レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
2回
2018/03訪問 2018/03/25
<2013年12月>
以下は、田部六雄氏と彼の恋人の後輩の美味求子嬢の会話(フィクション)です。
求子(以下B)「きゃー、ひさびさのグランメゾン。高まるわぁ~。あら、キャビアのカクテルが3000円だって。えー、すごーい」
六雄(以下T)「それは、丸の数がひとつ違うよ。まだまだボーナスは出ないし、けふはサブールのコースで。い・い・ね(怒)。」
B:「やだー、六雄ったら、ちょっとボケてみただけなのに、真面になっちゃってぇーー。
うん、私ここのオマールちゃんも大好きだから、いいよーん、サブールで(^^)」
T:「伝統の中に新しさもあり、その中で・・・・・」
B:「やだー、六雄ったら、何ぶつぶつ言ってるの。あら、今日のお歴々も紳士淑女の方たちばかり。
ねえねえ、私たちってなんだかいつも浮いてないかしら??」
T:「ああ、君がもう少しお淑やかでいてくれればずいぶん違うと思うんだけど・・・・」
B:「えへへ、それにしても、ここは料理やワインはもちろんだけど、サービスが素晴らしいのよねー」
T:「というと?」
B:「うーーん、なんていうかーー、こちらの質問に的確に答えてくれるのはもちろんなんだけど、
たまにしか来れないのに前回頼んだワインなんかもきちんと覚えててくれたりとかー、
そういうちょっとしたところが嬉しいのよね。あと、『最近のマイブームは何ですか?』とか、
フレンドリーに聞いてくれたり。
そういうのってとてもリラックスできるじゃない。かといって、私たち二人の世界を邪魔しないとか、
基本的なところはしっかり押さえてるし・・・・。」
T:「ふーん、君がそんなところまで細かくチェックしてるとは思わなかったよ」
B:「ひどーい、いつもお店でキャーキャー言ってるだけだと思ってたの!?」
T:「・・・・・・」
B:「でも、一見当たり前のことができないサービスマンっているのよねーーー。
この前なんか、とあるお店でとあるメートルさんがデザートの合間に長々と話し込んじゃって。
紅茶は冷めちゃうし、トイレを我慢してたら気が遠くなりそうになるしで、ちょ~大変だったのよ。
こちらが作り笑いを浮かべてることすら気が付かないで、つまらない話をこれでもかと・・・・。
まあ、お客として大事にしてくれるのはわかるんだけど、『君は私の友達なの?』『は?』って感じ。
最後の方なんか、『私はあんたとしゃべりに来たんじゃないわよ!』って言うのを堪えるのに必死だったわ。
六雄なんか、途中から完全に蚊帳の外になっちゃって、居眠りしてたけど。」
T:「あー、そんなこともあったね。あんまりよく覚えてないけれど。」
B:「六雄は、その辺が鈍いというか寛容というか・・・。でもそれがあなたのよさでもあるんだけど」
T:「で、それってどこのお店だっけ?」
B:「まあいいじゃない。ここでの食事を楽しみましょうよ」
T:「う、うん。そうだね」(続く)
<2011年12月>
昨年同様、やっぱり年末には訪れなくては収まりがつきません。
今回も悩んだ挙句、やっぱりアラカルト。あー、それにしてもこちらのランチのコースってとってもお得。
二人でコースを頼むだけなら、2万円でおつりが来るって、どういうことでしょうか??
それはそれで大変素晴らしいことですが、今回も誘惑に負けてアラカルト。
組み立ての中心は、もちろん海亀のスープ!
それからメインのお皿、前菜とチョイスが進みます。
本日の2皿はいずれも旬のメニューからで、冬の海の幸とシャラン鴨。
いずれも何回かリピートしているお皿ですが、このシーズンにぴったりの濃厚な味わいに惹かれてしまいます。
ワインのセレクトはいつも通りボルドーの赤。熟成が進んで高貴な香りを放つ逸品とサルミソースのマリアージュは
お約束の桃源郷であります。
お会計は辛うじて5桁台をキープ(涙)。
今年の〆にふさわしいお食事でありました。
<2011年8月>(Special Edition)
いつもこのお店をべた褒めのワタクシが一つだけ、自らの戒めにしていることがあります。はて、それは何か?
