1回
2013/05 訪問
本物の旅客車両＆ホームを模した店内、そして味覚と薫りで世界旅行へ！
ホワイトアスパラと白タンポポ、黒トリュフ風味
鮎！ソースは蓼酢とタプナード的なもの。
鮎、別アングル。蒸した鮎は妙に生々しい(笑)
ノンアルコールのサングリア。ライチも入ってオリエンタル～
雉！！しまった肉質とコクのある味わい。最高。塩漬けのブドウの葉も！
恵比寿のころとはずいぶん変わりました
記念日プレートでのカービングが素敵です！
さて食後は、列車の車両へ～
旅気分が盛り上がる！旅客車両内の廊下。
旅客車両内、A客席個室♪
2013/05/05 更新
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東日本大震災から数日後、余震に震えながらも移転前の恵比寿で
曽村シェフの作り出す暖かいお皿に、心励まされたのを思い出します。
あれから２年。やっと移転後の木場に伺えました。
なんだってまた、こんな遠くに・・・・と思いましたが、訪問して納得。
周囲のロケーションも含め、ここがベストだったのですね。
GWの麗らかな日差しの下、ちょっとした旅行気分で「アタゴール駅」へ。
ブルーの車両が目に入ると、どんどんムードが盛り上がる。
タラップをあがり、ホームを模した、あえて無骨な店内へ。
恵比寿のころとはほぼ真逆な、開放的な雰囲気にびっくり。
広く取られた窓から見える、特別旅客車両。
さぁ、旅の始まりです！
もちろんデジュネは、お肉もお魚も頂ける5800円のコース。
①まずは、ホワイトアスパラガスと白タンポポの黒トリュフソース。
タルタルではなく、スクランブルされた卵とともに、ふわりと薫るトリュフ。
さんさんと降り注ぐ日差しの中で、ああ、初夏だな～と季節を実感。
②そしてお魚。鮎のヴァプール。不思議と和洋折衷、ほのかな苦みと酸味のこのソースは？？
やはり、たで酢と黒オリーブ（タプナード的な）が使われているとのこと。
うーん、これはたまりません！唸るしかないセンス。
③お待ちかねのジビエ、雉もも肉。ジューシーでありながら噛み応えあり、
しまった肉質とコクのある味わい。添えられた塩漬けのブドウの葉と共に食べると
口の中にまた違った風味があふれて・・・絶品、のひとこと。
④デザートはチャイ風味のクレームブリュレ。というよりはプリンに近いかな？
また、合間に頂いたサングリアも、ライチが使われていたりとエキゾチック。
ヨーロッパの薫りが根底に流れつつ、どの皿もどこか旅情を思わす。
ホームを模した店内から、お皿の上で世界旅行へ！！
そしてとどめが、旅客車両に移動してのプティフール。
随所に細かいギミックが。こういうの大好きです。
「アガサクリスティだと、このコーヒーを飲んだ後に殺人事件が起きたりなんかしそう(笑)」
なーんて、大好きな名探偵ポアロの世界観にどっぷり。
お味、雰囲気、全てを含めて、やっぱり大好きなお店だと再認識しました。
遠いですが、また伺います。旅をしに。
＜本日のおしゃれ＞
こういう「ストーリーのある」お店こそ、ぞんぶんにお洋服も楽しみたい！！
小説よろしく、「バケーションに向かうお嬢様」になりきったつもりで(笑)。
帽子こそかぶりませんが、かぶりたいぐらいの気持ちでｗｗｗ
お店のドレスコードは「カジュアル」になっていますが、
デジュネだと燦々と日差しが降り注ぐ明るい店内なので、
女性なら、着心地の良い、長旅に向いているような柔らかな風合いのワンピース、
あるいは、白シャツにデニムを上品に開放的に仕上げる、なんてのも楽しいかも。
男性ならば麻のジャケットにポロシャツ＆チノパン、なんておすすめ。
この日は私よりも父の方がお店にあった格好をしていました。
淡いブルーの麻のジャケットにカジュアルなボタンダウンシャツ、
濃いインディゴのデニムに肩掛けバック。ちょっとした旅行スタイル。
「これからリヨンを発つとしたら」そんな気持ちで、思いっきり楽しんでしまう。
そんな非日常を含めて、素晴らしいお店です。アタゴール・マジック！