まてぃすさんのマイ★ベストレストラン 2012

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悪いけど俺はウマい不味いはハッキリ言うよ。

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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さようなら!2012年 
修正依頼、削除、削除の嵐のような一年でした。

ありきたりのマイベストじゃつまらないので 
こういうカタチにですが 『心に残ったあのお店』 ってテーマでまとめてみました。
順番はあまり関係有りません。

また来年も頑張ります!

マイ★ベストレストラン

1位

うなぎ亭 友栄 (風祭、入生田 / うなぎ、日本料理、すっぽん)

1回

  • 昼の点数: 3.3

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 2.9
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2012/12訪問 2012/12/12

皆さん鰻をベタ褒めだがフワフワふにゃふにゃし過ぎゃーしませんか?

箱根でお泊まりした帰り道 混んでることを覚悟で (No Reservations で) 突撃してみました。 行ってみたら駐車場は車でいっぱい、行楽帰りの人で数珠つなぎの行列状態 待つことに疲れ果てた婆さんたちが座敷の小上がり淵にへたり込んでいます・・・。 「うわぁ~、ヤバいね」 と思いながらも順番表に名前を書いてもらいます。 レジの受付のお姉さんは 「(冷やかに)待ち時間はおよそ1時間です」 と 「つぅぁ~、仕方ねーな」 と待ちました。

ヒマだったので観察してると 待ってる人の大半は お年寄り&家族連れ であることが見て取れます。 箱根は紅葉が見頃な時季なので なにせ爺婆が多いんです。年金を貰い損ねる心配の無い恵まれた境遇のお年寄り世代の方たちですね、肌艶や血色が相当いいです。別に箱根の山に登ったわけでもないでしょうに無駄にポケットのいっぱい付いたベストを着て登山家がよく被るチロリアンハットみたいな帽子を被っています。 それに赤ちゃんや小さなガキを連れてるファミリー客のなんと多いこと。 「こんなガキまで一人一席とカウントされてしまうのかぁ~、・・・どうせ大して食わないだろうに・・・」 なぁ~んてことをぼんやり考えながら俺たちはひたすら待ちます。

そしたらヒマを持て余したガキがお店の熱帯魚水槽で飼ってる小さな亀の存在に気がついて水槽のガラスを バンバン!平手で叩いて亀を威嚇し始めます。困惑した表情の亀が反対側に泳いで逃げてもまたそのガキが回り込んで バンバン!します。
バンバン!バンバン!耳障りな音に堪りかねた俺がそのガキに 

「おい、バンバン止めろ!オマエ亀をいじめたら竜宮へ行けないぞ」
ガキ「りゅうぐぅーってなに?」
「はぁ?知らないのか?竜宮ってオマエ そりゃ~雄琴の有名店で・・・」
俺の連れ「やめなさいよ、いい加減にして!」

たった今さっきまで横でシカトを決め込んでいたガキの母親がうんざり顔で 「マサくん、こっちへいらっしゃい、ダメよあっち行っちゃ」 って俺に怪しい変質者を見るような視線を投げながらガキの背を押して奥へ移動します。 「なんだかなぁ~」 って阿藤 快みたいにひとりごとつぶやいてたら順番が回ってきました。

座敷へ案内してもらい 順番待ちする前にもうすでに伝えてあった注文の うな重¥3150 がほどなく出て来ました。

うな重は綺麗な塗りのお重に入って出て来ました。
蓋を取って中を拝むと 肉厚で大ぶりの鰻の蒲焼がでぇ~んと並んでいます。テーブル横にあった 山椒 を振りかけもう一度蓋を閉じてしばらく蒸らせて山椒の香りを効かせます。 この店の山椒はかなりいいランクの高級品みたいで香りがよく色も青々として鮮やかです。

さあ、蓋を取って箸を付けます。蒲焼にサクッと箸が入り その柔らかさに驚きます。 
蒲焼を口に入れます。 「うわっ!」 と思うほど柔らかいです。フワフワに蒸しあげられています。

二口、三口と食べ進めていきますと 最初はそのあまりの柔らかさにビックリした蒲焼ですが フワフワふにゃふにゃ過ぎる点が気になり始めます。 まったく噛まずに咀嚼できてしまうほどふにゃふにゃなのです。
これは!歯の無いお年寄りでも歯の生えてない離乳食喰いのガキでも食べられるフワフワ度です。(だからそういう客筋に人気なのか!どうかはわかりませんが・・・)

使用してる青うなぎというのは美味しい鰻だとは思います。 脂の乗りも素晴らしく肉厚で言うことナシです。
しかしあまりに時間をかけてふわふわ柔らかくなるまで蒸してあるものですから ウナギが本来持つ川魚特有のクセや滋養の素みたいな野卑な部分から遠くかけ離れた料理になってしまっていると思います。

一言で言えば 「ウナギらしい香りや野性味の無い 絹ごし豆腐のようにフワフワしたと脂」 を食っているような感じ と申しましょうか。
まぁ、この店のタレが美味しいからフワフワした脂でもどんどん食べられちゃいますけどね。

私個人としては もうちょっとしっかりした鰻らしい身を感じながら味わいたいです。 それにこの店は 「炭」 を使って焼かないのでしょうか? 
一切炭で焼いた香ばしさのようなものが感じられませんでした。

うなぎランキング全国2位のこちらのお店ですが 観光地ってことで過大に評価されたお店だなぁ~ってのが私の印象です。

 

  • うな重
  • うなぎの骨せんべえ
  • サッポロ黒ラベル 箱根バージョン

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2位

ベトナムちゃん (大久保、新大久保、西武新宿 / ベトナム料理、アジア・エスニック)

1回

  • 昼の点数: 2.5

    • [ 料理・味 2.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/02訪問 2012/02/21

これが日本でのベトナム料理の限界なのか? 嗚呼、遠すぎたベトナム

以前から行ってみたかった評判のいいベトナム料理の店 「ベトナムちゃん」 名前はふざけているがお味は本場の味に違わず美味しいと聞いていたので期待して訪問しました。 

お店は大久保駅からほど近く徒歩1分ってところかな。

断っておきますが私はベトナムへの長期旅行の渡航歴が数回あり、カリフォルニアに長く住んでいたのでベトナム系の移民の方のレストランへの訪問歴も数多くありますのでベトナム料理を知ってるよといささか上から目線の論調でレビューさせていただきます。

