『焼き肉店集団食中毒:生肉扱う前橋・高崎の93施設、衛生基準全て適合ゼロ /群馬』聖者あまちゃん大佐さんの日記

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焼き肉店集団食中毒:生肉扱う前橋・高崎の93施設、衛生基準全て適合ゼロ /群馬


 病原性大腸菌O111の感染で死者を出した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件を受け、生肉(牛肉、馬肉)を扱う県内の飲食店や販売店などを対象に、保健所を設置している前橋、高崎市と県が行った緊急調査結果が出そろった。前橋、高崎市では、国の定める衛生基準をすべて満たす店舗はゼロだったことが判明した。

 検査は厚生労働省の衛生基準に基づき、生肉の取り扱いについて、適切なトリミングの実施▽調理器具の適切な洗浄・消毒▽適切な保存管理▽自主検査の有無▽業者間取引の文書による確認--などについて実施。

 前橋市によると、生肉を扱う市内の焼き肉店など49施設のうち、5月末までに生肉の提供を自粛した33施設を除く16施設を立ち入り検査。自主検査を実施しているのは1施設だけで、16施設すべてが業者間取引を文書で交わしていなかった。また、生肉を扱う食肉販売業15施設のうち、衛生基準に適合していないのは5施設あり、いずれも自主検査をしていなかった。

 一方、高崎市でも、市内で生肉を取り扱う飲食店全77施設が衛生基準に適合していなかった。市によると、全施設で器具の洗浄消毒時の湯温や、処理時の食肉温度の確認をしていなかった。また自主検査を実施していたのは13施設、適正な方法でトリミングしていたのは32施設だけだった。

 両市以外の33市町村を対象に行った県の調査では、生肉を扱う飲食店など322施設のうち、集団食中毒事件以降も生肉を扱っていた149施設に立ち入り検査を行った。この結果、適切なトリミングを行っていた施設は90施設、調理器具の洗浄・消毒が適切だったのは58施設、自主検査を行っていたのは17施設にとどまった。【喜屋武真之介、増田勝彦、鳥井真平】






適合ゼロとは、元々守られない衛生基準なのか。
それともただ単に管理がずさんなだけなのか。

これから先、全ての飲食店がこの基準を守り続けるのか。
社会的にも問題になったので危機感はあるでしょう。

焼肉店だけでなく
生ものを扱う業種は消費者のグルメ志向とともに増えていると思います。
他業種の飲食店に関しても同様の調査・監査が必要なのではないでしょうか。
前橋市も高崎市も中核都市になり、自ら保健所を設置しています。
市民を守る気持ちがあるのなら、他業種にも拡げるべきだと思います。

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