2回
2013/06 訪問
おいしい辛子鶏と女将さん
今回は二人でうかがいました。 Jun.2013
昼の営業時間をフルにいましたが、お客さんは30人ほど、待ちも5人くらい生じていました。
新しくたのんだものでは、海老の甘酢あん。予想以上に甘かったです。海老は小エビを使っています。
やきそばは2回目ですが、想像よりややしょうゆが勝ったあんがかかっています。これは店の味ですから。
存在感があるのはやはり辛子鶏。 前半に頼んで鶏はすぐに無くなりましたが、汁に餃子を付けたり、
食事の最後まで皿を置いていました。
この店の感じもだいたいわかりました。
1,からし鶏 2, 焼売 3, 焼きそば こんなランキングかな。
女将さんのお歳はわかりませんが、60代以上。よくぞ一人でホールを切り盛りされると感心しました。
Oct.2012
北大路堀川よりバス停一つ北、ほとんど行かないあたりに行ってきました。
ためらうことなく辛子鶏を注文しました。持ち帰りはチャーシューとシュウマイです。
ビールを飲みながら辛子鶏を食べましたが、さほど辛くないです。 なぜ? ごま油の香りがします。ジューシーで香ばしくて美味しい。
よく味わうと微妙に酸っぱいです。この味の組み合わせを出すには年数がかかるのでしょうね。鶏は衣をつけて揚げてあります。汁は唐辛子の辛さで、やや強めにかたくり粉が入っています。
鶏は2個に分かれており、それぞれ切れ目が入っています。十分なボリュームです。一切れずつ、いっぱい汁を付けたり、断面には汁を付けなかったり、いろんな食べ方をしてビールを進めました。
鶏が無くなり、汁に御飯を入れて食べました。 辛!!!~~~
今までは舌が鶏に守られていたのかさほどではなかったですが、御飯とともにだと辛さが突き刺さってきて、自然に涙が出てきました。おいしい、だけど辛い。この辛さはセントレアで味仙の台湾ラーメンを食べて以来です。
みなさんも心して召し上がってください。家でチャーシューを食べましたが、やはり美味しい店です。
この、年季の入ったお店、点数は暫定です。
P.S. 家でシュウマイを食べました。あふれんばかりの豚肉と少しの蓮根、無骨な外見ですが最高です。
Nov.2012
料理を待つ間にビールを飲んでおりました。餃子が出てきました。
私 「8個もあるんですね。普通は6個ですね。」
女将さん「そうですか」
私 「あ、この(すべて金属の)辛子入れは白雲と同じですね」
女将 「あそこは私の兄がやってますねん」
私 「!!! そうでしたか。言ったら悪いですが、こちらの方がおいしいですね」
女将 「ありがとうございます。ここの間取りは白雲と同じですやろ。」
私 「そうですね。有名な話のようですね。」
女将 「同じ大工さんに作ってもらいましてん。あちらは使い勝手がいいとか言って」
私 「大工さんにちょっと負けてもらったとか」
女将 「カウンターがあって、テーブルがあって、座敷があって」
これが始まりであった。辛子鶏が出てきた。
女将 「あっちは辛子鶏はやってませんやろ」
私 「あちらは辛子ソバですね」
女将 「メニューには載せてませんが、うちも辛子ソバをやってます。昔からのお客さんは食べる方もいます」
しばし涙を流しながら辛子鶏を食べました。餃子はムチムチした皮で、酢醤油で食べてよし、辛子鶏のタレに付けて食べてよし!
私 「両脇の常連さんが食べていたのは焼きそばですか」
女将 「はい、主食にもなるし、おかずにもなるし」(常連さんは別に御飯を食べていた)
私 「ひょっとしてお茶も白雲と同じやないですか」
女将 「大笑い(たぶんYES)」
私 「入れ方も同じですね」
1700円にしては望外に楽しい昼食でした。
次に食べに行ったら、タイトルは「おもろい女将さん」に変わっているかも知れません。
2013/06/28 更新
3年ぶりでしょうか、訪れました。
店を改装し、引退したはずの大将が復帰したと聞いていました。
この日のサ-ビスはバイトとおぼしき若い女性2人でした。
美人じゃないけど可愛らしい !
尋ねると、名物女将さんは厨房の中だそうです。
時々顔を出した主人は2代目さんですね。仕切ってられました。
ビールを飲みながら20分くらい待ったのでしょうか、
辛子鶏950円、ライスが登場です。ライス300円?
辛子鶏の餡は特別辛くなく、無難路線に変更したのかと
不思議に思いました。御飯を入れて食べたり。
微妙に酸味もあります。しばらく食べていると
激しい辛さを感じ出しました。前もそうでした。
最初は騙されるんですね。
鶏のコロモはカリカリです。不必要に厚いコロモと
申しますか、鶏肉の美味しさとは無関係です。
カリカリのコロモが麻辣醤のソースと絡むのが
辛子鶏の美味しさなのですけどね。
とは言え、鶏の美味しさはどこかに行っちゃって、
俗っぽい料理だなと思いました。
昔はこれが肉の量を増したように感じられたのでしょう。
みなさん懐かしくて食べているのではないでしょうか。
昭和の中華、ぼちぼち終焉を迎えるのだと思います。
私の味覚も変わりました。進化する方向に変わったと思いたいです。