くいしんぼうヤマゲンさんが投稿した銀座おかもと(東京/新橋)の口コミ詳細

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くいしんぼうヤマゲンのレストランガイド

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くいしんぼうヤマゲン (60代前半・男性・埼玉県) 認証済

この口コミは、くいしんぼうヤマゲンさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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移転銀座おかもと新橋、内幸町、銀座/日本料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2013/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

自分には過分の料理と思いながらも、また何とかいただきたいものです。

2013年5月18日訪問  6月16日追記

今自分は「おかもと」さんの再訪の口コミを、NHKテレビで放送されている、昨年11月サントリーホールでの
マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団のベートーベン交響曲のライブ演奏を聴きながら書いています。
この演奏会は交響曲全曲このホールで全曲聴きました。
その時の素晴らしさがよみがえってきています。

でもこの演奏はヤンソンスの誠実さに溢れた素晴らしい指揮とオーケストラの充実した響きを堪能しましたが、
今接しても決して単に耳当たりの良い演奏ではありません。
むしろ早めのテンポで引き締まった演奏で、ベートーヴェンの真髄を引き出した物でしょう。
ですから超一流の演奏ながら、好みとまでは言えない方もおられたのではないかと感じています。

今回の「おかもと」さんの料理ももちろん本当に素晴らしいもの。
写真やそのコメントも参考にしてください。
実は再訪後しばらくは自分程度の食べ手にはこちらの料理はややオーバークオリティなのでは
とも感じたのです。(予算もかなりでしたが、それとはまた別の事です。)
ですからしばらくはもう少し食べ手の経験を積んでから、間隔をおいて伺うことになるのかなと
正直感じていました。

でもヤンソンスのこれまた至高のベートーヴェンを聴きながら書いてゆくうちに、
例えまだ自分にとって過分であっても、またこちらの料理に接したいという気持ちがわいてきました。
これが料理だろうが、音楽であろうが、超一流の証しなのでしょうか。

まだまだ未熟な我々夫婦ですが、また可能であれば秋にこちらの料理の真髄を堪能できたらと
思います。その時はよろしくお願いします。

ごちそうさまでした。


2013年1月26日訪問。

昨年10月に予約して、その間にミシュランの二つ星などあっと言う間に高評価を得た
「銀座おかもと」さんに初訪問となりました。楽しみにしていた訪問です。

こちらと同じオーナーの人気系列店に並んでいるお客さんの行列の間を通り、エレベータに乗って5階に行きます。
御主人はこの点を気にされていましたが、自分たちはそうでもありませんでした。
でも初訪問の際にはびっくりされる方もいるかもしれませんね。

この日はカウンターを7席で使い、カウンターの中で御主人とお弟子さん二人が働いています。
現在は基本的にカウンターのみの使用で、テーブル席は使っていないとのこと。
無理のないもてなしをしてゆこうということなのでしょう。

決して広くないカウンター内にはイチョウの木の分厚いまな板があり、御主人の作業の手元が
カウンターから全て見えます。ここまで見える店ははじめてでした。
イチョウの木はひび割れができる欠点はありますが、御主人にとっては包丁のあたりが良いとのことで
使用されているそうです。

料理については写真も参考にしてほしいですが、御主人の気さくなでも良い距離感のもてなしを受け、
どの料理も大いに堪能させていただきました。
こちらのお出汁は上品ながら、じわっとその美味しさが伝わってくるもの。
これが京都の名店で修業され、東京の三つ星の店で腕をふるった方の物なのですね。
あくまで鰹出汁が基本であるという御主人の信念も伝わってきました。

もちろん2万円のコースですから、素材ももちろん素晴らしいものを使っています。
しかしそれ以上にお出汁や、味付け、炭火を使って焼くことなどで、それらの良さを
最大限に引き出すことに心を砕いている料理に感じました。
料理については初訪問ながらフルマークとさせていただきます。伺って本当に良かった。
2人で57000円とやはりかなりの予算になりましたが、それにふさわしいものだと思いました。
さすがにハイCPとまでは行きませんが。

またお酒についてですが、あくまで料理が主役でお酒はそれを生かすものとの位置づけの様です。
例えばビールはサッポロの黒ラベルのみです。これがこちらの料理に合うということで選んだそうです。
確かに良い意味で料理の邪魔をしない癖のないビールかもしれません。
また日本酒もどれも素晴らしい物でしたが、料理に寄り添い活かすものとして一貫しているようでした。
ワインも同様です。
ですから美味しい料理で日本酒を大いに楽しみたい方にはずれも感じるかもしれませんね。

また御主人と色々なお話も伺うことができ、素晴らしい時を過ごさせていただきました。
春の再訪も決めました。ただしこの時4月にしたのですが、どうやら5月に変更せねばならないようです。
そうなると京都の物しか使わないという筍の季節と外れてしまいそうなのが少し残念ですが。
でもそれに代わる素晴らしい素材による料理を楽しみといたしましょう。
あと御主人の奥様の目がゆき届いているお手洗いも清潔感があって好印象だったことも付け加えておきます。

