keipapaさんが投稿したマガーリ(北海道/円山公園)の口コミ詳細

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移転マガーリ円山公園、西線11条、西線9条旭山公園通/イタリアン

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2014/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

今度は天ぷら?これは凄いよね 

2015.8 再訪
※今回は写真はありません

宮下シェフが天ぷらを始めた
天ぷら用の個室を用意していた
昨年、造作中の個室を見せてくれていたが
いつ始まるのかワクワク

実際に始まったのですが
天ぷらは週一回なので
なかなかタイミングが合いません

そこで
北海道を代表する大人のグルメ女史
※食べログ関係者ではありません
貸切で企画を用意してくれました!
感謝感謝であります

さすがの企画
素晴らしいメンバーでの会食となります

さてレポートをしていきましょう
写真は撮っておりません

keipapaの崇拝する池波正太郎先生のお言葉
天ぷらは写真を撮るものではない
出来るはなから食べねばならない
親の仇を食べるイメージですね
写真を撮っている間に味が落ちてしまいます

つまり美味しい天ぷら屋では写真を撮ってはいけないのです
御主人と客の一本勝負になります

天ぷらは技術がすべて
始めたばかりなのに札幌ではトップレベルでしょう

修行は宮崎台の美かさで
素材への火の通し方を極める為
天ぷらを勉強したのでしょう
前回、行った時のイタリア料理に反映されているのはよくわかります

油はグレープシードとゴマ油のブレンド
なるほど
普通、上質な天ぷら屋は綿実油を使うのですが
グレープシードを使う手があったとは

からりと揚がり
素材の風味を主役にするには
有りでしょ!
目からウロコです!

素材が用意され、
空豆と見えたのは青銀杏
ひえ~
素材の選択もすてき

車エビは良きサイズ
火の通し加減はベストですね
エビの甘味と食感を楽しめます

キスは開かず仕込まれてます
これも火の通し加減を楽しませる為でしょう

谷中生姜も粋ですね♪
江戸に来たみたい!

ホタテは縦割でつぶし
食感を最大限に楽しませる下処理
なんと言う幸せでしょう♪

ナスやレンコンや、、

つける出汁も完璧
こりゃ、天ぷら屋も困るでしょ!
イタリアンレストランで
このレベルの天ぷらをだしちゃ!

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2014.8 再訪

宮下シェフが戻ってきた
お店も素晴らしい場所に移転
ここ1週間で2度も訪問してしまった、、

そしてシェフから頼まれた、、、
keipapaさん、情報が混乱しているので整理して書いてくれと

はい、お任せください♪
レベルアップしたマガーリを書かせてもらいます

場所は移転しました
食べログの地図は正しいですが
グーグル口コミの地図は間違ってます

ところで宮下シェフは何処に行っていたの?

はい、ヨーロッパを渡り歩いて
世界トップレベルのレストランを探訪していたとの事
そして一か月間、江戸で最高の技術を持った天ぷら屋で修行されていた

世界のTOPを理解し
和の懐にも飛び込んだ
そして宮下シェフのセンスで融合される

はい、圧倒的なパワーアップです

例えば写真の時鮭
絶妙な下味のカルパッチョ
素材の旨みを引き出す最高のセンスです

別の料理では青銀杏を使います
天ぷら屋で身に着けた素材の使い方でしょう

火加減も素晴らしい
ブラック&ブルーで焼き上げた「あべ牛」のハラミ
見事!

〆はエスプレッソではない
質の高い中国茶である
欧州のトップレベルの店ではブームになっている
この辺も見事です

そうそう、忘れてた
移転後一回目訪問時
スペインにある世界的に有名な某レストランで出しているビールも飲ませてもらった
これはですね、、、
凄く美味しいです!