それは・・・、食前酒は絶対プレステージシャンパーニュをオーダーしない!・・・ということであります(ケチ?)
高揚感のままにプレステージを頼むと、エレ○ージュやアル○ニもびっくりの値付けで、お会計で泣く羽目になります。
さて、今宵はえりすぐりのシャンパーニュをグラスでいただけるというまたとないスペシャルな夕べ。
当然ワタクシは尻込みをしていたのですが、どうしても行きたい(と画策する)連れの一言、「あら、こういう企画のときは飲み放題になると思うわ。」であっさり陥落(><)
でも、甘い期待は見事に裏切られることに・・・。銘柄ごとに用意さえたグラスは飲み終わると丁重に下げられ、二度と同じものがテーブルに上ることはないのでアリマシタ(当たり前か・・・)
しかも、「普段あまり飲む機会がない極上のシャンパーニュ」というふれこみだったので、ボ◎ンジェのキュ○フ△ンセーズとか、サ○ンとか、百歩譲って、ア○リジ△ーのフ○ド○○△とかを想像していたのですが、いわゆる準一級クラスが勢ぞろいしてあらびっくり。割とどれもさっぱり系で、「?」な感じでした。(ここに着く前にシュ○スタンスを2、3杯飲んできたから余計そう感じたのかも)
料理はマリアージュを考慮し、肉料理は一切なしでしたが、オマール海老をはじめ、とてもよかったです。
しっかりしたパソコンが一台買えるお会計は相変わらずでしたが、いつもとはなんとなく違う印象でした。次回に飲むボルドーワインをぼちぼち考えてみたくなりました。
今回はSpecial Editionなので総合点数は据え置きですぅ。
<2010年12月>
冬にアピに行かないでどこに行く・・・? というわけで今年もいよいよ大詰め、満を持して行ってまいりました。
今回は当然(?)ディナー。前回カルトにしてお会計も吹っ飛んで(?)しまった反省から、今回は真ん中のコース。で、メインはもちろん、「鴨ちゃんのローストwithサルミソース」 このお皿にボルドーの銘酒を合わせるのが至福のひととき。
その前のオマール海老もよろしゅうございました。それにしても順調に進んでたのですが、デセールのタルトタタンが超農耕で、これでぱったり手が止まってしまい、プチフールまでたどり着けずバッタリ・・・・。
この日は個室までカップル満載とのことで、皆様平均3.5-4.0H(推定)のディナーを思い思いに楽しんでおられました。
はー、私の中では国内最高のグランメゾンであります。また、来年!
<2010年9月>
久々の再訪。本来、春先、真夏、そして晩秋という感じで来れれば理想的!だったのですが、なにやらかにたらで、ずるずるとしてたらずいぶんとご無沙汰になってしまいました。
今回も十分にメニューを事前学習。学べば学ぶほど、カルトに心は傾いてしまいます♪
(前菜:蝦夷鹿肉のコンフィ)
前菜メニューのしんがりで、ややもすると見落としてしまうところ、なぜか目に飛び込んだ一皿。
どーしても僕を食べてーとメニューがアピール(しているように思えた)、そうか、それでは、海亀くん残念ながら次回会いましょうということで、今回はえぞじか君を思い切ってオーダー。
運ばれてきたときは、あー、前菜というよりメインな感じ? と思いつついただきましたが、鹿肉の香ばしさ、付け合せのフルーツ(洋梨、パイナップル、無花果)の甘みがキャラメルソースと絡み合い、気分は桃源郷(?)。
素材の組み合わせもさることながら、フルーツが三種類というところがなんとも贅沢。
このお皿にしてよかった!と心から思えるいきなりガツンの逸品でした。
(主菜:仔鳩のロティ)
前菜ですっかりノックアウトされたので、あまり覚えていませんが(メモリー容量は一皿が限界?)、ジューシーな鳩とアピちゃんらしいしっかりソース、これに熟成したボルドーワインのマリアージュが至福のひととき(うっとり・・・)。
さて、この日のランチも結構な賑わい。それにしても、このゆったり感、リラックス気分はどこから来るのか?そういえば、先日オーハラを訪れたときも似たような気分になりました。そこで気がついた共通点は後方に人がいないこと! ロオジエのように人が後ろにいると見られているような気になって少々落ち着かないこともしばしば。自意識過剰なのかなー・・・・(-_-)。
<2009年12月>
