1回
2016/01 訪問
ジョジョの奇妙な晩餐会が超人気だってよ
鳩&トリュフ
太刀魚
うっほ!
オニオングラタンスープ
豚肉 自家製黒コショウを使った生クリームのソースでいただく。
見てくれ、この色を!仕上がりの素晴らしさをいつも感じます。
フランス産ホワイトアスパラは天使の海老とそのソースで
スモークサーモン
皮目をパリッパリに焼いてくれた。
パテ・アンクルート
イノシシのロースト
ブーダン・ノワール
サンセールの赤!
子羊のハンバーグ
激ウマ!子羊のハンバーグ
スルメイカの冷製パスタ
ジロール茸
オマールとロワール産のホワイトアスパラ
アミューズ キャビア
シャルキュトリー
ブフブルギニョンとフォアグラのプレス
鹿のパイ包み焼き
断面 鹿肉びっしり
デセール
ボランジェを奮発
タンタラ・ピゾーニ 破壊的に旨かった
ムートンじじいラベル
ステーキフリット シャロレー牛だよん。
完璧!パーペキなミディアムレア! さすが火入れの魔術師!(笑)
ヤリイカとアワビ茸のソテ
ブールドネージュ
帽子を脱いでこんばんわ
栗を食べて育ったガリシア豚のロースト ポワブルソース
豚ローストアップ
これが生胡椒 塩漬けにして半年熟成させると真っ黒で香り高い胡椒粒になります。
仔兎のムスリーヌとサラダミモザ風
鹿のパテ
塩漬けにした鰯のブランダード
かぼちゃのニョッキ
バヴェットステーキ&フリッツ
タルト・ポム
大岡さんのローヌ白ヌーボー
ボジョレー
ボジョボジョ
ボジョレー
12ボジョレー
ボジョ
ブルブルベリーのタルト
ヌガーグラッセ
つぶ貝のつまみ
カエルかたつむり。 グルヌイユとエスカルゴ
仔羊ロースト 火入れの魔術師か?限界に挑戦の火入れ。
アップ、火は入ってます。ドリップが出るようなことは無く肉内部は落ち着いてます。
フォアグラとパンデピス
イイダコのマリネ
シェフのお勧めワイン
デセール
アップ
春野菜とウサギ
鴨のロースト
サンセール
普通のピノだが ジュブレ・シャンベルタンのような深い、なめし皮のような香りがした。ハイCPな1本。
新作料理 鶏もも肉を開いてそこにフォアグラを詰めて巻いたものソースは研究中
アンドゥイエットとシュークルート
千葉シェフお勧めのサンセール
ケークサレ (シェフの奥さん作 めちゃうま)
新入荷 ハモンセラーノ
グルヌイユ カエルだよ~ん。
海老のフラン めっちゃ濃厚こりゃ堪らん海老の頭や殻をガシガシシノワで濾して取った濃厚海老出汁のフランにはエビの剥き身がゴロンゴロン!
デセール タルトシトロンさっぱりんこ(笑)
ピノ・ノワール
カオール
キャビアのカナッペ
黒トリュフとミモレットのリゾット これ絶品!
インワ
カルパッチョ
モンサンミシェルのムール貝
バヴェットじゃないよハラミステーキ
うずらとセップのリゾット
サンセール
ブル
ブル
前菜盛り合わせ これはお得だわ。
イカの墨煮 イタリアンっぽいんじゃね?ったらシェフはイタリアンの経験もあるんだってさ。
サバのタルタル ガスパチョソース うめえ!
混ぜた図
桃のスープ デセールっす。 これもスペシャルやね!
シェフお勧め メニュー太字のサンセール!
今回のヌガーグラッセ 2nd Version
自家製のパン 美味しい
魚介のマリネ \500 安い!
フォアグラのパテ
鴨のロースト
ケーク・サレ これは美味しい!
アンドゥイエット(豚内臓の詰め物)
豚足、豚タンのゼリー寄せ
仔羊のロース ナヴァラン風 最高!
ヌガーグラッセ
サンセール
2016/04/25 更新
俺は漫画を読まないからそれほど思い入れは無いんだけど
一部に熱狂的なファンを持つらしい「ジョジョ~」の世界観を再現したコースが大人気みたいだ。
そういえば井の頭公園のイタリアワインの巨匠もジョジョの大ファンだったなぁ~
ジョジョ好きな人は行ってみればいい。
http://ameblo.jp/saintfaucon/entry-12137695527.html
ジビエシーズン最終コーナーを回りましたよ、急いでね!
