3回
2018/12 訪問
京都割烹の味が楽しめる江戸川橋立喰いそば屋さんの立呑み
初めて訪れて数日後、
イタリア人美人モニカが
まだ働いているか
確認がてら足を運ぶと
元気に厨房に。
嬉しい気持ちを悟られぬよう、
同じように何度か足を運びますが、
こっちの心配など
無用のようで
どんどんと店に馴染んでいます。
気が付くと、
蕎麦を茹でたりなんてことも。
ご常連さんと息の合った会話に
冗談まで交わしています。
→頼んだもの
・ハイボール @300
・いか天 @150
・冷奴 @150
・なすの揚げびだし @180
入り口左手の券売機から
呑みものと料理を2つほど購入。
何度か、足を運んでいると
こちらのシステムも分かってきました。
基本券売機で購入となりますが、
券売機にない黒板メニューなどは、
現金でも取り扱ってくれるよう。
同じ値段の食券を買って、
料理名を告げて頼むなんてことも
受け付けてくれます。
こちら、お通しが凝っているので
いつも楽しみにしています。
この日のお通しは、
そばを海苔で巻いたようなものが
2個お皿に。
これが実に不思議な歯応えで、
物珍しい味。
ハイボールを呑みながら、
感心していただいていると
冷奴ができあがりました。
豆腐に薬味がのったものが
出てくるものだと思っていたら、
豆腐はきれいにカットして
氷水につけてあります。
そして別皿に薬味などが
入ったものが。
しばし、食べ方を考えますが
自信をもてず。
ご主人に食べ方を教えて貰います。
豆腐をすくい
薬味などが入った器にとり、
一緒にいただくとのこと。
せっかくご主人と
お話しができたので、
お通しについても聞きました。
すると蕎麦がきとのこと。
蕎麦がきというと
蕎麦粉をこねた
かたまりを想像しますが、
海苔で巻いたりなど
手を加えたものにしています。
聞くとこちらのご主人、
京都の割烹料理店で
長く働かれていたとのこと。
なので、その時に培った調理方法で
提供されているとのこと。
ひと手間、ふた手間のかけ方も
西の、京都の仕事とのこと。
どうりで、自分のような
関東の人間には物珍しいものを
目にするはずです。
しっかりと出汁を使った
薄味仕立てで、こだわりのあんかけ。
関東では”つゆだく”という
言葉がありますが、
西の料理には
そのような言葉はないという。
関東ではつゆを増せば
味も濃くなりますが、
関西ではただべちゃべちゃに
なるだけだからと。
こんな話しを、
江戸川橋の立呑み、
それも立喰い蕎麦屋が
本業のお店でしているとは。
面白いものですね。
そんな話しを聞いて
料理をいただくと、
この職人の技を、
この価格でいただけるなんて
あり得ないと改めて思わされます。
このご主人が、
モニカが来てから
店の雰囲気がガラッと変わったと
話してくれました。
モニカの明るさと熱心さが素晴らしいと。
ご常連の方を名前で呼んだり、
後片付けなんかも
教えていないことまで
こなしてしまうと。
昼間のお蕎麦と立呑みとでは、
担当している方が違うようですね。
いつ訪れても、
お店の方もご常連さんも
とても気持ちのいい方ばかりで、
実に居心地のいいお店です。
モニカ目当てで訪れていた自分も、
いつの間にか、
すっかりとこちらのファンに
なっていました。
これからも
ちょいちょい足を運ばせて
いただきたいと思います。
2018/12/31 更新
2018/11 訪問
立喰い蕎麦屋さんの夜は立呑みパラダイス
この日、下車したのは
有楽町線江戸川橋駅。
新目白通りと江戸川橋通りがぶつかる
江戸川橋交差点に出る
2番出口から出てみます。
ノープランですがとりあえず出口を左、
江戸川橋通りを神楽坂方面へ歩きます。
早稲田正門前から続く早大通りと
ぶつかる山吹町交差点付近に
立喰い蕎麦屋さんが。
何気なく表のメニューを見ると、
つまみになるようなものが
たくさん案内されています。
興味が湧き入ってみることに。
駅から7,8分歩いたでしょうか。
→頼んだもの
・ハイボール @300
・揚げ出しとうふ @180
・しいたけロール @200
・かき揚 @100
・カレーライスセットそば/うどん @500
・生玉子 @50
入り口を入るとすぐ左に
大小2つの券売機が。
左の券売機には、
立喰い蕎麦屋さんのメニューが。
右の小さな券売機には、
アルコールやおつまみなどのメニュー。
右の券売機からハイボールと
揚げ出し豆腐、
ネーミングが気になった
しいたけロールを購入することに。
店内は、厨房に沿ったカウンターと
壁に沿ったカウンターが
両サイドに配置されています。
いかにも立喰そば屋さんという装い。
ほぼ同じタイミングで
サラリーマンの一団が
呑み利用で入ってこられ、
壁側のカウンターへ陣取ったので、
厨房側の空きスペースに
