い。
○いくら絹蒸し
やわらかないくら。塩気もほどよく優しい味。
いくらの下の茶碗蒸しもふるんふるん、とても滑らか。
ただ、こちらも柚子が少し効き過ぎかな?とも思いつつ。
○海老芋唐揚げおろし餡
今シーズンは和食を沢山いただく機会があったので海老芋もたくさん食べました♪
ほくっと揚がった海老芋。
○穴子と牛蒡の炊き込みご飯
大好きな穴子入りの御飯でtensionも上がります♡
御飯はやや柔らかめだったので、もう少し固い方が好み。
穴子と牛蒡の風味が御飯に染み込んでいて、くどさもなく美味しい。
余ったご飯はお土産に。折詰1人1ついただいてしまった、こんなのは初めて。
しじみ入りの赤出汁は深みのある味わいで好み。
○和歌山三宝柑ゼリー
酸味がほとんどない三宝柑を使ったゼリー。
口どけがすごく滑らかで、口腔内の温度でゆるゆると溶けてゆく。
香りもすごくよくって、美味。
器もキレイ、凝ってる。
この日の客は、我々3名と他、2名のみ。カウンター5席だけ。
他に個室席もあるようだが、一度に対応できる人数が限られているので(1日2組のみ)
使わない時も多々あるようだ。(個室が埋まったらカウンターは使用しないとか)
御主人と女将さんお二方の丁寧な心のこもった「おもてなし」を受けての晩餐。
想像以上に、ほっこりしてしまった。
ほっこりしすぎてしまい、麻布十番から自宅に帰るのが
普段の倍以上に思えるようなリラックス感に(笑)
女将さんはとてもキュートな方で、お若いのにとても勉強熱心で、頭が下がる想い。
お茶にもお詳しく、この日は何度も美味しいお茶を淹れてくださった。
(お茶ってちゃんと淹れるの難しいですもんねん)
今シーズンは、食べ友さんと沢山和食にご一緒させていただく機会があったが
その中でも此方はとても印象的で是非また、再訪したいと思った。
ごちそうさまでした~
ということで♡1・2・3・4♡
お一人様度・・・0%(お一人様では予約不可)
迷子レベル・・・5段階中3(何度来てもこの界隈は迷う。。。。)
リピ度・・・・・5段階中4(ぜひまた伺いたい)
6位
2回
2017/12訪問 2018/05/17
2017年12月 再訪☆
シックな雰囲気でいただける、美味なる焼肉。
コースには赤身コース、霜降りコースとあって、
今回は赤身コース。10,000円。
アラカルトもあるけれど、初めての訪問ならば
コースが楽チンかもしれない。
相変わらず繊細で、美味しいお肉。
肉に添えるタレも上品でくどくない。
焼肉、というより、これは、肉料理、という
ジャンルなのかもしれない。
コースの〆にはカレーを選択。
ほどよく効いたスパイス、適度な辛さ。
柔らかいお肉もたっぷり入っていて、満足感が
高い。
追加でサーロインも頼んだけれど、
大判で大迫力。
サービスも丁寧ですし、銀座でしっぽり
焼肉、いえいえ、肉料理デートといえば、
こちらがおすすめ。
ごちそうさまでしたー
迷子レベル:★☆☆
リピ度:★★☆
予約難度:★☆☆
2015年12月 再訪☆
前回伺ってとってもツボだったうしごろ銀座さん。
今回はトリュフを使った割烹コースをいただきに再訪。
2階の個室席に4名で。
前回同様、ソムリエでもある鈴木店長が焼いて下さいました。
お話もおもしろいし気配りも流石な方☆
いただいた12,000円のコースは以下の感じで。
・前菜(季節野菜のナムル2種類、和風チャンジャ)
・自家製ローストビーフ、ハツ炙りたたき、白センマイ刺し、リブ芯とウニ
・シャトーブリアンカツレツ
・サラダ
・希少部位のエンピツ
・シャトーブリアン
・牛テール酒蒸し
・カイノミステーキ
・自家製水キムチ
・トリュフとサーロインのしゃぶしゃぶ
・トリュフ雑炊
・ほうじ茶プリン
今回もお肉がとっても美味しくてシアワセ気分♪
サラっとした脂の感じが上品でくどくなくって。
噛みしめるたびに甘みや旨味が感じられて思わずにっこり笑顔になっちゃう。
そして今回結構ツボだったのが白センマイ刺し。
臭み皆無、こんなにセンマイって食感が良かったっけ??と思うほど。
葱、みょうがなどの香味野菜の効果もあいまって、軽い食べ心地。美味。
トリュフを使った料理に関しては個人的にはそこまでツボではなかったというのが正直な感想。
決して悪くはないのだけれれど、こうやって合わせる意義をそこまで見出せず。
やっぱりうしごろさんは美味しいなー。
雰囲気もいいしサービスもいいしで、また再訪させていただきまっする☆
ごちそうさまでした~
☆4.7→今回も変更なしで4.7
-----------------------------------------------------------------------------
2015年7月 初訪☆
都内に複数店舗展開するうしごろグループ。
本店は西麻布。それ以外にも系列店として「バンビーナ」という
本店や銀座店よりもより手軽に楽しめるお店の展開も行っているのだそう。
食べ方のスタイルは、お店の方が都度焼いて下さるというもの。
この日はこちらの常連さんに予約していただいたということもあってか
店長さんが焼いてくださいました。
通していただいたのは、2Fの個室席。
広々としており、シックで落ち着いた雰囲気。
雰囲気的にも接待とかでもかなり使い勝手が良さそう。
実際に接待利用も多いのだとか。
アラカルトもありますが、この日はお任せコースでいただきました☆
○前菜3種盛り合わせ
ズッキーニのマリネ、夏野菜のマリネ、クリームチーズといぶりがっこのポテサラ。
クリチといぶりがっこ、それぞれの発酵具合が合いますねー。
マリネもさっぱり。
○お肉の前菜3種類盛り合わせ
ローストビーフ、リブロース軍艦、ザブトン握りの3種盛り。
ザブトンが甘い~~。とろんと蕩ける肉の感じがたまりません。
脂もすごく上品。くどくない。
○アスパラガスとわさび菜のサラダ
わさび菜って好きなんです♪
アスパラのしゃきしゃきかんもよかった。
ドレッシングもおとなしい感じで好印象。
○黒タンのタン元 ★
薄くスライスした黒タンのタン元。
この部位に関しては、この薄さがBESTなんだとか。
タンは厚切りも美味しいのですが薄切りも好きなのでとてもためになるお話でした。
実際食べてみても、サクっとしながらもとろんとする甘みが残る美味しさ。
絶妙なスライス加減ですというお話にも納得。うまい。
○ハラミ
やや厚切りにしてあり食べごたえがあるハラミ。
脂の感じもくどくない。
○冬瓜入りスープ
柔らかい冬瓜いりのスープ。
○エンピツ
マイレビュアー様のレビューで初めて知った部位、「エンピツ」。
この日は有難いことに希少部位のこちら、いただくことができましたーーー(感謝)
サシの感じがすごくバランスよくって、旨味もたっぷり。
噛みしめる旨さと同時に脂がじゅわんと流出事件。
○キムチ2種類盛り合わせ
カクテキと白菜の2種類盛り。辛さが上品。
○アメーラトマト
口直しに最適。
○シャトーブリアン ★!