(2016 01)
さぁ、もうすぐジビエのシーズン終わっちゃいますよ
食べたい人は急いでね。
千葉シェフの料理は安定のウマさ
この夜のしっとり仕上げたクリムゾンカラーな鳩の身はなんともセクシーで美味かった
合わせたワインはシャトーヌフ・デュ・パプ
フランス南東部プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏ヴォクリューズ県のコミューンであるシャトーヌフ・デュ・パプの特長は
13種というフランスで最多のブドウ品種を使って作る複雑味のある赤ワイン ジビエによく合います。
食べログが有名シェフを集めて表彰式みたいなのやって話題を集めてるけど「みんなが行ってる有名な店のことは正直どうでもいい」
こういう資本も豊かではないけど素晴らしい技術とセンスで美味い料理を作る小さなお店を私はこれからも応援していきたい。
迷いながら熟考するシェフ
(2015,05)
3周年の後の1ヶ月は迷走だった。
シェフが選んだのは以下のスタイル
『2015年4月12日より約1か月間
料理は4皿3800円、または6皿5000円のおまかせコースでご用意しております。
21時~はワインのおつまみやアラカルトを用意しております。
サンセールを中心としたロワールワインを美味しく飲むための
アバ料理やシャルキュトリが多めです。』
その結果はどうだったのか直接彼から聞いてないけど
この店の一ファンとしてはプリフィックスではつまらないからアラカルトでやって欲しいという気持ちだ。
プリフィックスなんて道へ逃げなくてもやれる技術と度量があるのに勿体ない。
それにこの6席のサロンかキッチン劇場みたいなお店でプリフィックスとは…臨場感に乏しい。
ま、いろいろあるんだろうね。
訪れる全ての客がメニューを見ながらコースを組み立てられるほどフレンチに精通してないってな場合もあるだろうし
「選ぶの面倒臭い、なんかコースないの?」なんて言う奴もいるだろう。
それは悩ましいよね、シェフも大変だろう。
21時過ぎに訪問して我儘を言ってみた。
「その自家製スモークサーモンだけどミキュイにできないの?」
「えっと皮目をパリパリに焼いてそれらしくってことならできます」
「お願いします」
「豚のソースをさ、ほら この前食べたイノシシのグリルの時みたいにクリーム使って粒黒コショウを散らすってできる?」
「できます」
「お願いします」
こういうやり取りができるのがこの店のいいところ、客とシェフが一緒になって料理内容を組み立てるのだ。
いろいろ考える事はあると思う
なにが正しいかなんて誰にもわからないんだけどね。
俺はいつでも応援するよ。
パテアンクルート よくできました◎!
(2015,02)
それ専用の容器を持ってないのに果敢にパテ・アンクルート作りに挑戦する千葉シェフから
「きれいにジュレが入りましたよ」って聞いたので食べに行ってみた。笑
パテ・アンクルートはパイ生地ですっぽりとパテを包んで型に入れてオーブンで焼きあげる料理なんだけど
パイ生地に煙突を設けてそこから蒸気を逃がしてやったり(そうしないと破裂する)
注入したジュがパテの周りにゼリー状に固まるのが「よし」とされている料理だ。
専用の型を持ってない千葉シェフにとってなかなかジュがパイ生地とパテの間に均一に入らなかったり、逆にパイ生地とパテの隙間が空き過ぎちゃったりと厄介な料理なんだけど今回はとてもうまくできていた。
お味もバッチリ!
シェフ頑張ってるやん!
恍惚のイノシシ
(2014,12)
こんなにウマいイノシシは久しぶりだ。
当たり!の個体ってこともあるけどそれを差し引いても完璧な「火入れ」
バッチリ決まった「ソース」
千葉ちゃん、あなたスゴイよ。
黒板メニューにイノシシを見つけたら「とりあえず食え!」
ジビエスタート、肉肉肉の秋冬の新メニュー
(2014,10)
いろいろ新メニュー始まってます。
とりあえず子羊のハンバーグを食べてきました。
ちょいと粗めに挽いたラム肉をつなぎ無しでこねて丸めてハンバーグにしましたとさ。
ラム肉の芳香が口いっぱいに広がる素晴らしい皿でした。羊好きな人はこれ食わなきゃ。
今度マダムにバンズ焼いてもらってこれでラムハンバーガー作ってもらえないかしら?笑
フレンチシェフが敢えてやる「冷製パスタ」とは何ぞや?
