http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110703-00000023-san-l10高崎で5人食中毒 群馬
産経新聞 7月3日(日)7時55分配信
高崎市保健所は2日、同市八島町の飲食店「萬年屋」で6月23日に飲食した22~49歳の女性5人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、便からノロウイルスが検出されたと発表した。同保健所は食中毒と断定し、同店を2日から3日間の営業停止処分にした。同店は1日から営業を自粛している。症状は軽く、全員がすでに回復しているという。
ノロウイルスはエンベロープを持たない単鎖RNAウイルスで、冬季に生カキに起因する小規模な非細菌性食中毒を引き起こす病原体である。
60℃、30分の加熱では感染力が保たれ、エタノールなどの消毒剤に抵抗性を示し、環境中に安定して存在する。非常に強い感染力を有し、100コピー以下で感染が成立する。糞便や吐物の中にウイルスは大量に存在するため処理には注意が必要である。ウイルスに感染しても症状の出ない、不顕性感染の場合もあり、知らない間にウイルスを排出して感染を引き起こしていることもある。
症状は突然発症する下痢・嘔吐・腹痛・発熱である。重症感があるが3-5日で緩解する。予後は良好であるが、高齢者では脱水や誤燕性肺炎により死亡することがある。
牡蠣のノロウイルス感染は昔から知られていました。
一度は感染した方も多いと思います。最もポピュラーな感染症ですね。
なので以前では当たり前のことで済まされて、保健所に届けるようなことはしなかったと思います。
牡蠣の食べ過ぎだ、と笑い話になっていた時代。
このバクテリアの問題は、ヒトーヒト感染いわゆる二次感染を引き起こすことでしょう。
保育園や幼稚園・教育現場などでの集団発生。
または老人施設などでの集団発生も要注意ですね。
こちらのお店での食中毒、訴えたのが女性客5人とのこと。
男性客5人だったら、内々に済ましたかもしれませんね(笑)。
http://r.tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10001299/