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昼の点数:4.7
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 5.0
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク5.0 ]
昼真っから緑川
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緑川と天ぬき
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丸ぬき
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田舎そば(太)5食限定
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ほのかな甘みと香りが強い牡丹
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日々この石臼で牡丹をひくのであろう
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2013/06/14 更新
2013.6再訪
本部が工事中で立入り出来ず
強制的に仕事は休みである
家でブラブラしていてもしょうがない
せっかくなので
最高に贅沢なランチを楽しみたい
小雨の中、_傘をささず
近所の雨耕庵へ歩いていく
昼から酒を一杯やる算段だ
緑川の純米と天ぬきで
素晴らしき酒だ
ぬきのダシもすばらしい
札幌で緑川や南の純米洒を
置いている所はなかなか無い
※両方とも定番で置いてある
仕上げは丸抜きをモリで
外一で打った蕎麦
好きな蕎麦だ
一番好きな蕎麦屋が
近所にあるのが幸せだ
贅沢な昼を過ごした
小雨も上がったし
畑の雑草抜きでもするか
♪(´ε` )
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2011.8訪問時
これは来た!牡丹(蕎麦の品種)を最大限に引き出す腕
仕事の途中よらせていただいた
初訪問である
昭和で時が停止した建屋が西野の住宅街に存在する
自分が子供のころはこの雰囲気の家が多くあった
お店に入るより普通の民家におじゃまする感じである
スリッパに履き替え居間のテーブルへ
今日も札幌は30度を越える
だがクーラーや扇風機は無い
夏の暑さをそのまま感じそばを食する
実に風情がある
電気もついていない
薄暗いが窓の明かりがよき雰囲気をかもし出す
これだけではまった、、、
これは誰か一緒だと暑いだの暗いだの、、、
雰囲気がぶち壊しである
一人でよかった、、
メニューを見る
限定5食の田舎(太)がある
これだ!
しばしメニューの薀蓄に目を落とす
銀山(赤井川村の奥、札幌から1時間の距離)で栽培されたものだ
そういえば昨日、銀山を通ったとき蕎麦の花が満開であった
蕎麦の種類は牡丹である
これは珍しい
昔、農業関係者とお話した時、この牡丹の話になった
とにかく作りにくい品種である
生育期間が長い、そして反当たりの収穫量が少ない
昔から北海道で栽培されていた在来品種
だが、その生産性の悪さから作る農家はいなくなった、、、
ところがこの牡丹、作るのは大変だが食べたら圧倒的に美味い!
まず蕎麦の風味が強い、そしてほのかな甘みを感じる
最近はこだわりの蕎麦屋が各地に出来、
この牡丹の名前を目にすることがある
そのパフォーマンスを引き出す技術は限られている
店内を観察
薪ストーブの横に石臼を発見
見た感じ飾りではない、毎日使われているようだ
そば粉を挽くのは石臼がベスト
機械で挽くと熱が蕎麦に伝わる
熱が蕎麦の香りが台無しにする
石臼は温度変化が無く蕎麦が挽ける
当然素晴らしい香りとなるが
さすがに挽くのは大変
太い田舎そばが限定5食というのはうなづける
来た!
太い田舎蕎麦、そば殻まで混じっているように見える
蕎麦は殻の側に香りがある
更科用まで削れば香りは薄くなる(食感は良い)
見た目はkeipapaの打ったそばと瓜二つ
http://u.tabelog.com/000220202/diarydtl/51525/
だが風味が圧倒的に違う
keipapaの打ったそばは1割ほど小麦粉をつなぎに使う
蕎麦の品種はキタノマシュウである
つなぎの問題もあろうが最新品種が在来品種に風味で負ける
(keipapaの腕の悪さもある)
おそるべし牡丹である
汁は、、
これも見事
強いかえしである
節も効いている
太い田舎蕎麦を確り支える
これは粋だ!
蕎麦の茹で加減も絶妙である
ギリギリの段階で止めている
見事なコシと麺の体裁を維持している
まさに熟練の技
薬味も素晴らしい
生の本ワサビを擦りおろしたものだ
辛味と風味が飛んでいない
おろしてさほど時間がたっていない
田舎蕎麦では今まで食べた中では最高峰
CPも高い
これだけ手間を掛けた蕎麦が普通の値段である
100円~200円高くても納得できるが
店主のポリシーがあるのか
蕎麦は庶民が楽しむもの
その道を外していない
これだけ見事な蕎麦屋であれば
当然、酒も楽しめるはず
メニューをもう一度みる
王道のアテが記されている
酒は何が用意さてているのか、、
緑川と南である
南は高知のお酒
これは飲んだことがないので薀蓄は語れない
緑川は新潟の酒
低温で醗酵熟成されるため香りが良い
淡麗と表現できるが旨みは口の中に広がる
蕎麦屋の酒としてはベストな選択と思う
家から歩いていける範囲
当然、夜も訪れて見たい、、、
だが19時で最後?
仕事が終わってからでは間に合わない、、、
結論
素朴な雰囲気の中で最高の風味を楽しめた
空調の無い中で蕎麦を食うわけで、、、
粋な方であれば四季の移り変わりを感じながら蕎麦を楽しめる
(keipapaは粋ではないが暑さには強い)