お店の内装は取ってつけたような手造り風のレジカウンターや造花だってバレバレの大きなバナナの木の鉢植えがあったりして 雰囲気は安普請な居酒屋みたい。
デートには向かないだろうね。

ランチタイムはメニューが限定されていて その日は3種類しかなかった。

A ベトナム定食・・・ベトナム風鶏のから揚げ、スープ、揚げ春巻き、ご飯。
B フォーボー 牛しゃぶしゃぶのフォー、生春巻き、揚げ春巻き。
C フォーガー 鶏のフォー、生春巻き、揚げ春巻き。
すべて¥850

いろいろアラカルトで食べたかったのだが昼の時間はランチメニューしかできないということなので 仕方なく Bのフォーボーをお願いする。

付け合わせの生春巻き(ゴイ・クォン)は至って普通のレベル。
きっとランチタイムは作り置きなのだろう、幾分ライスペーパーが乾いており
私が家庭で作るものと大差ないと感じた。
ソースは市販のソース2種類(甘味噌風のテンメンジャン、スィートチリソース)を混ぜたものにピーナッツがかかってる。 本場ベトナムを謳うならタマリンド汁をつかったりしてもう少し工夫して欲しいな。

揚げ春巻き(チャー・ゾー)は豚挽肉主体のシンプルな春巻きで現地的なカニのほぐし身やプリプリしたむき海老などは入っていなかった。コスト的に無理なのだろうか? 巻いて食べてね、と添えられたサニーレタスが萎びてて残念。


さて、 一番期待してたフォー・ボーですが

まず レンゲを使ってスープを一口味見します。
「なんだか薄い」 牛骨で取ったスープの深みというかコクが感じられず 牛スープにはデフォのスパイス 八角(スターアニス)の香りも一切しません。 もう一度スープだけを味わってみます。「ん?これは牛ダシではなく鶏ベースのスープです」
他の方のレビューを参考にするとこのお店は牛スープと鶏スープを2種類用意しているということだったが その日私が注文したフォーは牛肉のフォーだったのにスープは明らかに鶏出汁であった。 ランチタイムとディナーでは仕様が違うのであろうか?

厳密には牛でも鶏でもどっちのスープをベースにしても間違いではないのだが 期待してた味と違ったので肩透かしを喰らった印象だ。

それに鶏出汁のベースの味が弱々しく一定水準に達していない。きちんと鶏ガラを使って出汁取りをしているのだろうか? 確かに化学調味料無使用なのは評価に値するが こんなにパンチが無いベースなら隠し味的に多少使用して欲しいな、というのが本音だ。
実際に現地で作られるフォーは味の素の使用が不可欠だ。
日本の企業戦士たちの弛まない長年の売り込み努力で インドシナ半島全域とインドネシア、マレーシアなどに味の素文化を定着させてしまって あちらの家庭では味の素抜きの人生など考えられないくらいに味の素は見事に生活に密着している。

さあ、実食です。

薬味のハーブを探しますが全く用意されていません。 別皿にあるのは茹でたもやしと小さな小さなレモン一片、それよりもずっと小さな小さな唐辛子半片のみです。

ベトナムフォー(特にサイゴンフォー)にはハーブがデフォです。 ホーリーバジル、パクチー、パクチーファラン、いろいろな種類のハーブをそろえるのは骨が折れるでしょうけど、せめてパクチーだけでもと思いパクチーはありませんか?とお願いすると 「別料金になります」 とのこと 「お幾らですか?」 と聞くと 「¥400です」 ・・・・・・・。

ランチのフォーが¥850なのに パクチーが¥400もするとは・・・当然お断りしました。

ハーブが入らないフォーとは 古い例えで言うと 「クリープを入れない珈琲」 みたいなもので極めて残念です。

それに付いてくるレモンが8分の1 のくし型カットをさらに半分に切った16分の1というサイズも残念です。
(使わない人が多いのだろうか? だったらお店が正しいフォーの食べ方をもっと啓蒙するべきだ)
サイゴンフォーはライムをたっぷり絞り入れてスープと柑橘味の融合を楽しむというのが醍醐味なのに。

ヌックマムと唐辛子ソースがテーブル毎にセットされていないのも本場を謳う店としては失格だと感じた。(ラー油は置いてありました)
あちらではお客が自由に辛さやヌックマムを調整して自分好みの味のフォーにテーブルで調味します。

こちらの映像を参照してください。 これはアメリカ、カリフォルニア オレンジカウンティーの小さな町のベトナム料理屋の映像ですが ちゃんとハーブが用意されているのが解ります。 これが本来の本場のフォーの食べ方です。
http://www.youtube.com/watch?v=2tur1MRTXvU&feature=related

無いものねだりしても仕方ないですがハーブが揃えられないのはどこの日本のベトナム料理屋も共通しているのでしょうか (実際は千葉や埼玉の農家さんが東南アジア原産のハーブを栽培、販売されていますが原価高いのかな) 

あと気になったのはベトナムのフォー屋のテーブルにはバインクアイとよばれる長細い揚げパンの皿が置かれていることが多く、フォーの汁にひたして食べるのが通例なのだがこれも無かったな。 (注文したらあるのかな?)

気を取り直して麺をすすります。

おっ! 麺は美味しいです。 恐らくライスヌードルの乾麺を使用してると思うけど コシがあって香りも良くイイ麺です。戻し具合も丁度よくこれは美味しい麺でした。


総評
まだまだ環境的にも日本でリアルなベトナム料理を追及するのは難しいのかもしれない。 本物を知ってる人は余計にそう思うだろう。
これを本物と言ってはいけないそれは本物に失礼だ。

遠すぎたベトナム   いつになれば近くに来てくれるかな。

以上はあくまでランチの総評
ディナーは見違えるように本場っぽいのかも知れません。 店内にワインラックがあり銘柄をチェックしたのだけどなかなかおもしろそうなワインが揃っていて ベトナム料理とフランスワインというカップリングが夜はできるみたいですね。


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3位

レストラン バカール (神泉、駒場東大前、渋谷 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 3.2

    • [ 料理・味 3.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 2.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2012/06訪問 2012/10/22

夢とリアル そのギャップ

今まで何度も予約を試みたがその都度はじき返されてもう俺には縁のないお店と訪問をとっくに諦めていたレストラン。
このたびマイレビュアーさまでもある食べログ界の重鎮から 「どうです?行きませんか?」 と天使の囁きのようなお声掛けをいただき タナボタ(コロちゃ~ん表現借りるぜ)でプラチナチケットをゲーーット!

