『どこまで行くと「食いしん坊」なのでしょうか?』サルピル・マンダさんの日記

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こんな店に行ってます、はい。

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サルピル・マンダ (男性・千葉県) 認証済

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ふとそのような事を思ってしまいました・・・

西においしいと噂のお店の話を聞きつければ、イソイソと予定を組み。東に噂あれば、何とか仕事と結び付けて食べに行く・・・そんなイメージが私の中の食いしん坊のイメージです。釣りの映画の「スーさん」の釣りが食べ物になったようなものでしょうか?

では、その西と東の距離とは?その辺に食いしん坊の線引きがあるような気がします。

年齢・収入・社会的地位など色々な条件があるかと思いますが、本業より重点を置いた時点で食いしん坊なのかもしれません。

若い方などは休みの日に自分で利用できる交通手段(自転車・車・公共の交通機関など)を使い噂のお店に行ってみる・・・そのような方や昼の時間を一人で使う事が出来る人は、小走りで食べて戻って来れる距離のお店まで利用するような方が、食いしん坊なのではないでしょうか?
また、日中外回りをしているような仕事の方は、得意先がある方向においしいお店がある場合、定休日には近づかないようにしている・・・とか、アポの予定は昼飯時間を中心に考える(並んでいるお店には時間をずらして伺うので、昼過ぎ一番のアポは取らないとか?)なーんて方は立派な食いしん坊なのではないでしょうか?
となると、年齢は問わずかもですね。
あてはめてみると、私はまさしくそのような行動パターンです。あはは。

また、食費に幾ら使うかというのも基準と言うか「好きなんだな」と思われるポイントかもしれませんね。都会・都心・繁華街など住んでいるところの条件により上下しますが、昼に1000円出すのが苦にならない人(お小遣い制でも、昼飯の予算をそのぐらいにしている方)は食べる事が好きな方なのではないでしょうか?もちろん、収入による為これは平均的な収入の方のイメージですけどね。私の場合は書いている本人基準なんでなんとも言えませんが、平日昼で1000円が予算内と言うイメージです。

社会的地位で見分ける事は出来るでしょうか?私はえらくなった事もなりたいとも思わないので、想像だけですが、やはりおいしい物に目が無い事を公言しているような、おえらいサンは食べ盛りなんでしょうね。

仕事より食べることを優先する事がある人はみんなそうなんだと思います。

私の場合は東京出張があると、翌日休みとかの日程であればホテルを取り、お店を予約してしまいます。(連れにしてもらうだけど・・・)
普段の行動パターンも食いしん坊の方はあーだ、こーだと言いましたが全て私の事です・・・

仕事で外出の場合は、まずどこで何を食べるかを真っ先に考えてしまいます。

グルメとか食通とか美食家とかいろいろ受け手によっては皮肉に聞こえる言葉はありますが、私自身がそうだとは思っていないです。ただ人より「食いしん坊」で、おいしい物をなるべく食べてみたいと思っている者です。とは言えお酒がまわると、食べ物に対する態度が大きくなってしまい、手を付けないなんて事もあるかもです・・・反省です。

むかし、駅前のすし屋で尊大な握りを出す店があり、「玉(ギョク)」を頼んだですが、玉ってご飯の上に乗っているタイプしか知らなかったときに、そのまま玉子焼きだけが出された事があり、知らなかった事もあり、シャレで出したのかと思い笑ったら、板前が怒り出して嫌な思いをした店がありました。居酒屋鮨屋みたいなお店だったと記憶しているし、板前が率先して馬鹿話をするようなお店だったと思うのですが、こちらもカチンときて以降手を付けず、店を出た記憶があります。その当時は全く食べ物に興味が無かったのですが、食に興味を持ったいまはお客とお店の方は絶対に一線を越えないようにするべきと考えています。

カウンターの経験が少ない私の意見なので、かけ合いで威勢の良い言葉のキャッチボールが醍醐味なのかも知れませんが、やっぱり緊張をさせるお店は好みではないです。

とにかく、常に食べ物の事全般を考えていて、どのようなお店でもおいしい物にありつくように努力するのが「食いしん坊」なのかなと思います。

私はまだまだ未熟で、おいしい可能性があるモノより、好きなものをダメ元で頼んでしまう・・・例えば、醤油ラーメンが美味しいお店だと言うのに、味噌好きな為、あえて味噌ラーメンを注文・・・結果普通の味であまり感動をしない・・・とか、安くてうまいお店に、あまり注文の出なそうな回転率の悪い物を頼み、結果残念な印象を持つ・・・郷に入れば郷に従えじゃないですけど、時には定番の物を頼まないとなぁーと思うこともいくつかありました。冒険は二度目以降が正解ですね。

全ての価格帯の料理を愛する私には、全て平等・・・はさすがに無理ですが、どの価格帯の料理もおいしく・たのしく食べて行きたいなと思います。

食に興味が無い人は色々な事情でいらっしゃると思いますが、食に興味が無いわけではないが、あるわけでもない・・・そんな、境界線上にいる方が一人でも「こちらの世界」に来ていただけるよう、拙い文章ですが伝わるようにして行けたらなと思います。
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