この日の悶絶級で美味しかったのがこちら、シャトーブリアン。
表面をさっと炙ったものをいただきます。
これこそまさに「蕩ける」お肉。
語彙力がないので(汗)、うまく表現できないのですが
3段階の食感を楽しむことができます。
サク、とろん、しゅわん。
みたいな(わかりにくい~~~~~(笑))
出汁につけていただくのですが、この出汁も肉の旨味を引き出していますね。
いやぁ、美味しかった。かなり。
○ザブトンすき焼き
玉子の黄身にからめていただくザブトン。
柔らかくて美味しい~。すき焼きなので甘目の仕上がり。
○上みすじ
こちらもシャトーブリアン同様出汁でいただくスタイル。
出汁でいただくお肉もいいですよねー。美味しい。
○シャトーブリアンのカツ、トリュフ、玉子ごはん
シャトーブリアンをサクっとカツレツ風に揚げたもの。
それを黄身ご飯にON!して、その上にさらにサマートリュフを。
なんたる贅沢。正月と御盆と誕生日がいっぺんに来た感じ。
○デザート3種類
自家製プリン、アプリコットムース、スイートポテトとバニラアイスをシェア。
プリンは生クリーム強めのとろとろ系。
悶絶したシャトーブリアンをはじめ、色々な部位を楽しんだこの日。
場所柄、オサレ~に美味しい焼肉をゆっくりいただける良店。
店長さんもとても良い方でしたし、スタッフさんも丁寧。
お肉は銀座の老舗、しゃぶしゃぶすき焼きで有名な吉澤さんから仕入れたものを使用。
お値段はそこそこしますが、「銀座」、「オサレに焼肉」というシーンではこちらは
かなりおすすめ。
冒頭にも書いた通り、接待利用にも向いていますよぉ~
ということで、☆1129☆でした
ごちそうさまでした~
7位
2回
2017/01訪問 2017/02/18
2017年1月 再訪☆
1度目の訪問で感じたこと。
2度目の訪問で感じたこと。
そして、今回3度目の訪問で感じたこと。
御主人のホンキの勇気。
今日のお鮨からもソレがびしびしと伝わってきた。
何と言われようと貫く。
自分のやりたいこと。信じていること。本気で。勇気を持って。
あぁ、今の自分に全速力で足りていないことなものだから
そんな御主人のソレをびしびしと感じながらいただいた3度目の訪問でのお鮨。
ただ、自分の中でのツボというか好みというか。
そういうものとは、いくばくのズレを感じる瞬間も多々あったのは否めず。
スタートからエンドまで飽きさせない御主人のトーク・握りは流石だし、
チャーミングな女将さんも素敵だ。
こちらの気持ちが、御主人のホンキの勇気に追いつけていなかったのかもしれない。
難しい。
でも、流石は初音鮨。
美味しい記憶にぺっとりと残る「スゴイネタ」が散りばめられていた。
キョウイチはなんといっても、愛媛4.1キロのシラカワ。
高級魚の白甘鯛、なかなか食べる機会もないけれど、、、
水分を抜いて酢で洗い昆布〆して20日間熟成させたというシラカワは
まるでハムのような食感。
ここまで旨味が凝縮していると、少しだけ噛むだけでも相当な満足感が得られる。
もともと水分量が多い魚であり、そのしっとりとした感じが美味しいものなのだと
思っていたのだけれども、いやーーー、初体験。凄かった。食感、香り、旨味。
シャリが少し落ち着いてきた頃合いの酢の加減とこのシラカワの旨味がとてもよく
合っていたように感じる。
そして天然鰻。
希少な食材をありがたく、いただく。
香ばしさ。そして香り。脂。香りが特にたまらん。
鮪も相変わらず豪華絢爛。
太巻きは今までで一番豪華で立派な太巻きだった気がする(笑)
これぞ、シアワセ巻。
根室の毛蟹を使った握りは今回は正直ちょっと、いまひとつ。
ほぐした毛ガニの身と味噌と一緒にシャリに合わせているのだけど
今まで頂いた中で一番、味に深みがなくシャリの水分量が大幅にアップ。
なので水っぽくて旨味があまり感じられなかった。
毛蟹の繊細な上品な味が少し勿体ないかな。
今回もおなかいっぱい。
ごちそうさまでした~
●本日の握り(32,400円)
・千葉勝山アオリイカ
・先のアオリイカゲソを焼いてたたきカラスミと一緒に
・淡路天然鰻1キロオーバーを地焼きで★
・大分赤貝、そのひもと一緒に
・三重尾鷲カンパチ
・愛媛しらかわ4.1キロを20日間熟成で★
・淡路由良の鯖を〆サバで
・千葉船形でとれた45キロのクエ
・余市のあんきも
・鮪赤身を漬けで★
・羅臼寒鱈の白子(くもこ)
・中トロ
・根室毛蟹、身と味噌を一緒に
・炙りトロ
・鉄火巻き
・かんぴょう巻き
・玉子焼き
(今回特にツボだったお料理=★)
2016年6月 再訪☆
約半年ぶり、2度目の初音鮨さん。
食べ友さんとご一緒させていただきました★
前回はディナー、今回はランチで。
飲みものはお茶でお願いしました。
今回いただいた内容は以下の通りです。
・佐島の蛸ほうじ茶で炊いたもの
・千葉勝浦のタイ
・京都丹後の鳥貝
・千葉大原の黒アワビ、その肝とともに
・三重小浜の鯵
・佐渡の鮪赤身塩、赤身漬け
・琵琶湖天然鰻1.9キロ ★
・中トロ塩、中トロ漬け
・三浦半島アオリイカとカラスミを合わせて
・宮城女川の雲丹 ★
・根室の毛蟹2通りの食べ方で
・大トロ塩、大トロ炙り
・鉄火巻き
・かんぴょう巻き
・玉子 ★
今回も大満足でございました。
いただいたネタで特にツボだったのが、天然鰻と雲丹。
そして前回も美味だった玉子。
天然鰻は昨今の資源の問題もあり鰻屋さんでもなかなか手に入らない・入れられない逸品。
そんな天然鰻、しかも1.9キロものサイズを仕入れることができるのはスゴイです。
香り、脂の旨味、身質の良さ、全てにおいて素晴らしかった。
厚みがある分、大味かな?なんて想いがちですが、全然そんなことはなく
とっても品のいいうなさま。貴重な資源、、、、ありがたくありがたくいただきました・・・・。
そしてそして、この日とても印象的だったのが大将のお話。
「新鮮な素材をどうしてそんな風に(漬けにしたり温度を調整したり)扱っちゃうのかねぇ~
なんて言われもしました。今でも。でもねぇ~」
そこですかさず、厚かましいかな、エラそうかな、と思いつつ、口をはさむ私。
「誰になんと言われようとも。我が道を行く。ですよね。ありあまる否定意見は嫉妬や羨望の意!」
すると大将、ニコっとほほ笑んでくださってひとこと。
「そうなんです!自ら信じた道を行く。それだけなんです!」
また伺うのが今から楽しみです★
ごちそうさまでした~
★4.4→そのまま
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
2015年11月 初訪☆
とある平日の20時。
普段滅多に行くことのない蒲田という街にドキドキしながら降り立つ。
目的は「初音鮨」。
鮨好きの方の間ではかなりの人気店のようで
今回有難いことにお誘いいただき、お仲間にいれていただいた。
鮨屋らしからぬ(笑)かわいい外観。
店名が英字表記なのは外国の客層にも有難い。
17時半~と20時~開始の2部制のため、キレイに飾りつけがなされた座敷のウエイティングルームで
しばし待つ。こちら一斉スタートのため、遅刻はNG。時間に余裕を持って来店しませう。
店内奥のカウンター席は掘りごたつ式となっており席間もスペースがあって居心地がいい。
まずは出来立てのシャリを名刺代わりに、といただく。
温かく酸味と塩が立っているシャリ。
このシャリが時間とともに変化していく様子を楽しんで、とのこと。
ううん、こんな経験は初めてだ。
そして、食べ方にも「おススメ」が。
「鮨を口に入れたあとは、5秒待ってから、たべる」というもの。
そうすることで、素材と口内バランスとがうまくmatchingしてより旨さが増すのだそう。
なんともいえぬ悶えそうな(笑)ものだが、
この食べ方が後々の食材たちとより融合したものなのだろうと思うと
其の試練(笑)も、決して苦にはならない(笑)。
(実際、そう、だったし)
そして、今宵の出演者たち。(カッコの中は簡単な説明&個人的感想)
・佐島地だこ(雄たこ。ワタリガニを食べているようで香りが良い)
・小肌(5日寝かせ〆たもの、新子は使わない)
・大船渡牡蠣(海のミルクと言われる牡蠣。ミルクのほどよい温度で食べる)
・山形庄内鰆(2週間熟成させることで生ハムのような食感に)
・ガリ(角切りのガリ。生姜の風味が強めでいい)
・青森大間鮪の登場(この後色々なバリエーションで)
・かわはぎ肝(天然は今週で終わりなのでちょうどこれが最後の時期)
・和歌山天然シマアジ(南紀串本のシマアジ)
・赤身(美しい赤身)
・漬け(ねっとり)
・淡路ハモ(朝6時半に〆たもの。神経を抜いている。ブリブリな食感)
・中トロ(鮪の体温に合わせて温度調整)
・三陸陸前高田のいくら(握ってもばらけないほどのいくら。滅多にないですねこれ)
・鱈白子、白トリュフ(アルバ産の白トリュフを乗せて贅沢に。個人的にはトリュフ不要かもしれぬ)
・鳥取境港松葉ガニ・セイコガニ(味が濃厚)
・金沢八景うなぎ炙り(香ばしい鰻の炙り。山葵効果抜群)
・大トロ漬け、炙り(大トロなのでやや味がダイナミックかつ濃いめか)
・鉄火巻き(贅沢にもこれまで出されたマグロをたっぷりと)
・玉子(鱧のすり身入り。優しい甘さ)
鮪を熱した皿の上に合わせ温めることで
鮪自身の体温である28度に同じ温度に合わせて提供したりだとか
口腔内で乳化するBESTタイミングで白子を提供したりだとか。
化学の実験さながらの調理手法に驚いた。こんな経験は初めてで、何もかもが新鮮、驚きの連続。
もちろん、各素材の旨味を最大限に引き出しているそれらが旨くないはずはない。
軽快なtalkとともに、鮨への熱い思いを声にする御主人。
素晴らしいのは、決してその知識が押しつけがましく感じさせない接客のそれであり
非常に楽しく過ごすことのできる工夫が随所にちりばめられているということ。
おかげ様で終始退屈することもなく、楽しい時間を過ごさせていただくことができた。
カウンターを囲む客全員が、御主人と御主人の扱う素材に釘づけになり
次はどんなものが?次はどんなstyleで?などなどと、わくわくしながらあっという間に時間が過ぎていく。
食材ひとつひとつ、そして、シャリの米粒の一粒一粒に対しても愛おしむようなシゴトをされる
THE職人な御主人とそんな御主人が生み出す鮨には惹きつけられずにはいられないだろう。
おおらかに朗らかに謳う御主人。
それらを見守る笑顔の素敵な女将さん。
そして、愛をそそがれている食材たち。
タイトルにも書いたが、まさに「歌劇」を見ているかのようなひとときだった。
ごちそうさまでした~
8位
9回
2019/11訪問 2019/12/22
2019年11月 再訪☆
普段は鎌倉のイチリンハナレに多くいらっしゃる
斎藤シェフが築地に来られるタイミングがあったので
久しぶりに斎藤さんのお料理をいただきに☆
・上海蟹(メス)の紹興酒漬け
いちりんさんに訪れたら必ず食べたいひとしな。
今回はハーフサイズでいただいたのだけど、
やっぱり美味しい。ほんと美味しい!
