3回
2020/06 訪問
初夏のやま岸さん
お店の前で前で
百合が押してありました
まずは胃を温めて。。
時しらずと新生姜の飯蒸し
舞鶴のとり貝
とり貝は炙って朝どれお豆の銀餡で
焼き鮎 手前は蓴菜葛そうめん
鮎 夏の大好きな食材♡
鱧
湯引きをして黄ニラと梅おろしで
金目鯛 柑橘類の入ったお醤油で
炙っているので香ばしさがあります
琵琶湖の天然鰻
白焼きで
焼き賀茂茄子 おかかと醤油で
小樽の天然雲丹
名物 雲丹ドックドック
冷たい飛竜頭飛竜頭
鱧ザクの和え物
ご飯の供
煮えばな
香の物
紫陽花まんじゅう
ここからはカウンター内で・・
葛で包んでラップで巻き冷やします・・
蛍籠に入れて登場
涼やか~♪
透明感のあるお菓子になりました
お抹茶
木の芽アイス
2020/08/21 更新
2020/01 訪問
スペシャルな新年会
今回の京都行きを決めたのはこちらで行われる新年会に参加するため。
2年半ぶりに伺うことになりました^^
前回伺ったのはやはりオフ会で・・だったのですが、当時はまだお店が立ちあがって数カ月。
予約も取れましたし、食べログの点数も3点台半ば程で、口コミ件数も数件でしたが
素晴らしいお料理と居心地の良さが印象的で、ご一緒したレビュアーさまとも
「すっごく良かったですよね~」「きっとすぐに予約が取れなくなりそうですね」と話していましたが
正にその通りで あれよあれよという間に押しも押されぬ人気店となり予約は超~困難となりました。
そんなやま岸さんで今回は貸切のスペシャルな蟹を頂く新年会という事で
お食事代は税・サービス料込33000円。
お店に入るとカウンターの上に緑の陶器がずらり。
これ「手あぶり」だそうで、手をかざして暖をとるものです。
「火傷するので絶対に触れないで下さい」と案内がありました。
入口近くのお席で少しひんやりしていたのですが
やま岸さんがすぐに気付いて下さって、会がお開きになるまでずっとカウンターに
置いておいて下さいましたが、これ優秀で最後まで手をかざすと暖かかったです!
まず最初に頂いたのは 松の実の入った梅昆布茶。
こちらもほっくり温まります。
それでは・・・以下が当日のお料理の内容です
(段々忘れっぽくなってきたので今回はメモ取りました)
*1月(お正月)のお料理 祝3種(数の子・田作り・叩き牛蒡)なまこ・このわた・長芋、黒豆
お節料理に入る祝3種と黒豆ですが、当たり前だけど全っ然違う~!
なまこ・このわた・長芋の和え物は日本酒止まらなくなっちゃいますね。
*鼈でとったお出汁の白味噌のお雑煮
この時期、京都を訪れると白味噌の京のお雑煮が頂けるのが嬉しい♫
鼈でお出汁をとって一味違う やま岸さんのお雑煮、柔らかなお餅も印象的でした^^
*自家製唐墨 どんこ 伊勢海老を乗せたにえばなの飯蒸し
冬の京都の飯蒸し とても美味しく大好きですが、やま岸さんが作るとこんなに豪華♡
*焼きもろこ
香ばしく焼き上げられたもろこは塩加減が抜群!臭みも全く無く、もっと食べたい~!
