2回
2016/02 訪問
老舗の香り高い名店の一つだ
■2016年2月再訪
基本的には予約が出来ない当店で、唯一「蕎麦三昧」だけが予約の対象になる。
3500円と言うお値段も、本来の蕎麦食いからは敬遠され勝ちで、蕎麦だけ食べてさっと帰ると言う原点を考えると一寸邪道と言わざるを得ない。
でも、蕎麦と蕎麦寿司・蕎麦掻・天ぷらなら単品でお願いするよりも割安かなとも思ってお願いする事にした。
今日の同行者も蕎麦大好き人間で、その割には一度は行きたい「胡蝶庵仙波」などとのたまっている輩だ。
さて今日は一番の11時にお邪魔する事にした、さすがに平日のこの時間には先行者はいない。
でも、少し早目の駐車場にはすぐに2台到着、11時少し前の開店には4台になっていた。
先にお店に行かれた方から「開いてますよ!」ってサインをいただき早速入店。
今日は初めての奥の座敷だ。
一か月くらい前の予約だったのでこの席を予想していたのだが、珍しく希望とピッタリ!
由布竹か、控え目な篭が掛かる六畳ほどの部屋はとても落ち着いた雰囲気で、少し広いがお茶室をイメージさせる。
この部屋の座卓に2人座り、じっと料理の到着を待つ。
蕎麦三昧は初めてだが、蕎麦寿司が最初に来たのには驚いた!
相変わらず海苔に湿り気が無く、カチッとしてとても美味しい、蕎麦以外は出汁巻き・ニンジンなど彩も良い。
次いでお吸い物、これは春らしくタケノコ、さらに蕎麦掻のボリュームに驚きながらも順次平らげる。
出汁巻玉子で少しお腹が膨れて来た、さらに天ぷらでお昼のお腹はかなり・・・って感じになって来た。
出汁巻玉子はこの季節で辛味大根のおろし、芸が細かいね、天ぷらは塩のみ。
さて、本番の蕎麦だが、一枚目は十割、普通の蕎麦だがとても十割とは思えない滑らかさと柔らかさ、さらに腰の強さの共存って感じのまさに好みの蕎麦。お聞きしたら「十割以外打っていませんので」とのご返事!
二枚目は手挽き蕎麦にしていただいた。この太めの蕎麦の後味の良さが特筆すべきものと思われた。
やはり人を魅了するだけの事はあると心から感じた、ご馳走様でした。
■2015年年11月再訪
今日は東京から蕎麦食いがやってきたので、仕事を兼ねて「胡蝶庵仙波」を訪問。
12時15分にお邪魔したのだが我々で蕎麦は売り切れとのこと…まだ12時15分!!!
後から来たお客さん達も分かっていらっしゃるのか「そうですか、また来ます」ってさっさとお店を後にされる。え~、でも、っておっしゃる方はみえません。
実は私達の前にいらっしゃったひと組の注文枚数で、私達に蕎麦が回ってくるかどうかが決まるって事で、お二人の様子を伺っていると一人前づつって感じでほっと一息!
今日のメニューは蕎麦が最後って事で二人とも当然ザル一人前、それと蕎麦寿司が可能との事で卵巻きと一緒にお願する、天麩羅も売り切れとのこと。
でも、いただく蕎麦は相変わらずモッチリしてとても美味しく、蕎麦寿司の巻いた海苔の美味しさ!
どうして水分のある蕎麦を巻いてこんなにパリッと出来上がるんだろう。
蕎麦食いは、蕎麦は当然、蕎麦ツユの美味しさに驚嘆していた。
辛過ぎず濃過ぎず、丁度良い量で東京にもこれほどのものは無いって事でした(本当?)
相変わらずの美味しいお蕎麦、ご馳走様でした。
■2015年7月訪問
今日は関市と岐阜市に業務があり、関だと鰻かなあ~なんて考えながら東海北陸自動車道を北進。
関での仕事が順調に済んだので、早めだけど鰻だったら「しげ吉」かななんて思いながら市内を北上するとしげ吉のお店の前に。まだ11時半なんだけど長蛇の列(愕)
この暑さに並ぶのは勘弁してほしいな~なんて思いながらとりあえず岐阜方面に転進(古い!)
岐阜市に向かいながら思いついたのは「胡蝶庵仙波」!頑張って走っていこう!
