kanamilkさんが投稿した大貫(東京/富士見台)の口コミ詳細

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呑兵衛年寄りの呑み喰らい放浪記

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kanamilk (60代後半・男性・東京都) 認証済

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大貫富士見台、練馬高野台/居酒屋、釜飯

2

  • 夜の点数:4.1

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.4
      • |酒・ドリンク 3.8
2回目

2024/05 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

夜光貝だ!熊本直送の馬刺しだ!鮪のトロだ!汲み上げ湯葉だ!タラバガニの釜飯だ!

いやいや、この日ご主人から提供していただいたお任せメニューは、どうだまいったか!と言わんばかりの内容でした。

この日は西武線沿線のオジサンレビュアー4人の定例会。
今回は西武池袋線富士見台駅周辺が舞台です。

集合時間に集まったオジサンたちは、目的地である大貫に向かって出発進行。
目的地の前にあるジビエの店も幹事さんに教えてもらいながら、店の前に到着。
入口横の貼り紙に「熊本直送馬肉 霜ふり、心臓、レバ 生(刺身)で召し上がれます」と書かれていることに、早くも期待感が高まります。

この日は幹事さんが、6,000円のコース料理を予約してくれていました。
幹事さんに記録していただいたこの日のメニューは以下の通りです。

◯特別メニュー 海鮮サラダ
 夜光貝、あさり、ムール貝、ベビー帆立、わかめ、たまねぎスライス、
 ミニトマト、レモン、パセリ
◯ニラの巣篭もり 
 鶏卵黄身 甘味はみりんで味付け
◯刺身盛り合わせ
 北海道 つぶ貝
 青森 本鮪とろ 
 青森 本鮪上赤身
 宮城 地たこ
 山口 真鯛柚子〆
◯汲み湯葉ととうふ 
 奥多摩日原の天然水仕立て 岩塩で
◯特別メニュー 熊本直送馬肉盛り合わせ
 手前正面から時計回りで、心臓 レバー 霜降り 霜降り 
 中央 極上霜降り

◯特別メニュー たらばがにの釜飯 赤味噌の味噌汁
◯焙じ茶アイスと抹茶アイスの盛り合わせ

スタートからいきなり夜光貝ですよ。
夜光貝ってサザエみたいな貝なんですが、その大きさは巨大。
30センチ近くありそうです。
もちろん食べるのは初めて。
こんな珍しい貝がいきなり出て来るとは、ご主人この日は気合入りまくりです。
夜光貝の身はコリコリ。
確かに大きなサザエを食べているみたいな感じです。

その他の貝もてんこ盛り状態。
サラダというより貝の刺身の盛り合わせ大会のような雰囲気。
これだけで、最初のビールがなくなってしまいました。

飲み物を日本酒に替えたところに出てきたのは、ニラの巣篭もり。 
軽く茹でたニラの真ん中に鶏卵黄身を落としたもの。
煮切り酒と甘味はみりんで味付けされています。
これはちょうどいい箸休め。

さらにやってきたのが、刺身盛り合わせ。
北海道のつぶ貝がコリコリしてます。
青森の本鮪とろは口の中で蕩けてしまいました。 
青森の本鮪上赤身には、赤身とはいえ適度な脂がのり、なんと言ってもこの旨味がたまりません。
宮城の地たこは、噛んでいくほどにたこの旨味がジワジワと口の中に広がります。
山口の真鯛柚子〆は柚子の風味がほんのりして、白身の旨味がこれまた美味い。
この刺身を、豊能海土佐の夏純吟で流すのは幸せそのものです。

続いて出していただいたのは、汲み湯葉ととうふ。 
ご主人がわざわざ奥多摩日原まで天然水を仕汲みに行き、その天然水で仕上げたもの。
岩塩でいただきましたが、クリーミーで濃厚で甘くて、一口の充実感が他では味わったことのない仕上がり。
岩塩もご主人が自ら摺り下ろしたものだそうです。

そして、いよいよ本日の特別メニュー、熊本直送馬肉盛り合わせです。
心臓 レバー 霜降りが2種、そして極上霜降り。
馬肉のレバーは初めてです。
「馬肉は開けてみないと内臓が食べられるか分からないんですよ」とご主人。
この日はちょうどいいものが手に入ったのだそうです。
このレーバー、濃厚そのもの。
それでいてまったく臭みがなく、適度な弾力感。
これは滅多に経験できるもんじゃありません。
心臓はコリコリ感があって旨味もしっかり。
霜降りの美味さと来たら、これはもう文句ありませんという味。
特に極上霜降りは脂がさっぱりしてしかも甘みがあり、産地直送でなければ味わえない美味さ。