今年は、3回訪れる機会に恵まれましたが、いずれも印象深いものでした。で、3回目の今回は、お昼の来訪。ここに来るのが楽しみで仕方がないワタクシは数日前からHPでメニューをチェック!いろいろ事前に悩みつつ、やっぱり時節柄ジビエが食べたーい、ということで、当日のお勧めも踏まえ、今回はカルトでお願いすることになりました。
それにしても、クリスマス近くということでいつもよりぐっと多いゲストの数。お店に尋ねたところ、年内は(おかげさまで)予約でいっぱいとのこと。あー、そうでしょう、だって、ここ、おいしいから! そもそも冬にアピちゃんに来なくてどこに行くのぉ~・・・・という感じ(^^)。
最初のお皿は、「フォアグラと茸のソテーを入れた筑波栗のスープ」、この季節ならではの森の恵み豊かな味わいに、トッピングのトリュフがよく調和します。
で、そうこうしている間にも向かいの海亀のスープもちらちらと気になり、思い余ってお皿を交換。海亀のコラーゲンたっぷり、かつ、澄んだお味にしばし言葉を失ってしまいました。
お魚は「白子と貝のブランケット」。このお店らしい濃厚な味わいで、赤ワインがすーっとススみます♪
さて、本日のメインは、さんざん悩んだ挙句、今年最初に頼んだのと同様、「鴨ちゃんのローストwithサルミソース」としました。濃厚なソースと味わい深い鴨に合わせるのはもちろんボルドーワイン! 素敵なマリアージュの悦びが五感を包みます。でも、同じ鴨でも、お向かいの「シャンピニオン??」も見てるだけで、ふわーっと茸と鴨が交じり合った素敵な香りが・・・、ということで、こちらもたまらず交換。・・・というわけで、本日は、いろいろなお皿を楽しめました。
その後のデセールもカルトメニューらしく、しっかり楽しめたことは言うまでもありません♪
一年の最初と締めくくりに、訪れることができたことに感謝。
来年もいい年になりますように・・・・・。
<2009年1月>
ようやく念願かなって初ディナー(!)しかも、これが今年の初レストランということで、「こいつは春から~」の気分。
体験済みのランチと違い勝手がわからなくてまごつくといけないと思い、HPでちょっぴりメニューを予習。これが、けっこう当日の精神安定上よろしいようで、メニュー選びも落ち着いて。まったくいい世の中になりました(^^)。
やはり、お値段的にはワンランクアップするもののフロマージュまでいただける中間のコースSAVEURをチョイス。お供のワインは、予習のとおり、メインとの相性を考慮し、またまたボルドー。
前菜のフォアグラのムースはこのお店にしては柔らかい感じなれど、主張はしっかりの一皿。
お魚は、普段あまりチョイスしないオマール海老・・・・、実は、これしか選択の余地がないのでしたが、これがまた、タラバ蟹と間違えるほどに濃厚な味わい、素材の良さを実感した一品。
さて、いよいよ本日のお目当ての狩猟真鴨のロースト、普段食べなれている鴨より薄くスライスしてあります。これは、薄くしないと散弾がきちんと取れないからだとのこと。最初はいつもの食感と違って戸惑いますが、まるでスルメイカ(?)のように噛めば噛むほど濃厚な味が口の中に広がり、赤ワインと合わせると天にも昇る心地よさ。
フロマージュはフランスものに限らず、イギリス、日本など、幅広い品揃えで楽しませていただきました。
この間の至福のひとときをしっかりサポートするワインもただただ素晴らしいの一言。
昨年当店でいただいた赤ワインはベストオブ~でしたが、今年もいきなりベスト候補に名乗りを上げたのでした。
この日にいただいたモノを超えるワインに果たして今年出会うことができるのか・・・・。wine_lifeは続きます。
<2008年5月>
前回訪れた際にディナーでの再訪を誓って早1年。寒い時期、ジビエにボルドーの古酒をマリアージュして・・・などと夢は大きく膨らんでいましたが、またまたランチでの来訪となりました。
フロマージュまで楽しむことを念頭に前菜+メインの2品のコースをチョイス。シャンパーニュもとことん楽しみたいということで、グラスではなく、デミをオーダー。赤ワインは、迷わずボルドーを。
アミューズ(ビシソワーズ)後の前菜は北海道産有機栽培のレタスとアスパラのサラダ。レタスのすばらしい食感とアスパラとトマトの濃厚な味わいが印象的。普通の食材なれど、素材がいいとシンプルなサラダでもこんなに美味しいの!という一皿。