上海蟹のとろとろさ、三種類の紹興酒をブレンドした
漬けダレは、何度いただいても、唸ってしまう。
まろやかで甘味があって、でも、くどくなくて。
奥の方からじわじわと旨味がやってきて、後味もすっと
いい余韻で残る。
・高坂鶏を使ったよだれ鶏、そのレバー
同じ個体を利用した肉とレバー。
相変わらずのしっとりとした鶏肉も良かったのだけど、
なんといっても今日はこのレバーが凄かった!
やっぱり美味しい。
・クエの上湯を使ったソテー
プリっとしたクエ、旨味たっぷりの上湯ソース。
コクはしっかりあって、味付けが絶妙。
品のいい味わいで、美味。
レア加減も素敵。
・タンと月光百合根の炒め物
さっくりとしたかみごたえのタン。
厚みがしっかりあるのに、やわらかいーーー!
そして、とてもジューシー。
百合根は、さつまいものように甘くて美味。
唐辛子をアクセントに、軽やかな辛さ。
・すいれんさいの炒め物
しゃっきしゃき。
・豚足の唐揚げ
築地いちりんオープン当初に提供していた
御料理。当時はあまり評判がよくなかったそう。
(中華なのに豚足の唐揚げ?的な)
だけど、この豚足の唐揚げ、とっても美味しいのだ。
スパイスで軽く味付けしているので、
くどくないし、とにかくさっくりと揚がっていて
とろとろ。
ビールエンドレスパターン。
久しぶりに食べれて嬉しいなぁ。
なおこちらは、アラカルトメニューにあるので
築地店でも(イチリンハナレでもあるのかな?)
いただけるそうな。
・王様椎茸のそてー
びっくりしちゃうくらいのサイズの椎茸。
・カツサンド
はじめの頃にいただいたものより進化している。
しっとりしたパンと、香ばしいトンカツ。
美味しいに決まってるよね。
・白子麻婆豆腐
冬季限定の白子入り麻婆豆腐。
・おまけで、牡蠣の煮込みそば
ふっくらした牡蠣、濃厚なスープを吸った麺。
・半生月餅、杏仁豆腐
モチモチとした柔らかい月餅。
これ、すき。
カスタード?ぽいあん。
定番のメニューのほか、
イチリンハナレや、テクストゥーラでの
アプローチとは少しかえて、
斎藤さんが築地店でつくる御料理を
いただくことができて大満足でした。
美味しかった~
自分がいい!と思ったものが
お客様から評判がいまひとつなとき、
続けていくことってものすごく
大変でつらいと思うんですよね。
方向転換しようか、とか、
あれやこれやして、逆に迷走したりとか。
でも、自分を信じて、試行錯誤を重ねて
ブレズニ継続するパワーは
ほんとすごい!
ごちそうさまでした☆
お一人様度★☆☆
迷子レベル★★☆
リピ度★★★
予約難度★★☆
2019年5月 再訪☆
久しぶりにに一凛さんへ。
平日のランチコースは予約ができるので、
予約をお願いして伺いました。
相変わらずの人気で、次から次へとお客さんが・・・!
ひとりだったので、カウンター席で
ダイナミックな大胡シェフの鍋さばきを観ながら、うっとり~。
ひとりで伺うと手持無沙汰の時もあるのですが、
料理人の方々の動きとか、調理とかを眺めていると
本当に楽しくて勉強になる。
テッパンのよだれどりからスタート。
相変わらずのタレのおいしさ、鶏肉のおいしさ。
嫌味のない、クセのない味わい。
このタレも、酸味と辛みのバランスが良くて
毎度ながら美味しくてシアワセ。
炒め物はホッキ貝や帆立などを柚子胡椒でさっと炒めたもの。
初めのころ伺ったときは、少し味付けが強めかな?と
思ったときもあったのだけど、最近の大胡さんのお料理は
しおみの加減がいい塩梅で、素敵。
鮎を使った春巻き、こっくり味噌がおいしいホイコーロー、
今のシーズンしかないというパッションフルーツを使ったエビマヨ。
そして、とてもよかったのが腸詰めと空芯菜の紹興酒炒め。
甘めの腸詰と紹興酒の香りとコクが、おいしい~。
〆には上湯スープを使った汁そば。
青さを少しアクセントに。
デザートは紹興酒プリン。
やっぱり美味しいなぁ、大胡さんのお料理もどんどん
パワーアップしてるし、大胡さんのカラーもしっかり出てきている気がするし。
美味しかったです!またお邪魔させてくださいねー
ごちそうさまでした~
おひとり様度:★★★
迷子レベル:★★☆
リピ度:★★★
予約難度:★★☆
2018年11月 再訪☆
===宣伝===
4月23日 店主齋藤が手がける新店【TexturA】。
有楽町にGRAND OPEN‼
多彩なアプローチから生まれる唯一無二の料理。
2013年築地「東京チャイニーズ一凛」、2017年鎌倉に「イチリンハナレ」
常に独自の世界観を表現してきたシェフ齋藤が手がける新店【テクストゥーラ】
が有楽町に4月23日にオープンします。
お問い合わせは 03-6259-1144 まで宜しくお願い致します。
(引用:HPより)
===宣伝ここまで===
久しぶりにいちりんさんへ。
この日はマイレビュアー様と久しぶりのお食事なのでわくわく。
鎌倉店は斎藤さん、こちらでは大胡さんが腕をふるっており、
もはや一凛のspecialとなったよだれ鶏やそのタレにつけて食べる餃子、
紹興酒漬けなどのテッパンメニューは両店共通メニューとなっている。
大胡さんのお料理は力強く、素材をしっかり楽しめ、
斉藤さんのお料理とはまた違う方向性をきちんと確立。
双方での楽しさがきちんと感じられて、改めて一凛の凄さを感じる。
週末のランチはコースのみ。
予約客で満員の店内、通していただいたのはLIVE感溢れるカウンター席。
中華料理って強火でちゃちゃ!っと炒めているのがとってもかっこいい。
あの大きな中華鍋を軽々と(重いのでしょうが(笑))振っている姿に
見いってしまう~。
8,000円程度でお任せでお願いした。
相変わらず美味しい紹興酒漬け。
何度食べても本当に美味しい!
