1回
2016/01 訪問
レビュー1,800件目は信州の素材にこだわるフレンチへ('◇')ゞ
スパークリングワイン
スパークリングワイン
彩り
彩り
黄金の鯉
黄金の鯉
黄金の鯉
6つの石
6つの石
6つの石
食べ終えた後の6つの石
パンと豆腐のディップ
白銀の鯉
白銀の鯉
白銀の鯉
くるみのパン
鹿と米、但し食材は穴熊
鹿と米
鹿と米
鹿と米
茸
茸
茸
信濃雪鱒
信濃雪鱒
信濃雪鱒
鴨
鴨
鴨
鴨
鴨
鴨のグラタン
鴨のグラタン
鴨のグラタン
バッカス・柚餅子
バッカス・柚餅子
バッカス・柚餅子
栗
栗
栗
お米のお茶
お米のお茶
森のお菓子
森のお菓子
森のお菓子
森のお菓子
森のお菓子
森のお菓子
森のお菓子
2020/04/20 更新
2016年1月
いよいよレビュー1,800件のキリ番となりました(#^.^#)
これまでのキリ番の変遷は777件目『晴山』900件目『肉山』
999件目『千疋屋総本店 日本橋本店』1,000件目『天寿し 京町店』
1,111件目『太庵』1,199件目『沖縄懐石 赤坂潭亭』1,200件目『鮨 さいとう』
1,234件目『ラール・エ・ラ・マニエール』1,299件目『川﨑』1,300件目『オレキス』
1,399件目『ナクレ(移転前)』1,400件目『京都 吉兆 嵐山本店』1,499件目『Bouley』
1,500件目『フロリレージュ』1,599件目『九絵』1,600件目『すし匠』
1,699件目『草喰 なかひがし』1,700件目『あさば』
1,799件目『鹿教湯 三水館』ときて、今回はずっと行ってみたいと思っていた軽井沢のフレンチをもってきました(^_-)-☆
というわけで軽井沢へ遠征をしてきました。
北陸新幹線の軽井沢駅の駅前からシャトルバスに乗り込み、”星野エリア”へ向かいました。
そこから徒歩で向かいましたのは、『ホテル ブレストンコート』さん。
今回は宿泊はせず、レストランだけの利用なのでホテル宿泊者用のシャトルバスではありませんので。
その敷地内はライトアップされ、かなりロマンチックな雰囲気に包まれていました(^^♪
ホテル棟とは反対側方向へ進んだところにある、別棟がこの日の目的の『 Yukawatan 』さんです。
こちらの浜田統之シェフはフランス料理界で最も権威あるコンクール『ボキューズ・ドール国際料理コンクール』において、
2013年に銅メダルを受賞し、日本人初の表彰台に上がられたという方です('◇')ゞ
その店内の雰囲気やインテリアもとても素敵なものでしたが、意外なことにとても空いていました(;・∀・)
後で知ったことですが、翌日からホテル自体が冬季休業らしく、その関係でのことのようでした。
途中、何組かのお客さんたちが入店されてきましたが、皆さん婚礼の下見のようなカップルばかりで、
フルコースを食していたのは私だけのようでした(;^ω^)
この日中に帰京するので控えようとも考えたものの、折角なので1杯だけスパークリングワインのグラス2,000円をいただきました。
HPによりますと、
『土地の素材にこだわる Yukawatan のおもてなし。
選びぬかれた滋味あふれる信州の素材をふんだんに取り入れた Nippon Frenchを四季の移ろいと旬と共にご提案いたします。
春の芽吹きを感じる山菜や、雪の下で甘さを増した野菜とともにご堪能ください』とのこと。
いただきましたのは18,000円のコース、その名も”水のジビエ”です。
この日の内容は口頭での説明をメモしたものですが、間違いもあるかと思いますm(__)m
①彩り
ビーツ 人参 ルッコラ クロモジ(落葉樹の枝)のチュイル。
植木鉢のような器にたてられたのは、おつまみ感覚で手づかみでいただくビーツや人参、ルッコラ、クロモジのチュイルたち。
なるほど赤や緑などの彩りを目でも楽しめますね。
②黄金の鯉
佐久鯉のムースタルト 鱒のゴールデンキャビアをのせて 青りんご添え