*京の朝どれ丸大根 1番出汁(鰹・昆布のみ、加調ナシ)
これは。。。お隣のお友達と思わず唸っちゃいました(笑)
お出汁だけで何も調味料を加えなくても こんなにも味わい深いんですね~。
大根にしっかり染み込んでいるんですが、歯ごたえがしっかり残っていて美味しい。
*河豚 おろしポン酢 白子(温)
厚めに切った河豚は食感を楽しみながら旨味を感じます。添えられた海苔が良いお仕事してます^^
白子は対照的に柔らかで温かで。その対比も面白いですね。
*浜坂の松葉蟹 焼き蟹(2本)まず1本供され、食べ終えた後2本目を頂きました。
美味しくない訳がない(笑)
ちゃんと切れ目が入っていますが、配されてから「しましょうか?」とやま岸さんが
パカッと開いて下さいました。
*蟹味噌の汁仕立て
大きな蟹の甲羅を器に蟹味噌をベースにしたスープに蟹の身をほぐしてたっぷり加えています。
1年分の蟹を頂いたような満足感(笑)
*アマダイとかぶらのお寿司
脂の乗ったアマダイに合わせた蕪が美味しくて・・・もちろんアマダイが主役ですが、蕪も素晴らしい。
*雲丹ドック
やま岸さんと言えば・・の雲丹ドックが代名詞のようになっていますが
みなさん待ちに待った!という感じで(笑)
こちらの雲丹ホントに甘くて嫌なにおいが一切ない極上の雲丹を使っていらっしゃって
舎利と海苔とのバランスが抜群!
*海老芋の蜂蜜かけ
海老芋はてっきりお塩が掛かっているものと思いきや
ちょっと大学芋をイメージしまして・・と蜂蜜と白ごまで。
ほんのりとした甘味で美味しいですね~。
*全て京都産 熊と芹とクレソンの鍋仕立て
熊のお肉の甘さと芹とクレソンの少しクセのある香りがよく合います^^
*3種のご飯のお供
白いご飯と3種類のお供、美味しくない訳がない。
*和歌山のみかん 手絞りジュース
これもみかんの香り・甘さがぎゅっと凝縮されていて もっと飲みたい(笑)
*炙り最中 お薄
〆のお菓子と美味しいお薄を頂いて大満足~♡
最初から最後までやま岸さんのお料理を堪能させて頂きました。
私はアルコールが頂けませんので、ドリンクはジンジャエールとウーロン茶を頂いて34500円。
大満足です!
「美味しい」という表現はレビューとしてはどうなんだろう・・と思うのですが
1品1品頂くたびに「うぁ~!美味しいわぁ」「凄いね」と目を丸くしてお隣の方と頷きあう繰り返し(笑)
「また来たいんですけど」
「私も」
「予約お願い出来るかな?」
「う~ん・・・天からのお誘いを待ちましょう(笑)」
和やかで会話が弾む中
「次のご予約の方のお時間は?」ととうさんさまが伺うと開始時間まであと15分!
急いでお店を後にしました。
いつも素敵な会にお誘い頂き、楽しい美味しいひと時をご一緒出来る幸せ♫
きっと貸切のオフ会は店主さまとの打ち合わせからメンバーへのお声掛け、席順等々
ご苦労も多く、大変な思いをされていらっしゃると思います。
ただただ感謝しかありません。
ありがとうございます!
予約の取りやすさ - お席を持っていらっしゃる方にお誘い頂くしかないのかなと思います。
再訪度 ★★★★★
美味しく頂きました。
ご馳走さまでした~!
お店の概観
エントランス
カウンター席
手炙り 初めて見ました
おくどさん
梅こぶ茶
お正月らしいスタート
ジンジャエール
大きい~!
白味噌のお雑煮
お寿司
もろこ
美味しい~! いくらでも食べられます(笑)
生きている蟹を手早く捌いていかれます
味噌たっぷりの頭
蟹足のタワー
椀物 まる大根 お出汁のみで調味料は一切入っていません
ふく
厚めの身 海苔が良いお仕事をしています
白子
焼き蟹
食べやすいように山岸さんが割いて下さいました
この中にも蟹肉がいっぱい!