そしてよだれ鶏。餃子につけてそして山椒麺を
絡めていただくスタイルも定着しましたね~。
大ぶりの牡蠣(今までこんなに大きなサイズを見たことがない!)を
さっと炒めたものもとても美味しかった。
銀杏のソースがアクセント。火入れも抜群。
冷製の牛ロースもしっとり美味。
とろとろの餡がたっぷりと入った春巻きも美味しかった。
〆には白子いりの麻婆豆腐。
こちらもテッパンの美味しさ。
紹興酒アイスをサンドした最中でラスト===。
何度来ても、安心していただけるお料理ばかり。
かなりの人気店故、フラっとこれないのが悲しいけれど、またぜひ=====。
大胡さん、ごちそうさまでした~
お一人様度:★★★
迷子レベル:★☆☆
リピ度 :★★★
予約難度 :★★☆
2018年2月 再訪☆
久しぶりにいちりんさんへ。
そういえば、いちりんさんのエビチリを
食べたことがなかったなぁ、といただきに。
そうしたら、寒いので火鍋でもどうですか?と
予約の際に提案してくださいました。
火鍋もいちりんさんでは、初めていただくなぁ。
どうやら、予約すれば一年中いただけるらしい
です。
火鍋は、品のいいスープで、辛さが強すぎず
好みー。鶏のスープは旨味がすごいのだけど、
くどすぎない。鶏のスープって、ちょっとお店
によったら、鶏鶏鶏していて、苦手なときも
あるのですが、こちらのはそんなこと皆無。
火鍋の具も、野菜に海鮮、肉。
バランスよく楽しめます。
そして〆にいだく、担々麺がまた、素晴らしい。
スープのコク、というか、とにかくずしっとくる
旨味があるけど、重すぎない。
ランチで出している担々麺とはスープが
違うそうな。
わーーーん、これまた、ぜったい食べたい☆
エビチリはソースがふわふわで美味しいし、
海老もぷりぷり。
よだれ鶏や海老の紹興酒漬けも相変わらず美味。
デザートには、生月餅。
大胡シェフが時間をかけて前日から作ってくださったのだそう。
もちもちの生地に、滑らかなカスタード。
このカスタードのとろみのテクスチャか絶妙。
やっぱりいろいろ美味しいなー。
またうかがいます!
ごちそうさまでした~
迷子レベル:★☆☆
リピ度:★★★
2017年9月 再訪☆
今宵は素敵な食べ友さんとのおデートということで初めてのカウンター席。
一凛さんへ伺うときはいつも4名~だったので、臨場感溢れるカウンター席も新鮮でいいなぁ♪
週末ということもあり予約で満席。
相変わらず賑わっています。ランチも営業されているのだからホントすごい。
●9,000円のお任せコース
・ぼたん海老の紹興酒漬け
・高坂鳥とそのレバーを使ったよだれ鶏
・焼き餃子
・フカヒレ入り冬瓜のスープ
・鮑とその肝のソテー、中国セロリ、自家製XO醤
・中華風バーニャカウダ
・合鴨のクレープ包み
・天使の海老の四川風スパイス炒め
・ムール貝の剁辣椒(トーラージャオ)煮込み
・中華麺を高坂鶏の出汁でとったスープで
・マンゴープリン
・ライチ紅茶
まずは定番のぼたん海老の紹興酒漬けから。
一凛さんの紹興酒タレは、もう何度食べても美味しいの一言に尽きる。
海老のとろっと加減とこのタレの塩梅がたまらないのだ。
続いてこちらも定番のよだれ鶏。
今回はかなり鶏の身質が安定しているように感じた。
皮目に残る鶏独特の癖も柔らかく、しっとりと美味。
そしてまた、このタレが複雑味があって相変わらず、美味。
とっても素敵なサービスをしてくださるキュートな高橋さんから
「タレ、残しておきますか?」と素敵なご提案。
テーブルによだれ鶏のタレを残し、お酒のアテにちびちびと(笑)
続いては冬瓜のスープ。
秋をすっとばして冬になったかのようにひんやりとした日だったので
あたたかでたっぷりと入ったスープは嬉しい。
蒸した冬瓜の中をくりぬいて、中にはふかひれも。
冬瓜自体もスプーンで一緒に頂けるので、一生懸命ほじほじしてしまった。
雑味のなく優しい味。うーん、美味しい。
そして鮑のソテー。肝の苦みとコクがいいし、鮑がめちゃくちゃ柔らかい。
添えられた中国セロリのクセが鮑の肝を引き立てるとともに箸休めにも。
蒸篭には入って登場したのは蒸し野菜。
それに、生姜と塩だけで作ったというソースをつけていただく
大胡シェフいわく「中華風バーニャカウダ」。
このソースがめちゃくちゃ美味しい。
生姜と塩だけで、こんなに旨味が出るの?と想うほど。
これをアテにお酒が飲めますね。いや、ほんとに。
野菜もそれぞれ甘みがあって美味しい。
鴨はテンメンジャンと一緒にクレープ包みで。
そして本日、海老ちゃん2回目の登場。
海老ラヴァーには嬉しい限り!ありがとうございます。
2回目は天使の海老を使った、四川風スパイス炒め。
カシューナッツを砕いたものや韓国唐辛子などを合わせてざっと炒めたもの。
天使の海老はしっとり、甘くて美味。
ムール貝は剁辣椒(トーラージャオ)という酸味のある唐辛子の漬物を合わせたもの。
貝の出汁と酸味と辛みが複雑に絡み合っていて、美味。
〆にはよだれ鶏と同じ高坂鶏を使用したスープに中華麺。
このスープがうんまいのなんのって。
とろみがついたスープは、鶏の旨みががつん!と出ていて。
かといって、濃厚すぎずに特有の臭みも皆無。美味しい。
細麺ともマッチ。
デザートにはマンゴープリン。
みじん切りにしたマンゴーも入って、フルーティー。
固さも柔らかすぎず好み。少しクリーミーなのもいいなぁ。
ライチ紅茶をいただきつつ、食後の余韻を楽しみます。
いやー、美味しかったです。
斎藤シェフがいらっしゃったときとはまた違う、
大胡シェフのカラーをたっぷりと楽しむことができました。
野菜を使用したお料理は素材に忠実にとっても優しくて
魚介を使用したお料理には酸味や辛み、甘みなどをうまく加えている印象。
斎藤さんがこちらにいらっしゃったときの一凛さんでのお料理も残しつつ
ご自分の個性も発揮しておられることが十分に感じとれましたよ!
今後が益々楽しみですね!また近々伺います☆
久しぶりにお会いした食べ友さんとのお食事も気がつけば
あっという間に3時間が過ぎていました。
いろいろなお話を伺えて・させていただいてとても楽しかったです。
またどこかいきましょうね!
ごちそうさまでした~
お一人様度:★★☆
迷子レベル:★☆☆
リピ度 :★★★
予約難度 :★★☆(予約は必須です)
使用金額 :コース+税+生ビール+紹興酒ボトル+ワイングラス=13,000円(@)
2017年3月 再訪☆
久しぶりにランチ訪問。
平日12時半過ぎ、店前には列。その後もひっきりなしに客が訪れており活況。
ひとりだったこともあり、初めてカウンターに通していただく。
素材を切ったりいためたり、混ぜたり。
調理の光景を目の前で見れるカウンターもまた、楽しい。
ランチメニューは、6種類。価格は1,000円~1,300円。
担担麺に麻婆豆腐、チャーハンに黒酢酢豚などが並ぶ。
この日いただいたのは、黒酢の酢豚とよだれ鶏御膳(1,300円)。
衣をつけて揚げた豚肉は厚切りジューシー。
黒酢のタレがかなりしっかりめなので、ご飯も進みますね。
他には卵のスープ、もち豚しゅうまいに、よだれ鶏。
よだれ鶏のタレは相変わらずの美味しさで、ご飯にタレをかけて食べてしまった。
もち豚しゅうまいを絡ませても美味。
ディナーでいただくさいに乗っているレバーはないけれど、ランチからこのよだれ鶏をいただけるのはうれしい。
卵スープはたっぷりのふわふわ卵入り。
食べ放題でいいの?と思うレベルの野菜のピクルスも相変わらずの美味しさ。
やはりこちらは、夜に本領発揮かしら、と思いつつも
ランチでも十分すぎるくらいにおいしい中華がいただける。接客もよく、食後味含めた満足感も高い。
そういえば、担担麺はまだ食べたことなかったな。
次回は担担麺で決まりっ。
ごちそうさまでした~
おひとり様度:★★★(カウンターあり)
迷子レベル :★☆☆
リピ度 :★★★
2016年12月 再訪☆
年内最後の一凜さんはランチでの訪問です。
ちょっと特別なお食事会でしたので、お願いしてランチですがディナーメニューをいただきました。
お忙しい中ご対応くださってありがとうございました。
(なので、夜の欄に記載します)
以下当日のお任せコースです。
●7,000円のお任せコース
・ぼたん海老の紹興酒漬け ★
・寒ブリハラミのネギ生姜ソース、唐辛子醤油漬け
・高坂鶏のよだれ鶏とそのレバー、焼き餃子
・三陸産の牡蠣、銀杏のソース ★
・鴨のソテー、黄身を紹興酒漬けにしたソースと ★
・大根餅
・黒酢カツサンド、粒マスタードとエゴマシードの蜂蜜漬けソース
・北海道天然帆立とカイラン菜の炒め
・白子麻婆豆腐と御飯 ★
・冷たい中国茶
・紹興酒杏仁豆腐
(今回特にツボだったお料理=★)
通常このシーズンだと上海蟹の紹興酒漬けを出してくれるのだけれども
例の規制により仕入れがないとのことで急遽ぼたん海老に。
もちろんエビらヴぁー、ぼたん海老でもwelcomeでございます!