場所は神泉駅から歩いて5~6分かな。

お店は思っていたよりずっとコジンマリしていて内装は素っ気ない。

超絶お元気な店主金山氏のハイテンションな歓待で迎えられた。

サービスのファンタジスタ金山氏を一言で表現すると 新日本プロレスの黄金期を支え盛り上げた あの頃の古舘伊知郎のノリを持つサービスマン。変幻自在に言葉を巧みに操り お客を楽しませてくれる。これには賛否両論あるだろうね、あのノリについていけない人もいるだろう。

今回は一日一組限定というスペシャルなコースをいただきました。
お料理のスタイルは実に細密で細々している。悪い言い方をするとチマチマしている。
小さな小さな美しい造形の前菜が止まるところを知らないくらい次々に金山氏の名ナレーションに合わせて登場する。

が、しかしね、
それぞれがあまりに可愛く小さすぎるのだ。


こういうのが好きな女の子たち(ママゴト遊びでアサヒ玩具のママレンジを使って小さな小さなホットケーキを狂喜しながら焼いたことのある女の子、ドールハウスが大好きで小さな小さなフライパンや水さしをいっぱいいっぱい買い集め過ぎてお母さんに叱られたことがある女の子)には堪らなく魅力的だと思う。

しかし、こちとら齢四十を超えたおっさんだい。 正直ちょっと疲れた。
それぞれ面白い試みなんだとは思うけど 一つの料理を味わうには量もサイズも小さ過ぎて正しく判断評価できないのだ。 私自身はきちんとその物の味や質を判断するには大きいスプーン3口程度は味あわないと良さがわからない。


五つの味に仕上げたトマト・・・プチトマトだ、一口で食ってしまった。俺がバカ舌なのか?五つの味のうち かろうじて2つくらいは感じたかな。飴でコーティングしてあるのだがその必要性はなんだったのだろう?

ランド産フォアグラとリュバーブの最中・・・質のいいフォアグラだろうけど香りが少し弱いかな。しかし最中に包む意味は?ただ持って食べやすいから?最中という食材にフォアグラが合うとはどうしても思えない。今の流行りのスタイル?

冷凍タマゴとブーダン・ノワールのプティ・デジュネ・・・ウズラの黄身部分を冷凍したものがサブレに乗ったブーダンの上に鎮座している。ウズラの殻をカリメロの帽子のように被せたこれまた超可愛い料理。 ブーダンの味はいい、しかしこれも玉子の黄身とブーダンの組み合わせって?合うとは思えないんだよなぁ。しかし、はっきりとした反対意見を述べようにも量が少な過ぎて・・・ちゃんと脳で判別できるに至るまでもっと量を食べたい。

ミニミニアメリカンドッグ・・・主催者さまのご要望で特別に作っていただいた。 ミニチュアサイズのアメドッグの中身はイベリコ豚のソーセージ。 こいつも美味いが3~4個食いたい。

四万十川のトマト「狼桃」のガスパチョ・・・トマトの風味が鮮烈、ブランドトマト恐るべし。 この料理はこの量でガツンと伝わりました。

コンソメゼリーとカリフラワークレーム、活縞エビと関アジ・・・カリフラワーのムースは確かに美味い。しかしここでも疑問だ、一切れしか入らない鯵の刺身に関アジを使う意義が見いだせない。個人的には関アジは山葵と醤油でじっくり味わいながら食いたいね。

清流の中の稚鮎・・・このメニューは通年あるらしい、ということは冷凍の稚鮎だろうね。今の時期は活きのが手に入るだろうからそちらを使おうとかって考えないのかな?苦味は感じたけど鮎らしい香りとかは感じられなかった。それに丸揚げした稚鮎はちょっと油っぽかったな、鮎が泳いでる様に見せ、塩で清流を象るプレゼンは素晴らしいと思うけど。
活きの稚鮎がもし使えるなら油で揚げたりせず サラマンダーで素焼きにして(泳いでるようなスタイルはそのままで) それこそお得意のエスプーマで蓼酢を泡だてたり ヤマモモのソースなんかで攻めてもらいたいな。


植木鉢・・・いろんな場所から取り寄せた有機野菜を能登産ズワイ蟹とカニ味噌のバーニャカウダソースで食べる。それぞれの野菜が新鮮で味が濃いのがよくわかる。いい取引先をお持ちなのだろう、ソースも美味。 これはちょうどいい量でした。

「焼きフォアグラ」のラビオリ 北海道グリーンアスパラのクレーム・・・ラビオリが美味しいような気がしたのだがしっかり味わう前に嚥下してしまった、ああ、俺が悪いんだ。あと2~3個ラビオリ食べられれば・・・。

駿河湾産赤座エビのポワレとあわびのアメリケーヌソース柑橘の香り・・・このコースで一番美味しく量も満足した皿です。赤座エビの火入れはバッチリ、アメリケーヌソースの塩梅も絶好調。小ぶりなアワビは肝も美味かった。「柑橘の香り」とはエスプーマを使って泡ソースを作って添えてあるのだが恐らくグレープフルーツの泡ソースではなかったかな。金山氏による正しいエビの頭の食い方レクチャーは楽しかった。

マダムビュルゴーのシャラン鴨・胸肉のロースト フレッシュポルチーニと・・・他店で食べたマダムビュルゴーの窒息鴨と比較すると身に貯えられた血の香りが弱いと感じた。ローストし過ぎか? せっかくの窒息鴨だ、もっと血みどろで出せばいいのにと思ったが女子客中心のこのお店 そうもいかないのかな? 胸肉1枚を4人分に切り分けるのだがやっぱりサイズが小さい。ポルチーニも個体差によるのだと思うが先日他店で食べた物より香りが弱かった。

イベリコ豚とセップ茸、九条ネギのご飯・・・小さなストウヴで炊かれた可愛いご飯、これももう少し味わえるくらいの量が欲しかった。

デザートには驚いた!今までデザートでこんなに胸躍り血沸き立つ思いをしたことは記憶にない。
なんか言葉に出来ない、写真を見てよ。
このプレゼンテーションが多くの女性客のハートをがっちり掴むポイントだろうな。

ワインの品揃えはそれほどよくない。(・・というかこれだ!ってワインが見当たらない)ざっとリストに目を通したが総じて市価の2.5倍から3.5倍掛けの価格設定である。料理の価格を抑えているのでドリンクで利鞘を稼ごうということか? CPは最近の流行りの店の中では普通かな。


