自称独り者グルメさんが投稿したハインツ・ベック(東京/東京)の口コミ詳細

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自称独り者グルメの全く参考にならないレストランガイド

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閉店ハインツ・ベック大手町、二重橋前、東京/イタリアン、洋食、イノベーティブ

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2014/11 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

2014年11月7日オープン ローマ三ツ星スターシェフのお店ヾ(*´∀`*)

2014年11月

この日のランチは丸の内にて。

2014年11月7日に皇居のお堀端にオープンした『日本生命丸の内ガーデンタワー』。

その1FとM2Fに同日オープンした『ハインツ ベック』『センシ バイ ハインツベック』。

2005年からミシュラン三ツ星を獲得し続けているローマの『ラ・ベルゴラ』のシェフ、

ハインツ・ベック氏のお店へ1人で乗り込みました<(`^´)>エッヘン。

実はこちらのレビューは私の1199件目にと目論んでおりましたが、すぐにレビューしたいという欲求に駆られ、

順番を変更することに致しました(^_^)ゞ

ロケーションは皇居の和田倉堀のお堀端、パレスホテル東京の隣という一等地。

店舗はニューヨーク近代美術館も手がけた植木氏、コスチュームはコシノジュンコ氏のデザインだそうです。


入口はビル内がメインですが、日曜日はビル自体が休みの為、外から直接入れる入口も2箇所あります。

予約時間に入店、『ハインツ ベック』は中2階、階段を上って案内されます。

この階段は足の状態によっては上るのがキツい方もいらっしゃるのではと思いましたが、

トイレはかなり広く、車椅子でも利用できるバリアフリー対応となっていました。

地下2階から直接エレベーターで中2階に上がれるとのことでした。


席に案内されましたが、ここでちょっとした手違い。

私は「1名で」と予約していましたが、どうも2人と勘違いされたようで、しばらく不自然な形に(~_~;)

連れが来てからと思われたようで、他のテーブルのお客さんたちには食前酒の案内があったのですが、

私はしばらく放置。

気がついてくれないかなと黙っていましたが、いよいよ恥ずかしくなってきたので、

たまらず店の方を呼び止めて事情説明し、漸くスタート。

食前にはノンアルコールカクテル(クランベリージュース・オレンジ・炭酸)を、

その後はイタリアのノンガスのミネラルウォーターNATIA1,000円をいただきつつ、

事前にお願いしていたのは19,000円コース(9皿)です。

コースのスタート前に超高級食材、箱入りのアルバ産白トリュフを見せていただきました。

その芳醇な香りは圧巻、凄かったです。

そしてそのお値段は今年は昨年よりは少し安く取引されているとのことでしたが、

それでもキロあたり68~72万円くらいとのこと(゜ロ゜屮)屮

価格もその香りも黒トリュフの比ではありませんねヾ(≧∇≦)

さらにオリーブオイルにあわせる塩を6種、3億年前の岩塩などから選べました。

私は岩塩をお願いしました。

グリッシーニなどをいただいた後、パンはフォカッチャや全粒のパン、オリーブのパンなどもいただきました。


そしていただいたコースの内容は、


①シェフからのプレゼント ハーブサラダ 鶏のスープ タピオカのフリット ほうれん草のマカロン

ハーブサラダのドレッシングはアーモンドとオレンジの2種、栗のチップも入っていました。

鶏のスープは旨味が凝縮、この日のコースへの期待が高まりました。

珍しいタピオカのフリットには唐辛子が使われていました。

ほうれん草のマカロンにはパルメジャーノチーズがはさまれ、上には高級食材・アルバ産白トリュフが(O_O)

前菜の前から、すっかりやられました(*´Д`*)


②カンパチのホワイトバルサミコのマリネ ザクロの粉雪

お皿が運ばれてきてから、そこでさらに演出が。

レモングラスの香り付けの液体を注入、ドライアイスのように真っ白な煙が広がります。

事前に説明していただければ、絶好の写真タイムだったのですが、私の時にはそういう説明なかったんですよね(~_~;)

その後、まわりのテーブルでは事前に説明されてカメラを構えている方がいましたれど( ̄∇ ̄)

まあそれはさておき、カンパチと粉状のザクロをあわせていただくと、爽やかというか、面白いというか、

これもテンションが↑↑1皿でした。


③燻製した帆立貝と赤ビーツのチップス

細かく刻まれた帆立は桜チップで燻製にされた模様☜説明はされていないので真相は不明。

そこにマイナス41度でフリーズドライした赤ビーツをあわせていただきます。

これも帆立が引き立つ1皿でした。


④海...