******************************************

2013.3再訪

東京からの客人と一緒
料理と会話を楽しみたいので写真撮影は行わなかった
ご了承願いたい

5名で訪問
まずはプロセッコで乾杯
一杯目はこれにかぎる

最初のアテは
生ハムと生サラミ
これは凄い、、
今まで食べた中では最高の熟成味だ
宮下シェフが特別に手に入れたスペイン物

続いてカルパッチョ
馬肉である
ハーブなど薬味野菜の使い方は見事
見た目から芸術的である

ワイン2本目はソアーヴェ
辛口で軽いワイン
これはリーズナブルで良い

ワインに合わせるかのように魚介のスープ
海藻を使い見事な彩り
牡蠣、ハマグリ、鯛の白子が見事な旨みを醸し出す

もう一品
ソアーヴェに合わせて
ホワイトアスパラ
まだ雪深い中、ハウス栽培で育てられたもの
雪を見ながら新鮮なホワイトアスパラをいただくのは風情がある
ホワイトアスパラに上には名古屋コーチンの半熟卵
さらにその上にはプロシュート、、
ホワイトアスパラを最高のメイン料理に変えている
この後のメインはよっぽど物でなければ役目を果たさないであろう

パスタ1品目
ユリ根のパスタ
ユリ根のペーストがパスタにくるまれた小籠包をイメージしてほしい
生クリームがベースのソース
さらに黒トリュフがふんだんに掛けられている
香だけでも凄い
それを丸ごと口の中へ
お見事です♪

ここで赤ワイン
バルベーラを頼む
リーズナブルな物である
頼んだ手前、テースティングさせてもらう
こここ、、これは
良き香が綺麗に立つ、酸味も程よい
これはCPが高い
注いでくれたソムリエさんも自信満々の笑顔
当たりだ

パスタ2品目
イノシシのパスタ
本物のイノシシである
イノブタではない
正真正銘の天然イノシシだ
凄いのは臭みが無い
見事な処理のイノシシである
濃厚な旨みが襲ってくる
これは見事である
聞けば1頭丸ごと入手
スジの強い部位はミンチに掛けたのだが
硬すぎて機械が止まったそうだ
さすが野生にイノシシである

メインはビゴール豚のロースト
これはメインの役割を果たす
ピレネー山脈を境にスペインがイベリコ豚、
フランス側がビゴール豚と言う
同じ系統の豚だが
イベリコ豚のほうが有名
有名がゆえに粗悪品もでる
大手スーパーで売っていた冷凍イベリコ豚は箸にも棒にうもかからなかった
しかし同じ豚でありながらビゴール豚は知名度が低い
知名度が低いがゆえに本物が手に入る
食すると
これは見事である
脂身の風味が素晴らしい
旨みも満点である

デザートは
由仁の苺をシャーベットにした物
その下にはブラッドオレンジが敷かれている
生のブラッドオレンジは初めて食べた
ジュースでしか飲んだ事が無い
これは見事である

客人は相当なグルメであるが
かなり感動されていた

さすが宮下シェフである


********************

2011.9追記修正
一緒にいたご婦人のブログで写真がアップ、
こちらで料理の詳細はご確認ください

http://makanan.exblog.jp/16238162/

********************

2011年のレビュー

はい、ここは圧倒的であります
料理と会話を最大限に楽しんだため料理の写真は撮りませんでした
ご了承ください
(一緒にいた方が撮っていたので手に入ればUPします、もしくはリンクを張ります)


したがって料理の詳細はポイントのみ書かせてもらいます

※このレビューを書く事、写真を載せる事は宮下シェフの了解を得ています
  雑誌、ネットでの取材はほとんど断っているので聞くのはけっこう勇気がいりましたが

今日はイタリア料理界の巨匠T氏(気さくな紳士)が札幌にやってきた
(翌日行われる料理教室の講師)
http://u.tabelog.com/000220202/diarydtl/53705/

T氏の話を聞きたい人は沢山いる
今回は仕事関係のメンバーを外し
keipapaの食に関わるプライベートな仲間が集まり食事会をする事に
有名料理人、アナウンサー兼野菜ソムリエ、テレビ局ディレクター、食品販売業オーナー、、、
そして太ったオッサンkeipapaである

今日はT氏の為に集まったのだが
いつの間にかkeipapaマラソン完走祝賀会になってしまった
大変申し訳ない、、T氏の気配りはさすがに重い
keipapaにおける人生の師匠の一人である
本当に申し訳ない