(2014,07)
ふらりと2軒目に立ち寄って 「なにかウマいもん食わせて?」
とお願いすると出てきたのが「ジロール茸のさっと炒め」。
塩味のみ、バターで仕上げてあり「キノコの風味」を思う存分楽しめる皿であります。
「もっとなんか出して!」
とせっつくと出てきたのが 「スルメイカの冷製パスタ(腸のソースで)」
これめっちゃウマ!
フレンチシェフがなんでパスタなんてやるのよ?って思うでしょ?
でも食べてごらんよ、ウメーからさ。
6席しかねー店だよ、四の五の言ってないで早く予約しなって(笑)
(2014,04)
いつもはアラカルトに徹している私だがこの夜はコースでお願いしました。
飲むシャンパン、ワインがあらかじめ決まっていたのでその流れでシェフにコースを組み立ててもらった。
ボランジェに合わせて「お決まり」のキャビアから・ジェームズ・ボンドもこの合わせだよね。
次に千葉シェフご自慢のブーダン・ノワールも入ったシャルキュトリーの盛り合わせ、私が貸したソーセージマシーンを毎日使ってくれてるみたいで嬉しいです。
「オマールとロワール産のホワイトアスパラ」活きのオマールをサッと数秒茹でて色だし(茹でると鮮やかな赤色になる)して
頭と殻を煮詰めて取ったオマールのジュのソースがロワール産のホワイトアスパラに絡みます。今季食べたホワイトアスパラの中で一番ウマい皿でした。
ブフブルギニョンとフォアグラのプレスは安定した美味しさ。
鹿のパイ包み焼きは赤ワインソースがウマいです、いいワイン使っちゃったんだろうね。ソース作るのにも不味くて安い赤ワインじゃ美味しいソースなんてできないのです。フランス料理はそれなりに材料費がかかりますよ、だから俺は「俺のフレンチ」みたいな値付けの店は信用しない。嘘や誤魔化しがなきゃあの価格で勝負できないと信じます。
今回はワガママ言って「このワインと合わせた料理を作ってくれ」ってお願いしてたら希望にばっちり沿うメニューを組んでくれた。
6席しか無い小さな店だが千葉シェフの仕事に嘘、誤魔化しは一切無い。
彼の努力はいつかきっと報われるだろう、そして近いうちにもっと大きな店のオーナーになるだろう。
彼が巨匠になった頃「まてぃす・なんて口やかましい客」がいたなぁーって思い出してくれると嬉しいですね。
フランスの国民食「ステッキフリット」を喰らう
(2014,4)
「ねぇねぇ、シェフなんか肉喰わして?」
とお願いすると「シャロレー牛でステッキフリットとかどうっすか?」とのことだったのでやってもらった。
「ただ時間が45分くらいかかりますよ」って、
「かまへんかまへん、焼いてんか」
肉が焼き上がるまでの間に
「ヤリイカとアワビ茸のソテ」…上手に半生状態に火入れされたイカがプリプリで美味しい。アワビの食感そのままのアワビ茸との相性もいいようです。
シャロレー牛(Le Charolais)とは
フランスで最古の肉牛(昔は役牛や乳牛がほとんどだった)。大型で毛色は白もしくはクリーム色。飼料は、干草、小麦、大麦、ひまわりや大豆の絞りかす。筋肉質で脂身が少ない(赤身肉の場合、脂質は5%と、鶏肉と同じくらい)。たんぱく質、鉄分はもちろん、ビタミンB12、ビタミンEも豊富。シャロルのあるソーヌ=エ=ロワール県をはじめ、11の県で飼育したシャロレー種の良質の牛肉は、高品質であることを保証するシャロレ・テロワールCharolais Terroirという名称のラベル・ルージュ(赤ラベル)が認められている。日本でよしとされているさしの入ったお肉になれている日本人には少し物足りなさを感じるかもしれない。(引用:辻おいしいネット)
約40分後じっくり時間をかけて調理された「シャロレー牛のステッキフリット」があがりました。