メインディッシュはオーストラリア産仔羊の腿肉のローストのレンズ豆添え。最近いただいたメインの中では出色の味わい。肉の旨みが余すところなく伝わってきます。
その後、フロマージュ~甘口ワイン~デザートまで、存分に楽しむことができました。
そうそう、最初から添えられえていたオリーブもとてもジューシーかつ深い味わい。(こんなに美味しいオリーブは、そうお目にかかれるものではありません。)
人によっては、ここの料理は、古臭いの一言で片付けられてしまうこともしばしば。確かに、食感を軽めに仕立て、プレゼンテーションに重きを置くような今風フレンチと一線を画すところはありますが、素材の良さがきちんと伝わってくる一皿一皿はむしろ新鮮に思えるばかりか感動すらおぼえます。
<2007年6月>
1年を振り返り、「なんとか」オブザイヤーをあれこれ考えるのが好きなワタクシ。
でもって、レストラン・オブ~は、迷わずアピちゃん(愛情を込めていつもそう呼んでいます)に決定!
今年は幸運にも2回訪れる機会に恵まれましたが、テイストは今風フレンチとは一線を画したもの。赤ワインをいかに楽しんでもらえるかを考えて料理を作るというシェフの言葉通り、各皿の重厚なソースは食材に負けず劣らずワインの良き伴侶です。
ワインリストは、量質共、私の知る限り、3本の指に入る素晴らしいもの。あのリストの存在を知ると、いてもたってもいられず、毎月でもお店に通いたくなってしまうワイン好きは私だけでしょうか?
それに加え、エントランス、素敵な調度品の数々、落ち着いた個室の佇まいなど、五感全体で素敵なひと時を楽しめることができる数少ない場所だと思います。
来年は是非、ディナーに行ってみたい。できれば素敵な記念日に・・・。
2位
1回
2014/03訪問 2015/05/11
(2008年9月)
2年振りのレビューですが、年に2回のペースでコンスタントにお邪魔しています。以前は貸切状態になることもしばしばで、先行きを勝手に心配していたものですが、本サイトの評判が功を奏してか、いまではけっこう予約が取りづらいお店となったようで、嬉しいやら寂しいやら複雑な気分です。
今回も京都観光の最後に立ち寄りました。形式が少々変わり、前菜+スープ+メインを基本として、前菜をもう1品チョイスできるというもの。ランチの基本料金が2500円で前菜の追加、プラス料金のものを頼んでも1人5000円もあれば十分満足という極めて良心的な価格です。どのお皿も相変わらず完成度が高く、シェフの情熱がひしひしと伝わってきます。
特に瞬間燻製にしたサーモンとフルーツの取り合わせが絶妙!和洋中通じて、こんなにおいしいものをいただいたことがあったろうかと本気で思えるほど、すばらしいものでした。
だいたい、京都にはオンシーズンを避けて(単に宿が取れない)、9月とか2月に訪れるのが最近の習わしになっていますが、年内にもう一度行きたいと心の底から思ってしまいます。
(2006年9月)
このお店のいちばんの魅力はシェフとマダムの温かいおもてなし。
無口なれど、料理に対する情熱がいつもお皿から感じられるシェフ。笑顔を絶やさずアットホームなサービスにいつもほっこりさせられるマダム。このお二人が互いに協力・信頼し合ってお店を切り盛りしていう雰囲気がそこかしこに感じられ、何とも微笑ましく映ります。
いわゆる高級食材の類はありませんが、どのお皿も、おもわず「おいしぃー」と声が出てしまうほど洗練されたもの。また、最後までしっかりいただいても、胃にもたれず、かといって物足りないということも全くない。チーズも柔硬取り揃えており、いつも大満足です。
お店のデザインは私のお気に入りのモダンテイスト。メインの黒板が浮かび上がるライティングはなかなかの雰囲気を醸し出しています。
京都に2泊3日で行くと、ここが京都旅行のフィナーレを飾るのというのがここ数年来の「お約束」。旅の終わりにはいつも寂しさが付きまとうものですが、お二人が仲良く働いている姿を拝見し、自分も「明日からまた頑張ろう!」そんな気にさせてくれる、大切なお店です。
3位
1回
2014/10訪問 2014/12/20
(2009年10月)
ほぼ、3ヶ月毎に皆勤ながらも1年ぶりのレビューです。