そしてめちゃくちゃ美味しかった。
海老がとろけて、甘いのなんのって。
紹興酒の香りと海老の甘みがとーーーーーっても官能的。
テッパンで同じも高坂鶏を使用したよだれ鶏とそのレバーも相変わらず美味しい。
ほんとタレが美味しいのです。
つづく牡蠣!これがとてつもなくジャンボサイズ。
斉藤シェフ曰く、すごく大きいのが手に入ったのでどうぞ、とのこと。
これだけ大きいとさぞ大味なのかしら?と思ったらとんでもない。
ミルキーさ絶好調でとっても美味しい。
銀杏のソースが香りよし。
鴨のソテーには卵黄を紹興酒漬けにしたものをソースに。
このソースがたまらなくうまい。
御飯にのっけて、たまごかけごはんにして、よだれ鶏のソースをたらしたいくらい♡
斉藤さんの紹興酒づかいってほんとうに上手だしセンスがすごい。
大根餅ははじめてたべるくらいに水分がぎっしり。
とろけてしまうんじゃないかってくらいのギリギリの加減。
つなぎをほぼいれないタイプのものが好きで、こういうのに行きつくらしい。
初めていただいたカツサンドはパンをプレスしてもちっとさせている。
えごまやマスタード、はちみつなどのソースと一緒に食べる
一凜風カツサンドもまた美味しい。
北海道天然帆立の厚みと甘みに酔いしれながら、続くは冬の人気メニューの白子麻婆豆腐。
何度食べても美味しい。
デザートには紹興酒を使ったプリン。
前回もおいしいなーと思ったけどさらにパワーアップ。
お酒が弱い方にはちょっと厳しいかもしれないけれど
個人的にはこれくらいのぐいぐい系も好き。
ということで今回もとーーっても美味しかったです。
ありがとうございました!
ごちそうさまでしたー
2017年1月 再訪☆
先月に続き今月も訪問。
手が混んだ中華料理としては手ごろな価格で、美味しいお料理のオンパレード。
そして、斉藤シェフはじめ、お店の方の接客もよく、大好きなお店。
輸入規制の関係で上海蟹は諦めていたところ、
なんと斉藤シェフから「手に入りました♡」との嬉しいお知らせが!
アリガタキシアワセ!
ということで、冬名物の白子麻婆豆腐と上海蟹の紹興酒漬けを
メインに組み込んだお任せコースでお願いしました。
●お任せコース(7,000円)
・上海蟹の紹興酒漬け
・よだれ鶏、焼き餃子
・アオリイカの大葉炒め
・スペアリブ、黒酢ソース
・干し豆腐と鮟鱇の煮込み
・黒酢カツサンド、烏龍茶で香りづけした鯖、
インカの目覚め(ジャガイモ)のサラダ、クリームチーズ紹興酒漬け
・白子麻婆と御飯
・青いザーサイ
・牡蠣の煮込みそば
・(追加)カニレタス炒飯
・紹興酒プリン
もーもーも!
今回も大テンコモリの美味しさ。
スタートの上海蟹の紹興酒漬けの神々しいおいしさといったら!
とろんとした甘い身と、奥深い紹興酒ダレの味が絶妙。
ほんとこのタレが美味しい。
よだれ鶏はテッパンの美味しさ。
焼き餃子を残ったタレにつけて食べる食べ方も定着してきたのですねー。是も好き。
そしてアオイリカはさっと炒めて大葉と一緒に。
塩ダレの味が旨味が深みがあって美味しい。
つづくスペアリブは黒酢のタレがしっかりまとわりついて
雄々しい味わい。肉は箸は不要な程に柔らかくて脂身も甘くて美味しい。
豪快に骨にしゃぶりつくのってすきだなーー。
寒いので♪ということで、干し豆腐と鮟鱇の煮込み。
鮟鱇はぷるんとした身がいいですねぇ。
スープを吸った干し豆腐も美味しい。
箸休めてきに4種盛り。
斉藤さんはとてもお勉強熱心な方なので、食材と色々にコラボさせるのがお得意。
烏龍茶で香りづけした鯖は、ほんのり香る烏龍茶と鯖の香りが良かった。
身もしっとり。
インカの目覚めを使ったジャガイモのサラダは品のいい美味しさ。
歯ごたえも良かった。
クリチと紹興酒はややハードルが高いかなぁ。もう少し何かがあれば良いかも?
カツサンドは挟んでいるパンをプレスしてるのがツボ。
さっくりとしたカツが美味しい。
〆は2種類。
まずは冬限定の白子麻婆と御飯少し。
クリーミーな白子と麻婆ソースの相性の良さがステキすぎるーーーーー。
何度食べてもこれは美味しくって、食べるたびに味が深まっていく感じ。
御飯もっと欲しいけど次があるので自粛(笑)
続いては牡蠣煮込みそば。
ぷっくりした牡蠣と牡蠣のエキスが出たソースがしこしこっとした麺にからみます。
やや濃いめの味だけど、旨味がたっぷりで美味しい。
前々回いただいた斉藤シェフの炒飯があまりにも美味しくてリクエスト。
今回は蟹とレタスを入れて豪華につってくださいました。
前々回とはまた違ったアプローチ。
パラパラ系ではないけど、ほっこりする美味しさ。
デザートは紹興酒プリン。
これも何度いただいても美味しい。苦みと紹興酒の香りがとめどなく襲ってくるシアワセ感。
今回もとーーっても美味しく大満足でした☆
斉藤シェフは春から鎌倉に「一凜はなれ」をopenするとのことです。
築地ではもう斉藤さんのお料理をいただけなくなってしまうのは寂しいですね。
でも、築地一凜、もちろんこれからも定期的に伺います☆
そして、鎌倉の新しいお店にも是非お邪魔させてくださいね~。
今回もはらぱーーーーんっ!
ごちそうさまでした~
お一人様度:★★★(カウンターあり)
迷子レベル:★☆☆
リピ度 :★★★
こんな人に向いている:
・手頃に美味しい中華が食べたい!
・四川料理未経験者だけど、どんなの?
・素材を上手にアレンジして昇華させる調理方法が好き!
・紹興酒ってうまいよねぃ!
