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夜の点数:2.0
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 2.0
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|サービス 1.5
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|雰囲気 3.0
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|CP 1.5
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|酒・ドリンク 2.5
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[ 料理・味2.0
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| サービス1.5
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| 雰囲気3.0
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| CP1.5
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| 酒・ドリンク2.5 ]
ちっともファンキーでは御座いません。
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2012/10/22 更新
井の頭線沿線界隈では名店との誉れ高いこちらのお店ですが今まで行く機会が御座いませんでした。
今回は近所の他店へお邪魔したその後で寄らせていただきました。
なんでもミシュランにも載る超有名店「バードランド」で修行をされた方がオーナーということで期待に胸を膨らませて訪問した訳であります。
お店は焼き鳥屋というイメージから離れかなり洗練された作りでオープンキッチンをぐるりと取り囲むようにカウンター席が配置されています。 お店全体の印象は木材を多用したウッディーな印象でどこもきれいに整理整頓されていてスキが全く御座いません。
私はどちらかというと天井が煙で煤けてて油脂まみれの一升瓶が無造作に陳列されているような焼き鳥屋が好きなのですがココは 「ウチはそういった場末の店じゃねーから」 って胸を張って主張してるかのようでした。
BGMはジャズでしたね、ファンキーチキンというくらいですから ジェームズ・ブラウンやアース・ウィンド&ファイア などを期待したのですがそうでもない様子です。
その夜の客の大半は仕事帰りのサラリーマン(・・と言ってもなんだかIT関係とか金融業界とかそんな感じの羽振りの良さそうな)でこの近くにお住まいなのでしょうか?皆さん見るからにパリッとしたスーツを着てて近所に持ち家ありますよって感じの客筋ですね。あのスーツは決してフタタで吊るしで買えるような仕立てじゃなかったです。「俺たちゃ銀座へ繰り出すほど野暮じゃない、近所でこんなにいい店知ってるんだぜ あ、金?俺たち金は持ってるよ」 みたいな感じですね。新橋のガード下に集まるオヤジたちとはちょっと人種が違うようです。
さて いただいたお料理ですが、
最初のツマミに 「ささみの風干し」 なるものをいただきました。
換気扇の下などに吊るして乾燥させた鶏のささみを軽く炙り それを手で細く裂いたものです。
乾燥させる前に 醤油味ベースの出し汁の中に漬け込んであるのでしょうが 醤油の味が勝ち過ぎていて鹹い(関西風に言うとね)です。
東京へ越してきてだいぶ経つ私です。たいていの濃い味には驚きませんがこれはかなり塩っぱかったです。
噛めば噛むほど濃い出汁醬油の味がして辟易します。
焼き鳥を数本焼いてもらいました。 1本250~450円と表示されています。 (私の尺度では高級焼き鳥の値段です)
高級焼き鳥だから1本、1本焼きたてをサーブしてくれるものだと思ってました。(だって鶏は部位によって火入れの時間差が当然ありますから)
でも一度に5本まとめてお皿に乗っかって出て来ました。
ささみわさび・・・特別な感じはしません。他店ではレアでジューシーな場合が多いですがココのはよく火が入っていてパサついています。
つくね・・・これは残念な串でした。 ただの鶏挽肉をこねて団子にしてあるかのようで特長が見いだせません。味も塩のみで味付けしたのでしょうか?深みを感じません。 私は仕事がしてあるつくねが好きで つくねの中に軟骨やらが入っててコリコリしてたり 刻んだ長ネギや大葉、白みそを練り込んで特長を出してるものが好きなのですが ココのはまんま鶏挽肉団子焼きでした。それでも肉の旨さが実感できたりならいいのですがそうでもありません。
「いい材料だからシンプルでいいんだぜ」 ・・と言いたいのでしょうが素材の良さを伺えるほど旨い鶏肉だとは思えません。
はつ、砂肝、正肉・・・どれを食べても特別感は感じません。本当に榛名地鶏なのでしょうか? 西永福の焼き鳥屋で食べる地鶏の旨さはよくわかるのにこのお店ではちっとも伝わらないのです。自分の舌がオカシイのか心配になります。
ドリンク
さすが高級店だけあってワインは揃ってます。
E・ギガルのコート・デュ・ローヌ 赤 をボトルで頂きました。 小売1330円のワインですが4500円で売られていました。3倍超掛けですね。
サービス総評
23時ラストオーダーはいいでしょう、お店の都合ですから。 しかし お客がまだたくさん残る23時30分にはアルバイトの女の子がカウンターの端(といっても湾曲してるカウンターなので私たちから丸見え)でお疲れさんの生ビールを飲みながらまかない飯を食べ始めるのはどうなんでしょう?
こちらのお店の高いお勘定には 雰囲気代や空間代っなんてものも当然含まれてこのお値段だと思います。場末の焼き鳥屋とは違うのだったら
一貫してそういう高級なスタイルを固持していただきたい。 私は客として店の子が横で客と同じように生ビール飲んでまかない食ってるのは見たくはありません。
美味しくって心躍るようなファンキーさがちっとも感じられない残念なお店で御座いました。
私の再訪は御座いません。