今回もこの素晴らしいお店を紹介およびレビューしていただいたマイレビュアーの皆様に
感謝いたします。

ごちそうさまでした。


  • 今回はホタルイカの茶碗蒸しから。ふぐの白子のソースに香りの良いふきのとうが。

  • 中のホタルイカです。

  • 八寸の数々です。どれも逸品ばかり。

  • 琵琶湖のごりという小魚のしょうが煮。

  • こごみの胡麻和え。

  • 湯葉の玉子とじ。コノワタの風味がついてます。

  • 筍の真に美味しところを使った、木の葉味噌和え。桜の香りがまた素晴らしい。

  • カマスの棒寿司。

  • お米は醤油で炊いて、最後に寿司酢を使った物。

  • ジュンサイです。

  • 中には沖縄のもずくが。サッパリします。

  • 春巻が良いアクセントをつけています。

  • 中には桜エビがたっぷり。

  • 以上は立山純米吟醸で楽しみました。

  • この酒器でいただきました。

  • お椀です。

  • なんと琵琶湖の鯉のお椀でした。

  • その味と食感は今までの鯉の概念を覆すものでした。

  • 〆張鶴の純米吟醸「純」で頂いたのは・・・

  • 車エビの頭の出汁を使った卵のソースで和えた、ウド、クチコ、ハマボウフの和え物。

  • もちろん車海老も。秒単位で適切なゆで具合を見極めるそうです。

  • 焼き物は琵琶湖の稚鮎。

  • 稚鮎のワタの苦味も忘れられないもの。

  • 揚げ物です。

  • 新潟のアイナメ、タラノメ、筍に南蛮酢をかけたもの。

  • 焼きものと揚げものは黒龍の大吟醸で。

  • 頂いた手記です。

  • 御主人こだわりのお蕎麦が今回もそばの実が乗って。

  • メインのお肉たち。岩手の和牛に、豚は山ゆりポーク。

  • 花山椒がどっさりと。

  • 作っていただいたのは・・・

  • 豚のシャブシャブです。花山椒が贅沢に。

  • 自分は豚も大いに堪能しました。

  • こちらは和牛のシャブシャブ。

  • 言うことありません。

  • メインには「村尾」が出てきました。さすがです。

  • うすい豆、筍、鯉の炊き込みご飯です。

  • これも今までにない味わいでした。

  • もちろんおかわりしました。

  • 今回のデザートはヨーグルトのシャーベットでさっぱりと。

  • 最後には生姜で巻いた「たちばな」のかりん糖です。

  • トイレもきれいでした。

  • この日はカウンター7席のみ使っていました。

  • もらったカード。

  • コリドー街の新橋寄りになります。一階は俺のフレンチです。

  • テーブルセッティング。箸置きはメバル。

  • 妻は蛸でした。

  • ビールはサッポロ黒ラベルのみです。

  • アマダイと堀川ごぼうを揚げたものにクワイのあんをかけたもの。菜の花を添えて。

  • アマダイにクワイのほのかな苦みが絶妙です。

  • 鯖寿司が出てきました。

  • 手巻きで渡されました。

  • 醤油の味付けもしたシャリとの相性も抜群です。

  • 立山純米吟醸です。

  • 切れもありますが適度なコクが料理に寄り添います。

  • 釜ゆでの香箱蟹です。旨みが逃げていない素晴らしいもの。

  • ナマコとコノワタの酢のものです。

  • タラノメ、フキノトウ、フグの白子の揚物。

  • 素晴らしき3点セットでした。

  • 白みそ仕立てのお椀です。海老芋のおかき揚げが入っています。

  • 次は〆張鶴です。新潟・村上のお酒ですね。

  • これも料理によくなじむものでした。

  • 鳴門の炙り鯛にセリと昆布の土佐酢仕立て。

  • 上品で味わいのある鯛でした。

  • 焼きものは氷見の鰤の味噌漬け。上には白ネギがたっぷりと。

  • 炭火で焼いたもの。香ばしさがありながら、ふっくらとした感じです。

  • 炭で焼いた松葉蟹です。

  • 言うことありません。

  • 蟹の爪です。もちろん美味なり。

  • クワイのチップスに蟹味噌を白みそなどで味を調えたもの。お酒が進みます。

  • そして次に八海山・純米吟醸。

  • 岐阜のお蕎麦に辛味大根をのせて。

  • 次にはこの二品が。

  • こちらは春菊とえのきのお浸しにイクラがのった物。

  • 合鴨の山椒のソース。鴨も柔らかかった。

  • 最後のこのブルゴーニュワインを。

  • これも料理を生かすものでした。

  • 熱々の鱈の白子のスープ。焼いた白子を裏ごししてすり流した物。

  • 焼いた九条ネギも入ってます。

  • ごはんが出てきました。

  • 鯛ご飯です。良い鯛だからこそご飯にするそうです。

  • お食事になりました。

  • おかわりしました。茶碗は備前焼です。

  • デザートは小豆の上にバニラシャーベットと酸味のあるイチゴのソースがかかった物。

  • 甘味と酸味のくどさのない良いバランスの味でした。これも自分はおかわりしました。

  • 最後にかりん糖。銀座たちばなのものです。

  • 巻かれた生姜が良いアクセントに。

  • お土産もらいました。

  • かわいらしい飴ですね。

2013/06/16 更新

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