超予約困難のこちらのお店のプラチナチケットを譲ってくれた主催者さまのお気を悪くしてしまったかも知れないが 以上がまてぃすの感じた
正直なバカール評である。

『夢』の国ディズニーランドのスペースマウンテンよりも 花やしきのジェットコースターでオンボロ長屋の物干し場を通過する『リアル』さに趣を見出す私にはちょっと不似合いなお店だったようです。
でも皆さんが支持し応援する気持ちはとてもよくわかりますよ。

客層は女性客中心 夢見る乙女たちにはここは最高のお店だと思う。
もう人生の辛いも酸っぱいも 散々リアルを味わってきちまったおっさんにとっては自分の居場所をみつけることができなかったよ。

帰りに 「お土産です。」 と金山さんに持たされた自家製パン  それはリアルで嬉しかったです。

  • アペリティフ圧巻の完成図
  • 5つの味のトマト
  • フォアグラ最中

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4位

フランツィスカーナー バー&グリル 六本木ヒルズ (六本木、乃木坂、麻布十番 / ドイツ料理、ビアホール、イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 2.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 2.3
    • | 雰囲気 2.5
    • | CP 1.0
    • | 酒・ドリンク 2.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2012/12訪問 2016/08/27

どう考えても高過ぎだろう、オーバープライスだわ!

12月1日だ!映画の日だ!007/スカイフォールの封切りだ! 映画を見る前に喉の渇きを癒そうとメイ・ウシヤマのビルの1階にあるビアバーへ行ってみた。 行ってみてビックリ! 殆どの従業員が外人だ、それも金髪、碧眼のおねーちゃんだ!おっさんは 『ウッホな気分』 で金髪ねーちゃんに案内されるままに店内へ誘導されてしまった。

パツキンのねーちゃんを捕まえて話をするとどうやらおねーちゃん達は皆ドイツ人みたいだね、ドイツビールの会社がやってるからかなぁ。 それとみなさんやたら日本語がお上手です。 ひと昔前は六本木や赤坂に金髪ねーちゃんがトップレスでポールダンス踊るようなお店がいくつもあったけど 長引く不景気でそんなお店も全部潰れちゃったよね。

おねーちゃん 俺のこと喰いつきがいいおバカな客だとでも思ったのか? なんだかメニューの高そうなコースとかをたどたどしい日本語で一生懸命勧めてくるんだよね。 こういうのに弱い人はコロッと注文しちゃうんだろうね?

おねえ:「オクトーバーフェストのビールとおツマミがセットになったコースはイカガですか?」
俺:(チラっと値段を見ると4000円以上する)「はぁ?もうディッセンバーだよ、なんでオクトーバー?」
おねえ:「・・・・・・・。ドイツではいつもオクトーバーフェストでスヨ。」
俺:「嘘つけ、俺はデュッセルドルフに住んでたけどそんなこと無かったぞ!」
おねえ:「ミュンヘンでは・・・ソウデス」
俺:「・・・んー、なんだかなぁ・・・。(絡みづらいお姉ちゃんだなぁ) とりあえず白ビール頂戴」

出てきたのは
フランツィスカーナーヴァイスビア500ml(1380円)・・・まず一言 「高いよ!」 500mlで1380円ってどうなのよ! 俺がよく飲むベルギーの白生ビール ヒューガルテンだって 1パイント(568ml)で1000円しないよ!
味はまぁいいよ。ドイツビールらしい誤魔化しの一切無い潔い味と輪郭を持つ美味いビールだ。 それにしても高い。

どうでもいいけどおねーちゃんビールを運んでくるときにオモイッキリ俺の脚にビールのしずくこぼして行くし・・・。
今どき チェーン居酒屋でもグラスを運ぶ時は注意しろってマニュアルで学ぶだろうに。

メニューをパラパラめくって見た。
食い物も 「高いなぁ~」 
アイスバインが4000円って! 豚のすね肉だろ?たっけーよ、誰が注文するの?
シュニッツゥエルだって2000円弱だ。
チーズの盛り合わせ5種にいたっては2980円~とは?どんな素晴らしいチーズなんだろう?

仕事で行くバンコクのビアガーテンで飲む機会が多いけどアイスバインは300バーツ(1000円しないよ)。
本場ドイツでもせいぜい高くて20€(2000円)くらいだろう。

周りを見回すと 案外若者のカップル客みたいなのがキャッキャ喜んで飲んだり食ったりしてるんだよね。
この価格になんの疑問も抱かないのかね?

何も注文する気が失せたのでビール2杯だけ飲んでここを出る事にした。
こんなことなら最初から ハートランドバー へ行っときゃよかった。 あそこならハートランド1本500円じゃん。

六本木プライス恐るべし、 情報弱者は可哀想。

カードで会計済まして おねーちゃんに 「アウフ ヴィーダーゼッーン!」 って叫んで外に出てレシート見たら アっと驚く「サーヴィス料10% 取られていた!」
ビール2杯飲んでサーヴィス料取られて お支払いは一人3036円
アンタが誘ったんだから責任とってよって連れの分も払わされて ビール4杯で6000円払ったよ、トホホ。
俺も情報弱者じゃねーかよ! どうしてくれるんだ!

  • 白ビール 「高い!」
  • 壁画 趣味悪ぅ~

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5位

ディズプラス (高円寺、新高円寺 / 串焼き)

1回

  • 夜の点数: 1.8

    • [ 料理・味 1.8
    • | サービス 1.4
    • | 雰囲気 1.9
    • | CP 2.9
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2012/10訪問 2012/12/29

家庭料理の延長か?

