kanamilkさんが投稿した手打ちそば にはち(東京/武蔵関)の口コミ詳細

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kanamilk (60代後半・男性・東京都) 認証済

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手打ちそば にはち武蔵関/そば、うどん

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.9
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2016/03 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.9
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

【再訪】シャイなご主人はそばで自己を主張する

【再訪の再訪:2016.03】
恒例のオフ会。
今回の幹事さんが選んでいただいたのはこの店。
何度か既に来ていましたが、何度来ても美味しく蕎麦屋酒が楽しめるお店。
フライングで入店されていた方々ともご挨拶してスタートは開店時間の午後6時でした。

ビールで乾杯。
お供には蕎麦味噌。
蕎麦味噌なめながらの一杯は蕎麦屋酒のスタートにふさわしいです。
わらびとゆばの煮浸し(450円)、丹波黒豆(380円)、焼なす胡麻和え(450円)も登場。
黒豆の皮に皺一つないつやつやの出来栄えがさすがです。
さっぱりしたゆばの煮浸しと、胡麻の風味が濃厚な焼なすの味が好対照。
こりゃもう日本酒にいくしかありません。

今回は、日置桜(750円)、豊盃(780円)、いづみ橋 恵(780円)、睡龍(680円)を2合ずつ。
あっ、一番旨味の強く甘味のあった豊杯は好評だったので3合飲みましたね。
いずみ橋はさっぱり系、睡龍は燗の方がよかったかもしれません。

そんなお酒が出てきてしまうと、お酒の飲めない幹事さんはすかさず、玉子焼(780円)、わさび芋(400円)、鴨焼(1200円)を追加投入。
玉子焼きは、いつもながらかえしの味を効かせて甘味のある仕上がり。
これ、酒がさらに進んでしまう危険な味なのです。

〆の第一弾は、田舎(930円)を2人前。
田舎にしてはちょっとスリムかもしれませんが、そこは十割の蕎麦だけに蕎麦の風味はかなりしっかりしたもの。
コシもあって、スリム感ゆえか喉ごしのいいところも特徴。
ご主人相変わらず、そばで自己主張します(^_^)/

さらにうどんも食べたいというリクエストが上って、うどんもり(730円)を2人前追加。
色白の艶やかで喉ごしのいいうどん。
小麦の風味が香り、これまたご主人はうどんでも自己を主張します(^^)v
うどんとそばのつゆが違うところもこの店の仕事の丁寧さを物語ります。
蕎麦つゆの方が濃いめのしっかりした味、うどんのつゆの方がやや甘く、出汁の味を感じる仕上がりのように思いました。

そしてこのうどんがさらに我々の食欲に火をつける結果に。
やっぱり細打ちが食べたいという声が上がり、もり(880円)を2人前再追加。
こちらも十割なので蕎麦の風味はしっかり。
食べ応えのある味わいでしたが、勢いづいた我々7人の胃袋に難なく収まってご馳走さまでした。

けっこう飲んだのに、一人3,300円の勘定は、えっいいの?という感じです。

ご主人の丁寧なお仕事はますますその主張に磨きがかかっていると思います。
そぅいえば、この日はお嬢ちゃんがお店にきていました。
私が初めてこの店に来たときは、まだ奥さんのお腹の中にいたのに、ずいぶん大きく成長されていました。
お子さんの成長と共にご主人の腕前も成長されているということなのでしょう。
これからも蕎麦屋酒を楽しみたい一軒です。

そして幹事さん、ご参加のみなさんご一緒させていただいてありがとうございました。
3種類の麺が同時に味わえて充実したオフ会でした。


【再再訪2013.12】
メキシコ料理を10人でいただいた後、まだ時間のあるメンバーはコロタンさんのご案内で喫茶店で一休み。
すると時間は5時を回る頃となりました。
すでにラーメンと餃子を食べた方や家庭のご都合のある方とはそこで別れ、残った3人で「蕎麦屋で一杯」ということでこの店にやってきました。

昼間の店とは打って変わって和の空間。
いずみ橋や豊杯といった日本酒をいただきながら、店内の短冊に書いてあった、「浸し鞍掛豆」、「ゆばと白菜の酢味噌和え」、「栗の渋皮煮」、「大根しょうゆ漬け」、「焼き茄子胡麻和え」といったところをアテにいただきました。
浸し豆は東北の料理ですが、今回の鞍掛豆というのはなかなか珍しい豆だそうで、皮の模様が馬に鞍を掛けたように見える(みたいです)ので「鞍掛豆」というのだそうです。
豆の味がしっかりしてます。
栗の渋皮煮は、栗の甘味がさっぱり上品で甘くても酒のお供になる一品。
これらは常備菜的に作られているようで、注文するとすぐ出していただいたのですが、いずれもきちんと手をかけている一品で一同納得の出来栄えでした。

玉子焼きの味も相変わらず。
だし巻ではなく、甘めでかえしの味のしっかりした蕎麦屋の玉子焼き。

〆は三者三様。
もり蕎麦の方、かけそば、かけうどんの方、それぞれの好み。
いつももり蕎麦ばかりだったので、今回はかけそば。
最後までコシがしっかりしているのがさすがの蕎麦。