2016年8月 再訪☆(夜3、昼1)
久しぶりに斉藤シェフのお料理に逢いに。
今回は6名でお邪魔させていただきました。
お料理はお任せコースの6,000円。
事前に以前いただいて美味しかった酔っぱらい海老を
コースに組み込んで欲しいとお願いしたところ快諾してくださると同時に
料理番組「チューボーですよ!」に斉藤シェフが登場した際に披露された
「蟹と春雨の土鍋煮込み」なんかも組み込んで下さいました。嬉しいなぁ。
よだれ鶏は相変わらずの美味しさ。
その残ったタレに漬けて食べる餃子もジューシー感が前回よりさらにアップ。
そして酔っぱらい海老は軽く蒸すことで紹興酒の香りが素晴らしく
火入れもいいので海老がとても甘美な味わい。
ワタリガニと春雨の土鍋煮込みは、ワタリガニの香りや旨味を
春雨がぎゅっと吸いこんで、力強い美味しさ。御飯に合わせても美味しいかも。
土鍋で、どーんと出てくる演出も素敵。
追加で作ってくださったヤキメシはシンプルな味わいながらも
炒め方がとても上手ですごく美味しい。
今回も斉藤シェフ、一凜の世界観をたっぷり堪能させていただけてシアワセでございました。
私ごとなのですが、、、
出かけ際にバタバタしていたせいで、カメラを忘れて写真を取り損ねてしまったのがなんとも悔やまれます(涙)
でも、その分食べることに一生懸命気を巡らすことができたし
写真に残らずとも、心と視覚にちゃんと焼き付けたので、ヨシ(笑)
ということで当日いただいたお料理は以下の感じです。
●6,000円のお任せコース
・薄切りにしたシマアジを黒酢ソースで
・高坂鶏を使ったよだれ鶏とその鶏のレバー
・肉餃子
・酔っぱらい海老
・徳島産サザエのシンプルな炒め物、肝と一緒に
・ラムロース炒め、唐辛子とともに
・養殖鯛、宇和島の鯛一郎君の蒸しもの、泡菜や挽き肉とともに
・空芯菜の茎部分だけを炒めたもの
・ワタリガニと春雨の土鍋煮込み
・白い麻婆豆腐、御飯
・追加で焼きめし
・紹興酒プリン
次回は白子の季節に是非♪とのことでしたので、是非またその季節に
お邪魔させていただきます!(といいつつその前にも伺ってしまいそうですが(笑))
ごちそうさまでした~
☆4.4→そのまま
-------------------------------------------------------------------------------------------
2016年2月 再訪☆
今回はランチで。
オツレサマとランチをいただく時間がとれたので今ツボな此方に。
平日11時45分ごろで店内ほぼ満席。人気のほどが伺える。
12時を回る頃には待ちも。
メニューが1,000円オーバーとこの界隈では
やや高めの価格設定ながらも味と接客の良さでその点はうまく
カヴァーできている様子。
○よだれ鶏冷麺(1,300円)
パクチーの有無を聞かれるので「たっぷりめで」とお願いする。
麺の水切れがやや甘いせいか、若干水気が多い気がした。
最後の方はややタレが薄まってしまうもののナッツの香ばしさや
スパイスのきいたタレが相変わらずにうまい。
そして臭み皆無、しっとりとジューシーな鶏を解したものがたっぷりなのは嬉しい。
(この鶏は夜にいただくよだれ鶏と同じものなのかしら?聞けば良かった。)
セットとしてついてくるもち豚シュウマイは柔らかくてあつあつ。
何もつけないでも下味がきちんときいていて美味。
オツレサマの海老そばの海老わんたんを1個貰う。
海老はぷりぷりワンタンもフルフル。丁寧に作られている。
そして、机にセットされているピクルス(無料)が旨い。
大根、人参、セロリ、パプリカなどの野菜が甘酢漬けになっているのだが
甘みと酸味の味の塩梅が非常に素晴らしい。
食べ放題的なこういったサイドメニューにもこちらの店の腕前がキラリと感じられる。
やはりここはいい店だなぁと実感。
久しぶりにランチをともにしたオツレサマも「うまいね~」とお気に召した様子。
次回は夜にもこようねぃ、とお店を後に。
満足ランチ。
ごちそうさまでした~
------------------------------------------------------------------------------------------------
2016年1月 再訪☆
前回伺ってとってもツボだった此方。
食べ友さんのお食事会に混ぜていただいた。
今回も5,000円のお任せコース。
ただし今回は、「上海蟹紹興酒漬け」と「白子入り麻婆豆腐」をいただきたいと事前リクエスト。
食前酒と紹興酒をいただいて、お会計は9,000円也。
●5,000円お任せコース(上海蟹紹興酒漬け&白子入り麻婆豆腐リクエスト)
・上海蟹紹興酒漬け ★
・高坂鶏を使ったよだれ鶏とその鶏のレバー ★
・肉餃子
・銚子蛤、干し豆腐、そらまめ
・挽き肉、マーメラス、筍、ヤーツァイの炒め
・海老すり身、タロイモ、ユリ根のピーナッツ揚げ
・牛バラ煮込み
・白子入り麻婆豆腐と御飯 ★
・パクチー入り汁そば ★
・紹興酒プリン ★
今回のお料理もどれもとっても良かった。
リクエストの上海蟹紹興酒漬けは、ねっとり美味。
無言になりながら(笑)夢中で頬張るひととき。
そして、白子入り麻婆豆腐。
白子と豆腐の食感が重なり合って、クリーミーさがアップ。
辛味もほどよくって、これは旨いなぁ。
白いご飯を一緒に出していただいたが、ワシワシと食べちゃう。
前回同様、よだれ鶏も絶品。
そのよだれ鶏の余った「タレ」をソース代わりにいただくのは焼き餃子。
肉餡たっぷりジューシーでこれもまた旨い。
斎藤シェフより「もう一品いけますよね」と出していただいたパクチー入りの汁そば。
もみじや贅沢にも高坂鶏で取った出汁をベースとしたスープがなんとも上品。
コクがありながらもあっさり、これもかなり良かった。
デザートの紹興酒プリンはキャラメルのような風味。
甘さを控えているとのことだったが、十分にいい塩梅な甘さ。
紹興酒の香りも仄かに残り、ねっとりとしたやや弾力のある食感で、これもツボだった。
やっぱり此処は美味しい。かなりツボ。
価格も手ごろだし、定期的に伺いたい店である。
☆4.3→4.4へ(白子麻婆豆腐、パクチー汁そばの出汁が旨かったので)
旧タイトル:海老ちゃんの行く末を実況中継。新富町のおススメ中華☆
--------------------------------------------------------------------------------
2015年8月 初訪☆
今、新富町界隈がアツイ!!
ということで、2013年3月にオープンした此方のお店も密かな人気店のひとつ。
今回は4名でのお食事会で伺ってきました☆
店内はカウンターとテーブル席、一番奥に半個室。
ウッディな感じで木のあたたかみを感じる配色と造り。
オープンキッチンで、広々としています。
この日は半個室で。
テーブル席・カウンター席ともにほぼ満席だったので予約必須かと。
1人でふらっと出かける分には予め伺う前にTELすると良いみたいですよ☆
いただいたのは5,000円のコース。
アラカルトもあるのですが、初めてなのでコースで。
まずは食前酒のあわあわ(850円)で乾杯☆
そのあとは紹興酒にスイッチ。
ドリンクはワインがグラス800円前後、ボトルが5,000円前後、中国酒もワインと同じくらいで
お茶も1ポット800円前後です。結構種類豊富。
●おまかせコース(5,000円)
○愛媛岩牡蠣、黒酢ジュレ
燻製にした牡蠣に黒酢ベースのジュレをかけたもの。
黒酢って実はそこまで得意じゃないのですがこのジュレは美味しいー。
つん、とした黒酢独特のあの感じがすごくナチュラルで。
ぷっくりとした牡蠣の風味とジュレが穏やか~。
○よだれ鶏 ★
皮つきの蒸した鶏はちょいと苦手なのですが
こちらのは苦手意識も吹き飛ぶほど、上質なお肉。
特有の臭みもなく、しっとり、美味しい。
鶏の上には、同じ鶏から造ったという白レバーで造ったムースが乗っています。
このムースがまた素晴らしい!
クセがないのに、旨味だけぎゅっと濃縮された感じで。
この組み合わせはあっぱれ☆
○上湯スープ、水蓮菜
金華ハム等を使用したスープはキレイな黄金色。
とろんとしたとろみが、冷えた夏の身体には嬉しいかも(冷房等で案外ひえきってますからね。。)
○つぶ貝、モロッコいんげんとキニラの炒め
王道な感じの炒め物ですが、味に深みあり。
しゃくっとした野菜の食感とつぶ貝もいいかんじ。
○豚足の唐揚げ、黒酢酢豚
豚足って初めて食べた・・と思っていたら韓国料理店で食べたことがありました(笑)
でも揚げた豚足は初めて♪(笑)
結構苦手意識があったのですが、おいしいー。
この旨味はどこからくるのだろう???
添えられた山椒も風味がよくっていい。
黒酢のかかった酢豚は、ややオイリーさもあるものの揚げ加減が良い感じ。
柔らかで美味しい。
あー、紹興酒がすすんじゃいますな(笑)
○酔っぱらい海老 ★
きゃーーーーー♡
待ってました、テンション最大級。
お店の方がテーブルまで紹興酒が入った大きなガラスの容器を運んできます。
その中に今晩、私たちがありがたーーーく頂戴する海老ちゃん(車海老)を投入っっ!!
するとーー
・・・・・しばらく海老ちゃんは何が起こったのかわからないままじっと・・・・
次第に自らの身に何が起こっているのかわかっているのかわかっていないのかわからないまま
勢いよくただ!ひたすら!猛烈に!跳ね跳び上がります
そしてーー
・・・また、ピタっと静止・・・・
も、もう、、、まさか????
と思ったのもつかの間!
更に激しく飛び跳ねます!
もう、何が何だかわからないくらいに。
もう、この世が終わってもいいくらいに。
あわあわ、マイカメラも必死にその様子をとらえようと連写、連写・・・・
そうこうするうちに、またピタっとおとなしくなる海老ちゃん。
ついに・・・・じーん。。(合掌)
と、涙腺が弱まっている間に、お店の方は手慣れた手つきで
「は~い、もうじゃぁ、これから調理してきますねーーー」
おねがいしまーーーす♡
美味しくなって帰ってきてねぃ。。。。。涙
暫くして再登場の海老ちゃんは土鍋に入ったお姿で。
そのまま蒸し焼きにしたそうで、お鍋の蓋を開けると紹興酒の香りがすごーーい。
お皿に盛られた海老ちゃんは、ほんとにかわいくっておいしそうで思わずすぐにぱくり。
レアな火入れで身はぷりぷり。
紹興酒の香りとナンプラー等のタレも相まって、余韻の残る味わいに仕上がっています。
これは美味しい~♪
きっと海老ちゃんもさぞかし嬉しいだろうねぃ。。ぐすん。。
○かにたま
海老ちゃんでコーフンしていると登場したのはまぁるいかにたま。
卵白をたっぷりと使用して、卵黄と別調理なようでふわっふわ。
ここまでふわっふわなかにたまは始めてかも。
あまったるいタレがかかっていないのも好印象。
○白い麻婆豆腐 ★
酔っぱらい海老につづき、こちらのおススメ料理。
器に入っているそれは2層にわかれていて、かるーく混ぜていただきます。
お豆腐がやわやわでほんわり。
麻婆豆腐ってそんなに好んで食べないのですが、こちらのは上品で結構好き♪
全体的にマイルドで辛さ等は控えめ。
ナッツやザーサイのしゃくしゃく感も良かった。
ご飯も一緒なので、のっけてたべるもよし、そのままでもよし!