断面は見事なロゼ色の赤身です。脂身は全くと言っていいほどありません。
ナイフを入れますが肉質が柔らかいためにサクッと気持ちよく切れます。
噛むと口中に牛肉特有の香りと旨みが広がります。
ここで次に口に入れるのがフライドポテト(仏語ポムフリット)です。
シャロレーの脂の少なさをオイルでさっぱりあげたポテトで補ってあげるかのような黄金のコンビネーションですね。
フランスみたいな食事がしたくなったらココへ来ます。
毎回ここで食事するたびに「千葉シェフいい仕事してはるわ」と感じます。
栗を食べて育ったガリシア豚のロースト ポワブルソース
(2013,12)
明けましておめでとうございます。
新年を飾るにふさわしいレビューを書かなきゃって考えたのですが・・・その枠に値するお店が思い浮かばないので年末食べた料理で印象に残ったこの一品を紹介します。
「栗を食べて育ったガリシア豚のロースト ポワブルソース」
ガリシアとはポルトガルに面したスペイン北西部の自治州のひとつ、内陸部には未だに手つかずの自然が残るスペイン国内でも開発が遅れている地域である。そこの大自然の中で栗を主食として育った豚ちゃんを丁寧に火入れしたこの料理 主役は豚ちゃんなのですが 実は今回の名脇役が添えられた「ポワブルソース」です。 前回('13/03/28を参照)に訪問した時に作ってもらったポワブルソースはいい状態の生胡椒が手に入らなかったため「失敗」に終わってしまったのですが 今回はその「リベンジ」となります。ww
シェフとの男の約束を果たすため 夏場に生胡椒を大量購入してそれを塩漬け熟成させ今回それを持ち込みソースにしていただきました。
生クリームと生胡椒 豚との相性が抜群の「りんごのコンフィチュール」それとりんごを使うのならと「カルヴァドス」で香りづけされたポワブルソース 結果は絶品でした。 カリッカリに焼かれた豚の皮目と甘い脂に絡めて食べると得も言われぬ心地になります。そのままのカタチでソースに入れられた胡椒粒を噛みしめるたびに口中に溌剌としたスパイシーな香りが広がり(乾燥黒胡椒ほど辛味は強烈ではありませんが香りは同等、いやそれ以上に素晴らしいです)豚肉の甘さとスパイス感の余韻を楽しみながらのこの料理最高でした。
まてぃすと千葉シェフとのコラボレーション 「にゃはは、うまくいった!」
ボジョレーの会を堪能
(2013,Nov)
少し前にシェフから 「ちょっと企画みたいなことやってみたいんですよ」ってボソっと言われました。
・・・一体どうしたんだろう? シェフは面倒くさいことが嫌いなはずだったのに・・・
なんて思ってたら
フレンチレストランらしく「ボジョレー解禁をお祝いする会(3日間連続で)」をやりますよとのことでご連絡を頂き行ってまいりました。
シェフにはボジョレー地区出身のお友達がいるらしくそのお友達の家庭に招かれた時に振舞われた料理を参考に今回のコースを組み立てたそうです。
①仔兎のムスリーヌとサラダミモザ風
②鹿のパテ
③塩漬けにした鰯のブランダード
④かぼちゃのニョッキ
⑤バヴェットステーキ&フリッツ
⑥タルト・ポム
どの皿もフランスの素朴な田舎料理の趣がありますが それぞれきちんと作りこんであるのでレストランの料理としての完成度に仕上がっています。軽い飲み口のボジョレーヌーボーにぴったりでした。
以上の料理とボジョレー飲み比べ4種 プラス ローヌの白ヌーボー1種でフード・ドリンク込み込みで¥7000
「お祭りだ、もってけドロボー」的な価格でサービスしてくれたのか?
それとも単純に儲けを計算できない「アフォ?」なんか?はよくわかりませんが 「破格」 ということだけは確かです。
千葉シェフ、企画力はあるけど経営的にはどぉーなのぉー??