疲れるねぇ、3回目の修正依頼だよ。 正直にここであった出来事を書いているだけなのに。

高円寺までうまいもん求めて遠征。 
お目当てだったベトナム焼き鳥のお店はなんと!お休み!だったー。 大失敗!食べログユーザーともあろうものが定休日の確認を怠ってノコノコ出掛けてしまうとは・・・。 それで途方に暮れて街をうろつく 高円寺ってかなり大きな街で飲食店だって豊富にあるんだけど ブラブラして外から覗き込む限りではなんだかどの店もパッとしない。
不景気だからなの? 午後8時近いってのにお客の全く入ってないガラガラなお店が物凄く多い。 流行ってる店はチェーン店か四文屋など敷居の低い店ばかり・・・。

どーしよーもないので たまたま通りかかった 串焼きバルという看板に惹かれてこちらの店へ入ってみた。

店内は半分程度の客入り テーブルは埋まっていたので仕方なくカウンター席へ座する。
なんだかいろんなガラクタ(アンティークというのか?)が所狭しと飾りたてて落ち着きのない装飾。
あまりいい予感はしなかったが 「坐ってしまったんだし」 と 生ビールをお願いする。

従業員の男が生ビールを持ってきてくれたはいいがなぜか俺の前に2つともビールをひょいと置く。「これはなにかのおまじないか?え?俺が?」と不思議に感じながら隣の連れへビールを回す。 「うん、きっとそうだ!なにかのおまじないだろう。 だってそうとしか考えられないもんな」

居心地の悪さを感じていたら 「焼き物はお時間がかかりますからなにか前菜はいかがですか?」 としつこいのでレバーパテをお願いする。

お料理
レバーパテ・・・なんだか妙に甘ったるいのだ。 玉ねぎの甘さだけではない妙な甘さだ。 ポルトを使ってる?  まさか砂糖使ってるんじゃないよね?ってくらい変な甘さが口に残る美味しく感じられないパテでした。 お酒のアテとしてはツライものがある。

モツ煮込みトマト風味・・・これも完成度の低い料理だった。 モツの旨みをトマトソースに乗せきれていない、分離しているってかバラバラな感じ。
マギーブイヨンかなんか使ってる? 家庭のママがやっちゃったーって感じ。

お店特製の変わり串焼き三種・・・トマトソース、ホワイトソース、バジルソースの三種なのだがどれも缶詰ソースの域を出ないお粗末さを感じる。
家庭でママがハインツのソースを使ってちょっと変わったことやっちゃいましたー的って言えばいいのだろうか・・・なんか食べてて悲しくなってきた。
ベースとなっているもも肉はブロイラーを使用、それはそれでいいのだが焼きが不完全で皮目に火がしっかり入ってないので食感がブヨブヨだ。
これは勿体ない。

お店としては普通のブロイラーを使った串焼きに付加価値を付けるためにこんなトッピングをしているのだろうが 鶏肉にはちゃんと火を入れなきゃね。
ブロイラーだって焼き方一つ塩加減ひとつで美味しく食べられるのだから 焼き担当の方は火入れの勉強をやり直した方がいい。

なんだか全てにおいて調理技術の稚拙さを感じ 残念な思いがついて回る。

おまけに店内喫煙可なので仕方ないのかな? 客で葉巻のような匂いのキツイ煙草を吸う奴がいて 店中がその匂いに包まれ食事がちっとも美味しく感じられなくなってしまった。 あーもうアカンと 店を後にしました。

総評
料理内容のレベルアップを本気で検討してほしい。
匂いのキツイ煙草を吸う客にはお店側が注意をするべきだ。



  • お勧めのお店スペシャルな変わり串焼き トマトソース、ベシャメルソース、バジルソース
  • カウンター目の前ごちゃごちゃ
  • モツ煮込みトマト風味
  • レバーパテ

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6位

虎屋菓寮 東京ミッドタウン店 (六本木、乃木坂、六本木一丁目 / 甘味処、和菓子、かき氷)

1回

  • 昼の点数: 2.5

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 2.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/09訪問 2012/09/02

羊羹一切れと茶を飲んでこの値段かよ~!

東京を初めて訪問した外国人を連れて行った。

彼はアメリカに住む台湾人でNYやLA、SF その他欧州の各都市にも訪問済みなので東京のミッドタウンなんて別に珍しくもなんともなさそうだったが 東京タワーや増上寺、ドンキホーテを巡って ちょっと疲れたのでここで茶でも戴きましょうと入ってみた。

店内は平日午後ということもあり 「おばさん」 一色な客層

我々の隣のテーブルもやっぱりおばさんで
これでもかってぐらいドでかい真珠の指輪をし 首にもこれでもかってぐらいドでかい粒の真珠のネックレスというよりも数珠のようなものを下げていて 緑のジャングルの中に無数のフクロウが木にとまっている柄のプリントのワンピースを着た、遠目で見たら小学生の信号横断をサポートする「緑のおばさん」のようなのだが  肩にはオレンジ色のエルメスのスカーフをハラリと羽織り 「アタシはセレブよ」 と主張してるかのような人だった。

そのおばさんが何を思ったのか? 我々が英語で会話していたら 「あら! アンタたち韓国の方?」 って聞いてきた。 (なんで韓国人と思ったかは知らないが・・・英語を話しているのに・・・) 「アタシ先月ソウルへ行ったノヨ!、ムフ!」 「ビョン様(?)カッコよかったわ!」 と我々の会話を割って入ってきた。 俺と彼は「!」と顔を合わせ 暇つぶしにおばさんの話に合わせることにした。 「イエス!アイムフロムコリア!」と彼。 「私は日本生まれで韓国語出来ないので彼とは英語で話してます」と俺。

怒涛の勢いであらゆる韓流スターの名前がおばさんの口から飛び出したがちっともピンっと来ない、おばさんかなり詳しくいろんな韓流ドラマの話までどんどん出てくる。それでもおばさんの勢いに巻かれて15分くらいは話を聞いてたかな。 

おばさんのお勧めで 「ちょっとアンタたち、とらやと言えば羊羹よ、羊羹にしなさい、ね、わかったヨーカン、言って御覧なさい、はい!ヨーカン!ヨの後オーって伸ばすのよ、わかった?ヨーカン!」 って勢いで勧められた 羊羹「夜の梅」というのを戴く。

その羊羹と合わせて 「深蒸し煎茶」もいただく。

とにかく 茶を飲んでる間もヨーカンをかじってる間もおばさんは喋り続ける。

「ダーーーーーッ!」っと喋った後おばさん気が済んだのか それともこちらのシラケ気味の雰囲気を察知したのか? 自分の茶をズーーーっと飲みほして 「あら!もうこんな時間!アタクシ帰らなくっちゃ!」 と ズダダダと帰ってしまった。


急に訪れた 「静寂」 の中で冷めかけた茶と私には味のわからない羊羹をいただき お会計をお願いする。

渡された伝票を見て ちょっとびっくり! 結構いい値段ですわ! 羊羹1切れと茶1っ杯で・・・。
羊羹って今まで墓参りへ行った帰りにおっさん(和尚さん)の説話を聞きながらタダで出てくるどうでもいい食べ物という認識しか無かった私にとっては驚きのプライスでした。
思わず不謹慎にも思ったのが 外国人旅行者を装っておばさんと騒いでいたので あレ?ボーラ ボラ れちゃったかな?と。 ちょうどこの映像とマシンガントークおばさんのイメージが重なります。我ながらいい画を見つけたなぁ。

