くいしんぼうヤマゲンさんが投稿したオルタシア(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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くいしんぼうヤマゲンのレストランガイド

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くいしんぼうヤマゲン (60代前半・男性・埼玉県) 認証済

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閉店オルタシア麻布十番、赤羽橋/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2011/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

ランチも楽しみました。

2011年10月2日訪問

前回ディナーで初訪問で好印象だったオルタシアさんにランチで訪問です。
ランチはディナーのようなおまかせコースはなく、前菜、メイン、デザートから
4皿選ぶものです。どのような組み合わせでもいいとのこと。
先日ついにデザート4皿という方が初めていらしたとのことです。すごいなぁ・・・

メニューの写真も参考にしてほしいですが、迷いました。
結局自分も妻も前菜1、メイン2、デザート1の構成になりましたが、
前菜の渡り蟹のビスクなど最後まで迷った物もありました。
自分は前菜はリストにない鮎の皿にしました。あとはメインが黒ソイにウズラ。そしてデザートにタルト。
妻は前菜にトマト、メインに鰤にやはり和牛です。そしてデザートにクーベルチュールのガナッシュとしました。

これらの前にまずアミューズが出てきました。前回と同じフォアグラに苺とミョウガが乗って酢味噌が
かかったものが。フォアグラの甘さにコクが出て酢味噌や苺などとより調和した感じが・・・
聞いてみると今回は和三盆糖を使っているとのこと。より素晴らしいものを提供するべく探究されているのですね。
もちろん前菜、メイン、デザートどれも大いに楽しみました。

前菜の鮎のクダイフ包みは見事にフレンチの皿。これに白ワインもぴったりです。
千葉ソムリエによるとそれでも魚のわたの味にワインを合わせるのはなかなか難しいとのこと。
日本酒がその点は合わせやすいかもしれないとのことでした。しかしフロリレージュでの
鮎の皿は本気で日本酒欲しくなりましたが、こちらはワインで充分楽しみました。
妻の立石さんの緑健トマトとオマールエビの皿もトマトの爽やかさと海老の旨みを楽しんだそうです。

次いでメインの魚の皿もどちらもすばらしかった。黒ソイと鱧のパンケーキは黒ソイのソテーも
古賀シェフらしく丁寧な火入れに納得でしたが、鱧のパンケーキも凄いですね。
鱧のしんじょがヒントになっているのでしょうが、どれだけの手間がかかっているのでしょう。
これだけでもシェフの情熱が伝わります。
さらに鰤大根すごいなぁ・・・自分も少しいただきましたが臭みがなど一切なく鰤の脂の良さを大いに楽しめました。
妻はどんなもんか好奇心で頼んだらしいのですが、とても驚き喜んでいました。

二番目のメインのウズラのフォグラ包みは充実してますがしつこさなく、ポートワインを使ったソースもいいですね。
これに合わせたボディーのしっかりしたワイン素晴らしかった。ここでいただけるアメリカワインの虜になりそうです。
先日サッカーのビューボックスの食事で出されたワインがわざとアメリカワインがまずいと宣伝している
様な代物だった事を千葉さんにお話ししたところ「そのような目に合うのはしょっちゅうですから。」と笑ってましたが、
だからこそアメリカワインに対する思い入れは凄いものがあるのでしょうね。
妻は二番のメインはやはり牛。これも丁寧な網焼きですね。しかもやわらさも充分。いいですね。

デザートも自分の彩り果実のタルト仕立てヨーグルトソルベ添え、妻のクーベルチュールのガナッシュ‐196℃のアイスパウダー
どちらも目も楽しませ、とてもおいしいものでした。確かにこのようなきれいなデザート4皿頼むと壮観だろうな・・・
最後にエスプレッソをいただき満足いたしました。
2人で16300円でしたが、CPも高いものですね。素晴らしい。

