kanamilkさんが投稿した神楽坂 大川や(東京/神楽坂)の口コミ詳細

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呑兵衛年寄りの呑み喰らい放浪記

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kanamilk (60代後半・男性・東京都) 認証済

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神楽坂 大川や神楽坂、牛込神楽坂、江戸川橋/そば、天ぷら

1

  • 昼の点数:4.1

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2022/04 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

落ち着いて昼の蕎麦屋酒が楽しめる

名前はよく聞いていたのですが、一度予約の電話をしたら満席で、これまで入ったことのなかった店。
今回は、この店を良く知るマイフォロワーさんに連れてきてもらいました。
いつもお世話になっております。

昼は予約の受付はしないということなので、11時30分の開店時間に合わせて集合。
10分前に到着したのですが、すぐに後に並ぶ方がいらっしゃるくらい昼間でも人気のようです。

時間通りに暖簾がかけられ、靴を脱いで入店。
手を消毒してから、ご主人のお仕事ぶりが見えるカウンター席に座りました。
席は二人分ずつアクリル板で仕切られています。

マイフォロワーさんはご常連さんなので、ご主人とは親しい間柄。
ビールを一本注文すると、「ではまず適当に見繕って3品ほどお出ししましょうか」と仰っていただきました。
事前に「飲むよ」とマイフォロワーさんから連絡しておいていただいたお陰です。

ビールで乾杯した後に出てきたのは、モロッコ隠元の胡麻和え。
隠元のシャクっとした歯ごたえと、黒ゴマのコクがよく合います。

続いて山東菜おひたし。
白菜と小松菜の間のような味の野菜。
その野菜を煮込んだ出汁がいい味を出しています。

3品目は、ホタルイカの酢味噌和え。
ホタルイカの目はちゃんと取られている、きちんとしたお仕事ぶり。
プリプリです。
少し甘めの酢味噌。
添えられている野菜は、きゅうりとウドです。

この3品の途中で、ビールはもう一本追加したにも関わらずすでに蒸発。
酒に切り替えて、三千盛純米大吟醸をいただきました。
程よい酸味があり、旨味も効いているのでご主人の料理に合わせるには持って来いの酒。

続いての料理は鳥わさ。
湯引きされたささみの鶏肉の色が鮮やか。
柔らかな弾力で甘みのある鶏肉。
山葵と醤油をつけるとさらに旨味が増してきます。

玉子焼きも注文したのですが、あまりの出来栄えのきれいさに目を奪われて写真を撮り忘れました。
焦げ目のないきれいな色の出し巻きです。

合わせたのはくどき上手純米大吟醸。
トロンとした甘みがありながらも後味はすっきり。
鶏肉の旨味に対抗できる飲みごたえの酒です。

天ぷらも食べたいですね、ということで「お昼の天付」そばの中から、穴子と春野菜の天せいろに海老と春野菜の天せいろを天先で注文。
自分の担当は穴子と春野菜。
ふわっと揚がった穴子が美味しいです。
春野菜は、タラの芽に蕗の薹、筍。
ほろ苦さや甘さなどそれぞれの野菜の特色を生かした天ぷら。
季節を感じる仕事です。

合わせたのは、春霞純米。
ラベルに花が描かれ、春らしさを演出しています。
しかし、酒の味はけっして出しゃばらずに、料理の引きたて役に留まる分をわきまえた酒。

これだけ蕎麦前を楽しむと、そろそろ〆の蕎麦かと思いきや、2人とも「もう一杯だけいきますか」と春の陽気に後押しされてしまいました。
追加した酒は、土田純米吟醸。
土田酒造は全量生酛造りの蔵で、この酒もしっかりした旨味の飲みごたえのある酒。

合わせた肴は桜海老入りの卯の花。
桜海老の甘味と香ばしさが存分に発揮された卯の花。
これを土田で流して蕎麦前終了。

いよいよ〆の蕎麦となり、まずはつゆと薬味が運ばれてきました。
山葵はもちろん本山葵。
つゆは出汁が上品で、かえしとのバランスがいいもの。
せいろは笊盛で出てきました。
星も所々に見える細打ちの蕎麦。
風味もしっかりしていて、シャキッとしたコシもあり、もちろん喉越し良し。
つゆとも非常に相性がいいものでした。

この日のカウンター席は、我々と同じく一杯やっている方が多く、蕎麦だけという方は入口側のテーブル席で食事をされているようでした。
この日は全席埋まっていたようです。
みなさん飲んでいると言っても、騒がしい酔客はおらず、終始落ち着いた雰囲気。
ゆっくりと2時間ぐらいの時間を過ごすことができました。

まん防も明け、お客さんも徐々に戻りつつある様子で、ゆっくりと落ち着いて蕎麦屋酒が楽しめるのはとてもありがたいこと。
ご案内いただいたマイフォロワーさんに改めてお礼申し上げます。

  • モロッコ隠元胡麻和え

  • 山東菜おひたし

  • 卯の花

  • 鳥わさ

  • 穴子と春野菜天せいろの天先

  • 海老と春野菜天せいろの天先

  • ホタルイカの酢味噌和え

  • せいろ

  • 蕎麦湯は自然体

  • 蕎麦湯

2022/05/14 更新

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