3回
2017/07 訪問
【再訪】つまんで飲んで、食べて笑って☆
2017年7月 再訪☆
美味しい。
美味しい時っていうのは、ただ純粋にひたすらに自分の中でトキメキが駆け抜ける。
小難しいことは抜きにして、美味しい、っていう
言葉がすっと生まれて、ふっと駆け抜けてゆく。
難波さんのこだわりの美学が、素材のうえにのって
我々、食べ手に訴えかけてくる。
この日は2回転目の21時スタートの会。
遅めのスタートながらも相変わらずの人気で満員御礼。自力での予約は不可能なので、ちゃっかり
御常連さんの食べ友さんの席に混ぜてもらう。
よく一緒に食べ歩く食べ友さん、三人の会。
いつも、どうもありがとうー!☆
香って脂艶やかな鰯や、ふっくらとした穴子に
とろけてコクのある雲丹。たっぷりのマグロと香りのよい海苔。風味がよくきめ細かいいくらに、旨味たっぷりの甘エビ。
つまみのセンスは本当に抜群で、ついついお酒が
進んでしまう。握りも軽めで、前回よりもさらに
シャリが美味しく感じた。
またどうか、お邪魔できますように。
ごちそうさまでした~
お一人様度:★★★
迷子レベル:★☆☆
リピ度 :★★★
予約難度 :★★★(一見さんほぼ予約不可)
2017/09/18 更新
2016/06 訪問
つまんで飲んで食べて笑って☆
2016年6月 初訪☆
「予約が取れない」というのもいくつかのパターンがありますよね。
①「電話をかけてもつながらない」
→これは確かに言葉通り「予約が取れない」だと思われる。
②「つながったとしても予約は半年先、等」
→これも確かに言葉通り。
③「自分の希望日に予約を入れられない」
→これも確かに広義で解釈すればその通りでしょう。
④「そもそも予約を受け付けていない」
→マイレビュアーさまからのご指摘で追加です(笑) 確かに、そうですよね。
こちらの鮨なんばさんは「予約がとれない」のうち上記①、②に該当すると想われる超人気店。
ご常連さんでそのほとんどの予約枠が埋まってしまっているのだそう。
なので、初訪問までのハードルは非常に高いのだ。
お鮨は好きで色々いただいてみたいなぁと思っている最中。
こちらのご常連様である食べ友さんにありがたいお誘いをいただいた。
当日は夕方まで仕事があったが、そそくさと片付けて(もちろんです(笑))いざ、阿佐ヶ谷に。
お店は地下にあり、カウンター席のみ。
初めての訪問でも居心地の良さを感じるのはいいお店の証拠、、ですよね。
まずはビールで乾杯☆
そのあとはお茶で。
お酒ではなくお茶にしたことを後々後悔するような美味なる上質なつまみの
オンパレードであることを、この時点ではまだ知る由はない(笑)
今宵のコースの流れは以下の内容です。
つまみ→握りの流れ。
なお、基本写真はNGだそうですが音&フラッシュのでない状態で
一瞬だったら撮影OKだそうです。なので、1皿1貫1発勝負☆
<つまみ>
・まこがれい、エンガワ
・石川産サバを〆サバで
・甘海老と海老味噌 ★
・アワビ ★
・メヒカリの焼きもの
・あんきも、生姜を奈良漬風に ★
・ハマグリの出汁を使った茶碗蒸し
7品のつまみの登場。
まこがれいは食感が◎。
甘海老の上に乗せた海老味噌には海老の殻をしのばせているのだそうで
滑らかさのなかに香ばしさもあってユニーク。
そしてこの海老がとろっとしていて甘みが奥深い。
味噌もすごく美味しい。
アワビは噛みしめるたびに旨味がじゅわ、っと。上質。
メヒカリは2切れも。
脂乗りがよく、旨味ぎっしり。脂しっかりながらもサラリとした脂もツボ。
あんきもはこっくりと甘辛く炊かれていて、上には生姜。
しっかり辛めの生姜がアクセント。
茶碗蒸しはとっても滑らか。蛤のいい出汁が効いている。
・・・と、つまみが凄く美味。
ひと手間加えてある仕事ぶりがすごく丁寧な印象。
あぁ、なぜ私は日本酒を飲めないのだろう(笑)