ポジションをとることに。
こちらのお店、年配のご主人と
立喰い蕎麦屋という空間には
ミスマッチングな
(ごめんなさい<m(__)m>)
若いきれいなイタリア人女性の
2人で切り盛りをされているよう。
後から忙しくなると、
恐らくご主人の奥様と思われる方が
加わりました。
きれいなお姉さんに
緊張気味に食券を渡します。
話しを聞いていると
どうも最近働き始めたようで、
まだまだ不慣れで
手探り状態での仕事振り。
しょうしょうの失敗があったところで、
この笑顔で振り向かれた日には
すべて許せてしまいますが(笑)
まずは、ハイボールを
きれいなお姉さんがつくり
笑顔で出してくれます。
おつまみと、柿ピーが一緒に。
立呑みで、今まで一番緊張して
受け取りました(笑)
立呑みをされている方で、
きれいな女性はたくさんいます。
しかし外人、それもイタリア人となると
別のセンサーが
おじさん働いているよう(笑)
なかなか濃いめのハイボールです。
揚げ出し豆腐が出来上がると、
きれいなお姉さんが
笑顔で呼んでくれます。
(この表現しつこい!(笑))
さて、少し時間がかかりましたが
どんなものかよく分からなかった
しいたけロールが出来上がりました。
これが、まさかのご飯もの。
巻き寿司の上に厚めの椎茸煮。
椎茸煮の上に生姜がのった巻き寿司が
6個お皿に盛り付けられている様は
なかなかなもの。
これで@200とは、コスパ高い一品。
テーブルの上に醤油などの用意が
なかったので、どうやって食べるか
聞いてみると、
味付けがされているので
このままいただくのがいいとのこと。
早速いただいてみます。
甘めの独特な味わいの椎茸煮が
歯応え柔らかで独特な美味しさ。
あまくみていた生姜が
甘めの味付けの椎茸煮と
相性がことのほかよろしく、
いいアクセントとなり、
これはお酒のいいつまみです。
立喰い蕎麦屋さんが作るつまみだから、
蕎麦にのせる揚げ物などを
出すのだろうと思っていましたが、
かなり手が込んだ料理です。
そうなると気になってくるのが
蕎麦屋さんのメニュー。
つまみとしてかき揚げがあったので、
券売機で食券を購入です。
お蕎麦で使うかき揚げが
そのままでるものと思ったら、
かき揚げを四等分して
揚げ出し豆腐に使ったものと
同じものだと思われるタレが
かかっています。
こちらのご主人、
なかなかお料理がお好きなよう。
ずいぶんと手を加えた
おつまみが揃っています。
お隣の方など、
先客の方々はご常連さんのよう。
分からないことなどあると
気軽に教えてくれたりと、
実に朗らかないい雰囲気。
この方たちの会話に聞き耳をたて、
お姉さんがイタリア人などの
情報を得ていました(笑)
この後、どこかで〆ラーメンなど
するより、せっかくなので
こちらでお蕎麦をいただこうと、
券売機からお蕎麦と、
よせばいいのに
カレーライスセットで生玉子と
一緒に購入することに。
メタボ警報はどこにいったことや。。。
お蕎麦ですが、汁が一杯で
なかなかボリュームがあります。
細めのお蕎麦に
立喰いお蕎麦屋さんらしい汁。
カレーも立喰蕎麦屋さんらしい、
いい意味での普通のカレー。
朝、昼、夜と三部営業のこちら。
どの時間に訪れてもさっと満足できる
食事が楽しめますね。
場合によっては、神楽坂へ出ても
いいつもりで歩いて来たら、
とてもいい呑み屋さん???
って言っていいのか分かりませんが、
出合うことができました。
夜は、もちろん再訪確定。
チャンスがあれば朝、昼も
伺いたいですね。
もちろんイタリア人美人にも
また会えることを期待して(笑)
おじさんってほんと単純です(笑)
2018/11/24 更新
夜の立呑み担当の方が辞められて、
立呑みがお休み状態のこちら。
立呑み利用の時は、
週に数回訪れていましたが、
最近はすっかり足が遠のいていました。
明るい時間にたまたま、
こちらの前を通りかかると
年越しそばの文字が。
たまには、昼間の利用もいいかと入ることに。
→頼んだもの
・年越しえび天そば @400
※30日、31日特別サービス
・生卵 @50
・コロッケ @80
年越しえび天そばがサービス品として
あったので、券売機から購入します。
ビールも呑みたかったのですが、
ビールはやっていないとのこと。
残念。
食券を渡すと年輩のご主人が、
はりきって蕎麦を茹でています。
フロアのお姉さんがテキパキと
仕切っているのがいいですね。
出来上がりを取りにいくと、
お姉さんが丁寧に渡してくれました。
そばはやわらかめですが、出汁はいい感じ。
揚げ物は、ちょっとへたった感じが
ありますがこの値段で出してくれる
心意気が気持ちいいです。
ちょっと贅沢な年越しそばになり、
ちょっといい気分。
たまには、そばを食べにこちらへ
足を運ぼうと思います。