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昼の点数:3.4
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~¥999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 3.0
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.8
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| サービス3.0
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| 雰囲気3.5
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ]
地産池消のうどん、もっちりつるつる喉越しよしです
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季節の糧盛り(大盛り)
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2016/05/05 更新
家から石神井公園に向かう途中にあり、前から面白ろそうな店だなとは思ってました。
うどんが主食さんからも「ぜひ行ってください」とのアドバイスがありましたので、日曜日に自転車で石神井公園方面へ。ゆっくり走って家から15分ほどで到着。12時少し前の時点で10人ほどの方が店の前で行列されていました。
日曜のこの時間にしては少ないかもと思いながら待つこと約20分で店内へ。待っている間に注文を聞いてくれるので、多少でも回転が速いのかもしれません。それでも、店内の席を常に満席にはしないのですね。どうやら、うどんを湯がく時間と湯がける量の関係から、わざと満席にはせずに、ご自分たちの身の丈で美味しいタイミングでうどんを出されようとしている様子。こだわった姿勢が見られますね。
土日は、いつもは農林61号100%と、皆さんのレビューにありましたが、今回(日曜日)は、農林61号8に対して讃岐すずらん2のブレンドと、店の外に貼ってありました。
農林61号は、地元石神井の農家の瀧島さん(ちなみに練馬から武蔵野市にかけては、瀧島さんとか井口さんとか多いんです)が生産する小麦とか。昔の武蔵野はあまり水がなかったので米よりも麦や野菜の生産が多かったと、40年以上前に小学校で習った覚えが…。武蔵野から北関東にかけては、意外にうどんの文化が多く存在するのもそんな理由かもしれません。
そんな地元の粉を活用したうどんはというと、今回は季節の糧もりうどんの大盛り(850円)を注文。自転車で汗をかいたので、11月だというのに冷たいものにしました。
きれいな色したつやつやのうどん。丸香さんのうどんよりはやや硬めの歯ごたえ。しなやかでつるりと喉越しよし。歯を入れるともっちりしっかりとした弾力で、「いらっしゃい、ごゆっくりと味わっていってね」と麺が微笑んでくれているような^^;
麺は冷たくても汁は温か。甘辛く煮た豚肉とほうれん草とたっぷりのネギにごまが入った汁につけて食べ進めます。
麺は1本1本が長い! つるつるっといきたいときは、決して2本以上とらないこと。1本ずつでいかないと口の中に入りきらないことになります。
この辺りから埼玉の方はこうした肉つけうどんを時々見かけますね。店の貼り紙には、ハレの日の御馳走として糧うどんを食べていたとありますから、江戸の頃などはこうした食べ方が普通だったのでしょうね。
この辺りでも国産小麦を作る農家はほとんどなくなってしまいましたが、こうした地元の食材と文化を守っているお店には敬意を払います。うどんも美味しかったし、あの汁も後を引きそうな味でした。これからもがんばっていただきたいお店です。