アマダイのお寿司
これもビックリするほど美味しい・・・
烏龍茶
出た~!雲丹ドック
半端なく美味しい♡
海老芋
ご飯がまた美味しい~~
ご飯のお供 3種類
ご飯に合わせてみました~
熊と芹とクレソンと。。
和歌山のみかんを絞ったジュース
炙り最中
お薄
2020/01/27 更新
2016/07 訪問
お食事会
0次会のカフェをあとにやってきたのがこちら「やま岸」さんです。
今回はみつごとうさんさまが「京都のレビューを中心にされている関西のレビュアーさまにお会いしてみたい」
という私の我侭を聞き入れて下さり、ご自身がお会いしたことがあり且つ私のレビュアーさまの中から
お声を掛けて下さって この会が実現しました。
どこのお店に伺おうか・・この点も何度もとうさんとやりとりをさせて頂き
なかなか夫と2人で伺うのは難しいかなぁ~と思われるお店の中からこちらを選ばせて頂きました。
こちらを知ったのはマイレビさまのレビューと「京都の極」というBSの番組で船越栄一郎さんが訪れたことから。
お店の前に到着すると まず外観の写真から交代で撮影が始まりました。
いや~楽し~い(笑) 夫と2人だと「早くしないと!」と焦りながら1回シャッターを切るのがやっとなので
ゆっくり何回か角度を変えてシャッターが切れるということが新鮮です(笑)
暖簾をくぐると入り口までのアプローチがまた素敵! とても趣があります。
店内に入ると大きな1枚板のカウンター席。 とてもゆったりとした贅沢な空間です。
個々のお料理に関してはそれぞれUPしたお写真にコメントを付けていますのでそちらを参照して頂きたいのですが
目で見て楽しみ、口にして口福になるお料理で「これはちょっと・・」というハズレがありません。
1品目で 早々に大好きな鮎の塩焼きが出てきてちょっとビックリだったり
2品目の蓮の葉の美しい演出にはうっとりしながら、さっぱりと頂けるお料理だったり。。
穴子の揚げ物はカラッと揚がり、岩塩と生の実山椒をつけて頂きますがこういう形で出して頂くと
山椒の苦手な私も 自分で調整して頂けるので美味しく頂けました。
椀物のお出汁も素晴らしいし、揚げ浸しも賀茂茄子の食感をしっかり残しつつ合わせたお野菜との相性が抜群!
途中でお寿司が入るのですが、鮪とこのわたの相性がこんなに美味しいということも初めてしりましたし、
こんなに甘くて磯のかおりがする雲丹をど~んとのせた巻寿司?も初めて@@
烏賊の握りはシャリに鮑の肝を混ぜているので、磯のかおりが高い確かに鮑を感じる1品でした。
この後も焼き物・酢の物と続き、お食事はおくどさんで土鍋で炊き上げたご飯。
これがまた ビックリするほど美味しいご飯で、たっぷりの3種類のお供がお箸をすすめます(笑)
大きな粒の餡を最中に挟んだお菓子とおうすで 本日の懐石は終了。
これがビックリ12000円(税別)で頂けるコースです。
ご主人様はとても穏やかで優しい雰囲気の方ですし、奥さまは一歩下ってご主人様を支えていらっしゃる印象の方。
ご実家が京都の有名店と伺って納得。
きっと誰もがゆっくりと寛いで、素晴らしい時間を過ごすことが出来るそんなお店だと思います。
今月23日に発売された「あまから手帖」の中で「今食べ頃の12軒」でも紹介されていますし
あっという間に予約困難なお店になってしまうのでは(もうなっていますね)と思います。
とうさんご夫妻は帰りの新幹線の時間のタイムリミットが迫り、先にお店を後にされましたが
私達がお店を出たのは22時を回った頃。。楽しく美味しい時間はあっという間に4時間を経過していました^^;
ご一緒下さったマイレビさま この度は本当にありがとうございました!
とても楽しいひと時を過ごすことが出来ました♪
また是非お目に掛かれたら・・と思っています。
やま岸さん 「うちが美味しいと言われるのは寿司と食事」なんてご謙遜。
どのお料理もとても美味しかったです~♡
ごちそうさまでした!