でもこちらミッドタウンではこれがどうやら適正プライスらしいですねぇ、(複雑)

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7位

魚酎 (明大前、下高井戸、東松原 / 居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 2.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 1.5
    • | 雰囲気 2.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2012/08訪問 2012/08/15

料理はいいのだが、ここの接客は好きになれない。

マイレビュアーで唯一の現役女子大生さまのレビューに誘発されて平日の夜行ってみた。
お店は明大前駅前すぐ、歩いて2~3分かな。
以前はもんじゃ焼屋があった場所だよね、家から近所なのに新しく居酒屋になったとは気が付きませんでした。

店主は くいものや 楽 グループ出身。 下北沢の汁べゑなどでも働いていたという。
だからかなぁ? お店で働く従業員の皆さんがお若いのはとてもいいことなのだけれど 髪の毛がアフロみたいで清潔感が感じられなかったり 着てる制服がヤクザのダボシャツみたいでダラしない印象だったり 言葉遣いが馴れ馴れしかったり おっさんの私は違和感を感じてしまった。
私が彼らと同年代の学生ならこういう雰囲気もいいかもしれないが 物事にはTPOというものがある 相手の客の風体、顔色を伺って臨機応変に接客スタイルを変えてほしいね、それがプロというもんだ。

それでも料理は美味しいからちょっと惜しい気持ちだな。丸っきりダメな店ならこんなこと言わないよ。

その夜いただいた料理

お刺身・・・量が選べる。 これは5種盛りだったかな? 氷を張った桶に海藻サラダを敷き詰めその上に盛り込んである。 それぞれのお魚の質は上々、きっと汁べゑ時代からの魚屋を使っているのだろう。 居酒屋にしては鮮度も良く 切りつけも厚く食べ応えアリ。 ちっちゃなウニの巻物がサービスでちょこんとツイテくる。 刺身を食べ終わった頃 温かいスープを出してくれ それに海藻を浸して「食べて」(ため口)と促される。

明太子ポテサラ・・・ポテサラ(ポテサラ自体はノーマルなもの)にどーんっとこんがり焼いた明太子が乗っかっています。 ビジュアルはすこぶるヨロシ! こういうプレゼンテーションがくいものや楽の真骨頂だよね。 明太子を崩して混ぜ混ぜして食べます。 オイシ!

厚切りハムカツEggwithトマト・・・女子大生がびっくり!したというハムカツをいただいてみました。 これもインパクトのあるプレゼンですね、サスガです。ソースをかけたキャベせんにドカっと厚切りハムカツが鎮座しその上にスライスしたトマト 更にその上に目玉焼きがどか~んと乗っています。
変わりダネハムカツの最右翼ですかね。 なんかてんでバラバラに食材をミルフィーユしたような印象だが 食べてみるとモーニングセットのハムエッグを一つにしたようなまとまりがあって違和感無いっすね。 面白い皿でした。

さいころステーキ・・・これは普通、よくある居酒屋メニュー。

ドリンクで面白かったのは焼酎とフレッシュトマトを凍らせてシャーベット状にし それをグラスへ注いでくれて自分でソーダで割って飲む 生トマトサワー。 酒飲んでるのか?ジュース飲んでるのか?解らない気になるところがミソだね、女の子ウケするかも。


総評・・・ハイボール頼んだら従業員が角をテーブルでグラスに注いでくれるのはいいけど 客が自分でソーダ割りにするのにマドラーをくれないとか・・・?・・・ちょっと考えたらマドラー無しじゃ客が困るってわかるよね? 割り箸で混ぜんの?

料理を食べ終わって 連れがトイレに立ったので 「お会計して下さい」 と告げると 「サービスで岩海苔のお味噌汁出ます!」 っていうから ま、貰いましょうって貰ったよ。 それはそれでいいよ、いいサービスだと思うよ。でもなんで今度俺がトイレに立って席へ戻ってきたら お会計の伝票が女の前に出されているわけ?? 女がトイレに立ったから会計頼んだのは俺だよ! 俺に伝票を持ってこいよ! お前ら女連れて飲みに行って いつも女に払ってもらってるの? それって普通なの?  ちょっとは考えろよ! 俺はこの場面を見た時 ・・・気が遠くなったよ・・・。 

若くて威勢のいいイケメン兄ちゃんがいっぱい働いているが なんともカッコ悪いマネしてくれるよ。

料理は本当に美味しいんだから もう少し考えて働こうよ、  実に惜しい店だよね。


 

  • お刺身
  • 明太子ポテサラ
  • ポテサラ混ぜた図

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8位

はらドーナッツ アトレ吉祥寺店 (吉祥寺、井の頭公園 / ドーナツ)

1回

  • 夜の点数: 1.5

    • [ 料理・味 1.5
    • | サービス 2.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 1.5

    • [ 料理・味 1.5
    • | サービス 2.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2012/01訪問 2012/01/13

ん?これってヘルシーなの?

普段から甘いものはあまり口にしない私ですが前から気になっていた 「安心おやつ はらドーナッツ」 テイクアウトしてみました。
今まで気にしてなかったから知らなかったんだけど ここのドーナツって豆乳やおからを原料にしてるんだね、それに本社が神戸にあるんだね、
神戸出身の私ですがそんなこと露ほども知らなかったです、ハイ。

プレーン、きび砂糖、チョコのを買ってみましたが なぜか私にはどれも似たり寄ったりの味気無さでそれぞれの個性というか違いが伝わらなかった。

プレーン・・・一応このチェーンを代表する商品でしょ、しかしねーなんといっても味気無さすぎる・・・。これでいいの?作り方間違えた?  
・・・と思ってきび砂糖のドーナツをかじる

きび砂糖・・・先ほどこれは何かの間違いか?と疑うほど味気ないと感じたプレーンだったが それとたいして変わらぬ味気無さ。
きっとこの味気無さがこのチェーン店のスタイルなのか?

いや、待てよ もしかしてチョコはまだ救いがあるかも知れない と思ってチョコドーナツをかじると

チョコ・・・うわ~ん、チョコの味がしない。 よっぽど品質の悪いカカオを使ってるのか?ちっともそれらしい香りがせず 甘さ控えめなことだけは一貫して守り通している。(その一本筋通ったところはエライと思うよ)

どうなのよ?これってドーナツ?

