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移転Les des乃木坂、六本木、広尾/イタリアン、パスタ、ワインバー
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夜の点数：4.6
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￥8,000～￥9,999 / 1人
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料理・味 4.6
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|サービス 4.2
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|雰囲気 4.2
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|CP 3.4
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|酒・ドリンク 4.6
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［ 料理・味4.6
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| サービス4.2
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| 雰囲気4.2
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| CP3.4
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| 酒・ドリンク4.6 ］
普段使いが出来る一流店
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ホタテときのこのグリル クリームソース仕立て
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ボンゴレビアンコ
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軽いつまみ（干しぶどう、あんず、チーズ、アーモンド）
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Domaine Marquis D'Angerville Bourgogne 2007
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2011/11/29 更新
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以前から伺いたいと思いながら、なかなかタイミングが合わず行けなかった店。オープンから９カ月が経ってようやくお邪魔することが出来た。
食事が終わってから、ちょっと遅い時間に訪問。ほかの方の口コミでうまいのにガラガラとあったが、この日はカウンター、テーブルともに満席。電話をしたタイミングが良かったらしく、テーブル席がちょうど空いたようであり、そちらに案内された。
お店はソムリエ兼ホール担当の女性と、シェフの２名。席は、４人がけテーブルが２卓、カウンターが６席程度の小さな店内。内装は白を基調にした清潔感のある明るい雰囲気。完全なオープンキッチンで、シェフの仕事がすべて見える。シェフも普通のシャツにエプロンと、喫茶店のマスターか？と思うようなお気楽スタイル。ややカジュアルな雰囲気で、肩ひじ張らず、気軽にシェフの料理が楽しめるレストラン。
この日は、既に食事をしていたので軽くおつまみ程度と、ワインをお願いした。
つまみで出てきたのは枝つき干しブドウ、アンズ、殻つきアーモンド、チーズ。ワインにはとてもよく合うものばかり。
１杯目はグラスでブルゴーニュのロゼのスパークリング。シャンパーニュではないのだが、とてもよかった。これをグラスで出してもいていいのか？というもの。
次はボトルで。こってりした食事の後だったので白が欲しく、樽が強くなくて、酸も控えめ、さっぱりしていてデザートワイン代わりになりそうなものという、かなりわがままなリクエストに対して、ソムリエが持ってきたのが、Domaine Marquis D'Angerville Bourgogne Chardonnay 多分、2007だったと思う。これが、リクエスト通りドンピシャ。イメージ通りジャストのワインを持ってきてくれたときのうれしさと言ったら・・・。たった１本のワインでこの人なら任せても大丈夫と思わせてしまうようなセレクトが出来るソムリエ（ソムリエール）ってなかなかいないと思う。
その後、折角なので１品お任せでお願いした。「秋らしく、ちょうどいいものがあったので・・・」と出してきたのがホタテのグリルをたっぷりのキノコを使ったクリームソース仕立てで。天然モノっぽいいろいろな種類のキノコをたっぷり使ったクリームソースにの上にグリルしたホタテを載せて出してきた。キノコは小ぶりなものを中心に数種類。湿った土（いい意味で）がイメージできる風味の強いキノコだをが感じられるのだが、クリームソースがあっさりしと仕上げてあるので、全くこの風味を邪魔していない。その上にちょこんとホタテをグリルして載せてあるのだが、このホタテにはほとんど手を入れていない。表面に少し焦げ目をつけて風味を出しており、芯はほんのりピンク。塩味程度なので、そのまま食べれば和食のようにホタテ本来の味が楽しめ、ソースと合わせるとフレンチのような味の広がり方をみせる。どちらでも楽しめるが、基本的に素材の味をどう引き出すかに重点を置いていることがうかがえる。
最後にちょこっとおなかを満たしたく、アサリの良いのがあるとのことでボンゴレ。ロッソとビアンコは、シェフが好みだからということでビアンコ。
これも、パスタの上にたっぷりのアサリが乗り、イタリアンバジルがかかっただけのとてもシンプルな一皿。
やや硬めにゆでられたパスタと、アサリの塩味とスープが絡み、イタリアンパセリがいいアクセントになっている。ガーリックは決して強くなく、アサリが本来持つ甘みと潮の風味が感じられる。人によってはパスタがちょっと硬いと感じるかもしれないが、硬めが好みの私としてはかなりグッド。
きちんと引き算が出来るシェフ。それにきちんと合わせたワインを提案できるソムリエ。お店の雰囲気はややカジュアルだがその実力は一流店にも全くひけを取らない。
先日、某TV番組でも紹介されており、人気になって予約がとりづらくなる前に伺うことを勧める。