京都で最も複雑な家系図を持つ老舗ラーメン屋は間違いなく第一旭ですが、天天有もなかなかです。
最初の<
天天有> は1971年に開業。場所は一乗寺。
京都で初めてラーメン屋に行列を見たのがこの店でした。
味に関してはチャーシューがハムみたいな味だったことが印象的です。
十数年前でしょうか、息子さんに代替わりして味も大きく変えたと聞いています。
それに伴ってチェーン展開が始まりました。
が、これがくせ者で株式会社未来という会社に屋号を売ったようで、経営はそれぞれ独立しています。
それとは別に、本店は2014年に<
天天有 ひるまや>というセカンドブランドを京都の久御山にオープンしています。
さらに大阪の住之江に<
天天,有>、福岡の粕屋町にも同じく<
天天,有>という店が本店の親族の経営で存在し、こちらは「妻の実家が大阪の店を経営。京都の創業店は義父の兄が始めたんです」とのこと。
わたしは本店に先代の頃1回、チェーンは大手筋の店と閉店した龍大近くの店に1回ずつ行っただけです。
また行ってみたいですね。
参考:ラーメン のれんのヒストリー <32>関西老舗の味、福岡で守る 天天,有(福岡県粕屋町)
https://www.nishinippon.co.jp/feature/ramen_history/article/222823/