不味いけど捨ててしまうのも勿体ないから食べ続けていると ドーナツ生地の質感がパサパサで口の中の水分が吸い取られて口中カラカラの不快な感じになってしまう。それでもモグモグしてると今度は揚げ油の嫌な感じがじとーっと広がり口中を占有する。

ここのドーナツ結構油っぽいね。  っていうか油の質それほどよくないんじゃないの??


これをヘルシーと言えるのか? 安心おやつとして子供が喜ぶのか?

舌の肥えた子供ならこんな味気ないドーナツ食わないと思うけど。

こんなおやつを食べるように強要される子供たちは不憫だなぁ、ヘルシーを気にしてるお母さんたちは御自分でカップケーキとかを焼いてやればいい。

・・・なんて言ってたら思い出した。 昔、近所にハジメくんという厳しい家庭で育てられた友達がいた。彼は甘いおやつを一切与えてもらえずいつもお母さんが焼いてくれたというヘルシーな人参クッキーや味気ないかぼちゃケーキを食わされていた。俺たちが学校帰りに駄菓子屋で買った身体に悪そうなおやつ(ストローに入ってる極彩色のゼリーやミニヨーグルっていうちっともヨーグルトじゃ無いお菓子)を食ってると 「俺にも少し舐めさせてくれよー、かばんは家まで俺が持つからさぁ」 と卑屈なことを言ってパシリ的な役割をすすんで買って出る少年だった。駄菓子を分けてもらう見返りに友人のかばんを幾つもたすき掛けにして「待ってくれよー」と追いかけてくる彼の姿が忘れられない。 そんな彼だったが大人になって太陽神戸銀行に就職し数年後上司にそそのかされて会社の金を横領して捕ま・・・どうでもいい話だな。

アメリカで売ってる極限まで甘さを高めたような不健康高コレステロールのドーナツもダメだけど
いくらヘルシー?(ホントかな?)でも食べてみて美味しくないおやつは悲しいね。

俺がもし子供で家でこんなおやつ出されたら卓袱台をひっくり返しているところだった。 (そんな子供いねーか)

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9位

イーグル (新宿西口、新宿、新宿三丁目 / バー、ビストロ、バル)

1回

  • 夜の点数: 3.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 2.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2012/10訪問 2015/09/30

もうバランタインの安売り止めてもいいよー!

修正しました。
ありのままの情景を描写してるだけなんだけどね

6~7年前から円高還元セールと銘打って続けてきたバランタインのハイボール1杯250円のサービスだが「もう止め時に来ているのではないか?」
今はかなりの「円安」が進行してるのだし
この安売りサービスのせいでこの店の名は有名になったけどその半面この店に集まる客層は顕著に悪化した。
一杯250円のハイボールだけで長時間カウンター席を占有してしまう「安もの好きな客だらけ」になってしまった今の現状を見限って来なくなってしまった常連客は多いはずだ。

在りし日のこの店の雰囲気を早く取り戻していただきたい。

そのためには「安売り」を止めることだ、それで一発で解決すると思う。

この店で飲まなきゃいけないのは安売りのハイボールだけではない
季節のフルーツを使ったカクテルが抜群にウマいのだ。夏はスイカや巨峰を使ったカクテルが実にすばらしい。
これからでてくる「ザクロ」のカクテルもウマいよ。
ハイボールばかり飲んでないでツマミも頼んであげて下さい。
ここへ来たら「霜降りビーフ」はマストでしょ。


喜んでいいのか悪いのか?
(2012,10)
昔からちょくちょくこの店を使ってる。 新宿駅に近く便利なこともあるがちゃんとした客が集まるいいお店だったから・・・・。

でもこのサイトのおかげか?なんなのか? ・・・人気が出過ぎて客層が変わった感がある。
今まではこんな古臭い店なんか見向きもしなかった若くてチャラチャラした客がネットを見て集まるようになってしまった。
常磐線乗り継いで「おら東京さ行くだ」的なお兄ちゃんとオネエちゃん
独りで文庫本なんか読んでる若い女がいる・・・。 「バーは読書を楽しむ場ではない、カフェ行きなさいよ!」
ま、第一の理由はハイボールが安いってことだろうな。 250円だもん。
なんのツマミも頼まずにハイボールばかり飲んでやがる。

こんな輩が集まるからか?バーテンダーも態度が変わってきた。(感じのいいバーテンダーがへ移動しちゃったこともあるが・・)
今までそんなこと無かったのに 執拗にツマミをプッシュするようになってしまった。(回転率を考えてるんだろうな)

この空気感はイタダケナイ。

まぁ、私もこの店のレビューを書いてしまってるので みなさんにココを紹介した手前こんなこと言っちゃなんだけど・・・レビュアーが店の人気を煽ったために 昔はよかった店の空気が大きく変わってしまった。

・・・恐ろしい・・・ネットの力の凄さをまた垣間見てしまった。
好きだったお店の雰囲気が 得体の知らない何者かに荒らされて一変してしまった・・・そんな感情?って今まで顕著に感じたことは無かったけど
今回の件はそれを大きくビヨンドするガッカリ体験だった・・。 俺に寛容さが欠けているのか? ただ偏屈なだけなのか?
遠い夏の日の想い出を手繰り寄せようともがいているのだけど ちっとも手が届かない・・・そんな気持ち。

評価を下げます。


同僚とは来たく無い店
'09/10/11
渋くていい店だ。40年近く営業してるそうだからこの界隈ではなかなかの老舗と言えるだろう。この辺も昔はロールキャベツのうまい店や珈琲の美味い店などちゃんとした店が幾多もあったが今はガチャガチャうるさいゲームセンターやラーメン屋だらけになってしまった。外観は古臭くスタイリッシュなデザイナーによるお店全盛の時代にポツンと取り残されてしまったかのような昭和の遺産的な店だがこのサイトでの評判はいいみたいでこういった店が評価されるのは嬉しい事だ。

客層は様々で年配のカップルや会長と呼ばれるおじいさん、サラリーマン達、デート中の若者たちなどなど。皆がそれぞれこの豪華客船の船室を模した重厚な造りの店に溶け込んで楽しそうにグラスを傾ける。

