1回
2019/06 訪問
名古屋は魚もすごいのか...
名古屋2日目
昼はひつまぶしでお腹いっぱいになったので、あっさりしたものをということで肉以外になった。
いくつか探してみるが、居酒屋の単価が高いところが多い気がするなと思いながら連れのリクエストは魚である。
さてどうするかと思い食べログをぽちぽちと調べると行き当たったお店。
本来はコースは頼まないことが多いけど、ここは予約時にコースがいいですよとおすすめされたため、コースにした。
よく食べれる人は5000円コースがおすすめとのこと。軽くつまむなら、3800円のコースと。
栄から歩いて行ってみる。以外と遠い。20:00と遅めの開始となった。
お店はカウンターが大きく、調理場も大きくとってある。年季の入った店である。結構ざっくりとしたお店なのかなと思っていたら、カウンターではなく奥の部屋へ。
個室、そして机と椅子、床は畳だった。落ち着く。部屋もやや薄灯りであり雰囲気もとてもいい。
静か。早速飲み物を頼み乾杯
1品目は盛り合わせ。いいです。とても。おばんざいのような始まり方。体に優しい味がした。味付けもとてもよい。
2品目は干物の炙り。最初に炭と網が出てきて何事かと思っていたら、好い加減で炙って食べてくださいと。おすすめのタイミングはそれぞれ教えてくれるので親切。どの干物も、干物とは言えないくらい肉がついていて、美味しかった。会話も飲み物も自然と弾む。
ここで生魚登場!なんと煮付けか焼きかを決めるのと、魚の種類を指定できる。選択肢数だけ考えると2×4の8通り。もちろん、おすすめの魚、調理方法まで考えると選択肢は減るが、考えるだけでも面白いもの。ワクワク感が続く。
3品目はお造り。もう、美しい。容器も盛り付けも。照明が暗めだからなのか、なおさら。味は一級品。とても美味しい。いい魚しか使っていないという感じがした。なくなるのが悲しい気持ちになるお造りもそうない。
4品目は、ここで調理された焼きないし煮付けがくるかと思いきや、天ぷら。これも、人並みですが美味しい。素材はシンプル調理もシンプル。
5品目はついに先ほど選択した魚が登場。自分は結局マスの焼き。美しい。美味しい。表現するための語彙が足りない。連れの食べた煮物は、梅が入っていて、煮付けの出汁が、めちゃくちゃに美味しかった。以外と食べたことがない味だけど、こうもうまくいくのかというお味。
6品目は香の物と汁と鯛めし。ここまで来ると完璧。ご飯の味付けもさることながら、骨の除去も完璧。
残りはおにぎりにするという粋な計らいもあり、終了。
会話も弾んだが、それ以上に食事にコメントをこんなにしながら盛り上がる会は初めてだったくらいの味だった。
おそらく1品1品はそつがないだけだと思うが、ここまで揃えて出してくると立派だった。雰囲気も落ち着いており、どんなシーンでも合うだろうな。ただ少し料理はゆっくり目かもしれないので、会話を楽しみながら待つといいかなと思います。もしかしたら向こうがコントロールしているのかもしれませんが。
いずれにしても、名古屋の人、羨ましいなぁ。名古屋といえば、うなぎとは頭の中にあったけど、魚とは思っていなかった自分にとって値段も含めて衝撃の店でした。
次回名古屋来たら、ここには絶対来るなと確信した夜だった。
本当いい店だった。
ご馳走さまでした。
2019/06/24 更新
これぞ魚による おごちそう
2019/06/24 更新