2回
2011/11 訪問
頂点を極めた豚骨魚介と最高のホスピタリティをご堪能あれ!
日曜昼、松戸へ訪問。15:00頃だったが、行列はかなり長い。。
行列に加わると、すかさずに店員が飛んできて人数をチェックする。
行列の消化はかなり遅い。ざっと40、50人を捌くのに2時間強を要する。
ただ、店員の行列の扱いは抜け目ない。
どしゃぶりのにわか雨が降ってきたのだが、行列に並ぶものに対して傘を貸し出すホスピタリティには感心する。
行列の客層は、一人客のみならず、家族やカップル、友達連れも。老若男女が居並ぶ。
注文は特製つけそば。
一口目は衝撃。めちゃうま。よくある濃厚豚骨魚介だが、味が強烈に強く、混じりけがない。辛すぎず。甘すぎず。薄すぎず。濃すぎず。
そして、プリプリの麺。麺単体にも一切の妥協はない。量も半端ない。
具材も完璧。香ばしさと中身のあるチャーシュー。トロットロの味玉。
くどいほどたっぷりの白ネギ。そして、ごく稀に登場して味に変化を与える柚子。
強いて苦言を呈するならば、量が多すぎて最後の方は味に飽きてくるといったところか。
そして、スープ割には、ネギとチャーシューをさらにぶち込むという過剰品質・過剰サービス。ちょ、そりゃあやりすぎでしょ、と。
豚骨魚介なんてどこでも一緒でしょ、というのは誤謬。
違いは、本店の鮮烈な味と最高のホスピタリティを堪能すればわかるはず。
行列に並ぶ覚悟と満足感のトレードオフになるが、時間がたっぷりある人はぜひ一度ご賞味あれ。
2011/11/28 更新
言わずと知れた、全国的で最も有名なつけ麺、ラーメン店のとみ田に再訪。レビューを忘れたが、本店は3回目の訪問(系列店もほぼ全て行っているはず)。10年前から店のシステムも大きく変化しており、ネット予約などが可能で、さらに空きがある場合は電話で当日予約できるようだ。同僚の方に予約入れていただいて訪問。待ち時間はせいぜい10分ほど。昔は3時間待ちだったことを考えると良い時代になったなぁと感動。
店の中は綺麗になっていて、目の前で店主の富田氏が自ら調理する。ある意味でのライブパフォーマンスだろう。つけ麺の価格は今は1300円とかなり値上がりしているが、それでも安い方だろう。というのもつけ麺が唯一無二の完成度に進化している。昔よりもさらに濃厚になったドロドロのつけ汁。BRIXは30%はあろうか。麺はもっちり度が進化:チャーシューは別皿で2種類。いずれも柔らかくてジューシー。途中で山椒を振りかけて味変する。見た目の美しさから濃厚さ、美味しさ、スープ割の最後の一滴まで飲み干したくなる点、全てを含めて完成度がさらにアップ。
コンビニ冷凍食から支店やフードコート、カップ麺まで、とみ田ブランドのつけ麺はかなり身近に食べられるようになったが、最高のメニュー、レシピはここにしかない。その差別化をすることでブランド力を長きにわたって維持し続け、さらに業界全体の裾の拡大にも貢献している。感服の一言だ。