事前にHPなどでメニューをチェックしても、よく分からなかったのがこちら。

だって料理名が”海...”ですよσ(^◇^;)

こちらは浅蜊、甘海老、雲丹、海ぶどうがのった器に、テーブルでスープを投入して完成。

この時には事前に教えていただいたので、かけるところから撮影させていただきました☜うまく撮れませんでしたが。

出来上がりは鮮やかな緑色のスープとなり、なんでも岩礁をイメージした1品だそうです。

このスープ、エキスが本当に素晴らしいですね。

それぞれの海の恵みも美味しく、中でも海ぶどうの食感がいいですね。


⑤ファゴッテッリ ハインツ ベック

ローマのお店でのスペシャリテ。

こちらはドイツ人であるハインツ・ベックシェフが初めて訪れたローマにて食した”カルボナーラ”に感動、

オリジナルのカルボナーラを独自のスタイルで提供するようになったそうです。

1口、口に入れるとこれがまた芳醇な香りとともに旨味が広がるんですね(●´∀`●)

これは必食の1皿でしょう。


⑥カレー風味のクロスタを纏った鱈 セロリのソース

低温でじっくり火を通した鱈、カレー風味が日本人には嬉しいですね。

セロリのソースはとくにクセも感じず、絶妙なハーモニーを奏でている印象でした。


⑦サラミに見立てた鹿のエミンセ

ここでジビエ、鹿の登場。

あわせてあるのはシャドークイーンという紫色のジャガイモと、アーティチョーク。

ただしこの説明は他のテーブルでの説明を聞いたもので、私にはそんな説明はありませんでしたσ(^◇^;)

このあたりは料理を運んできてくださる方(私には4、5人来られたかと)によって、全く違いましたね。

鹿肉と鹿からとったフォンのソースがとてもいいですね。


⑧ピスタチオのクロスタを纏った牛フィレ肉 タマネギとドライフルーツ詰め

生後1年未満の牛を仔牛をとして提供するお店が多いそうですが、こちらでは生後4ヶ月未満のもの、

乳のみで育った牛しか仔牛としては考えていないそうです。

牧草や穀物を一切食べていない為、その身は薄いピンク色をしているとのこと。

ナイフをいれると、そのやわらかさに驚きました。

ピスタチオの風味もやさしい肉の味をさらに引き立ててくれました(゜∀゜ゞ)


⑨柿のクリームと栗のアイスクリーム アルバ産の白トリュフ添え

こちらもテーブルにて完成する1皿。

これでもかといわんばかりに、アルバ産白トリュフがかけられます(゜ロ゜屮)屮

デザートにこんなに白トリュフを使うなんて、なんて贅沢なんでしょうヾ(*´∀`*)

柿は日本に何度も訪れたことがあるシェフが、日本の秋をイメージして使った食材のようです。


⑩赤い果実の冷製スフェラ お茶のクリーム結晶化したラズベリー

鮮やかな赤色の球体が真ん中に鎮座した、こちらのお皿のビジュアルは見事、またまたテンション↑↑

マイナス200度の液体窒素で作られているみたいです。

崩すのがちょっと勿体なく感じつつも、いただきました。

下のチョコレートとベリー類の甘さと酸味がクセになりそうな1品でした。


⑪プチフールとカフェ

プチフールも彩り美しく。

コーヒーを1杯いただいたところ、お替わりをすすめてくださいました。

一瞬、別料金かなとも思いましたが、コーヒーをお願いすると「別のものでもどうぞ」とのこと。

ということで、私はかつてイタリアで飲んだカプチーノに感動したことがありますので、

2杯目はカプチーノにさせていただきました☜会計にはついていませんでしたのでコース内扱いのようです


このタイミングで通訳の女性を伴って、来日中のハインツ・ベックシェフが各テーブルに挨拶にいらっしゃいました。

2番目に挨拶にこられた私、「いずれはローマのお店にも伺いたいと思います」とお話しすると、

「是非、お待ちしています」とおっしゃっていただきました。

思ったより小柄ですが、”オーラ”を感じさせつつも、笑顔の素敵な紳士ですね。

遠慮すべきかとも思いましたが、思い切って写真を撮らせていただきたいととお願いしたところ、

通訳役の女性が2人で撮って下さるとのことで、遠慮なくお願いしました(*⌒▽⌒*)

