2回
レビュー2,399件目は京都の老舗旅館へ(`・ω・´)ゞ
2018/01/02 更新
2017/09 訪問
レビュー2,399件目は京都の老舗旅館へ(*´з`)
2017年9月
いよいよレビュー2,399件目となるはずでしたが、食べログサイドの仕様変更によりレビュー件数という概念が消えてしまいましたので、あくまで自己カウントベースとなります(;^_^A
これまでの私のキリ番レビューの変遷は777件目『晴山』900件目『肉山』
999件目『千疋屋総本店 日本橋本店』1,000件目『天寿し 京町店』
1,111件目『太庵』1,199件目『沖縄懐石 赤坂潭亭』1,200件目『鮨 さいとう』
1,234件目『ラール・エ・ラ・マニエール』1,299件目『川﨑』1,300件目『オレキス』
1,399件目『ナクレ』1,400件目『京都 吉兆 嵐山本店』1,499件目『Bouley』
1,500件目『フロリレージュ』1,599件目『九絵』1,600件目『すし匠』
1,699件目『草喰 なかひがし』1,700件目『あさば』
1,799件目『鹿教湯 三水館』1,800件目『ユカワタン』
1,899件目『豪龍久保』1,900件目『カンテサンス』
1,999件目『いち太』2,000件目『エクアトゥール』
2,099件目『SATO ブリアン』2,100件目『レフェルヴェソンス』
2,199件目『由布院 玉の湯』2,200件目『亀の井別荘』
2,299件目『ポンテ ベッキオ』2,300件目『銀座 しのはら』ときまして、2,399件目には京都の老舗旅館『柊家旅館』さんをもってきました(`・ω・´)ゞ
こちらは『俵屋旅館』さん、『炭屋旅館』さんと並んで京都三大旅館、御三家と称されている旅館なのです。
私はこの御三家にはずっと泊まってみたいと思いつつ、これまでの京都遠征ではビジネスホテルに宿泊してきました(〃´∪`〃)ゞ
といいますのも、この京都という地は魅力的なお店があまりにも多すぎ、温泉地などでは外出せずに旅館でゆっくりするのを好む私でさえ、許される深夜ギリギリまで外にいたいと思わされるからでありました(苦笑)
その場合、素泊まりの方がなにかと都合がよいですからねぇ(;^ω^)
今回の遠征では、日頃よりお世話になっている方に貴重なお店での食事の場を用意していただきましたこともあり、その日はいつものようにビジホ泊まりとしましたが、もう1泊については、念願の京都旅館デビューをしようと決意するに至りました<(`^´)>
そして、予約をしましたのが1泊55,000円強と奮発した今回の柊家旅館 さんなのでした。
ロケーションとしましては、京都市営地下鉄の京都市役所前駅からすぐのところに、前述の俵屋旅館さんと向かい合わせに並んでいました。
その外観、とくに数寄屋造りの本館は老舗の風格に溢れていましたΣ(・ω・ノ)ノ!
創業は文政元年、なんと1818年といいますから驚きです(;゚Д゚)
中に入りますと、なんとも心地の良いお迎えをしていただきました。
早速、2階のお部屋へと案内をしていただきました。
素敵な坪庭がある客室はとても落ち着く佇まい、浴衣やアメニティなどところどころに柊の葉がデザインされており、ディズニーランドの"隠れミッキー"を探すような気分で探しました(笑)
そうしていますと、仲居さんが抹茶を運んできてくださいました。
なんとも京都らしいですねぇ(*´ω`*)
部屋で少し寛いだ後、時間でお願いしてありましたお風呂へ。
檜の香るお風呂はそんなに広くはないですが、1人の私には勿論、充分すぎでした(笑)
京都市中ですから、当然、温泉ではありませんが、このお風呂はなんとも心地がよかったのでした(^◇^)
そしてお楽しみの夕食は部屋にご用意いただきました。
京都地ビールのかるおす(ケルシュタイプ)1,100円と宿の名を冠しました冷酒の柊家(吟醸酒・伏見の月桂冠)1,270円を飲みながら、この日いただきましたのは、
①食前酒
重陽菊酒
菊の花びらを浮かべたお酒、この時期に菊をいただくのは重陽という邪気を払う伝統行事なのだそうですが、まったく知りませんでした(;^_^A
②先付
帆立貝柱煮 海老 白舞茸 小芋 いんげん いくら 黄菊花 もって菊
胡麻豆腐 焼き雲丹 銀杏 くこの実 山葵 旨出汁
こちらにも邪気を払う菊花が使われていました。
なんとも美しい器、そしてその器を美しい所作で扱う素敵な仲居さん、京都の方かと思いきや長野の方でした(⋈◍>◡<◍)。✧♡
胡麻豆腐のやさしい味わいに京都らしさを感じました。
③椀
蟹真丈 もろへいや 松茸 柚子
松茸が香る上品な出汁からは、力強さも感じました(*´ω`*)