場所は、マガーリ
keipapa札幌イタリアン3本の指に入る

サグラ
http://u.tabelog.com/000220202/r/rvwdtl/2929743/
ファイ
http://u.tabelog.com/000220202/r/rvwdtl/2432293/
そしてここマガーリである

ここの宮下シェフ、実にセンスが良い
それも全国レベルで、、
東京の有名店、いやそれ以上かも

先日ラベットラの落合シェフがプロ向けの料理講習会を行った
http://u.tabelog.com/000220202/diarydtl/50509/
その時、アシストで呼ばれたが宮下シェフである
イタリアンシェフのトップとも言える落合シェフから一番に声が掛かるのである

集合時間より30分ほど早く到着
想定どおりT氏も来ていた
T氏と宮下シェフが談笑している
そこにもう一人の男性が混じっている
だれだろう?

紹介してもらった
kurkkuの川島シェフである
そう、小林武史さんとMr.Children(ミスチル)桜井和寿さんがプロデュースしたレストラン
いま勢いのあるkurkku
その新進気鋭のシェフである
東京スカイツリーのモールに出店の際はそこを任されるとの事
すげ~!
出来たら行かなければならない

どうやら宮下シェフとはイタリアで同じレストランで修行をされていた
今日は宮下シェフの料理を勉強もかねて食べに来たようだ
(カウンターで我々と同じ料理を食べていた)

たまに東京の有名店に行くと、カップルに混じって一人で食事をする若い男性を見かけることが良くある
シェフに聞くと大体が勉強のために来ているとの事
このような若い衆が力をつけて階段を上がっていくのであろう

ワインはT氏がセレクトしてくれた
一年の半分はイタリアに住んでいるためやたら詳しい
ワイナリーはほとんど行っているのであろう

プロセッコ→白→白→赤と進む
見事に料理にあう
なんのワインかを聞くのは無粋な感じ
いや聞く必要もなかろう
そんなことを気にせず、会話と美味しさを楽しむ
これが大人の食事なのか!
(すこしだけ大人の世界をのぞかせてもらったkeipapa)

長くなったので食事は、簡単にポイントだけ書かせてもらう

秋刀魚のカルパッチョ
当然秋刀魚の癖は強い
それをドライトマトの強いコクと組み合わせている
めちゃセンスが良い

水牛モッツアレラと夏トリュフの組み合わせも見事である
皿が運ばれてくる瞬間から香りが広がる

パスタはアーリオオーリオ
ベーシックなだけに一番シェフの実力がわかる
にんにくのロースト具合、オイルと茹で汁の乳化度と味の濃さ
パスタが吸うソースの具合やパルメジャーノの香り
そしてパスタの茹で具合、、、、、、、
見事である!
それに塩水ウニが添えられている
最近は塩水ウニにも見た目を気にしてミョウバンが使われているものも多い
ここのウニは美味い、こだわって仕入れているようだ

このアーリオオーリオ、まさに握り寿司に見立てることが出来る
ウニとパスタを一緒に口に入れた瞬間
見事な融合をした!
これは美味い!

他の料理ではカニの使い方も見事、
毛かにのミソを使ったソースか?
旨みとコクの塊である

メインの羊のロースト
見事な焼き加減である
北海道産の羊肉、和牛並みの原価であろう
惜しみも無く良い素材を使っているのがわかる


桃のジェラートも見事
最後にいただいたマキアートと焼き菓子も素晴らしかった

keipapa生まれてから今まで5つの☆5がある
そのうちのひとつを紹介させてもらった
食べログ上では、ファイに続いて2店目になる

結論
良い材料を使っている為それなりの価格になる
だがそれ以上のパフォーマンスをシェフが引き出してくれる
お見事!

サグラに続き、またやってしまった
keipapaのモザイク写真、、、、、

  • 時鮭

  • 至福の中国茶

  • 店内にはピカソの絵が

  • 宮下シェフと一緒に

2015/08/09 更新

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