forever friendsさんが投稿したNH(大阪/北新地)の口コミ詳細

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forever friends (女性) 認証済

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NH北新地、西梅田、東梅田/フレンチ、イノベーティブ

1

  • 昼の点数:4.8

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.8
1回目

2024/10 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

別世界

時系列でレビューしていますが 1件詳細を忘れないうちにこちらを・・・

今年の6月、逗子・葉山の散策を一緒に楽しんだ友人から
「京都にいらした時にちょっと足を延ばして大阪の素敵なお店にご一緒しませんか?」とお誘い頂き
「それは是非~♪」とお返事をして予約をして頂きました。

京都のホテルをチェックアウトした後、新大阪の駅で友人と合流。
心斎橋の駅から徒歩3分のこちらへ向かいました。

あまり目立たない細い路地の先、まさに隠れ家といった表現がピッタリのお店。
入り口でインターフォンを押すと、お店の方々が出迎えて下さいます。
インターフォンを押して・・というスタイルのお店自体が初めて。
店内に足を踏み入れた時点から別世界が広がります。

まず・・1階のウエイティングルームへ。
うわぁ~ そこには憧れのHermèsの世界が広がっています。
そちらで若く美しい女性オーナーさまにご挨拶頂き
ウエルカムドリンクの紅茶(京都の和紅茶)を頂きながらしばしの歓談。
クッションやカップ、コースターがHermèsのものというのはすぐに分かりましたが
ピンクを配したドアなど、そこかしこがHermèsのものとお聞きして驚きました~。

その後、レストランスペースのお2階へ。
階段を登り切った先には熟成中の鴨が吊るされた冷蔵庫があり
右手に目を移すと曲線美の広がるキッチンスペース。
左右の緑の壁は本物の苔を配していらっしゃいました。

お2階に上がる前に手渡された一欠け(私はピンク)と対になるトレーのあるお席へ。
トレーの上にはナフキンと見開きになっている本日のメニューが置かれています。
メニューの裏面にはノンアルコールドリンクのメニューが記されていて
私はジンジャエールをお願いしました。

さぁ 夢のようなお料理のスタート
とても沢山の贅沢な食材を組み合わせた品々で丁寧にソムリエの方が説明して下さいます^^
ただ・・スマホ入力に慣れない私は悪戦苦闘(笑)
友人がしっかりLineで詳細を送ってくれました^^

頂いたお料理は以下の通りです。

2種類のアミューズ
*ストラッチャテッラ(チーズ)・発酵かぶら・柑橘の香りの鱒の卵
*富山の白海老のマリネ・発酵パイナップルのソース・パプリカのチュイール

パリッと、しっかりとした食感の薄い生地(とっても美味)の上に
海の幸と爽やかなフルーツの香りを合わせたオリジナリティー溢れる一品。

*北海道の毛蟹・アンディーブ・梨のサラダ仕立て・柿のソース

毛蟹にシャキシャキとした梨の触感、アンディーブのほろ苦さを甘みのある柿のソースで包んで
絶妙なバランスに仕立てていらっしゃいます。
お料理の温度についてシェフと友人との会話に思わず引き込まれました。

*発酵フルーツトマトのエスプーマ・きたうち牧場のプレミアムビーフのタルタル
牛のコンソメのジュレ・函館の生雲丹・2種類のキャビア

素敵なカクテルグラスに入って登場。
こちらのお店のロゴ入りのケースに入った2種類のキャビアを使用されています。
それぞれ異なる粒の大きさ・食感・塩味を楽しみながら頂きました。

*サブレ・昆布でマリネしたフォアグラのテリーヌ

フォアグラのテリーヌが美味しいのは勿論、下に敷いたサブレがツボ。
友人の「これだけお土産で売ってほしいくらい」という言葉に納得^^

*フォアグラや鮑の肝のロワイヤル・島根県の黒鮑・日本国内の全てのきのこの旨味のスープ・トリュフ
この時期日本で採れる35種類のキノコを乾燥させたものを用いてスープに。
こちらにフォアグラと鮑の肝を合わせてトリュフで香りづけ。
もうね・・旨味の塊(笑) その中に大好きな鮑がゴロゴロ入っていたので天にも昇る気持ち。

*酒粕と穀物の自家製の焼き立てパン・ホイップバター・オリーブオイルのパウダー

自家製のパンの生地の中に雑穀が見えました。
皮はパリッと香ばしく中はしっとり。お料理とよく合います。
添えられたホイップバターの上の白い粉がオリーブオイルをパウダーにしたものなんです。

*北海道プレミアムカボチャのフラン・オマールブルーのミキュイ
モンサンミシェルのムール貝やジロール茸・海老の旨味のソース・春菊の泡

春菊の淡い緑の泡に包まれていますが、スプーンを入れていくとオレンジ色に変化していきます。
ムール貝やオマール海老の身がゴロゴロ入っていて、海老のソースの旨味が広がりました。

