『食べる姿勢の話』サルピル・マンダさんの日記

毎日投稿をするようになって、どのくらい経ったでしょうか・・・
最近は余裕が無くなってきて、綱渡り状態です。・・いや、件数の在庫はあるのですがちゃんと校正を出来ず、ただでさえいい加減な文なのですが、更に読みにくいまま投稿してしまう・・・そんな感じになってきました。まっ、自己満足の世界ですけどね・・・

さて、日記の方です。月一ペースでセッセと勝手な個人的思いを投稿しています。今回は「食べる姿勢」について考えてみました。


料理に対する思いと言うのは人によって違います。仕事優先・・・少なくとも、食べ物より優先する物があり、例え食に興味があったとしても、時間を割けない・好きな物を食べられないという事情があると思います。

身近にも、電話がかかってきたら食事中でも電話対応し、食べていた物はどんどん冷めて行く・・・何か用事があるから、電話がかかってきているのですから、応対するのは良い事と思いますが、食を中心に考えるとベストな状態がどんどん失われていってしまう・・・

また、先日定食屋で注文しその間に新聞を読んでいる方がいました・・・提供されても、読み続ける・・・たぶんですが５分ほどしてからようやく箸に手をつける・・・？？？

食中心の私には、到底理解できない光景に出合いました。ラーメンなどで猫舌でしばらく待つ・・・と言うのもあるような気がしますが、定食です。食べられるでしょう？
私の方が不思議なのでしょうか？人それぞれだよと言えばそれまでですが、電話中でもないのだから、一口目だけでも出来立てを食べたほうがずいぶん印象が違うと思うのですが（その料理に対しても、周りの人の目にしても）・・・

食べると言う行為に特別な幸福感も感情もない人だったのかもしれません。

逆にどんなものでも口に入れるものには考えを持って頬張りたいと思う私の方が特殊なのかもしれないですね。


食に興味が無い人って普通に幾らでもいると思います。錠剤で過ごしたいとか、寝ている間に勝手にエネルギーを補充したいとか、２・３種類くらいの料理のローテーションで十分とか・・・

私からは考えられない！と言おうと思ったのですが、よくよく考えると・・・

・朝食は全然食べない
・自炊ももてなす相手がいないと、ほとんど同じ料理でも気にならない（好物の食材でいくつかのパターンさえあればそれで十分）
・人よりジャンジャン香辛料をかけている。

そんな事が思い当たります。
朝飯は時間が無いと言うのもありますが、空腹を感じない事もそうですし、酒に繋がらない食事に時間を使う気がしない・・・
ここから、おそらくですが、食事に興味が無い人はお酒が飲めない方が多いのではないでしょうか？もしくはお酒を飲む時は一切つまみを食べない人。そのどちらかなのではと思います。

少ない数の料理のバリエーションで全然問題ないと言うのも、自炊では献立を考えたり、買った食材の在庫管理や調味料の補充、食後の洗い物など色々頭を使うことが多く・時間がとられることが原因なのかもしれません。
手慣れた料理であれば、工夫をしなくても手なりで料理が出来たり、コンビニや宅配で済ませば後片付けしなくて済んだりして、好きなことに時間が割ける・・・と思います。

私は調理は好きなのですが、工夫はやはり相手があってのことで、相手（友人や家族・子供）を思い、初めて思考力が上がり工夫が生まれるんだなと思います。
一人でのんびり過ごす休日などは、確かにお酒に合えば繰り返しても気にならないと思っている私がいるような気がします。（それでも、人より食に欲があるから、同じものを食べても飽きが来るのが早いかもです）

やはり、推論ですが食事に時間を使うくらいなら、他の事に時間を使いたいと言う人がこのような楽な食事でいいやと考えるのかもしれません。私も、他にしたい事がある時は料理は簡単に済ませちゃいますし・・・
よって、導き出すとしたら「オタクな趣味」を持つ人、もしくはナルシストは自炊や食には興味が無いのかもしれません。


もうひとつ、味覚異常と言うか出された料理に対し「マイ○○」などを持ちこみ、ジャンジャカとまぶしかける人がいると思います。他人の料理を否定する行為なのかもしれません。
正直私も昔はそうでした。タバスコ・ワサビ・胡椒・一味は人が引くくらい振りかけていましたね・・・
完全に酔っぱらった古町の夜のラーメン屋（たぶん天龍・・・すまんかったね）で、酔った勢いで、すごい量の胡椒をかけた記憶があります。すんごい眼で睨まれていました・・・

何にでもマヨネーズをかける人・タバスコ一本一食に使う人・一味をかけ過ぎ汁物が粉物になる人・・・色々原因があるようですが、脳内から麻薬的な物質が出るとか、幼少の食生活が災いし、味覚のバリエーションが少なく「うまい」と感じる味が少ないから自分でうまいと感じる味にしてしまう・・・らしいです。
私も作ってくれた人に大変失礼な行為にあたると、わかってはいますがどうしても辛味方向に味付けをしてしまいます。

私の中の線引きは、卓上に調味料があるお店では好きなように調味をするようにして、「マイ○○」とか、お店の人に持ってきてもらうようなことはしないようにしています。でも、口コミで書いちゃいますけど・・・（○○の調味料は必須です。卓上に用意願いますってね）

どうでしょうか？例えば、自分で作った料理に対し「なんか足りないなぁ・・・ごめんちょっと味付け変えていい？」「？？？いいけど・・・」
など、少し遠慮した言葉ながら了承したら、待ってましたとばかりにマヨネーズを「にゅう～」と延々絞り出されたら、別れの合図かと思わないでしょうか？もっとも、自分もマヨラーなら問題ないと思いますが・・・


食べ物以外で考えれば、奇抜な服装・メイクなどをいつもする・・・とか、どんな場所でも大声・ため口とか、何事も「度を超えた物」って、ちょっとおかしいなと思うのですが・・・テレビに出れたり、視線は集められますけどね・・・

食べ物に関しては、やはり味覚は人それぞれだと思うのですが、作った人への感謝の姿勢はあるべきだと思います。

私は「他人の手料理が食べられない」に近い状態だと思います。潔癖症のそれ（どんな手で作った料理かわからない・・・）とは違うのですが、その家庭で馴染んだ食べ物の味付けに対し、自分の好みで味付けした料理の方がうまい（と言うか自分に合っている）のは当たり前のことで、他者の味付けを「微妙・・・」と感じてしまうのは自然なことだと思うのです。気にしないで、食べる事が出来ればよいのですが、ある程度（ぶっちゃけ、もっとおいしくなるはずなのにと思える味）になると、つい思ったことが言葉や態度に出たりして、箸の出る手が鈍ってしまいます。

目の前にあるモノだけで構わない。料理に対して贅沢言うな。おいしい物を食べに行くと言う行動が考えられない・・・などひとそれぞれ色々あると思いますが、どんなものであれ食に携わる人がいる（栄養剤はうーん・・・）と思います。何も考えずにただ食べるよりは、どうやってここまで来たかを考えてみれば・・・いや、食に興味の無い人に言っても無理か・・・

興味無い物に興味を持たせる方法って、どうやるんスかね・・・

少なくとも、ここまで来た人はそんな事ない人だと思うので良いと思いますが・・・

まとまらない、散らかった内容になってしまいましたが食に対する姿勢を考えてみました。