○デザート3種盛り合わせ
杏仁豆腐、マンゴープリン、胡桃に飴を絡めたものの3種。
杏仁豆腐の上にはライチの風味づけしたミディトマトが乗ってました。
このトマトが美味しい~~♪
その他も安定的な美味しさ。
お店が言う「東京チャイニーズ」ってなんだろう??って思っていたけれど
やりたい方向性というか、したいこと、というか、そういうのがお料理の随所に感じられました。
お料理はどれも丁寧に造られていて素材重視、色々にセンスを感じるお店です。
店員さんの感じも丁寧でとてもいいし、シェフも色々とお話して教えてくださいます。
お客さんとお店の距離感がとてもいいかんじに思えましたよー。
この日はお祝いごと用のプレートもあったのですが、素敵なプレートでした~~♪
コース5,000円で、ビールと紹興酒をいただいても8,000円弱というお手ごろさも嬉しい。
アラカルトでも気になるものがたくさんあるし、ランチもやっているしで
職場からも近いこともあり、また伺わせていただきます☆
ごちそうさまでしたーー
お一人様度・・・・100%(カウンター席あり。アラカルトもあるので1人でも~)
迷子レベル・・・・5段階中1(新富町1番出口を出たら後ろ振り返って中央区役所沿い築地方面に)
リピ度・・・・・・5段階中5(他のお料理も試し鯛=)
9位
2回
2017/02訪問 2017/03/26
2017年2月 再訪☆
とりあえずビールをやっつけて、
日本酒をくいっと呑みながらまったり。
ひとりでする食事は寂しいだとか、かわいそうだとか。
未だにそんな意見も受け止めるけど、個人的には、なにそれ?状態だ。
あ、この日のコースに出てきたのは、「のれそれ」♡
ふふっ(寒)
皆で食べると美味しい。楽しい。
ひとりで食べると皆で食べている時には気がつかなかったことや
感じなかったことなどにも、ハッとする瞬間がある。
どっちがいい・わるいじゃなくって、それぞれにいい。
それだけ。
というわけで、この日もカウンターでひとり、まったり。
丁寧に造られた鈴木さんのお料理をゆっくりといただく贅沢な時間。
このお店の色を考えるとしたら(あ、勝手にです)何色だろうと
考えていたら、朱色が浮かんだ。
なぜ朱色かというと、こちらのお料理、店主鈴木さんには、
奥の方で秘めた情熱とか、熱いものを感じるから。
なので、朱色に包まれつつ今宵は過ごそう、うん、決定。(勝手に)
相変わらず、品数の豊富さに驚かされる。
定番の品の安定感も健在。
毎度いただく玉ねぎのソースは甘くてとろみがあって本当に美味しい。
炊き込みご飯もお水の加減がドンピシャで固め派同盟にとっては嬉しい限り。
御椀はあまだいと加賀蓮根が種。
加賀蓮根のすりおろしは、もっちり。根菜らしい香りと
あまだいのふわんとした甘みのバランスが良かった。
御飯の前の口直しのトマト。これがとてつもなく甘くってジューシーで美味。
上にかけてある土佐酢のジュレもきりっとした酸味がトマトの甘みとあっていて良かった。
今回も10,000円にして大満足。
この価格帯にして、これくらいの満足感が得られるのはとても貴重だと想う。
店主、鈴木さんもとても気さくな方で魅力的。
良いお店です★
ごちそうさまでした~
●1万円お任せコース
・鼈の出汁の茶碗蒸し、河豚白子
・ホワイトアスパラガスのすり流し、雲丹
・のれそれ、なまこ
・八寸(稚鮎天ぷら、穴子寿司、中にフォアグラをつめたユリ根、
鯛の卵、アンキモ奈良漬サンド、海老のからすみ和え、菜の花)
・あまだいと加賀蓮根のお椀、柚子の花
・お造り(タイ、みるがい、すみいか、甘海老)
・あいなめの唐揚げ、新玉ねぎのソース
・マナガツオの幽庵焼き、筍
・新じゃがいも饅頭(中に鴨挽き肉)、菜の花餡
・トマトのサラダ、赤貝、土佐酢ジュレがけ
・鯛と筍の炊き込みご飯、香の物、味噌汁
・抹茶、白玉
お一人様度:★★★(お一人様歓迎♡)
迷子レベル:★★☆
リピ度 :★★★
こんな人に向いている:
・和食をレストランで食べてみたいけど世間の相場が高い・・・でも、1万円なら・・!
・ひとり和食デビューしてみたい
・煌びやかな感じとか派手なかんじを好まない
2016年5月 再訪☆
前回伺ってとても良かったので再訪しなくちゃ、と思っていた。
そんな2度目の訪問は1人で。
小雨の降る寒いとある平日の夜。
通されたカウンター席には先客が4名。
アルコールが加わってくると次第にすこーしばかり賑やかにぃ。。。
今宵のコースめにゅうは以下の感じ。1万円のコースです。
・いちじくの田楽
・京茄子とローストビーフ
・人参のムース生ウニ添え
・八寸(ゴリ唐揚げ、鰻の加賀胡瓜巻き、鯖寿司、蛸柔らか煮、トウモロコシかき揚げ
車海老カラスミ和え、葡萄と空豆の白和え)
・琵琶湖稚鮎の酒蒸し ★
・甘鯛と小柱のお椀 ★
・鱧の炙り
・お造り(鯛、ひらまさ、アオリイカ、シマエビ)
・生桜海老のかき揚げ、新玉ねぎのソース ★
・太刀魚の幽庵焼き、鯛の白子ソースかけ
・ユリ根饅頭
・広島じゅんさい、パッションフルーツ、ナスタチウム ★
・鯛飯、香の物、椀
・抹茶汁粉
(今回特にツボだったものを「★」表記)
前回も登場したあたたくしたいちじく。
木の芽を入れた味噌でとろとろで甘い食感と味わい。
八寸では蛸が相変わらず柔らかくて美味しい。
かきあげにしたトウモロコシも甘くて瑞々しい。
白和えも上品。
そして、稚鮎は酒蒸しに。
揚げものや焼きものではいただく機会もおおいけれど
酒蒸しでいただけるとは!
