凡能の男さんが投稿した頑固麺(京都/くいな橋)の口コミ詳細

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この口コミは、凡能の男さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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頑固麺藤森、竹田、龍谷大前深草/ラーメン、つけ麺

5

  • 夜の点数:4.2

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:3.7

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
5回目

2021/02 訪問

  • 昼の点数:3.7

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

2021/02/07 更新

4回目

2020/11 訪問

  • 昼の点数:3.7

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

濃厚泡塩酒粕白湯つけ麺(11/10~11/22)

 マイレビさんのレビューで知り訪問……て前回来たときに撮った写真に張り紙が写ってるやん!
 あほやな、おれ……。

 「平打ちの高加水平打ち麺をしっかり冷水締めして塩タレ、ゆず香油で下味を入れました。 / つけ汁は濃厚白湯をベースに酒粕・塩タレ・スパイスを加えミキシングして口当たり明るくポタージュをイメージしました。 / 酒粕は地元黄桜酒造のものを使用しています。」
 
 だそうです。
 書き写してみて、「推敲不足な文章だな」と思ってしまいました(自分のことは棚上げしています)。

 カウンターが満席だったため、テーブルに案内されました。テーブル席は両サイドの仕切り壁に大きな荷物スペースがあって便利です。
 相席のため、向かい合った席の人とを遮る仕切りがセッティングされました。
 
 お茶を飲むためコップを取りましたが、ポットがありません。
 「お茶入れましょうか?」
 仕切りの向こうから声が聞こえます。
 一瞬遅れて店員がポットを持ってきてくれたため辞退しましたが、親切な人です。


 到着したつけ麺は小麦感あふれる色合いで、ピンクの大判レアチャーシューが腰掛け、短く切られた水菜が全体を引き締めるビジュアル。その水菜の上に置かれたゆずの皮の黄色もかわいらしいです。

 「召し上がり方」に書かれたとおり、まずはよく混ぜて麺だけをいただきます。
 弾力があり、風味豊かな麺は油を纏うことでいっそう艶やかでなめらかになり、コシと、弾力のほかになめらかさも加味して、さらにゆずの香りまで漂わせます。
 何ならこれだけでも300g食べられてしまいそうです。

 しかしそういうわけにもいきません。
 つけ汁でもいただきます。
 
 つけ汁は泡立ってはいるものの重く沈んだ色目。点々とある赤っぽいのはスパイスかともいますが、わたしにはよく分からず。

 温度はぬるいです。
 そう言えば黄桜の経営する<黄桜酒場>で食べた粕汁もこんな温度でした。
 つけ汁に麺をひたしていただくと、香油の上にさらにまとわりつくようにスープがのっかります。酒粕と言うより酒、といった方がいいほど明確な風味。ぬるい温度はこの風味をキープするためか。
 泡立ちから来るクリーミーさとスープが本来持っているの濃厚さ、立った酒粕の香り、それらが同居していて不思議な感じです。
 つけ汁の中には小さめのブロックチャーシューと、揚げたれんこんとごぼう。
 揚げたごぼうとれんこんは全体の中で歯ごたえを与え、またさらにもう一つ風味を加えてこのつけ麺に多面的な味わいを作りだしています。
 
 ただ、一つ大きな欠点がありました。
 もともとぬるめのつけ汁が、冷やされた麺のせいで温度を下げ、最終的には冷たいほどになってしまいます。
 温め直しは出来るのですが、食べるのに夢中で温度が下がっていくのは気になりつつも手が止まらず最後まで行ってしまいました。
 
 〆ライスと同時につけ汁のあたためを依頼します。
 ネギとゆずの皮がのった〆ライスは美味しいのですが、これは冷めたスープと合わせた方がいいような気もします。なかなかままならず。
 
 
 今まで食べた酒粕麺は粕汁のイメージから脱却できていないものばかりでしたが、こちらはその呪縛から離れるのに成功しています。思い切ってつけ麺にしたところも大胆ですね。

2020/12/19 更新

3回目

2020/11 訪問

  • 昼の点数:3.6

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

続く時短営業…… 煮干しとりとんこつ

 ラーメン屋としては過去最高の点数をつけたにもかかわらず、2年8か月ぶりの来店です。
 わたしのレビューはずっと最上段のピップアップに位置しており、そこから落ちるのが怖かったのかもしれません。

 営業時間は11:00~14:00で店主の肘の怪我のため、無期短縮営業。わたしがマイレビさんのレビューでそのことを知ったのは去年の3月です。それが未だに続いている……大丈夫なんでしょうか。
 
 煮干しとりとんこつ、から揚げセット。
 ラーメンは大判のチャーシューが2枚に隙間を埋めるように緑のネギ。透明なので判別しずらいですが、粗みじんの玉ねぎ。茶濁したスープに煮干し粉が混じります。
 まず目につくであろう大判のチャーシューはサシの入りも美しく、鮮やかなピンク色。期待を高める効果があります。
 チャーシューの隙間からスープをうがつように麺を持ち上げると、それは中太四角断面の麺(麺屋棣鄂)。ポタージュ状の濃厚なスープは充分すぎるほど麺に絡みついています。噛むと口内で踊るような弾力です。