そして握りへ。
<握り>
・京都トリガイ ★
・シロイカ
・赤身
・中トロ ★
・コハダ
・アジ
・車海老
・北海道産紫ウニ ★
・御椀
・穴子塩で ★
・新生姜のガリ
・煮蛤 ★
・たまご ★
・巻物
・(追加)special♡巻き ★
握りはシャリを使い分け(赤と白)。
酢が結構立っているが、頬張るとそのつん、とした感じが心地よく感じるシャリ。
固さもほどよくほろり、、大きさもそこそこあるので満足度も高い。
トリガイは香りが凄く良かった。
シロイカはねっとり、甘い。
赤身、中トロとこの時期のマグロと考えればすごく良かった。
コハダは赤酢のシャリとの相性がすごくいい。
車海老はしっとり、甘い。
雲丹はキャラメリゼというひと手間を。
穴子は塩で。脂があるので塩でいただくに最適。
ガリは2種類あって、先に出されたものよりもピリカラ。
煮蛤はふっくら、ツメが美味しいのだなー。
このツメは穴子でも同じものを使うのかなぁ。穴子ツメversionもいただいてみたいと思った。
たまごはすごく独特。プディングのような食感。
一気に卵液を流して弱火でじっくりと焼き上げるのだそう。
そして、鉄火巻きをいただいたあとに、追加で食べ友さんspecial♡巻(笑)
具材をこれでもかーと巻いていただき完成した太巻き。
ちょっと大きめだったけれど、ひとくちで頬張ってしまいました。贅沢っ。
流石は人気店。
居心地の良さ(初めてでもそう感じるので常連さんだともっと、、でしょうね)と
抜群に美味しいつまみ、そして握りの流れ。
ゆるゆると日本酒なんかをいただきつつ、まったりお鮨をいただきたい~お店。
大将ははじめ、ちょっと怖い方(失礼)かと思ったのですがそんなことは全然なくって。
食後も少しお話させていただける時間がありましたが
とても丁寧で料理の説明もきちっとして下さる笑顔のチャーミングな気さくな方でした。
そしてお弟子さんもとってもユーモア溢れる方!
食べ友さんとお弟子さんの掛け合い(?)がもう、とってもとっても楽しくって
ケラケラ1人でずっと笑いっぱなしでした。(すみません(;'∀'))
お味に居心地、そしてお値段。
人気店なのも納得、です☆
ごちそうさまでした~
お一人様度・・・★☆☆(ご常連であれば?)
迷子レベル・・・★★☆(初めてだと目印がないのでちょっとわかりにくい)
リピ度・・・・・★★☆(美味しくてたのしい)
2016/07/18 更新
2018年5月 再訪☆
二番手だった「俊輔」さんが握る新生なんばさん。
食べ友さんに誘っていただき訪問。
1回転目(18時)スタートで、終わったのが20時半頃。
つまみ多めの握り少なめのスタイルは健在で、「呑ませてくれる」スタイルには
変わりありません。提供テンポは若干ゆっくりめ(今はだいぶテンポよくなっているでしょうね★)ですが
気配りの仕方だとか、お店の中に流れる空気感とかで、ゆっくり過ごすことができるのは
とても素晴らしいですね。
シャリは難波さんのものをいただいたときよりも、若干水分多めな感じ。
時期的・素材とのバランスもあるのかな?
少し重いような気もしました。(水分で)。
とはいえ、味がぎゅっとしまった食材とのバランスは凄く良かったし、
きっともっと、ご自分の個性が磨かれて、進化を遂げていくのだろうなぁ~と。
食べて、呑んでで、トータル約2万円弱で納まるのは
昨今の鮨バブルの中で考えてみると、比較的手ごろに感じてしまうのが
怖い部分もあるのだけど、お鮨はやっぱり、こんなかんじでいただきたいっ!って
想ってしまうのですよね。
チャーミングな接客で、昔からの常連さんも、新規のお客さんも、
お近くならば、きっと通いたくなるようなお鮨屋さん。
ごちそうさまでした~
お一人様度:★★★
迷子レベル:★☆☆
リピ度 :★☆☆
その他メモ:決済現金のみ、予約時間に揃った順に店内へGO