ここの料理はフロリレージュと比べてもインパクトではやや後退も、ここならでの丁寧な料理を
頂ける点ではそんなに遜色はないでしょう。もっと評価されてもいいですね。

次回はメニューを選ぶもので訪問しましょう。確かディナーは皿の数が増えるのかな。
妻は「では全部デザートだ!」などと言ってますが、冗談ですまないかもしれないです・・・
いずれにせよまたここの料理とアメリカワインをまた楽しみたいです。

ごちそうさまでした。


2011年6月4日訪問

新規のフレンチ訪問は久しぶりです。そして麻布十番久しぶりの上食事は今回が初めてです。
この日はまずこれも久しぶりに六本木ヒルズに足を運び、裏の道路に出て六本木高校の横を
下って、麻布十番に向かいました。
その途中本格オーディオの雑誌では有名なステレオサウンド社のビルの前を通りました。
このような閑静な環境で、高価な物も含むオーディオ製品の視聴がなされているのですね。
自分のオーディオルームでは望むべくもない環境です。
でもそれでもオーディオにただならぬお金使ってきたなぁ・・

さて麻布十番のメインの道から麻布十番郵便局の前の道を南に下り、一階が餃子屋さんのビルの角を
右折して地下の階段を下りるとお店の入口です。(エレベーターもあります)18時に予約していきました。
ちなみにビルの斜め前に鮨のまつ勘さんがあり、帰りは南北線でしたが1番出口からすぐでした。
店内は壁が木張りになっており、落ち着いた雰囲気です。この日満席だった様です。
自分たちは個室が見える席に通されました。個室は6人程のスペースでしたが、
面白い照明が見えたので、あとで聞いてみましたが、レターを使ったドイツ人の製作の物だそうです。

メートルの宮崎さん、シェフソムリエの千葉さん、そして女性(お名前伺えなかったのが少し残念)の方にサービスしていただきましたが、
初訪問の自分たちに対して付かず離れずの適度な対応でした。説明もとても丁寧でした。
今回料理は夫婦とも12600円のシェフのおまかせをいただきました。
予約時に貝アレルギーの事を伝えていましたので、一部料理が変更になっています。
これらを妻は香りのよいしかし料理の邪魔をしない水だしウーロン茶で、自分はシャンパンで
あとグラスワインはハーフポーション(メインはフルで)で、いただきました。

写真も参考にしていただきたいのですが、和の食材や手法を取り入れながらも
モダンながらあくまでしっかりとしたフレンチ。表面に華やかさや驚きはないのですが、
とても手もをかけた秘めたる熱意を感じさせるものばかりでした。
もちろんフォアグラに苺とミョウガと酢味噌などいう取り合わせには驚きましたが、
酸味にコクが加わり悪くありません。上滑りしてません。

またアスパラと手長海老、タラバガニの皿も丁寧な料理で充実したものです。ソースも美味しい。
シェフのレシピでパン屋さんにつくらせたというパンですくっていただきました。パンは3種でしたが
どれも美味しかったです。
これらを千葉ソムリエの進めるアメリカワインで楽しみます。
ワインの事ほとんど知りませんが、やはりフランスや日本とは何か違いますね。
千葉さんによるとアメリカにも大変なこだわりを持つ作り手が少なくなく、素晴らしいワインを造っているそうです。
確かに料理を引き立てるいいワインでした。

また特に印象的だったのが、甘鯛の皿。火入れもしっかりしながらパサツキなどもちろんなく、
何よりウロコの香ばしさと繊細さには感激しました。今までの中でも一番かも。
ひたすら何度もうろこに油をかけるという大変な手間がかかっているそうです。
またイカスミのソースも臭みなどなく、コクのある甘鯛を引き立てるものでした。
これはアルザスの白ワインでいただきました。

そして口直しの山羊のババロア。これもコクは豊か。妻が嫌がる獣くささはなく、
でも口のなかはサッパリとする素晴らしいもの。いいですね。
妻も喜んでいただいておりました。