マジやば!奥さんの作るデザート
(2013/08/26)
この店の料理がウマいことはみんなも承知のことだろう。 でもね、でもでも俺が思うに本当においしいのはデザートやパン、キッシュなど。(千葉ちゃんごめん) それらは千葉シェフが作るんじゃなくって奥様の聖子さんが作っている。聖子さんはフランスでパティシエールの修行をした方でお菓子作り、製パンのセンスはかなりキレてる。(と思う) 今は育児に忙しいので営業前のスイーツとパンの仕込みくらいに甘んじてはいるが もしトシ鎧塚さんさながらライブでスイーツを出すスイーツバー的なお店なんかをやってくれるときっと大繁盛で「千葉ちゃん、もう働かなくっていいんじゃね?」ってことになってしまいそうな気すらする。(ナハハ)
先日三鷹で買った露地栽培の完熟ブルーベリーを持って行き 「これでなんか作って!」 とお願いしてたら 「ブルーベリータルト作りましたよ」って知らせがあったので行ってみた。
サクサクのタルトと甘酸っぱいブルーベリーがよく合います、中のカスタードクリームも実にウマい。添えられたパッションフルーツのソルベも美味しいです。
ヌガーグラッセも完璧ですね、虎ノ門の(今は銀座か)巨匠の作るヌガーグラッセを追い越したかもしれません。採算度外視のドライフルーツやナッツてんこ盛りが嬉しいじゃないですか!
あ、そうだ。 シェフの作るカエルもウマかったよー。(付け足し的コメント)
奥様の益々のご活躍をお祈りしつつ今回はここらで筆を置くことにします。
ラム好きはこれを食え!
('13/07/09)
見て下さい、千葉シェフがちょっと本気出すとこれですよ!
完璧な「レア」です。「ナマ」じゃないっすよ。(笑)
ま、どんだけギリギリまでやれるのか俺という客で試してる節もあるが(笑)
「レア」に仕上げるって技術的にはちゃんと火を入れるのよりずっと難しいんですよ、
それに「レア」だから早く焼き上がるって訳でもなく普通の火入れよりもっと時間がかかります。
肉を焼いて休ませて また少し温めて 休ませる という行為を繰り返し 余熱で温めながら肉内部に起こる変化を表面を触っただけで判断しなきゃなりません。
ラム好きな皆さん 限界の火入れで楽しみたい方は「そうシェフに仰って下さい」
男、千葉シェフ皆さんの期待に応えますよ。
あ、そうじゃない皆さん 普段は普通に火入れしてくれますからご心配なく~。
安定感が出てきたね、いいサインです。
('13/05/21)
久しぶりに(といっても3週間ぶりくらいかな?)行ったら またあの人(笑)が横にいた。
ごにょごにょスマホいじりながらワイン飲んでたよ。
こちらのお店 先月無事に1周年を迎え千葉シェフのお顔に少しばかり精悍さが加わったかな。
相変わらずのいい仕事で美味しいものをポンポンと出してくれる。
春らしいウサギの料理に対して 私が言った「鶏肉みたいで食べやすいな」って言葉が気に入らなかったらしく
「そう言われるとちょっと・・・ですね・・・、もっとウサギっぽさを前面に出した方向へ変えてみます」と いきなり方向転換を宣言。
シェフはいろいろ考えてやってんだね。アレ?俺って余計なこと言っちまったかな。。
今日のデセールが秀逸でした。 デコレーションも素晴らしい、イチゴとピスタチオの色対比、配置が芸術的。
新作メニューを食べてみました。
('13/03/28)
「自分が食べて美味しいと思ったのでハモンセラーノ買ったんっすよ、」ってシェフが言うから少し切ってもらった。 「うん、確かにウマイ」 最近は名前に踊らされて高価な長期熟成のハモンイベリコなどを安易に置くワインバーが増えているが実際に食べてみるとイベリコよりも普通のハモンセラーノの方が柔らかくて油脂分も控えめで美味しいことが多い。ま、言ってみればA5のサシ入り松坂牛よりもA4の短角牛の赤身で十分みたいな話だ。 それにイベリコは長い熟成をかけているので変にアミノ酸が増え過ぎちゃって味がくどいんだ。
でもハモン置く台が買えなかったからといって紐で縛って吊るしてるのはなんなんだ? ま、いいけど・・・。
アンドゥイエットとシュークルート・・・茹で玉子のヴィネグレットソース止めてシュークルートと合わせたんだね、アルザス料理のスタイルで面白いけどシュークルートは自家製じゃないね。 「自分で作らねーの?」って聞いたら 「キャベツの発酵って日本の気候じゃ難しいんですよ」だって。「あっちの国じゃ白菜を発酵させてキムチ作るんだからやってやれネーことはねーだろ?」ってイジメといた。(笑)
さて新作料理
鶏もも肉を開いてそこにフォアグラを詰めて巻いたもの・ソースは未定・・・仕込んだばかりの新作メニューを食べさせてもらった。「ソースはまだ決まってないんです」っていうから「グリーンペッパーでペッパーソース作ってよ」ってお願いしてみた。またこのおっさん変なもん頼みやがってってシェフの顔色は曇ったが意に介さず 「ほら、フレッシュな胡椒の実をパラパラ入れてさ、生クリームと合わせるソースあるじゃん、ブランデーとかで風味づけしてさ」 ってなおも畳みかけながらグイグイ詰め寄る。 「わかりました、やってみます・・・」
フォアグラを巻き込んだ鶏肉が不味いわけは無く美味しい皿でしたがソースがイマイチ。
お店には生憎瓶詰めのグリーンペッパーしか無くて 「本来のペッパーソースが持つ胡椒の溌剌とした香りが活きたソース」にはならなかったのだ。 それは仕方が無い。 突然即興で作らせたソースとしてはいい線行ってる、さすがシェフです。
次回来店する時は 「フレッシュペッパー(生胡椒の実)を入手してそれを持参で来るからリベンジしてね」 と約束して店を後にしました。
私は生胡椒を入手する特別なルートを知ってるんです! てへへ、 こうして広がる料理の輪 次回が楽しみです。
見つけたよ、ミリオンダラーなお店!
