まてぃすさんが投稿したサーモンアンドトラウト(東京/世田谷代田)の口コミ詳細

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悪いけど俺はウマい不味いはハッキリ言うよ。

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サーモンアンドトラウト世田谷代田、下北沢、池ノ上/日本料理、イノベーティブ、ワインバー

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク 4.4
1回目

2015/01 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

Looking for my secret Little Green Bag

評価をアップします
今回はお任せ料理+各皿の料理とお酒のマリアージュのコース 1万円也です!
結論は「圧巻でした!」
ここ最近これほどまでに料理を楽しみながら食事をするって行為を忘れていたかも
そんな楽しさを思い出させてくれた素敵な夜でした。

①ザリガニのアペタイザー 国産のザリガニだから安心して食べられます。甘エビみたいな感じ。

②貝とウドや根ミツバなどを軽く柑橘系のドレッシングで和えたもの

③からすみをラディッシュで挟んだ軽いツマミ 使う海苔は最高級品

④ホワイトアスパラガスのすり流し 中には貝や春野菜が

⑤貝柱、えんどう、食用藤の花を和えたサラダ仕立て

⑥甘く味を含ませたビーツとフレッシュなビーツを合わせた ビーツ&ビーツ

⑦かつおをトマトのリコピン酸で 数寄屋橋次郎が築地の仲買いに数本のかつおの腹を裂かせて中を見て買わなかった「かつお」とシェフは言ってた。笑 次郎のような大御所は築地でそういうことができるらしい。シェフは次郎が残して行った鰹の半身を「勿体ないからそれください!」と買ったそう。笑

⑧フィッシュ&チップス カマスを1本カリカリになるまで揚げてるので頭から食べられます。

⑨皮ごと食べられるキウイ 中にはハーブがいっぱい詰まってます。

⑩鹿の腹子 所謂生まれる前の胎児である。普段は身籠ってる鹿を仕留めても腹子は捨ててしまうらしいが知り合いの猟師から今回は譲ってもらって料理してみたそう。 味は淡白で「うさぎ」のよう。生まれてない子なので乳臭さも全くない。
考えてみれば可哀想だが貴重な体験が出来た。

⑪プリモ 笑 冷たいうどんに完熟トマトソース

⑫鹿カツ ビーツのソースで

⑬デザート ヨーグルトのエスプーマ 甘く炊いたフキが突き刺さってるw

お酒はフランスワインから始まりイタリアワイン(カンティーナ・ジャルディーノ フランク・コーネリッセン)日本酒


至福の時間を過ごすことが出来ました。

俺が東京でずーっと探してた「緑の袋」が見つかったよ。
こんなに近くにあったんだね。
https://www.youtube.com/watch?v=gD6KGaQIW04


For Your Eyes Only (1981)
(2015,01)
For Your Eyes Only=①秘密、内緒 ②親展◆【略】FYO
マジで内緒&秘密にしときたいお店
でも皆さんにも知ってもらいたい・そんな相反する複雑な気持ちでこのレビューを書いてます。
去年の秋にオープンしたばかりのこちら 下北沢駅からは少々離れているし代田橋からも遠いし三茶からも遠いなぁ。
でも遠くても行く価値のある素敵なお店です。

ここの建物は実は私の知人の家族が所有していて過去は雑貨屋さんだったりアンティーク屋だったり選挙事務所だったりといろいろな使われ方がされてきたが元々は彼のお祖母さまが経営する純喫茶だったのだと言う。その頃の名残りが丸くカットされた一枚ガラスをはめ込んだ正面窓などにうかがわれ昭和の香りをそこはかとなく漂わせている。
しかし店内はキレイにリノベーションされ古材や廃材と新しい素材を見事に組み合わせたオシャレなインテリアで構成されている。

お店に入ってまず目に入るのは窓際にディスプレイされたアンティーク自転車 80年前のイギリス製自転車や50's 60'sのアメリカ製自転車が並ぶ アンティークとはいえ完全に整備されていて今スグ乗ることも可能なのだ。(欲しい人は購入もできる)

シェフは世界的に有名なシドニーの 「Tetsuya's」 を皮切りにミシュラン二つ星を8年連続で獲得している「湖月」マンダリンオリエンタルの「タパス・モラキュラーバー」と興味深い経歴の持ち主である森枝幹氏 
今までは有名店や大規模、大資本なお店で働いてきたが今一度原点に戻って素材を見つめ直す為「土いじり」なんかやっちゃってますとお茶目に話す森枝氏は光が丘に畑を所有し自分で野菜を栽培する傍ら各地の生産者との交流も盛んで毎週末は青山のファーマーズマーケットで有機野菜を販売したりととても活動的な人だ。

この夜は5000円のおまかせコースで
①フレッシュオイスターを米酢と生姜のソースで 米酢と生姜のソースと牡蠣が含むミネラルいっぱいの海水が混ざり合い美味しいジュースに変化している。やわらかい米酢は穀物酢ほど酸味に尖りが無くほどよく牡蠣に絡む。