落ちついた佇まいです
灯りと白い暖簾が印象的
お店の入り口までのアプローチも雰囲気があります
ご主人が活けられたお花
杉八寸 鮎の塩焼き 白瓜(真ん中に鯛が入っています)
蓼酢とお取り皿
蓮の上にはじゅんさいと茗荷・山葵
蓮の葉から下のガラスの器に素材を移す演出 器の中には糸瓜や平貝が隠れていました
揚げ物 穴子のから揚げ 実山椒と岩塩で頂きます
カラッと上がっていて美味しい♡
向付 鮪と烏賊と お塩とお醤油・玉ねぎ入りのポン酢で
器も良いでしょ~
椀物 鱧・冬瓜・蓮芋
焚物 賀茂茄子の揚げ浸し とろろ・みょうが・叩オクラ 振り柚子
お寿司の材料です
鮪にこのわたを合わせて
雲丹!! 美味ひぃ~♡
烏賊 シャリに鮑の肝を混ぜていらっしゃいました
焼き物 アマダイとアスパラガス 浅蜊でとったお出汁で
栄螺と明石の蛸・しろずいきの酢の物 穂紫蘇を添えて
ご飯のお供3種類 明太子ワイン・山椒入りおじゃこ・自家製なめたけ
美味し~い おくどさんで炊き上げた白米
最中 粒の大きなあずきを入れて頂きます
おうす これも今までにない美味しさ!
2016/08/04 更新
前回伺えたのは貸し切りのオフ会。
その際「天からのお声をお待ちして・・」と書きましたが
早くもその素敵なお声が届きました^^
この日は4人でカウンターの一番奥のお席に通して頂きました♪
初夏のやま岸さんのお料理、ワクワクしながらスタートです♡
まずは胃を温め、ご挨拶のお酒を頂き準備万端。。
この日頂いたお料理は以下の通りです。
①時知らずと新生姜の飯蒸し
肉厚でしっとりとした時知らずと新生姜の入った飯蒸しに空豆とからすみをトッピング。
1品目からみんな笑顔になりました。
②炙った舞鶴のとり貝と朝どれのお豆の銀餡
ぷりっとした肉厚の舞鶴のとり貝を軽く炙り、うすい豆の入ったとろ~っとした餡と。
③焼き鮎と蓴菜葛素麺 別々に頂いても餡にくぐらせて召し上がって頂いてもとのこと。
大~好きな鮎!やはり京都で頂かないと・・夏が来た気がしません。
2尾ありましたので、それぞれの頂き方で^^ 大満足です♡
④鱧の湯引き 黄ニラと梅おろしを添えて
ふんわり肉厚な鱧。鮎と並ぶ京都の夏を感じるお料理ですね~
⑤金目鯛の炙り 柑橘を効かせたお醤油で
皮目がとても香ばしく、柑橘を効かせたお醤油とよく合います^^お醤油、色がついていなくてビックリ。
⑥琵琶湖の天然鰻の白焼き
私、鰻は苦手で決して自分で注文して食する事はしませんが、これはパリッと香ばしく美味しい~!!
⑦焼き賀茂茄子おかかとお醤油で
朝どれの賀茂茄子は冷蔵庫に入れないことで柔らかさを保つのだとか。
⑧小樽の天然雲丹をたっぷり使った名物 雲丹ドック
いつ頂いても美味しい雲丹ドック! やま岸さんの笑顔も最高です♪
⑨冷たい飛竜頭
⑩鱧ざくの和え物
⑪お食事
いつもの3種類のご飯のお供と供に。
⑫お菓子
可愛らしい紫陽花を模したおまんじゅう。
これだけでも素晴らしいのですが、カウンター内でやま岸さんやお弟子さんが
葛やラップを使って1つづつ目の前で冷やしていきます。
蛍籠に葉をあしらって再度登場~。 涼やかな夏らしいお菓子に変身しました^^
⑬お抹茶
⑭木の芽アイス
あ~~~どのお料理も最高でした♪
コースが進むにつれ あ・・もうすぐ終わってしまうという寂しさも感じるほど
楽しく美味しいひととき。。
神戸のお友達が思いきって「年内、また来させて頂くのは難しいでしょうか?」と伺うと・・
なんと!ラッキーな事にお席を取って頂けました~。
次回、季節が変わっての訪問がとても楽しみです♪
ごちそうさまでした♪