4回
2024/05 訪問
弘前で3万円のコース
GW北紀行。
今回の旅の目的地はサスィーノ。
ここで食べるためにはるばる弘前に来た。自分の中での三ツ星レストランだ。
今回予約時に気づいた。
通常の2万円弱のコースに3万円のコースが追加になっている。迷わず3万円のコースを予約。
予約時点でカード決済という逃げ場のない設定だ。
予約時に5/3は満席、5/4も予約後まもなく満席。
危なかった。予約できて良かった。
当日18時入店、店前にいつもどおり満席お断りの札。
しかし入店してみると最終的に6割の入り。
どゆこと?
テーブルをあえて空けてお客さんを詰め込まないようにしている。
客、空きテーブル、客という感じ。これが満席なのか。
<本日のコース>
アミューズ:イノシシの生ハム、ふきとヤリイカ
活ウニ、ジュレのせ
自家製ブラッタチーズのせガレット、トリュフがけ
青森産ホワイトアスパラの炭火焼
青森産アワビのソテー、肝ソース
津軽本マグロのトロ、ふのり、ニンニクを使った冷製パスタ
タケノコと実山椒のリゾット
金木産馬肉のステーキ
デザート
自分は自家製ワインのおまかせペアリング。最後にグラッパ。
下戸の連れはリンゴジュースとガス水。
フレンチかイタリアンかわからなくなってきた。
アワビのソテーは完璧に美味いが、これはサスィーノじゃなくても食えるよ。
冷製パスタ、ふのりの潮臭と本マグロの生臭さが悪い相乗効果。これはどうなの。せっかくの本マグロトロが生きてない。
リゾットは掛け値なしに美味い。チーズ味に山椒のアクセント。これこそサスィーノ。
そして金木産馬肉は世界最高の美味さ。テンダーで旨味たっぷり。
牛豚ではなく馬を自信持って出しているのは当然と思える。
部位、品質厳選しているとのこと。このためだけに来ても良い。
辛口レビューは申しわけないが、笹森シェフには再考してほしい。
高級食材を使って単価を上げても良いが、笹森でなければできない味にしなければ意味がないと思う。
次回も設定があれば3万円のコースにします。
笹森シェフには期待しかない。
ごちそうさま。
年1くらいしか行けないから通販の自家製ワインを購入して応援します。
自家飲みだけじゃなく、ワインを近所の料理屋に配って宣伝する、くらい応援しています。
次もシェフの料理を食べるために弘前に行く。それまでお元気で。
2024/05/06 更新
2022/06 訪問
進化する北の三つ星
10年とまではいかないが数年ぶりの弘前。ひと月前に予約してサスィーノを訪問。
お任せコース¥16800をネット予約時に決済。逃げ場なしのエグいシステム。なぜ?
月曜日開店早々、店着するとすでに満席お断りの看板が。しかし20時の退店まで自分たちを含め2組のみ。なぜ?
理由を先に言ってしまえば、自家畑からその日収穫の野菜、エディブルフラワー、新鮮な活魚貝類は予約じゃないと提供できないから。
食べ終えて納得の完全予約制。
ほぼ全ての料理に散らされた自家栽培のエディブルフラワーが、一皿一皿を絵画のように美しく仕上げている。
そして新鮮で野生味すら残した香味野菜、香草が味に驚きのインパクトを産む。
見て笑顔、食べてびっくり、の連打だ。
白眉は金木産の馬ステーキ。前日蔦温泉で食べた馬刺しも過去一の美味さだったが、見事なミディアムレアのステーキはそれを上回る。
しかも柔らかくジューシーな仕上がりから想像もできない炭火焼き。どんな火加減調整をしているのか想像できない。
お酒も素晴らしい。
ペアリングでお願いして出てきた5種のワインはなんと全て自家製。どれも2〜3年の若いワインだが、これを熟成したら凄いものになりそうだ、と思わせる素性の良さ。
日本でもこんなワインが作られるようになったんだ、と言い始めて久しいが、このワイン達は真にワールドクラス。
通販でも買えるようなんで御用達決定だ。
三つ星店とは「その店に行くためだけに旅をする価値がある」が定義だそうだ。
サスィーノはまさにそれ。弘前でなければ入手できない素材を最高レベルの創造性と繊細さで提供している。
別格、至宝、脱帽のレストラン。
ごちそうさま。絶対また来る。
2022/06/28 更新
2013/09 訪問
飲みすぎました
連れの紹介で夜に訪問。
オープンキッチンのカジュアルな感じです。せっかくだからと8000円のコースを注文。
19時に入店でほかのお客様はカップルが2-3組ほど、退けが早く、後半は2人きりになってしまいました。
次々と運ばれてくるお皿はどれも少量ですが、自家栽培だったり、自家製だったりと材料へのこだわりは半端ではなく、そしてどれも美味しい。パスタは少量のものが2種、食べたことないショートパスタをジュノベーゼで、もう一品はラビオリのようなものをアメリケーヌのようなソースで。メインはハト。これまた少量。とにかく懐石料理のように少量多種。にんにくなどの強い味、塩味はおさえめで、素材を殺さぬ感じです。
デザートのかわりにチーズ盛りをお願いしたが、これまたすべて自家製。味わったことのない美味しさ。一つ一つが宝石のよう。
ワインは適度な値段で美味しいものを出してくれますが、2人とも飲んべだったのでボトル1本では足りずグラスを次々に追加。コスト的には3本分くらい飲んでしまった結果、東京で食べるような値段になってしまいました。
2013/09/10 更新
八甲田の紅葉には少し早かった。
だが、大きな目的の一つはサスイーノの定期パトロールだから構わない。
今回も\30,800円という青森では暴虐的とも思えるコースで予約。
<ディナーコース>
アミューズ: 鴨の生ハム、キジハタ、毛ガニ、キャビア添え
塩味を抑えて素材の味を活かす下北松茸のフリット
自家製ブラータチーズ(!)、地元蕎麦粉ガレット、トリュフ
アワビのソテー
金木産馬肉のステーキ
トマトの冷製パスタ、ブラータチーズがけ
ビーツのリゾット、トリュフ
リンゴのたい焼き、カスタード、マスカルポーネ
3番目のブラータチーズ・ガレット・トリュフは思わず天を仰ぐ美味さ。
塩味、香り、コク。素晴らしいとしか言いようがない。
馬肉は当然最高の美味さ。これはいつもどおり。
味付け、プレゼンテーション、自家製ワイン、笹森シェフのセンスは抜群だ。
しかしお値段を押し上げていると思われるメニューが不発なのだ。
毛ガニ、は悪くないが、これより美味い毛ガニを北海道で食べたことがある。
北陸の香箱ガニにも負けている。
松茸のフリットは最高の揚げ具合だが、松茸の香りが弱い。
これよりはるかに美味い松茸を栃木で買ったことがある。
アワビはおそらく前回より良かった。
香草を効かせて奥深い味わい。
でも志摩のザ・クラッシックに及ばない。
スター達の輝きが今一つなのが残念でならない。
あと5千円、1万円出しても良いから最高レベルに近い素材を使えないものか。
料理の腕は最高なので単純に素材の問題。
シェフがこれで良し、とするならスタンダードな18,000円のコースを頼んだほうが満足度は高い。
でも自分は笹森シェフの高みを目指す姿勢についていく。
だから次もサスイーノのために旅をし、最高のディナーコースを予約します。
ごちそうさまでした。