 基本の「とりとんこつ」に煮干しを加えたというスープは、鶏ガラと豚骨と煮干しが正三角形を描いているようなバランスです。
 相当にドロドロですが、くどさや後口の悪さがない。
 玉ねぎは後入れと言うよりも、一緒に煮込んだかのような柔らかでスープによくなじむものになっています。
 薄切りのチャーシューは赤い段階で食べても、火が通ってから耐えても美味しいですね。
 メンマ。はて、これは以前食べたときは穂先メンマだったように思うのですが。太メンマはとくに主張を感じませんが、邪魔することも負けることもなく、このラーメンの一員という感じ。
 
 ただ、わたしが煮干しラーメンを食べたときによう感じる「ごはんをかっ込みたい」という衝動はついに襲ってきませんでした。
 
 から揚げは妙に縦に長い形です。衣がもっさりして、実はややパサつき加減。
 あまり美味しくはなかったです。
 
 
 前回の感動にはとても及ばぬもののラーメンは美味しかったです。
 だた、セットでもあまりボリューム感を感じなかったのと、から揚げがいまいちだったこともあり点数は下降。
 4.0を割ったため、ついに陥落です。代わりを務めるまだ見ぬ君、任せたぞ!
 (このレビューを発表前にマイレビさんに取って代わられていました。「まだ見ぬ君」ではなかった。)

2020/12/17 更新

2回目

2020/05 訪問

  • 昼の点数:-

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

テイクアウト情報

 この日も外で何人もテイクアウトの上がりを待っていました

2020/11/04 更新

1回目

2018/03 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

大中特濃の進化形

 名神高速道路沿い、西浦公園のある68号線の通りにある店。
 ここ、以前もラーメン屋だったよな。
 
 大中で修行した人のお店と聞いています。
 
 夜の営業開始と同時に入店。
 
 券売機を使うシステムです。
 ちょっと、オプション設定が分かりにくいような。
 特に特製ラーメンのオプシンが見つけにくかった(結局たのまなかったけど)。
 
 鶏豚骨の唐揚げセットを注文。
 
 お箸は割り箸と塗り箸の両方が置かれ、ティッシュも設置。
 味変アイテムでは唐辛子入りの酢が目を引きます。
 
 
 見るからに濃厚そうな色をたたえたスープ、厚くはないものの表面積の大きなチャーシューが2切れ。
 定番のネギのほかは刻み玉ネギと、何やらずいぶん細長いメンマのようなもの。
 
 麺は中太麺。
 かなり弾力が強い麺です。
 低加水麺だそうですが、それを感じさせない力強さ。
 ただでさえ濃厚なスープがよく絡んでいます。
 箸がなかなか止まりません。
 
 スープは鶏ガラ、豚骨、野菜をじっくり炊き出した濃厚で粘度の高いもので、大中の特濃によく似ています。
 試しに箸刺しの儀を行うと、見事! 立ちました。
 スープを飲み出すと、今度はレンゲが止まりません。
 
 玉ネギは甘くシャクシャク。
 メンマ? と思ったのはタケノコでした(メンマもタケノコではありますが)。普通のメンマに似た歯ごたえながら、明らかに異なる味わい。よくこれを使うことを思いついたものです。
 
 チャーシューは特に柔らかくないものの、これでいいんだと思わせる適度な歯ごたえでしっかりしたものです。
  
 しかし個別評価は愚のようにも感じる。
 スープと玉ネギとタケノコが三位一体となって、さらなる高みに上がり、それに麺とチャーシューが加わってもう一つ大きなトライアングルを作り上げている。

 いかん、もっと丁寧にレビューしたいのに感動が先に立って細かい部分が吹っ飛んでいる。

 
 気がつけば2口ほど口を付けたご飯と、手つかずの唐揚げ。
 ラーメンに夢中になって存在を忘れていました。こんなことは初めてのような気がする。
 
 残ったスープにごはんを入れてもおいしくいただけそうです。
 
 
 唐揚げは1個でもかなり大きい。
 身ではなく明らかに衣の方に味が付いており、醤油と生姜の味でした。
 大きさ以外は普通の唐揚げです。
 
 
 ことラーメンに関しては人生でもトップ3に入るぐらいの感動を覚えました。


■おまけ
インタビュー
Vol.28:頑固麺 https://www.krkjapan.com/2016/05/06/vol-%EF%BC%92%EF%BC%98-%E9%A0%91%E5%9B%BA%E9%BA%BA/

  • 特製の注文の仕方

  • 特製ボタンはここ

  • 唐辛子入りの酢

  • 雑な切り方をしたメンマかと思いきや

  • タケノコでした

  • 刻み玉ネギ

  • 箸が立つ

2018/06/03 更新

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