そして黒毛和牛のフィレのグリエとフォアグラの西京漬け。
お肉は中も完全に均一の色で火が通っている。とてもきれいです。
これまた手間がかかってますね。味も柔らかさもそしてワインベースのソースも美味しかった。
そしてフォアグラの西京漬けの甘みとコクが、野菜とも合いこれまた美味しかったです。
これには千葉さんがわざわざあけてくれた、スパイシーで味わいのあるカリフォルニアの赤ワインで楽しみました。

そのあとはデザートになりました。まず大葉のソルベを大間の生地に乗せたものも
大葉の香りを生かしたもの。エンドウ豆は大場のリキュールにつけて大葉の味。
これにもこだわりを感じます。
そしてメインの「ショートケーキの再構築」これが充実したもの。苺をふんだんに使い、
さらにフロマージュアイスなどが使われ、表面の水あめで支えられていました。
これだけの充実感を出すのは、シェフ自ら考えているのではないかと思い伺うと、
やはりシェフのアイディアで担当の方が造っているそうです。食べがいありました。

食後に二人ともエスプレッソをいただき、これまたプチモンブランなど充実した小菓子を
いただき、お腹一杯になりました。
以上二人で31400円。ワイン抑え目にしたとはいえサービス料もかかっておらず、CP的にも充分に
納得ゆくものでした。

最後に古賀シェフとも少しお話ができましたが、一見おとなしそうな印象でしたが、
内に秘めた料理に対する情熱は物凄い方だと感じました。
料理は和の手法の融合も含めまだまだ美味しくなる余地もあると思いますし、
これからがさらに楽しみです。

最後にこのお店を推薦していただいた、えこだねこ様をはじめレビュアーの皆様に感謝です。
また再訪いたします。

ごちそうさまでした。


  • ランチで再訪です

  • 自分はこのシャンパンで

  • 妻はピーチジュースから

  • 前菜のリスト

  • メインのリスト

  • デザートのリスト

  • アミューズです

  • ランチでのグラスワインのリスト

  • グラスワインのリストの続き

  • 鮎のカダイフ包み

  • 断面です

  • 鮎に合わせたワイン。良く合ってました。

  • 妻の前菜は立石さんの緑健トマトの皿

  • 自分のメイン(1)黒ソイのソテーと鱧のパンケーキ

  • これに合わせたワイン

  • 妻のメイン(1)鰤大根です。バルサミコのソースです。

  • 自分のメイン(2)うずらのフォアグラ包み

  • これに合わせた赤ワインです。

  • 妻のメイン(2)和牛の網焼き、季節の野菜添えです。

  • 自分のデザートです。果物たっぷりでした。

  • 妻のデザート。クーベルチュールのガナッシュ。

  • お皿の下には押し花が

  • 最後はエスプレッソで

  • 静かな環境に・・・

  • ステレオサウンド社はありました。

  • このようなビルの・・・

  • 地下を下りてゆきます

  • 個室のシャンデリア

  • テーブルセッティング

  • おしぼりです

  • 自分はシャンパンで

  • ブレましたが、ラベルです

  • 妻は水だしウーロン茶

  • 三種のパンが出ました

  • ホイップバター

  • アミューズです

  • モッツァレラチーズの中にベーコンの旨みが

  • ブータンノワールとリンゴのソース

  • フォアグラに苺とミョウガと酢味噌!

  • アスパラガスと手長海老の前菜

  • 海老とアスパラが絶妙

  • 合わせたワシントン州の白ワイン

  • タラバガニの皿

  • 奥はカニみそのソース

  • 合わせたカリフォルニアの白ワイン

  • 甘鯛の皿。下はいかすみのソース

  • うろこの食感素晴らしい

  • こちらはアルザスのワインで

  • 口直しの山羊のババロア

  • メインの牛フィレとフォアグラの西京漬け

  • きれいな色です

  • 断面もきれい

  • フォアグラもおつな味

  • メインに合わせたカリフォルニアの赤ワイン

  • スパイシーでコクもありました。

  • 大葉のデザート

  • エンドウ豆も大葉の風味

  • ショートケーキの再構築

  • 冷たくて食べがいありました

  • 食後のエスプレッソ

  • プチフールも充実

2011/10/07 更新

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