食べ物も案外美味しい。野菜スティックの味噌ディップはハマル美味しさ。(お土産で販売もしてるみたい) ホースラディシュとポン酢が良く合う特選和牛フィレ肉シモフリビーフも秀逸。バーテンダーがフォーク2本を使って器用に白髪ネギを肉で巻いてくれるのだがこのパフォーマンスも見ていて気持ちがいい。

バーテンダーのサービスも申し分ない。長年の常連らしい会長と呼ばれていた老人は子供が生まれたというバーテンに用意してきたお祝いを渡していた。馴れ合いじゃなく客とバーテンダーが接する昭和な風景を気持ちよく眺める事が出来た。

酒はサントリー直営だけあってサントリー製の酒は格安だ。フレッシュフルーツを使ったカクテルも手絞りジューサーを使って供されるので雰囲気十分。
今は丸々とした巨峰を絞ったものと見事な幸水梨を絞ったものの2本立てだった。11月になるとカリフォルニアから絶品のザクロが届くらしい。

独りで来てもいいが 出来たらカップルで来るのがいい。彼女と二人でこの店の年季の入ったメニューをめくるのは話の種になる。ここのメニューは総天然色刷りというのかな?いまどきこんな色に刷り上げる印刷技術ってないだろう。昔だから出た色っていうのか?ゴジラのパンフレットもこんな色で刷ってたな。友人となら仕方ないが、間違っても同僚は連れてきたくない店だ。だってこの空間で職場の愚痴や仕事の話など聞きたかぁないもんね。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

ファンキーチキン (浜田山、西永福 / 焼き鳥、鳥料理)

1回

  • 夜の点数: 2.0

    • [ 料理・味 2.0
    • | サービス 1.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 1.5
    • | 酒・ドリンク 2.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2012/03訪問 2012/10/22

ちっともファンキーでは御座いません。

井の頭線沿線界隈では名店との誉れ高いこちらのお店ですが今まで行く機会が御座いませんでした。
今回は近所の他店へお邪魔したその後で寄らせていただきました。

なんでもミシュランにも載る超有名店「バードランド」で修行をされた方がオーナーということで期待に胸を膨らませて訪問した訳であります。

お店は焼き鳥屋というイメージから離れかなり洗練された作りでオープンキッチンをぐるりと取り囲むようにカウンター席が配置されています。 お店全体の印象は木材を多用したウッディーな印象でどこもきれいに整理整頓されていてスキが全く御座いません。
私はどちらかというと天井が煙で煤けてて油脂まみれの一升瓶が無造作に陳列されているような焼き鳥屋が好きなのですがココは 「ウチはそういった場末の店じゃねーから」 って胸を張って主張してるかのようでした。

BGMはジャズでしたね、ファンキーチキンというくらいですから ジェームズ・ブラウンやアース・ウィンド&ファイア などを期待したのですがそうでもない様子です。 

その夜の客の大半は仕事帰りのサラリーマン(・・と言ってもなんだかIT関係とか金融業界とかそんな感じの羽振りの良さそうな)でこの近くにお住まいなのでしょうか?皆さん見るからにパリッとしたスーツを着てて近所に持ち家ありますよって感じの客筋ですね。あのスーツは決してフタタで吊るしで買えるような仕立てじゃなかったです。「俺たちゃ銀座へ繰り出すほど野暮じゃない、近所でこんなにいい店知ってるんだぜ あ、金?俺たち金は持ってるよ」 みたいな感じですね。新橋のガード下に集まるオヤジたちとはちょっと人種が違うようです。


さて いただいたお料理ですが、

最初のツマミに 「ささみの風干し」 なるものをいただきました。

換気扇の下などに吊るして乾燥させた鶏のささみを軽く炙り それを手で細く裂いたものです。
乾燥させる前に 醤油味ベースの出し汁の中に漬け込んであるのでしょうが 醤油の味が勝ち過ぎていて鹹い(関西風に言うとね)です。
東京へ越してきてだいぶ経つ私です。たいていの濃い味には驚きませんがこれはかなり塩っぱかったです。
噛めば噛むほど濃い出汁醬油の味がして辟易します。

焼き鳥を数本焼いてもらいました。 1本250~450円と表示されています。 (私の尺度では高級焼き鳥の値段です)
高級焼き鳥だから1本、1本焼きたてをサーブしてくれるものだと思ってました。(だって鶏は部位によって火入れの時間差が当然ありますから)
でも一度に5本まとめてお皿に乗っかって出て来ました。

ささみわさび・・・特別な感じはしません。他店ではレアでジューシーな場合が多いですがココのはよく火が入っていてパサついています。

つくね・・・これは残念な串でした。 ただの鶏挽肉をこねて団子にしてあるかのようで特長が見いだせません。味も塩のみで味付けしたのでしょうか?深みを感じません。 私は仕事がしてあるつくねが好きで つくねの中に軟骨やらが入っててコリコリしてたり 刻んだ長ネギや大葉、白みそを練り込んで特長を出してるものが好きなのですが ココのはまんま鶏挽肉団子焼きでした。それでも肉の旨さが実感できたりならいいのですがそうでもありません。
 「いい材料だからシンプルでいいんだぜ」 ・・と言いたいのでしょうが素材の良さを伺えるほど旨い鶏肉だとは思えません。

はつ、砂肝、正肉・・・どれを食べても特別感は感じません。本当に榛名地鶏なのでしょうか? 西永福の焼き鳥屋で食べる地鶏の旨さはよくわかるのにこのお店ではちっとも伝わらないのです。自分の舌がオカシイのか心配になります。

ドリンク
さすが高級店だけあってワインは揃ってます。

E・ギガルのコート・デュ・ローヌ 赤 をボトルで頂きました。 小売1330円のワインですが4500円で売られていました。3倍超掛けですね。


サービス総評
23時ラストオーダーはいいでしょう、お店の都合ですから。 しかし お客がまだたくさん残る23時30分にはアルバイトの女の子がカウンターの端(といっても湾曲してるカウンターなので私たちから丸見え)でお疲れさんの生ビールを飲みながらまかない飯を食べ始めるのはどうなんでしょう?
こちらのお店の高いお勘定には 雰囲気代や空間代っなんてものも当然含まれてこのお値段だと思います。場末の焼き鳥屋とは違うのだったら
一貫してそういう高級なスタイルを固持していただきたい。 私は客として店の子が横で客と同じように生ビール飲んでまかない食ってるのは見たくはありません。


美味しくって心躍るようなファンキーさがちっとも感じられない残念なお店で御座いました。
私の再訪は御座いません。

  • (説明なし)

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