メニューはいつも右側にいってしまうのですが、今回は食材の関係で久々のレフト側(ビジター)♪
さて、この定番メニュー、ワタクシの鬼門はラビオリでありまして、そこまで調子よく進んでいても、なぜかラビオリの後は失速・・・、というパターンが結構あったものです。
ということもあり、今回は白トリュフの誘惑も手伝って、ラビオリをリゾットにchangeしたところ、これが大正解!リゾットから立ち上る白トリュフの悩ましく、エロティックな感じさえする香りをしばし楽しめば、恍惚の境地!しばし、我を忘れてしまいます。
白トリュフが桃源郷にいざなってくれたおかげで、その後は、さしたる波乱もなく、最後まで満足のいくディナーとなりました。
濃厚なソースと食材のコラボが素晴らしい魚の太刀魚+地蛤や、定番中の定番の和牛のビステッカが特に今回印象に残りました。
次の予約を取ろうとしたら、次回はもう1月。あぁ、月日の経つのは早いですねー。
安永さんの丁寧なお見送りに感激しながら、また、来年も元気で来れればいいなーと思いながらお店を後にしました。
(2008年10月)
また、3ヶ月毎に一度のお楽しみがやってまいりました。
今回は右側の季節のメニューにしてみました。以下、印象に残ったものは・・・。
オードブルは以前もいただいた赤座海老、エビのミソをすくい取るのにパンが大活躍!
鮎はじっくり揚げたコロッケ風、塩焼きのイメージからは遠く離れた独特の風味が感じられる一皿。
ポルチーニ茸のスープはいつもながらの濃厚な味わいに溜息が、大きなお皿でたくさんいただいてみたいものです。
今は~もう秋・・・、ということで、恭しくお目見えした白トリュフをリゾットにたっぷりサービスしていただき、しばし恍惚の境地。
とまぁ、ここまでは順調に進んでいましたが、ホロホロ鳥のガルガネッリが思いのほか重たく、その後はがっくりペースダウン。メインの魚料理の味付けが濃かったのも気になりました。
メインの肉料理は及第点。デザートは二重丸でした。
最近は、その日のコンディションによって、デザートまでの道のりが遠く感じられることがたまにあるのですが、今回はまさにそんな感じ。以前はチーズまできっちりいただき、ピスタチオをパクパク食べていたのがまるで嘘のやうに。
(2008年4月)
3ヶ月前から予約を開始し、すぐ埋まってしまうということもあり、ここ2年程、3ヶ月毎に訪れています。次回ももうそろそろ・・・、ということで、以下、なんとなくレビュー。
メニューはコースのみで、スタンダードと季節のコースの2種。いずれも少しずついろいろな種類を楽しめます。例によってあまりよく憶えていないのですが(^^、)、いつも、ウナギのパリっとした感じで始まり、ピスタチオ+ハーブティーでまったり終わります。
だいたい、5回行って、季節のコース3回、スタンダード2回位のペース。ズワイガニとグレープフルーツの取り合わせの素晴らしさ、ココットの香ばしさetc、スタンダードの完成度は、いつも素晴らしいと唸らせる一方、鮎、桜肉、鮑などなど、季節毎の食材の魅力にも抗し難いものがあり、たった2つからのチョイスなのですが、いつも楽しく悩ませてくれます。
サービスは、押し付けがましいところが全くなく、洗練されたもの。以前にオーダーしたワインもしっかりインプットしていただいており(当の本人は忘れてるのに・・・)、とても嬉しい限りです。また、こじんまりした中庭の緑が目に優しく、大の仲良しの友人の家に訪れたようにリラックスして楽しめます。
笑顔の絶えないサービススタッフの方々、ずーっと通ってると、最初にいらした方はすっかりいなくなったりするものですが、皆様と長いお付き合いができているような気がします。きっと、彼らにとっても働きやすい職場なのでしょう。
人気店だけに、訪れるゲストの方々も業界人風、同伴風、勝負デート風と様々で、マンウォッチ好きなワタクシにはお皿同様楽しめるのがこれまたタマリません。
というわけで、私の中では、料理、サービス、雰囲気の3要素すべてに優れた名店になっています。
4位
6回
2023/03訪問 2023/05/04
(2008年9月)
ワンシーズンに1度とまでは言わなくとも、せめて年に最低2回は行きたい!と年頭に抱負を語って(実は独り言)みたものの、なかなか京都行きのチャンスに恵まれず、9月になってようやく京都に行くことに!
