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昼の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.6
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP3.6
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| 酒・ドリンク4.5 ]
香りは甘いが苦味は強力な水だしコーヒーと、柔らかな苦味の川根紅茶
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水だしコーヒー
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川根(紅茶)
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保久良ブレンド
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2016/05/05 更新
【再訪2011.07】
吉祥寺で夜の集まりの前、吉祥寺探索の途中に、井の頭公園でサトウのメンチカツを食べながら、この店の水出しコーヒーの話をすると、M氏が「気になりますねえ」とのこと。
夕方になる前に一休みということで、やってきました。
吉祥寺には数多珈琲店・喫茶店がありますが、落ち着けるという点ではこの店は5本の指に入るのではないかと思います。
M氏は迷いつつも水出しコーヒー。
最初にレビューしたようなインパクトのあるコーヒーなんですが、どうでしたでしょうね。
彼のレビューが待たれるところです。
暑い日でしたが、私は今回は川根という紅茶(600円)。
静岡県の本川根というところで採れた茶葉を使った紅茶だそうです。
多くの方はご存知だと思いますが、緑茶も紅茶も烏龍茶も元の茶葉は同じ。
その発酵の具合でそれぞれに分かれます。
そうは言っても元の葉の味は産地によって多少違いがあります。
本川根の農家の方が作る茶葉の味は、端的にいえば、柔らか、まろやか。
渋味が少なく、柔らかい苦味のある優しい味。
この店のゆったりした雰囲気にとてもよく合う紅茶でした。
なお、別の日に飲んだこの店の定番、保久良ブレンド(600円)はこんな感じのコーヒー。
紀州備長炭を使ってシティローストに焙煎してあるそうです。
保久良ブレンド(600円)は香りから楽しめるコーヒー。
カップを口に近付けると、コーヒーの香ばしくてふくよかな香りが、ふんわり気持ちよく鼻孔を刺激します。
一口飲むと際立つのは苦味。
でも優しさのあるふっくらとしたコクのある苦味です。
酸味はあまりありません。
最後までふっくらとした苦味が舌をつつんでくれます。
この店のゆったりした落ち着いた雰囲気に合わせたかのような、ゆとりを感じるコーヒーの味でした。
そうそう、水出しコーヒーは、抽出に時間がかかるため休み明けの水曜日はまだできないそうです。
【最初のレビュー2009.11】
いつもは保久良ブレンドを飲んでいるのですが、散歩人さんはじめみなさんが書かれているので、今回初めて水出しコーヒー(700円)に挑戦。
小さめのグラスの3分の1よりやや多いの程度の量の、冷たいコーヒーが運ばれてきます。
初めての方は、「たったこれだけ?」ときっと思うであろう量ですね。
でも世の中、「量より質」というものが、ちゃんとここに存在しているのです。
グラスを持って香りをかぐと、ほんのり甘いコーヒーの香り。
まさか甘いコーヒー?などと一瞬でも思った考えの甘さは、一口飲むともう完全に吹き飛ばされてしまいます。
「苦い!」かなり強烈な苦さです。
でもその苦さ、全然嫌みがないんです。ガツンと苦さを見せつけたら、さっさと足早にその姿を消してしまう潔さ。
「なんだこれは?」と思ってもう一口。やっぱり苦い、でも口の中に広がる「ふくらみ」は一体何だ。
さらにもう一口。「深い」。「濃い」。とろけるような舌ざわり。
一口ごとに、深みを増し、ふくよかになり、コクが出てくる。強烈な苦さに隠れていた、このコーヒーの底力が一口ごとにその真価を発揮する。
この強烈な苦さは、きっと飲む人に、その真価を一口ずつ見せつけるために、ガブリとすぐに飲み干せないようにしているのかも、なんてね。
10人分のコーヒー豆を使って4人分しかとれないように抽出しているのだそうです。
そりゃ濃いわけだし、苦いわけです。そしてとっても贅沢な作りなんです。
いやいや「参りました」と感服いたします。
お勘定を払って店を出て少し歩いていると、後ろからお店の奥さんが追いかけてきて、うちの奥さんの忘れもののハンカチをわざわざ届けてくれました。
美味しいコーヒーをいただいた上に、御親切にどうもありがとうございました。