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トレド飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂/食堂、カレー、洋食
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昼の点数:3.5
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.5
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.1
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.5
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.5
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| CP3.1
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| 酒・ドリンク- ]
ご主人は消防隊長
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オムライスカレー
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トレドライス
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トレドライスアップ
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ナポリタン
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ナポリタンには粉チーズをどさりと(笑)
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2016/05/05 更新
ある日曜日、午後からこの近くで仕事だったので、先に腹ごしらえをと思って11時半頃に来店しました。
カウンター席にはまだ誰もお客さんがいなかったのですが、奥の席からはにぎやかな声が聞こえます。
その中から厨房に戻ってこられたご主人によれば、「今日は地元商店街の消防隊の訓練の日でね。終わった後にみんなで一息入れてたんですよ。訓練たって、ホースが破れてないかとかそんな点検が主なんですけどね」とのこと。
ご主人は、地元商店街の消防隊長さんなのだそうです。
地元の皆さんからの信頼も集めるご主人は、この神楽坂で長く商売をされてきた方。
前の店が立ち退きで閉店した後、この場所に移って商売を再開され、長年続けてきた「継ぎ足しカレー」で有名な店。
いったん閉店したことで途切れたカレーは、2011年から再び作られ始めて以後継ぎ足されていると、カウンター席の前にあったメニューの中に紹介されていました。
肉は豚の肩ロースのみを使い、たくさんの野菜や果物を使ってとろみを出した「体にいいカレー」なのだそうです。
今回は、そのカレーがかかったオムライスカレー(1,000円)をオーダー。
奥様がフライパンを振って作ってくれました。
チキンライスを薄焼き卵でくるんだオムライスに件のカレーがかかっています。
チキンライスは胡椒が効いてピリッと締まった味。
卵がチキンライスの味をマイルドに包みます。
カレーは果物と野菜の甘味がよく出ている一方でスパイス感も程々。
深みとコクがあって「手づくり」という説明が本当であることを感じさせてくれます。
2度目の訪問時は、トレドライス(920円)。
創業以来のメニューの一つだそうです。
要するに他人丼。
一口大のロース肉と玉ねぎ、しめじを玉子でとじたものが丼ではなく深めのお皿に盛られたご飯の上に乗っています。
味の方は想像通り。
甘辛くて、玉子がトロリと半熟で、ややジャンキーで、1972年の創業以来ずっと支持され続けているのが分かる味でした。
玉ねぎ、人参、さつま芋が入った豚汁に漬物のセット。
豚汁がよく出汁が出ていて美味いです。
3度目はナポリタン(780円)。
カレーとトレドライスとこのナポリタンの3つが開店当時からのメニュー。
開店時はその3種だけだったのだそうです。
ベーコンやハムではなく、豚肉を使うところがこの店の特長。
ピーマン、パプリカ、玉ねぎ、しめじに豚肉。
ケチャップ味が昔懐かしさを誘う味です。
粉チーズを真冬の雪山のようにふりかけて、いただきます。
特別な味ではないんですけど、70年代の喫茶店によくあった味をベースに旨味を強くしたよう。
口の中で70年代ロックがかかりそうな味がしています。
神楽坂も再開発が所々で行われて店の入れ替わりもずいぶんありますが、ご主人は昔からの店のことももちろんご存知。
現在のこの店が入る某大学ビルの敷地にあった巴有吾有という珈琲店のこともご存知でした。
「あのご主人は土地のことでいろいろ心労があって亡くなったんだよね」
その噂は聞いてはいたのですが、そうかやっぱりと心の中で涙。
でもこの店はこれからも長くカレーが継ぎ足されることを願って、たまに来てみようと思ってます。