カットケーキのようなビジュアルにテンションが上がりました(≧◇≦)
なめらかな口あたり、そしてその味わいは淡水魚らしからぬ濃厚さに感じました。
③6つの石
大根で包んだ雪鱒のタルタル 蕪で挟んだ牛肉のタルタル イトウのリエット 林檎にみたてフォアグラを包んだもの
南瓜のグラタンにほうれん草のジュレ 鹿肉のコロッケ
6種類の説明を覚えきれず、内容についてはかなり自信のないところですm(__)m
宝石のように並べられた石の上には1口サイズの料理たちが美しくのっていました(*´▽`*)
ここだけでもこちらのお店の様々な料理作品たちを味わえる、石を持っていただくスタイルのスペシャリテ。
事前にこのスタイルで供されることは知っていても、食べるのが勿体ないと感じてしまうほどの美しさでした(*ノωノ)
④白銀の鯉
佐久鯉のタルタル 長芋でくるみ 食用花 抹茶塩
美しい食用花で彩られた、こちらも美しい1皿。
再び鯉かという思いもありましたが、海なし県の信州の身近な食材で勝負するとなるとこれは致し方のないところでしょう。
直前まで生きていた新鮮な鯉を使っているとのこと、プリプリっとした歯ごたえが印象的。
もちろん臭みもなくて美味、先ほどの鯉とは全くの別物として楽しめました(^◇^)
ここで供されたくるみのパンにあわせるのはバターではなく豆腐のディップという、なんとも”和”のテイストを感じるものでした。
⑤鹿と米
穴熊 十六穀米のリゾット クレソンのソース
鹿となっていましたが、この日は”穴熊”が使われていました。
私はこの穴熊という食材、気にはなっていたジビエでしたが、人生で初めていただきました!(^^)!
冬眠前でたらふく栄養を蓄えていたのか、なんとも脂がのった肉に驚きました。
⑥茸
長野県飯山市の天然きのこのコンソメ
なんとも味わい深い、信州らしいスープに感じました。
⑦信濃雪鱒
信濃雪鱒のポワレ セリやナズナとともに クレソンのソース フュメドポワソンのスープ
皮がパリッと、身はふっくらと仕上げられた雪鱒。
魚の出汁のスープとあわせてしっとりと楽しめました(^_-)-☆
⑧鴨
鴨 金柑 食用花 鴨のグラタンとともに
真田ブームで熱い、信州上田はアイザワさんの鴨とのこと( `ー´)ノ
じっくりと火入れされた鴨肉からは、噛むたびに旨味がとびだしてきました。
パンチのあるソースはきのこだったかしら(失念( ̄▽ ̄;))、なんとも濃厚な味わい深い1皿でした。
この日の私、この段階ではこのポーションはきつかったですが。
別添えの器には鴨のグラタンも濃厚で美味。
このグラタン、私のお腹に余裕があればパンを追加して、のせていただいてみたかったです。
⑨バッカス・柚餅子
フロマージュ
長野と岐阜の県境に近いところにある”清水牧場”のチーズ削ったものに、柚餅子の香りがアクセントとなっていました。
こうしたチーズの供され方にも驚かされました(゚д゚)!
⑩さるなし
さるなしのソルベ
がでてくるみたいでしたが、既にお腹がいっぱいになってしまっていた私、この1皿はとばしていただきました(;^_^A
普段、こんなことしたことないので、くやしーです(一一")
⑪栗
栗のデザート
まことに不本意ながら、こちらもポーションを小さくしていただきました(;´Д`)
栗のペースト、甘露煮などどっしりとしていました。
⑫森のお菓子
軽井沢の森らしく、鳥の巣箱に入ったたくさんの小菓子たち。
そのビジュアルと品数に圧倒され、持ち帰れるものはテイクアウトさせていただきましたm(__)m
お会計はサービス料10%込みで24,000円弱でした。
スタッフの方々からは帰りの新幹線の時間の心配やタクシーの手配など、様々なお気遣いをいただきましたm(__)m
今回のような帰りの時間を気にした慌ただしい利用ではなく、こちらのホテルもしくは、
系列の『星のや 軽井沢』さんに宿泊にした上での利用をしてみたい、そう思えた素敵なお店でした(^_-)-☆