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夜の点数:4.5
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.2
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|雰囲気 4.2
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|CP 4.7
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.2
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| 雰囲気4.2
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| CP4.7
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| 酒・ドリンク- ]
尋常でないキレ味の煮干塩ラーメン!!
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煮干塩ラーメン700円+焼豚めし250円
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焼豚めし+スープ
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2012/12/24 更新
八王子にある煮干ラーメンの名店、圓が町田に新店を出したとあって、以前より訪問を企図していたところ、
3連休を活用して訪問。
八王子とは違い、25時までの営業というのはありがたい。
一方で、スープのレベルに妥協していないかどうか、不安を感じていたのも事実。さて、その真価はいかに。
目的は、最近レギュラーメニュー化したという煮干塩ラーメン(元々、煮干醤油ラーメンが基本)と卵かけ御飯。
夜22時前の訪問だったが、カウンターのみの店内は、ちょうど満席。
店内は小奇麗で、職人の腕を象徴するような、無駄のない洗練された内装。
残念ながら、「卵かけ御飯」は売り切れていたので、煮干塩ラーメンと焼豚めしを注文。
待ち時間は短い。細ストレート麺というのもあるが、手際に無駄がない。
そして、着丼したラーメンには一糸の乱れもない。かつて訪問した八王子本店の記憶がじわじわと蘇ってくる。
まずは、スープを一口。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだッ!このキレ味はッ!?
八王子の醤油ダレの煮干ラーメンに塩分が加わると、これほどまでにキレが出てくるのか!
煮干の旨味がさらに際立つ。タレがベーススープをマイルドにおさめるのではなく、エッジを立たせる方向に作用している印象とでもいおうか。
とにかく文句のつけようがない最高の出来。煮干という食材の旨さを極限まで引き上げている。
煮干系ラーメンはこれまでに何杯も食べてきたが、このレベルは圓以外では味わったことがない。
そして、しっかり味のついたチャーシューと半分に割られたトロトロ半熟味玉。すべてが完璧。これが700円だと???
八王子店の超ハイレベルそのままに、営業時間を拡大した町田店の努力に賛辞を送りたい。
そして、エンターテイメントはこれで終わらない。
焼豚めし。これがまた完璧。
白米の上にチャーシューを乗せただけの、陳腐なチャーシュー丼ではない。
ちょっとした和食料理店を彷彿とさせる「お食事」とでもいおうか、炊き込みご飯の上に焼き豚の切り落としが調和する。そう、飯と具材のベクトルが調和しているのだ。これが250円だと???
エンターテイメントとして秀逸なのは、あえて、この「お食事」の味が薄めに設定されていること。
つまり、塩分強めのスープを飲み干すための仕掛けになっているということだ。
誰に教えられるわけでもなく、客は皆、自然とスープをお茶碗に注ぎ込んでいく。
これで、焼豚塩スープ漬けが完成だ!(写真参照)
味は言わずもがな、、、この世のあらゆる食べ物を凌駕する絶品、とだけ形容しておこう。
気づけば、米粒一つ&スープ一滴残さずに完食。
八王子店訪問時もそうだったが、頭の中で、「旨い!」という単語を何度反芻したことか。事実、周りの客も、席を立つ前に自然と「おいしかったです」と店員に笑顔で声をかけていく。次々に。なんと心温まる光景か。
このラーメンと飯物、高級料理店で3~4千円と言われて出されても納得してしまうだけの説得力=市場価値があると思う。
千円以下で提供されているということは高級食材を使うわけでもなく、ただひたすらに職人の腕でクオリティが支えられているのだとすれば、ラーメンという料理の奥深さを感じさせる至高の一杯との出会いにただひたすらに感謝するだけだ。