④向付
鯛 鮪 剣先烏賊 縞鯵 あしらい 山葵
南瓜であしらったイチョウが秋らしさを演出してくれていました。
鯛は明石のものでしょうか、歯ごたえと旨味が絶品でした(=゚ω゚)ノ
剣先烏賊のねっとしとした食感と甘みもたまりませんね。
それとあしらいの青のりがまた美味しかったです(笑)
⑤八寸
かます焼き目寿司 秋刀魚蒲焼き 車海老艶煮 新銀杏近江蒟蒻松葉刺し 鱧ざく胡瓜生姜 鴨松風焼き 紫ずきん
桜と栗の葉をひいた、美しい盛り付けの八寸。
とくに気にいりましたのは、香ばしいかますの寿司(^^♪
秋刀魚や銀杏は秋の訪れを感じさせてくれました。
紫ずきんいう枝豆も旨味が強かったです。
⑥焼肴
鰆味噌幽庵焼き 焼き平茸 蓮根梅酢漬け 菊花 柚子
焼き物は鰆、皮目はパリッと身はふっくらジューシー、味噌の風味がたまりませんね(*^^)v
平茸というキノコも美味でした。
⑦炊合せ
茄子揚げ浸し 牛肉 万願寺唐辛子 人参 針生姜 木の芽
この日の『オルト』さんのランチで何種類も食した茄子でしたが、こちらの揚げ浸しも絶品でした(^◇^)
⑧揚げ物
鱧玄米香煎揚げ 椎茸 茗荷 赤ぴーまん 天出汁 塩
揚げ物でも京都らしい鱧をいただけました。
こちらは香ばしい揚げ物として変化していました('◇')ゞ
⑨留椀
赤だし 生湯葉 芋茎 水菜
おかわりしたいくらいの美味しい赤だしでした(*´▽`*)
⑩御飯
とうもろこし御飯 一休昆布 (新潟県魚沼産こしひかり)
とうもろこしの甘みがこしひかりにもうつった、美味しい御飯でしたヾ(≧▽≦)ノ
⑪香の物
赤紫蘇大根 茄子しば漬け 胡瓜糠漬け
とくに胡瓜が美味でした。
⑫水物
早生みかん 梨 巨峰 桃ゼリー みんと
美味しいフルーツたちでした。
部屋食なのでテレビを見ながら、寛いだ食事となりました。
こんな素敵な京都の老舗旅館、とはいえWi-Fiもしっかり使えました(笑)
気がついたら、布団の上で倒れ込んでしまっていました(˘ω˘)
今年1月の食べログの仕様変更以降、昼と夜の合体レビューがあげられなくなったので、朝食以降のことは再訪レビューとすることとして、おやすみなさーいm(__)m
食前酒と先付
先付
食前酒と先付
先付
重陽菊酒
食前酒と先付
柊の葉
京都地ビールかるおす
京都地ビールかるおす
椀
碗
椀
椀
椀
向付
向付
向付
向付
冷酒の柊家(吟醸酒・伏見の月桂冠)
冷酒の柊家(吟醸酒・伏見の月桂冠)
八寸
八寸
八寸
八寸
焼肴
焼肴
焼肴
焼肴
炊合せ
炊合せ
炊合せ
炊合せ
揚げ物
揚げ物
揚げ物
揚げ物
御飯、留椀、香の物
御飯、留椀、香の物
御飯、留椀、香の物
御飯
留椀
香の物
水物
2019/01/25 更新
2017年9月
朝食以降は再訪レビューとさせていただきましたm(__)m
写真は前回のレビューにすべてアップ済みです(`・ω・´)ゞ
朝、フカフカの布団で目覚めた私、お願いしてありました朝風呂へと向かいました。
昨夕と同じ、檜の香るお風呂で体を眠りから覚めさせました。
部屋に戻り、しばらくしますと仲居さんが目覚めのお茶と梅干しを運んできてくださいました。
朝の梅干し、シャキッとしました(笑)
そして部屋食にて、お楽しみの朝食がスタート。
お櫃の御飯、赤だしはしじみとしめじ、三つ葉と贅沢感がありました(*´▽`*)
おかずは干したササガレイの焼物、焼き明太子、蒲鉾、ちりめん山椒、サラダ、治部煮風の煮物、お浸し、だし巻き、香の物、ジュースなどと充実しておりました(*´ω`*)
ササガレイには笹の葉がひいてあったり、随所に京都らしさを感じました。
このササガレイは見事に旨味が凝縮していて、これだけで御飯1膳はイケましたヾ(≧▽≦)ノ
こうしてお櫃の御飯、すべてを平らげさせていただきました<(`^´)>
朝食の後はチェックアウト時間のギリギリまで、のんびりと寛がせていただきました。
チェックアウトの際は趣きのある玄関で記念写真を撮っていただきました。
そして私が角を曲がるまでの間、ずっと心のこもったお見送りをしていだきました。
夕方になり、預かっていただいていた荷物を受け取りに行きました。
その際、図々しくも、スマホの充電をお願いしましたところ、快くさせてくださいました。
さらに通していただいた、その場所は滞在中は用事のなかった大広間。
こちらで素敵な庭を眺めつつ、お茶とお菓子までだしていただいて、しばし休憩させていだたきましたm(__)m
そして御礼を申し上げて、立ち去る際にもご丁寧なお見送りをしてくださいました。
本当にありがとうございましたm(__)m
また泊まりに来れたら幸せだなあと思う、素敵な宿でした。