*長崎県白甘鯛・じゃがいもとチョリソー・ボルドーのソーテルヌのソース

皮目がパリッと香ばしく焼き上げていて美味しい^^添えられたじゃが芋がよく合って大好き。

*手前 雷鳥、奥2つが山鳩トリュフの下にフレッシュのセップ茸のソテー・ソースサルミ・ソースサバイヨン

雷鳥も山鳩も生まれて初めて頂きました。
それぞれ火入れの具合が異なって繊細な仕上がりですがとても野性味あふれる味わい。

*鴨のもも肉、熊の油、鯨のお肉のパテ・炭の香りの炭火焼き・ジュのソース・秋トリュフ

メニューにはなかったのですが、折角なのでと作って下さった一皿。
炭火の香りをまとったパテは中がミディアムレア。トリュフの香りで楽しんだ一品。

*日本酒や酒粕のアイスクリーム・日本酒や酒粕のアングレーズソース・高知県のオリジナルの塩

ふわ~っと広がる日本酒の香り。塩が良いアクセントになっていました。

*長野県シャインマスカット・黒無花果・和歌山県黒蜜柿・山形ドワイエネコミス(洋梨)
黒無花果のアイスクリーム・下にクランブル・紅茶のジュレ・杏仁のエスプーマ

一皿目のデセール
旬のフルーツが盛り沢山で嬉しい♡
杏仁の香りがふんわり全体を包んでくれています。

*焼き立てカヌレ・オレンジの球体マンゴーのソース・マカロン(ブルーベリーやクリームチーズのクリーム求肥で巻いて)

二皿目のデセール
カヌレは回りがしっかりカリッと焼き上げられ、中がしっとり。
洋酒はほんのり香る程度なので、私も美味しく頂きました。
色鮮やかでスティックにさしたマカロンは目にも美しい。
3品の中で一番好きだったのはオレンジの球体。
中からソースが溢れるので1口で・・と仰ったのでそのままパクっと頂きましたが
とてもジューシーなマンゴーのソースが美味しかったぁ~。
合わせた紅茶も香り高く、デセールによく合いました♪

最後に・・メニューにはなかったのですが、ちょうど手に入りましたのでと出して頂いたのは
ヴァローナ社のボンボンショコラ。
食通の友人も初めてだったようで、なかなか個人で入手するのは難しい貴重なお品。
ビターなものからミルキーなものまで3種類食べ比べをさせて頂きました。
私はお子ちゃま舌なので一番ミルキーなものが好みでした(笑)

いや~もう最初から最後まで驚きの連続。
私はイノベーティブフレンチを頂く機会があまりない上
語彙力不足なのでどこまでお伝え出来たのか分かりませんが・・・
最高の食材を集め、調理法やその組み合わせにもこだわったコースはとても楽しく
お店に足を踏み入れた瞬間から最後までワクワクが止まりませんでした。

フレンチがお好きな方に是非一度味わって頂きたいお店です。

ご馳走様でした!

  • 細い道の先にあるお店の入り口

  • こちらのインターフォンを押すと中からお店の方が出迎えてくれます

  • ドアが開くとお店のマーク入りの大理石

  • 1階のウエイティングスペース Hermèsのクッションが目を惹きました

  • カップやコースターもHermès

  • 階段を上ったところにある冷蔵庫 沢山の鴨が熟成中

  • 2階のレストランスペース 壁の緑は本物の苔

  • 着席しました

  • 左側の小さな方のお皿の欠けはウエイティングルームで渡されます。 ペアにあるお皿の席に座ります

  • オープンキッチン 目の前で調理される様子が繰り広げられます

  • 私はジンジャエールをお願いしました

  • 2種類のストラッチャテッラ

  • 発酵かぶら 柑橘の香りの鱒の卵

  • 富山の白海老のマリネ 発酵パイナップルのソース、 パプリカのチュイール

  • 北海道の毛蟹、 アンディーブ、 梨のサラダ仕立て 柿のソース

  • 海水のキャビアの王様と淡水のキャビアの王様 粒の大きさ・食感・塩味の強さの違いがあります

  • 発酵フルーツトマトのエスプーマ きたうち牧場のプレミアムビーフのタルタル 牛のコンソメのジュレ 函館の生雲丹 2種類のキャビア

  • 35種類の今の時期国内で採れた全てのキノコ類を乾燥させて 秋の味覚たっぷり

  • サブレ 昆布でマリネしたフォアグラのテリーヌ

  • フォアグラや鮑の肝のロワイヤル 島根県の黒鮑 日本国内の全てのきのこの旨味のスープ トリュフ

  • 酒粕と穀物の自家製の焼き立てパン ホイップバター オリーブオイルのパウダー

  • 北海道プレミアムカボチャのフラン オマールブルーのミキュイ モン・サン・ミシェルのムール貝やジロール茸、 海老の旨味のソース、 春菊の泡

  • 長崎県白甘鯛 じゃがいもとチョリソー ボルドーのソーテルヌのソース

  • メインのお肉料理に使用するカトラリー 好みの柄を選んで使用します

  • ナイフは刀と同じ製法で作られたもの

  • セップ茸

  • 手前 雷鳥 トリュフの下にフレッシュのセップ茸のソテー ソースサルミ ソースサバイヨン

  • 鴨のもも肉、熊の油、鯨のお肉のパテ 炭の香りの炭火焼き ジュのソース 秋トリュフ

  • 日本酒や酒粕のアイスクリーム 日本酒や酒粕のアングレーズソース 高知県のオリジナルの塩

  • 枡の中にはお米を敷いてありました

  • 長野県シャインマスカット 黒無花果 和歌山県黒蜜柿 山形ドワイエネコミス(洋梨) 黒無花果のアイスクリーム 下にクランブル 紅茶のジュレ、杏仁のエスプーマ

  • 2皿目のデセールと紅茶

  • 焼き立てカヌレ オレンジの球体マンゴーのソース マカロン ブルーベリーやクリームチーズのクリーム求肥で巻いて

  • ヴァローナの3種類のボンボンショコラ

2024/11/03 更新

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