1人で来ている私が無遠慮に記念写真のお願いするという口火を切ったことで、

以降、さぞかし他のテーブルのお客さんたちは記念写真を頼みやすくなったことかと思います<(`^´)>エッヘン。

皆さん、撮っていらっしゃったようです( ̄∇ ̄)


近くのテーブルには、私でも顔を知っている有名なソムリエのお客さんもいらしていました。

その他のお客さん達も、思いっきり背伸びしてきている私とは違う社会の方々という雰囲気でしたね(~_~;)


お会計はよく内訳をみないでサインしましたが、サービス料10%込みで24,000円弱でした。

自宅でちゃんと確認すると、なぜか食前のドリンクが”1円”となっていました(゜Д゜;)

単純な打ち間違いなのか、スタート時の不手際のお詫びの意味なのかは分かりませんσ(^◇^;)


ハインツ・ベック氏は今回は12日まで日本に滞在予定とのことですが、

今後も年に4回は来日をされる予定だそうです。

さらに厨房にはテレビ会議システムが設置され、いつでも監視できるようになっているそうです( ̄∇ ̄)


サービスの点では、人によって丁寧に料理のコンセプトを説明して下さる方もいらっしゃれば、

ただ料理名だけを告げていくだけの方もいらっしゃいました。

私は折角なら前者の対応の方がありがたかったのですが、仕方なく他のテーブルで行われている説明に、

耳を欹てることもしばしばでした( ̄∇ ̄)

また料理の供されるタイミングも、隣のテーブルの方がずっと先の状態が続いていたのに、

あるお皿だけ、何故か私の方が少し早く供されたりして戸惑ったこともありました。

また私がレストランで初めてみた光景として、デザートの提供のあたりになると、

サービスの方が見事な手法でお客さんのナプキンを交換されていました。

感心して見ていましたが、私にはその交換はありませんでした☜ちょっと楽しみにしていたので残念( 。-_-。)


とはいえ、料理の内容については大満足でしたし、サービス全般も気持ちの良いことも多かったです。

私にとっては気軽に来られるようなお店ではありませんが、またいつか再訪してみたいものです。

ちなみに1階のお店はもう少しリーズナブルに愉しめるようです(*^ー゜)

ご馳走様でした。

  • カンパチのホワイトバルサミコのマリネ ザクロの粉雪

  • ハインツ・ベックシェフと記念撮影

  • アルバ産の白トリュフ

  • ノンアルコールカクテル(クランベリージュース・オレンジ・炭酸)

  • 3億年前の岩塩など塩6種

  • グリッシーニ

  • オリープオイルと岩塩

  • バター

  • シェフからのプレゼント ハーブサラダ 鶏のスープ タピオカのフリット ほうれん草のマカロン

  • シェフからのプレゼント鶏のスープ タピオカのフリット ほうれん草のマカロン

  • ハーブサラダ ドレッシングはアーモンドとオレンジ

  • フォカッチャ

  • カンパチのホワイトバルサミコのマリネ ザクロの粉雪

  • 燻製した帆立貝と赤ビーツのチップス

  • 海...

  • 海...へスープ投入

  • 全粒のパン

  • ファゴッテッリ ハインツ ベック

  • カレー風味のクロスタを纏った鱈 セロリのソース

  • サラミに見立てた鹿のエミンセ

  • ピスタチオのクロスタを纏った牛フィレ肉 タマネギとドライフルーツ詰め

  • 柿のクリームと栗のアイスクリーム アルバ産の白トリュフ添え☜トリュフ投入前

  • アルバ産白トリュフ投入

  • 赤い果実の冷製スフェラ お茶のクリーム結晶化したラズベリー

  • プチフールとコーヒー

  • コーヒー

  • プチフール

  • カプチーノ

  • 目の前は皇居のお堀

  • お店と同日2014年11月7日オープンの日本生命丸の内ガーデンタワー

2014/11/08 更新

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