('13/02/15 )
もうさぁ 四の五の言わないよ。
千葉シェフはイイヨ! できる男だ!
今回の驚きはエビのフラン。 これ絶品だ!エビの頭やエビ殻、エビみそを丁寧にシノワで濾した濃厚なソースとエビの切り身がいっぱい詰まったフランの絶妙なコンビネーション。思わず 「うまいねぇー!」 って叫んじゃった。
やっと見つけたよ、通えるビストロ 東京に数多あるビストロの中でもこんな気持ちで通える稀有なお店だ。
『なんだよ!キャビアなんかあるやん それ早く言ってよ!』
('13/01/08)
年末に行ってみた。
その日は昼間からサンフォコンの忘年会だったそうで いつもは真面目な千葉シェフがほろ酔いで迎えてくれた。
着席一番黒板メニューを見てビックリ!
俺 「おいおい、なんだよぉ キャビアあんのぉ?それ出してよぉ」
シェフ 「フフフ(自信ありげに)、パーティーシーズンですからね」
俺 「あひゃ、ベルーガ?オシェトラ?へ?ベルーガ?あ、うるさい? もう今年も終わりやん。 てんこ盛りでお願いしますね。」
シェフ 「ちょっとぉー、無茶言わないで下さいよぉー。採算割れ覚悟のメニューなんですからぁ」
俺 「キャビアとボランジェ・グランダネね!」
シェフ 「ジェームズ・ボンドっすか?(笑) ボランジェ無いっすからぁ」
なんてやり取りの後食べた久しぶりのキャビア・・・・「うまかた」・・・・。 これはセヴルーガだったかな、でもいいよ、キャビアだもん。
キャビアの味は他に比較できるものがない、キャビアはキャビア ・・・それだけだ。
あとさ、なぜかあったのよ スペシャルメニュー
黒トリュフとミモレットのリゾット・・・ これメッサうまいね。黒トリュフの高貴な芳醇な香りとミモレットの濃厚な旨みが合わさってなんとも言えない 「美味しさ」 の次元へ昇華しているのよ。
俺 「このメニュー続ければいいのに・・・。」
シェフ 「あのね、毎日お客さんがいっぱい来てくれればやれますけどね、うちって読めないでしょ、原価高くってリスクの大きな商品なんですよ」
俺 「なんだよ、意気地がねーなぁー」
シェフ 「・・・・・・。」
夢見るように 「美味しさ」 に包まれた幸せいっぱいな俺と 超現実的なここのシェフと 全く カミアワナイ。。。
来年もまた 「悪態」 をつきに来よう!
『惚れた!』
(2012,12)
たった6席の小さなお店 でも 大好きだぁ~! 好きさ好きさ好きさーーー!
最近はクオーレ・フォルテと並んで通い詰めている。
シェフのお誕生日とやらにも顔を出して毒を吐いてきた。(なんでやねん・・・)
あ、でも勘違いしないでくれよ 俺はノンケだ! イケメン?のシェフに惚れたわけではない
彼の作るウマイ料理に惚れたんだぁ!