広島の雨後の月涼風純米吟醸でさわやかに流させていただきました。

この店のウリ物の一つは、釜飯。
前回は、地鶏の釜飯と海鮮の釜飯をいただいたのですが、今回はなんと豪華にたらばがにの釜飯。 赤味噌の味噌汁付です。
かなり贅沢な味。
カニはやっぱり美味いです。
おこげにもしっかり味が染み込んで、これまた幸せ気分。

デザートには焙じ茶アイスと抹茶アイスの盛り合わせ。
これもご主人の自作。
こんなものまで手づくりしちゃうとは、ご主人なかなか手練れの技の持ち主。
吉田類さんもやってくるわけです。

酒もしっかり飲んで、この日の勘定は一人10,000円。
これって、原価割れしないのかなぁと心配になってしまうお値段。
ご主人は、予約なので自分の好きなものが作れたと涼しい顔だったそうです。

  • 海鮮サラダ

  • ニラの巣ごもり

  • 刺身盛り合わせ

  • 熊本直送馬刺しの盛り合わせ

  • 汲み上げ湯葉と豆腐

  • タラバガニの釜飯

  • ほうじ茶と抹茶のアイス

2024/06/10 更新

1回目

2014/03 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

こういう店が隠れた名店というのでしょう。

この日は富士見台オフ会。
富士見台を知り尽くした幹事さんが一次会に選んでいただいたのがこの店です。
外観はどこにでもありそうな居酒屋の風情。
しかし、この店の実力は、まさに能ある鷹は爪を隠すという典型。
店は狭くとも、料理の豊富さ味わい深さは、地元の方にご案内いただかないと一見ではなかなか見つけられない店。

まず我々が店に入ると、6,000円相当のお刺身盛り合わせ(高知産春鯛、三陸産生牡蠣、青森産するめいか、北海道産まだらの白子、勝浦産さざえ)がテーブルの上でお出迎え。
やや小さめではありましたが、三陸の牡蠣が復活してきたのが嬉しいですね。
春鯛はあっさりした白身の旨味も有り、するめいかは分厚く甘く、白子はまったり濃厚で量もどっさり、さざえはコリコリでいずれも申し分なし。
お通し(菜の花の辛子和え、にしん麹漬け)とともに日本酒を進ませてくれる料理でした。
またにしんの麹漬けの加減がこれまた笑てしまうくらい日本酒に合います。

日本酒は種類は多くないですが、なかなかいいものが揃えてあります。
ご主人が「いい酒が入ったんです」と紹介していただいたのは、亀甲花菱の純米生原酒。
切れ味と旨味の日本酒。ほんのり酸味がいい感じです。
この他、この日いただいたのは、磯自慢、楯野川、開運といったところをみなさんとシェアしつついただきました。

そんな日本酒を楽しみながらさらに料理は続きます。
サービスで出していただいた自家製はんぺんは、口の中に入れるとふわっと溶けてしまうメレンゲのような食感。
その後に魚の旨味だけが口の中に残ります。
青森産本まぐろ大とろ(1980円)は勢いで注文した一品。
カマ下のところで脂が融けます。旨くないわけがありません。
桜海老クリームコロッケ(550円)は海老の風味が香るコロッケ。
地鶏野菜朴葉焼き(800円)は、日本酒がさらに進む危険な肴です。
それになんか写真には煮込みが写ってますが、日本酒が進みすぎてきっと一気に食べてしまったものと思います(笑)。

さて、この店のメインの一つが釜飯。
この日はもう一軒主力級の店にご案内いただくことになっていたので、5人で2つの釜飯をシェアする作戦としました。
一つは、地鶏とごぼうの釜飯(850円)。
もう一つは、ご主人にお任せでお願いした釜飯(あさり、牡蠣、海老、鶉卵、にんじんなど)。
こちらのお値段は不明です。
どちらも出汁がよく効いて美味いです。
おこげもあって香ばしい。
特にお任せで作っていただいた方は、いろいろな具材の旨味がご飯に染み込んで、この後がなければ全部一人で食べてしまいたくなる旨さ。
釜飯メインで食事に来ても十分満足できる店ではないかと思います。

富士見台を知り尽くした幹事さんならではのオフ会会場。
ご主人は水や素材にこだわる一方創作意欲にあふれた方で、こういう店こそ隠れた名店と言えそう。
ご案内いただいた幹事さん、ご一緒いただいたみなさんには心より感謝です。

  • お任せの特製釜飯

  • 地鶏とごぼうの釜飯

  • 刺身の盛り合わせ(高知産春鯛、三陸産生牡蠣、青森産するめいか、北海道産まだらの白子、勝浦産さざえ)

  • 青森産本まぐろの大トロ

  • 地鶏野菜朴葉焼

  • 桜エビのクリームコロッケ

  • お通し(菜の花の辛子和え、にしん麹漬け)

  • 煮込み?

  • 自家製はんぺん

  • 亀甲花菱純米生原酒

  • 楯野川

  • この日の日本酒

2016/05/05 更新

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