ほくほく、とろりと炊かれた稚鮎。おろした大根と少量の柚子が
アクセントになっていて、心地いい苦み。美味。
すりおろした蓮根をつなぎとして使用した甘鯛と小柱入りのお椀。
甘鯛はふわっっと、小柱もぎゅっと旨みが。
出汁もキリっとしていて、しみじみ旨い。
辛すぎず、甘すぎず、強すぎず、で前回よりもかなり好印象。
生の桜海老をさっと揚げたものには新玉ねぎのソースをかけて。
この新玉ねぎのソースがとってもあまくって美味しい。
太刀魚の幽庵焼きには鯛の白子を使ったソースをかけて。
これはやや味付けがしっかりしているので
コースの後半で登場するとやや重い気もするけれど
コクのある白子ソースがとっても美味しい。太刀魚も火入れがいい。
添えてある瓜を梅肉で和えたものが何気にいい口直し。
広島の生じゅんさいをパッションフルーツを加えたお酢ベースの出汁でいただく口直し。
ナスタチウムの葉も添えてあり凝ってる。
パッションフルーツの爽やかさと出汁がよくあってる。
生じゅんさいのぷちぷち感もいい。
御飯は鯛飯。
炊き加減が前回よりも固めに仕上がっていて好み。
風味も良かった。残った分はおもち帰りOK。
デザートは御主人特製の、白あんを抹茶で伸ばした抹茶汁粉。
ほろにがい抹茶と上品な白あんの風味がうまくマッチ。
ボリュームたっぷりのコースの〆にはさっぱりしていてすごくいい。
ということで、今回もかなりの品数で色々と楽しめた。
塩のきいたもの、甘めのもの、酸味を感じさせるもの、、と
お皿ごとにちゃんと抑揚があって、皿数が多くても飽きさせない(飽きない)
のは前回と同様。ただ、比較的全体に割としっかりめの味付け。
それでも、濃すぎると感じるものはなかった。
中瓶ビールとグラスワイン1杯で、お会計は約13,000円程となった。
これだけの品数でこれは、、すごいっ。
食後にカウンターでひとりとなった私。
店主の鈴木さん。
「あのぅ、、、もしや・・・以前・・・・」
わたし。
「はい、一度(笑)」
鈴木さん。
「ですよね!ですよね!ありがとうございます、いやー・・・」
わたし。
「(笑)」
半年くらい前なのに、覚えていて下さったんだー、嬉しいな。
しかも3名で訪問したこともちゃんと覚えてくださっていた。
京都のおススメのお店のお話だとか、食材の話だとか色々とお話をしてくださいました。
とーっても気さくで楽しくて素敵な御主人。
私にとってはとても居心地がいいお店。
またお邪魔させてくださいね★
ごちそうさまでした~
★4.3→そのまま
---------------------------------------------------------------------------------
2015年8月 初訪☆
新富町探索の際にふと見かけて以来気になっていたお店。
長いこと宿題店でしたが、和食に行きたいねぇ~ということになり
女子会にて訪問させていただきました☆
外観、素敵な佇まい。
扉を開くと、鰻の寝床のような空間が広がります。
一瞬、どこから入れば??と迷いそうになると、女将さんがお出迎えしてくださり
入ってすぐ右手の障子を開くとカウンター席という造り。
障子を閉めると若干椅子と障子との間が窮屈にも感じますが許容範囲。
お料理は夜のお任せ1万円コースのみ。
ドリンクはビール、日本酒、梅酒、等。
アルコールの値段も銀座の和食のお店と比べ物にならないほどリーズナブルで嬉しい☆
この日はサッポロ黒ラベル小瓶を。
○すっぽんの茶わん蒸し
滑らかな舌触り。
温度も程良く。
○無花果の田楽
じゅんわり甘い無花果に田楽味噌、柚子を合わせたもの。
噛みしめると溢れだす無花果のエキスとねっとりと甘い味噌が良い感じ♪
○八寸
白子と糸瓜、蟹の和え物、きっか生筋子、カマス寿司、蛸柔らか煮、蛸の卵、白瓜と鰻
秋刀魚燻製、穴子牛蒡八幡巻き、トウモロコシ揚げという内容。
蛸柔らかい~♪
蛸の卵って初めて食べたかもしれません。
穴子牛牛蒡八幡巻きは、穴子がふっくら、牛蒡の香りも良くって
お酒がすすみます。
白子と糸瓜の白子もミルキーで美味しい♪
どれも実直に作られていて、お品によってお味のメリハリがあり良かったです。
○キンメ、蓮根蒸し、早松茸
松茸~!嬉しい。
今シーズン初松茸です。
このお椀の出汁がとっても美味しい。
どことなく力強さを感じるのだけれど、それでいて上品さも感じるという
ツボな感じ。
・・・・・あぁ、うまく表現できない、語彙力・文才のなさに絶望(笑)
キンメと蓮根蒸しは、むっちりとした食感。
○鱧炙り塩昆布
軽く炙った鱧、美味しい♪
塩昆布の旨味がアクセントになっています。
敷いてある千切りキュウリも青臭くなく良い感じ。
鱧と塩昆布の組み合わせはハツケイケンですが、なかなか合いますね~。
塩昆布ってそう考えると凄い万能選手(笑)
○お造り
鯛、白烏賊、シマアジ、シマえび。
白烏賊、シマえびはねっとり♪
シマアジも良かった。
○しろずいき、あわび、くず餡
白ずいきと鮑を葛餡とあわせたもの。
鮑はちょっとうーん、、、という感じでイマヒトツ。
くず餡自体は悪くなかったのですが、鮑の風味がうつっちゃって台無し。
このお皿はいまいっぽでしょうか。
○毛蟹のコロッケ木の芽餡
カリっと揚がったまぁるいコロッケ、中身はたっぷりの毛蟹のほぐし身が!
蟹の旨味たっぷりで美味しい♪
味付けはけっこうしっかりめ。
毛蟹の風味を邪魔しない、ほどよく木の芽の入った餡も良い出来。
○ノドグロ幽庵焼き、万願寺唐辛子、銀杏
たっぷりと脂ののったノドグロ。
箸を身の上に置いただけで、じゅわっと脂が浮きだすくらいです。美味しい♪
日本酒がススムクンなお味。(この日は控えましたが)
○かぼちゃ饅頭 鴨ひき肉
あられをまぶしたかぼちゃ饅頭の中には鴨挽き肉入り。
こちらも割としっかりとした味。
添えられた山葵がかぼちゃの甘さを引き立てます。
○もずくとなし
もずくの酢の物にすりおろした梨を加えたもの。
酸味は比較的穏やか。この組み合わせは初めてですよー!
合うのですねー。
口直しにさっぱり☆
○トマトシャーベット
これ、美味しい~~~!
トマトだけを使って作ったシャーベット。
酸味と甘みのバランスがとてもよくって、もっと食べたかったと思ったくらい(笑)
素材がきっと良いんだろうなぁ、シャーベットにしても元気な真っ赤なトマトが想像できるお味。
○松茸ごはん、椀、香の物
ご飯にも松茸です!
松茸がかなりどっさりと入っている松茸ごはんもありますが
私にはこのくらいがちょうど良い量。
味付けも上品な感じで好みでした。
ただ、少し柔らかめなのが残念っ。
もう少し固いと嬉しいですねー・・・・
○抹茶しらたま
デザートには美味しい抹茶白玉。
お料理のボリュームがしっかりとあったので
こういう少量かつあっさりとしたお味のものが嬉しいです。
しっかり楽しんで上記コースで約3時間ちょっと。
後半、カウンター席には我々3人のみになり、手の空いた御主人と少しお話させていただきました。
日本で修行・働いたのち、NYで15年ほど和食屋さんを営んでいたそうで
数年前からこの新富町(正確には住所としては築地)でお店を出されたそうです。
正直言って(御主人ごめんなさい(笑))、初めのうちはちょっとおしゃべりできなさそうオーラが(笑)・・
と、思っていたのですが、実際、お話してみるとすごく気さくで笑顔の素敵な御主人。
お料理に対する情熱、昨今の食材事情、1人での和食屋さん突撃事情(笑)等について
色々とお話できてとても楽しかったです。
御主人と女将さんの2名体制でお店をされているので
カウンター・個室も含めて満員御礼時だと
お料理の提供スピードが若干遅れがちになるやもしれません。
そこら辺はお店の課題でしょうか。
とはいえ、1万円という価格設定に、この品数、素材等々を考えると
とっても頑張ってらっしゃるお店さんですよね☆
実直な感じでお料理も美味しいし、お皿によってお味のメリハリがちゃんと感じられるのも良かった。
御主人と女将さんの感じもよくお店の雰囲気も良いので
また伺わせていただきたいと思います☆
お一人様welcomeなお店でらっしゃるとのことで(事前予約必須)更に応援したいです☆
美味しかったです、ごちそうさまでした~!
お一人様度・・・・100%(事前予約により一人来店でもOK)
迷子レベル・・・・5段階中2(デリバリーピザ屋さんが目印(笑))
リピ度・・・・・・5段階中3(高CP!お味もなかなかです☆)
2015年のマイベストレストランは、初訪店を中心にリストアップしてみた結果
フレンチに和食、鮨にイタリアン、焼肉に鰻、中華と色々なジャンルに。
鮨は創作系の最高峰ともいわれる初音鮨さんや、独特な赤酢シャリが素晴らしいとかみさんにも
行かせていただくことができました。
和食は、近年高価格帯が常となっている中で、1万円という価格で勝負する新富町のすず木さんの
スタンスに感銘を受けました。
そして中華は、「東京チャイニーズ」という新たなるジャンルを確立されている一凜さん。
2度訪問しましたが、シェフのセンスは素晴らしいです。定期的に通いたいお店。
そしてそして、1位のレフェルヴェソンス。
神の火入れと言われる所以を直に感じることができました。
生江シェフの素敵さにもきゅんきゅん(笑)
食べ友さんとご一緒させていただく機会も多く実に世界が広がった1年でもありました。
いつもお声かけいただき、ご一緒してくださる食べ友さんに。
そして、色々な情報のやり取りをさせていただくマイレビュアーの皆様に改めて感謝いたします。
こうして食べ歩きができるのも、健康であってこそ。
健康に留意しながら、美味しいものを食べて、シアワセ♡なひとときを今年も引き続き
過ごせたらいいなぁ、、と思います。
2016年は新規開拓をしつつ、これまでツボになったお店にも定期的に通いたいです☆