お店に着いたのは12時半、かなり混んでいるのではないかと心配したがお店の前の駐車場は少し空きがみられた。
これはラッキーと思いながらお店の中に。
通されたのは一人用のカウンターと二人用のテーブル席の二種類のお部屋。
この席は何となく監獄を連想させるだけの雰囲気がある。面白い!!!入ったことないけど(笑)
誰もいない一人のお部屋にしかもカウンター二席!!!
複数だと板敷の座敷の通されるんだろうなぁなんて考えながらお席に。
でも、お店の方の対応はごくごく普通で、普通にメニューを渡され普通に沢山のメニューをしきりに?検討。
検討の結果今日のメニューは天ざる蕎麦二枚に決定!2300円(税別)
初めに到着したのは天ぷら、海老三尾に獅子唐一個の極めてシンプルな品揃え、次いで一枚目のザルが到着。
この蕎麦を味わってはじめてお店の真骨頂に出会えた感じ。これはさすがに凄い蕎麦だ!
角がキリッと立ってしっかりしているのに、歯応えはモッチリしていてこの夏にも拘らずかすかにそばの香り。
新蕎麦だったら…。
お店のザルはザルって言うより小振りのカゴって感じの器に入って出てくる。
ボリュームとしては男子には少し物足りないかも知れないね。
一枚目が食べ終わる頃を見計らって二枚目が登場、この連鎖はさすがに老舗の雰囲気を感じさせる仕事だ。
お店は草季庵を彷彿とさせる素敵な店構えと店内の雰囲気…と言っても一人の監獄部屋からは全体の雰囲気が計り知れない(涙)
レビュアーの皆さんに肩を押された感じでお邪魔したお店でしたが、頑張ってお邪魔した甲斐がある素敵なお蕎麦でした。
さすがに老舗の出来栄え、ご馳走様でした。
2016/03/02 更新
今日は朝イチで定期的に行なっているMRI検査の結果を報告してもらう日だ。
この歳だから身体のあちこちに問題はあるのだが、半年前から特に変わってところもなくて話題は半年先の
日程調整!
月水金透析がある私にとってこの日程調整は意外と難しい。結局担当医の日程を優先して調整完了!
意外と早くスケジュールが済んだので、今日は久し振りに岐阜北部まで脚を延ばして「胡蝶庵仙波」訪問、6年
ぶりの訪問だ。
少し早めに駐車場に車を入れると、丁度ご主人と顔を合わせる事になり「お一人ですか?もう少しお待ち下さい」
とのひと言。この言葉で遠くから走って来た甲斐があるというもんだ(^^)
時間になって店内に入ると、薄暗い通路の先に私が勝手に名付けた監獄部屋が見えて来た。
以前の印象に比べると、とても明るくて清潔なお部屋だった。
広々とした座敷に比べるとこのスペースは狭くて薄暗いイメージが付き纏う。
しかし一人の客にとってはとても大切なスペースなのだ。
今日もこのスペースに通されたのは、私を含めて3名。
何と言ってもカウンター二席、4人掛けのテーブルが一卓のとても不思議なスペースなのだ。
一番乗りだったからカウンターの厨房寄りに座る、何と言っても二席しか無いとても重要な席なのだ(^^)
お茶が運ばれて注文を聞かれる。
蕎麦寿司がいただきたかったので、もう一つの蕎麦をどうするのか迷った。
ざる蕎麦は絶対条件、天ぷらを付けるかざるを二枚にするかどうか。また、他の蕎麦にするか。
結局蕎麦寿司のお供は天ぷらざる蕎麦一枚に決定!
このスペースにははじめに残る一席に女性が、テーブル席には外回りらしい男性がお一人、皆さん手持ち
無沙汰な雰囲気。そんな中、初めに蕎麦寿司が運ばれて来た。
思うのだがこの細巻きの蕎麦寿司の海苔が何時もパリッとしている事に感心する。
食べ終わる頃を見計らった様に天ぷらざる蕎麦が運ばれて来た。
今日はざるが一枚だが、二枚にした時もこのタイミングで二枚目が運ばれて来る。
このタイミングがとても絶妙なのだ。
初めの蕎麦を天ぷらに付いてきた塩でいただいた。
とても美味しくて2回目も塩で、微妙な加減が必要だが思った以上に美味しかった。
こちらの天ぷらは何時も海老が三尾のみ、甘みがあってとても美味しい。
最後に蕎麦湯をいただき今日のランチは終了。
久し振りにいただいたが、さすが胡蝶庵仙波!
心から来た甲斐があったと思った(^^)