モン・サン・ミッシェルのムール貝・・・小ぶりだが貝の旨みが凝縮していて 「さすが世界一」 のムール貝だ。 それを絶品の状態にストレートに蒸し上げるシェフの力量は見事だ。 彼はこの料理に関しては余計なスパイスやハーブは使わない。 「この貝のウマサを味わって下さい」 だってさぁ。
うずらとセップのリゾット・・・俺「なんだよ?これイタリアンじゃねーかよ?」 って悪態をついたが実はシェフにはイタリアンの経験もあるんだ。
シェフ「いえ、あのぉセップって断わってるじゃないですか、フレンチですよ!」 だってぇ? ポルチーニって素直に言えや!
でも旨いよ。
(アンディエットの調理で)羊腸に挽肉を手詰めでやってて なかなか入っていかないから 「大変なんですぅ~」 って嘆いてたから家で使っていないソーセージぐるぐるマシーンを貸してあげた。
早くシェフ自家製のソーセージが食べてみたいもんですねー。 メルゲーズよろぴくね!
シェフ「クリスマスの料理なんですけどぉ、どうしたらいいですかねぇ?」 って俺に聞かれてもな!
俺「もし、フレンチお節やるんなら買ってやるけどぉ」
シェフ「えぇー、休めないじゃないですかぁ・・・私一人でやってるんですよぉー」
ま、独りでやるって大変だろうけど 確実においしい料理を作れるんだから頑張ってほしいね。
『Ain't No Mountain High Enough』
('12/08/22)
なんだかこの店のこと 好きになっちゃったぁ。
だって美味しいだけじゃなく 居心地いいし シェフがこちらの期待に応えてくれる男気をお持ちだし(実際の見た目はチャラっぽいけどね、ww)
幡ヶ谷の商店街でひっそりと営業する小さなお店だけど なんだか将来を感じるなぁ こういうお店には頑張ってほしい。
君の目の前には乗り越えなければならない山々がそびえ立つ でもそんなものも Ain't No Mountain High Enoughだ!
「俺の~」なんって安いだけの店で満足してる人はここは合わないかもよ~。
やっつけじゃない 心の籠った料理を時間をかけて楽しみたい方向けのお店です。
今回の特筆すべきお皿は
桃のスープ・・・これデザートなんだけど美味しかったぁ。 桃のスープに桃のソルベがあしらってありなんだか爽やかで美味しいの!
桃好きのとんぼちゃん見てるぅ~!
俺「うっまいなぁーこれ! 最高っす!デザートって奥さんが担当だったよね?」
シェフ「あ、これは俺が作りました!」
俺「へ? そう? 奥さんのが美味いよね」
シェフ「・・・・・・・・・・・・。」
イジメではありません。 愛の鞭です。
『カップルか一人で行きましょう。』
(2012,7、01)
早々に再訪!だって気に入ったんだも~ん。 最初の5枚が新しい料理写真です、見てちょ。
やっぱり千葉シェフの料理は間違いない。
なんと!一人で店を切り盛りしてるもんだとばかり思ってた千葉さんに強い味方がいたのだ!それは奥さま。 今は生まれて間もない赤ちゃんの育児をしながらこの店のパンやデセール、なんとケークサレまで彼女が担当してるらしい、内助の功だ素晴らしい。
たった一人で健気に頑張ってるとばかり思ってたシェフに言っておく
「おい!千葉さん実際キミ相当楽しとるやないか~~い?」
今回最も驚いたのが前回私が彼の修業先のものと比較した ヌガーグラッセ なんと奥さまがルセットを変更してオヤジのものに肉薄する濃厚なスタイルに変えてきたのだ! 中に詰めるヘーゼルナッツ類やドライフルーツも倍増しお値段も100円高くなったが クオリティーも格段に上がった。
私は当日直近に電話してふらりと行ったまでで その変更を知らされていなかったがヌガーグラッセを批評した当人としてそれは大きなサプライズでありました。
こういう客の意見を聞いて 実際にいろいろ変更したりトライするその姿勢に痛く感動しました。
評価をアップさせていただきます。
(2012、6,25)
サラマンジェのオヤジシェフからお話を聞き まめぞうさんのレビューでも気になってたこちらのお店やっと行くことが出来ました。
場所は幡ヶ谷駅から歩いて5分くらい 餃子の名店 ニイハオ のお向かいさんだ。