シャイなご主人は今回も奥で料理に専念。
でもやっぱり蕎麦と料理できちんと自分の存在を主張されています。
今回もご主人の腕前をしっかり堪能させていただいて、一同満足して店を後にしたのでした。
ご一緒させていただいたみなさんお疲れさまでした。


【再訪2010.11】
やはりここの蕎麦は美味しいです。
今は新そばの季節。
甘味があって、香りがあって、そばつゆなしで半分ぐらいそのままか薬味の辛み大根と一緒に食べてしまいます。
もちろんこちらのそばつゆは、力強さがあって美味しいですよ。
今回は冷酒で、アテにはささみと三つ葉の胡麻和え。
あっさりしたささみがお酒を引き立てます。

そして、今回もう一つ食べてみたのが、うどん。
蕎麦と同様にご主人の手打ちです。
ツヤのいいピカピカのうどん。
喉越しもツルツルで、まるで抵抗感なくお腹に収まります。
上州の地粉を使っているそうで、ご主人の修業された先が、水沢うどんを作る店だったので、そのやり方を踏襲しているのだそうです。
蕎麦同様に、うどんもご主人の気持ちが込められている美味しいうどんでした。
ちなみに、うどんのつゆはもちろん蕎麦のつゆとは違います。
うどんのつゆの方があっさりさっぱりした味になっています。


【最初のレビュー2009.12】
故杉浦日向子さんが、ソ連のみなさんと訪れたことを著書にも記している店の一つが、この「にはち」。
シャイなご主人と奥さんのお二人で(今日は奥さんがおらずアルバイトの方でした)やっているお店です。

こちらに夜来ると、いつも焼酎のそば湯割りからいただきます。
そば湯は粉を溶かして作ってくれるので、濃厚タイプ。大きな土瓶に入って出てきます。
ちなみに今回のそば粉は、常陸秋そばです。
焼酎はそば焼酎。これはとっくりに入って登場です。
最近は夜は冷えるので、熱いそば湯で割る焼酎は体が温まります。まあ体内にガソリン入れて中で燃やしてるようなもんですからね^^;

焼酎を注文すると、ちょっぴりのそば味噌が付いてくるのですが、ここはやっぱりもっとたくさん食べたいので、改めてそば味噌を注文。
この店はそば味噌は焼かずに小さなお皿に盛って出してきます。胡桃(?)が入った甘辛い、やや辛口のそば味噌は、焼酎と相性がピッタリです。

さらにここで、白菜と湯葉の酢みそ和えも注文してしまします。
こちらは定番のおつまみに加えて、季節ごとのおつまみも何品か用意しています。
牡蠣の天ぷらもあったのですが、お値段の点もありこちらに^^;
湯がいて水分を絞った白菜と戻した湯葉が酢味噌に絡まって美味しいです。白菜のザクっとした食感と、湯葉のちょっと噛みごたえのある食感が混じって面白いつまみです。

焼酎をもう一杯追加して玉子焼きを注文。
少し甘めで濃いめの味付けの玉子焼きは、焼酎をきっちり受け止める力強さがあります。

だいぶ体もガソリンが入って温まったところで、締めのもりそばへ。
こちらは十割そばです。
十割なのでそばの風味が強いです。やや甘い香りの風味とコク。細打ちタイプなので、もちろんすっと口の中へ入っていくのですが、食べ応えがあります。量は多くありませんが、そばがちゃんと存在を主張しているという食べ応えです。
また、つゆが力強いです。枕崎産の本枯節を使ったというつゆはかなり濃口。
半分かできれば3分の1ぐらいつけて食べるとそばの味を立たせてくれる、できた女房といった趣。
そばを食べ終わってそば湯で割っても美味しいですね。

美味しいですね、とご主人に言うと恥ずかしそうに「そうですかありがとうございます」と控えめのお答。でもそんなシャイなご主人のそばはしっかりと自己主張してくれてます。

  • もりそば

  • うどん

  • 田舎蕎麦

  • そばつゆ

  • 丹波の黒豆

  • 焼なす胡麻和え

  • 玉子焼き

  • わらびとゆばの煮浸し

  • 鴨焼

  • ビールにそば味噌

  • 蕎麦湯

  • 日置桜

  • もりそば

  • かけそば

  • かけうどん

  • ゆばと白菜の酢味噌和え

  • 大根のしょうゆ漬け

  • 栗渋皮煮

  • 浸し鞍掛豆

  • 焼き茄子胡麻和え

  • 玉子焼き

  • 蕎麦湯

  • そばみそ

  • いずみ橋

  • 豊杯

  • もりそば(十割そば)

  • そばみそ

  • 玉子焼き

  • 白菜と湯葉の酢みそ和え

  • 焼酎のそば湯割り

  • そば湯の土瓶

  • うどんもり

  • ささみと三つ葉の胡麻和え

  • 冷酒

2016/05/05 更新

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