②鹿挽肉のスコッチエッグ アミューズ的なお皿なのかな。小さく可愛い鹿肉団子の中身はウズラの玉子 器がダチョウの卵の殻なのが面白い。

③いろいろな大根のカラフルなサラダと鱸 さっと塩してオイルで和えただけの大根だが彩りがキレイで食べてて楽しい。大根の下には軽く〆られた鱸がひそんでいます。

④新玉ねぎの球根にイノシシのラルドを巻いたフリット 青々した葉付き玉ネギの球根部分(新玉ねぎがまだ大きくなりきっていない状態)にイノシシのラルドを巻きつけ粉を打ってバーター液に潜らせたものをカリッとするまでフリットしそれを「ヒヤシンス用のガラス花瓶」に入れて提供。ネギの青い部分を手で持って球根部分にかぶりついて食べる(笑)
新玉ねぎ+イノシシのラルドがフリットされることによって甘みが猛烈に増しカリッカリの衣といっしょに口の中でダンスを踊る感じ。玉ねぎのヒゲ(根っこ)の部分を残したままフリットにしてるんだけどそのヒゲの部分の香りが良く「大地の力強さ」を感じるその夜一番面白かった料理。

⑤トピナンブールと牛蒡 マッシュポテトと温泉卵のソースで ほっこりと蒸しあげられたトピナンブール(菊芋)と牛蒡は食感が素晴らしく温玉とマッシュポテトのソースにからめて頂くと「芋やゴボウじゃないナニか」みたいに感じる。これも野菜の持つ力強さを体感できる料理でした。

⑥ホウボウのアクアパッツア フツーのアクアパッツアじゃないです。これにも名前のわからない野菜(せりみたいに「しゃりしゃり」なんだけど白い果肉がついてんの)が使われていました。

⑦鹿肉カツ 鹿肉なのであっさりしたカツです。ベリーとビーツのソースでいただきます。

⑧デザート シュネーバレン ドイツ語で「雪の玉」という意味です。 小麦粉を麺状にしそれをボールのように丸めて油で揚げてありますがけっこう固いです。それを力づくで(手のひらを使ってぐっと)押しつぶしそこへヨーグルトとキウイのソースをかけて食べます。これなぜか手で食べるのが正式らしいです。笑

食後に「これ飲んでみて下さい」と茶色い液体がグラスでサーブされました。
「なにかわかりますか?」とその夜のソムリエ担当だった柿崎氏に聞かれましたが う~ん、マディラやマルサラのようでもあるがそうじゃない気もする。。奄美へよく行く柿崎さんの事だから「ヘビとか昆虫とか変な酒じゃないでしょうね?」と聞くと
「違いますよー」と笑いながらボトルを見せてくれました。
なんと!味醂でした。
一子相傳小笠原味醂特製四年熟成本みりん 三河で丁寧に手造りされる本格みりんでございました。
まるで味はメイプルシロップのようなんです。これは知らなかった。

飲み物は自然派のワインと様々な日本酒を扱っています。
この料理内容でこの価格ですからここへ来た人は是非ともなにかアルコール飲料をオーダーしてあげて下さい。
最近「水」とか「ミネラルウォーター」しかオーダーしないでお茶を濁す人が増えてきているという話をいろんなレストランで聞きますがそういう人はどうか他のお店へ行って下さい。
レストランは飲食をする場所です。飲食とは「飲んで食べる」という意味です
個人経営の店に「水」しか飲まない客が大挙して押しかけたらその店はマジで潰れますから
そんなことをちょっとでも考えてあげて下さいね。

  • ザリガニくん

  • ミル貝、ウド、根ミツバ、いろいろ

  • からすみラディッシュ

  • ホワイトアスパラガスのすり流し

  • 貝柱、えんどう、藤の花

  • ビーツ&ビーツ

  • かつお

  • フィッシュ&チップス

  • 皮ごと食べられるキウイ 中にはハーブがぎっしり

  • 鹿の腹子(胎児)

  • うさぎみたいな食感

  • 鹿カツ

  • デザート ヨーグルトのエスプーマ ふき

  • なんと100年前のイギリス製アンティーク ヒヤシンス用ガラス瓶

  • フレッシュオイスター 米酢と生姜の優しいソースで

  • 鹿挽肉のスコッチエッグ 器はダチョウの卵の殻

  • 中はウズラの玉子

  • いろいろな大根のカラフルなサラダ 下には軽く〆た鱸

  • 新玉ねぎの球根にイノシシのラルドを巻いてフリット

  • アンティークのヒヤシンス用ガラス瓶に挿されて提供

  • 菊芋と牛蒡 マッシュポテトと温泉卵のソースで

  • ホウボウ

  • アクアパッツア

  • 鹿肉のカツ

  • デザート 叩き割るスィーツ シュネーバレン

  • 自然派

  • 自然派

  • 食後酒はなんと…

  • 80年前のイギリスのアンティーク自転車等がディスプレイ

2015/05/30 更新

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