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昼の点数:3.3
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 3.6
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|サービス 3.7
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|雰囲気 3.0
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|CP 2.9
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|酒・ドリンク 3.0
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[ 料理・味3.6
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| サービス3.7
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| 雰囲気3.0
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| CP2.9
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| 酒・ドリンク3.0 ]
皆さん鰻をベタ褒めだがフワフワふにゃふにゃし過ぎゃーしませんか?
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うな重
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うなぎの骨せんべえ
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サッポロ黒ラベル 箱根バージョン
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2012/12/12 更新
箱根でお泊まりした帰り道 混んでることを覚悟で (No Reservations で) 突撃してみました。 行ってみたら駐車場は車でいっぱい、行楽帰りの人で数珠つなぎの行列状態 待つことに疲れ果てた婆さんたちが座敷の小上がり淵にへたり込んでいます・・・。 「うわぁ~、ヤバいね」 と思いながらも順番表に名前を書いてもらいます。 レジの受付のお姉さんは 「(冷やかに)待ち時間はおよそ1時間です」 と 「つぅぁ~、仕方ねーな」 と待ちました。
ヒマだったので観察してると 待ってる人の大半は お年寄り&家族連れ であることが見て取れます。 箱根は紅葉が見頃な時季なので なにせ爺婆が多いんです。年金を貰い損ねる心配の無い恵まれた境遇のお年寄り世代の方たちですね、肌艶や血色が相当いいです。別に箱根の山に登ったわけでもないでしょうに無駄にポケットのいっぱい付いたベストを着て登山家がよく被るチロリアンハットみたいな帽子を被っています。 それに赤ちゃんや小さなガキを連れてるファミリー客のなんと多いこと。 「こんなガキまで一人一席とカウントされてしまうのかぁ~、・・・どうせ大して食わないだろうに・・・」 なぁ~んてことをぼんやり考えながら俺たちはひたすら待ちます。
そしたらヒマを持て余したガキがお店の熱帯魚水槽で飼ってる小さな亀の存在に気がついて水槽のガラスを バンバン!平手で叩いて亀を威嚇し始めます。困惑した表情の亀が反対側に泳いで逃げてもまたそのガキが回り込んで バンバン!します。
バンバン!バンバン!耳障りな音に堪りかねた俺がそのガキに
俺「おい、バンバン止めろ!オマエ亀をいじめたら竜宮へ行けないぞ」
ガキ「りゅうぐぅーってなに?」
俺「はぁ?知らないのか?竜宮ってオマエ そりゃ~雄琴の有名店で・・・」
俺の連れ「やめなさいよ、いい加減にして!」
たった今さっきまで横でシカトを決め込んでいたガキの母親がうんざり顔で 「マサくん、こっちへいらっしゃい、ダメよあっち行っちゃ」 って俺に怪しい変質者を見るような視線を投げながらガキの背を押して奥へ移動します。 「なんだかなぁ~」 って阿藤 快みたいにひとりごとつぶやいてたら順番が回ってきました。
座敷へ案内してもらい 順番待ちする前にもうすでに伝えてあった注文の うな重¥3150 がほどなく出て来ました。
うな重は綺麗な塗りのお重に入って出て来ました。
蓋を取って中を拝むと 肉厚で大ぶりの鰻の蒲焼がでぇ~んと並んでいます。テーブル横にあった 山椒 を振りかけもう一度蓋を閉じてしばらく蒸らせて山椒の香りを効かせます。 この店の山椒はかなりいいランクの高級品みたいで香りがよく色も青々として鮮やかです。
さあ、蓋を取って箸を付けます。蒲焼にサクッと箸が入り その柔らかさに驚きます。
蒲焼を口に入れます。 「うわっ!」 と思うほど柔らかいです。フワフワに蒸しあげられています。
二口、三口と食べ進めていきますと 最初はそのあまりの柔らかさにビックリした蒲焼ですが フワフワふにゃふにゃ過ぎる点が気になり始めます。 まったく噛まずに咀嚼できてしまうほどふにゃふにゃなのです。
これは!歯の無いお年寄りでも歯の生えてない離乳食喰いのガキでも食べられるフワフワ度です。(だからそういう客筋に人気なのか!どうかはわかりませんが・・・)
使用してる青うなぎというのは美味しい鰻だとは思います。 脂の乗りも素晴らしく肉厚で言うことナシです。
しかしあまりに時間をかけてふわふわ柔らかくなるまで蒸してあるものですから ウナギが本来持つ川魚特有のクセや滋養の素みたいな野卑な部分から遠くかけ離れた料理になってしまっていると思います。
一言で言えば 「ウナギらしい香りや野性味の無い 絹ごし豆腐のようにフワフワしたと脂」 を食っているような感じ と申しましょうか。
まぁ、この店のタレが美味しいからフワフワした脂でもどんどん食べられちゃいますけどね。
私個人としては もうちょっとしっかりした鰻らしい身を感じながら味わいたいです。 それにこの店は 「炭」 を使って焼かないのでしょうか?
一切炭で焼いた香ばしさのようなものが感じられませんでした。
うなぎランキング全国2位のこちらのお店ですが 観光地ってことで過大に評価されたお店だなぁ~ってのが私の印象です。