エノキングさんが投稿した萬来亭(神奈川/元町・中華街)の口コミ詳細

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エノキング (50代前半・男性・東京都) 認証済

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萬来亭元町・中華街、石川町、日本大通り/中華料理、ラーメン

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2010/11 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

千客萬来亭は中華街の製麺所

自宅から電車一本30分で行ける横浜中華街。なのになかなか行く機会がないのは、聘珍楼や萬珍楼以外であまりいい思いをした事がなかったから。しかしそれは自分の情報不足であることを後に知る。

今回はTwitterのフォロワーさんとの会食。横浜在住の方のエスコートで「萬来亭」へ。石川町の駅から歩いて5分程度だが、中華街のメインストリートからは外れたエリアにお店はある。

12時の予約(通常は予約できないようです)で10分前に店に着くと前には10人程の待ちがあり、人気の高さが伺えます。

少し恐縮しながら店内に入ると、それ程広くなく2,30人程で満席になる位のコンパクトな作り。我々は奥の円卓に。

まずは生ビールで乾杯。

オーダーはお任せで。郷に入りては郷にしたがえ、です。

まずは前菜という事で、予めお願いしていたためだろうか、リズム良く四品が出てきます。

クラゲのソース和え。中華クラゲの旨さは今更語るまでもないが、中華の酒のつまみとしては鉄板です。クラゲのコリコリときゅうりのシャキシャキの組み合わせに中国四千年の歴史を感じさせます。

豆腐干の和え物。見た目焼きそばのようで、これが豆腐と聞いた時は驚き、聞いた後で食しても豆腐とは思えない食感。しかしこれがビールにぴったり合う逸品。

きゅうりと枝豆の和え物。これがお酒を飲む人にオススメと言われたが、その通りでその形容詞しかない。枝豆を茹でたものよりもこの調理法の方が枝豆が活きるのでは、と思わせる旨さ。豆腐干と並んでマストアイテムと言えるでしょう。

スペアリブの香り炒め。これも説明不要の旨さ。肉とネギのバランスも良くとても香り高し。

いきなりの前菜四品でかなりの衝撃を受けた。ボクシングでジャブの所いきなりストレートを食らったような感覚。自然と酒のペースもあがる。生から瓶ビール、そして紹興酒への三段活用。

そして今回のメインイベンターの上海蟹の登場。自分自身人生初の上海蟹。まず酔っ払い蟹と言われる老酒に漬けた上海蟹を酔っ払い人が頂きます。身が半透明で実に美しく、柔らか。自分の蟹の身のイメージとは全く事なるもの。確かに旨味が凄く、皆がありたがるのもうなづける。

そして上海蟹を蒸したもの。雄雌両方ありどちらも楽しめる。しかし上海蟹を十分に堪能するには、自分に知識と技術が足りなかった(笑)いつも他人に蟹をほぐしてもらって生きてきたツケが回った感じだ。ぜひ鍛錬してリベンジしたい。

上海蟹との格闘の後は、レタス包み。これは裏メニューなのだが個人的にマイベストだった。海老やナッツなどを炒めた具沢山をレタスで包んで食せばパラダイス。レタスで包むためさっぱりしてて、いくらでも食べれてしまいます。

アヒルを揚げたもの。アヒルはさっばりしており淡白なので、揚げていても全然しつこくない。そのまま食べても甜麺醤のタレをつけてもどちらもオッケー。

この辺になってくると紹興酒もかなり飲んでおり、味覚の記憶も不確かになっている。食事が美味いことも当然だが、円卓の1人に飲ませ上手な方がいたことも酒が進んだ一因(笑)

そして締めに五目おこげご飯と上海焼きそば。おこげもさることながら焼きそばの旨さは特筆もの。特にその麺が太めで特徴的。萬来亭は看板にもあるように製麺所でもあり、中華街のたくさんのお店に麺を卸しているのです。酒盛りをしているのは我々位で(笑)他のお客さんは食事メインでほとんどこの焼きそばを頼んでいた人気の一品。豆板醤を添えれば旨味も増すのだが、この豆板醤も自家製で市販とは比にならないレベルの高さ。

杏仁豆腐で怒涛の中華フルコースの終了。おそらく平均食事時間は1時間かからないであろうお店で2時間半ほどいた位の居心地の良さ、そして料理の旨さ。

そして何よりも良かったのは、食事を共にした方々。そのうちの1人もおっしゃっていたが、仕事、プライベートで絡みがなく、ただ美味しいものが好きという共通項でTwitterで通して出会った人とはフラットに接する事ができる、それって意外とコンフォートゾーンなんだな、と改めて感じた。

2010/11/25 更新

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