私が電話のできる平日お昼時に何度か予約の電話をかけたのだが なかなかこちらのシェフとタイミングが合わず電話が繋がらなかったので(一人でお店を切り盛りしてる関係でお昼間に買い物や仕入れで出掛けてしまうことが度々あるらしい)ずっと後回しにしていたお店ですが 今回夕方に電話してみたらシェフを捕まえることが出来てやっとこさ訪問することが出来ました。
お店はとっても小さく カウンター席6席しかない。
席と席との間隔だっていっぱいいっぱいなので
この店へ行く時はカップルか一人で伺うのが理想的だと思う。可愛らしいお店なので女性2名客なら絵になるがおっさん二人客は浮いてしまいそうだ。 おっさんは一人で行くか 同伴してくれる女性をゲットして行くべし。
3人以上で行ってズラリと横並びでメシ食うような野暮なことは止しましょう。
この夜いただいた料理
まめぞうさんお勧めの ケーク・サレ・・・直訳すると塩ケーキ そう、甘くないケーキなのです。サーモンとクリームチーズの固まりがバターをふんだんに使ったケーキ生地に練り込まれてあり それをふんわり焼きあげてあります。塩味が効いてて美味しいです。
アンドゥイエット・・・豚の内臓や喉肉、バラ肉などをスパイスアップして羊腸に詰めてソーセージ状にして茹であげたものが たっぷり目のソースに浮かんでいます。ソースはマスタードと(シェリー?)ビネガーをベースにしたちょっと酸味のある味、かた茹でした玉子の黄身、白身とパセリが散らしてあります。
私にはビネガーの角が立ち過ぎているように感じました。それにソースがちょっとしゃばくって粘度が足りない気もした。
豚足と豚タンのゼリー寄せ・・・ねっとり&コリコリした豚足と弾力のある豚タンのゼリー寄せ、これは満足。添えられた自家製ピクルスも美味。
骨付き仔羊ロースのナヴァラン風・・・絶妙な火入れ! 私にとって完璧なロゼに仕上げてくれた。 これは好き嫌いの分かれるところだから中には 「よぉ、もっと火を入れてくれよ」 なんて言う人もいるだろう。 しかし、ロゼ色に輝く羊肉から血が滴るようなことはなく完全に火が入っていました。 写真をご覧になって 「これ、レアじゃないの?」 なんて思われる人がいても不思議じゃないですが これはレアではありません、火は通っています。 シェフご自身もこのくらいの火入れをいつも目指しているとのことでした。ナヴァラン風という名前の由来は諸説あるそうですが、カブ (navetナヴェ)を使っているからといわれています。今回はラム肉とは別にカブと根菜をトマトベースのソースで煮込んだ物をクスクスに
かけて添えられていました。 この料理は文句なしでした。
デザートにヌガーグラッセをいただきました。 普段はデセールを食べない私ですがイジワルな私は彼の修業先のオヤジシェフのヌガーグラッセと比較してみたかったのです。
彼のはオヤジのよりあっさり目で仕上がりが軽かったです。 甘さは控えめながらかけられたベリーのソースで甘さを補っています。 オヤジが苦労してフランスから入手しているアンジェリークは当然使ってませんでしたがこの軽やかさならオヤジのより女性受けはするでしょうね。 でもおっさんの私はオヤジに軍配を上げますが。
ワインリストを拝見すると 彼のフランスでの修業先 シェール県サンセールの白ワインに物凄く力を入れている(逆な言い方をすると偏っている)品揃えで彼の情熱にツイテいける白ワインラヴァーなら大満足なリストでしょう。
私はその晩は1軒目で白をやっつけてからの訪問だったので 赤を選びましたが 白と比較すると(あくまで見較べてって意味です)赤の品揃えは貧弱、もとい 情熱が感じられません。 もう少しバランスよく揃えればいいのに・・。
いただいたワイン、
シャンボール・ミュジニー クリストフ・ブリチェク 2009 香りよくシルキーなワイン、今が飲み頃?いやもう少し待てるか。
コート・デュ・ローヌ = ヴァルヴィニェール / アラン・パレ 仔羊に合わせて シラー100%のこちらをいただく。 本音はチョイスが無かったのでこのボトルになってしまった。 本当ならタンピエのバンドールなんかで合わせたかったな。
まだお若く 一見頼りなさそうなくらい線が細い男に見えるけれど 実際のシェフは結構しっかり者でやってることに嘘や誤魔化しが無い、料理の腕も確かだ。 自分色を前面に押し出してくるスタイルも嫌いじゃない(好みじゃない部分もあるが それはそれで面白い)
これからが楽しみなお店の代表格かな。