あぁ、それにしても新幹線とは何て便利な乗り物でしょうか。3時まで都心のオフィスであくせく働いてた私が、6時にはここのカウンターに座ることができるなんて!
馴染んだ風景の中、いつもの手書きのメニューを眺めるだけで、なぜか目頭が熱くなってしまう。
今回はいきなりかけつけたせいか久々にビールからスタート! いいですね、大瓶。「ビール飲んだー」という気分になります。
とり貝のお造りを皮切りに、今回も「私の中の定番」をたっぷり堪能。合間にいただく小松菜の出汁の暖かさ、鮒寿司と立山のコラボ等、いつもの味ながら年のせいか泣けてくるほど美味しい!
9月は「食材の谷間」と大将はいつも遠慮がちにおっしゃいますが、なかなかどうして、今回も美味しいものを存分に楽しませていただきました。
唯一心のこり(細川たかし)があるとすれば、いつもの「とこぶし君」がなかったこと。
年内にもう一度訪れたい!という気を強く持ってお店を後にしました。
(2007年12月)
かれこれ10年近く愛用しています。北山駅徒歩6分程度と中心部からは外れていますが、京都に来てこのお店を外したことはいまだかつてありません。
店内はいたって普通の小料理屋の佇まい、大将は見た目気難しい感じ、たまにヘルプで来る奥様も仕方なくカウンターに立ってるみたいなところがあって、それがこのお店の評価に繋がらない原因といえなくもないのですが、私などは、カウンター越しに彼の無駄のない動きを眺めているだけで感動すら覚えてしまいます。
サービス、雰囲気が3点台なのに、なぜ総合評価が4.5点なのかと訝る方をいらっしゃるかもしれませんが、それだけ料理が美味しいということ。
あまりの美味しさにカウンターで涙ぐんでしまうこともしばしば・・・。
さあ!今日は何にしようかなと、お造りから鮨に至る美味しそうな品書きをカウンターに座って眺めるのが至福の時間です。
京都来訪の折には絶対ここに立ち寄ることにしているので、なかなかお店が増えず困ってしまいますが、このお店に通うことは止められそうにありませんね。
5位
8回
2023/01訪問 2023/04/30
今のシェフになってスタイルががらりと変わり、しっかりしたメイン料理がいただけるようになってからは定期的にお世話になっています。
やはり料理の主役は主菜、このお皿の良し悪しがその日の印象を大きく左右しますが、こちらのお店で裏切られたことは少なくとも最近はありません。
最近は専らランチでお伺いすることが多いのですが、ロオジエ詣の際は体調その他もろもろ十分整え、一日一食の感じで臨みます。
この日もメイン終了で折り返した後、フロマージュから始まる長~い時間がこのお店ならではの至福のひととき。
昔からのサービススタッフの方々のいつも通りの温かいおもてなしにも和ませていただく一方で
次世代を担う若い人々がてきぱき活躍している様子を拝見するのも嬉しい♪
今年のフレンチ初めにふさわしいひとときを過ごすことができました。
<2009年11月>
レビューをちょっとさぼってしまってましたが、昨年以来ランチ(Blanc)+アラカルト1品のオーダーが定着しています。加えて、シャンパーニュ(デミ)+赤もお約束♪
さて、ロオジエのお昼のコースメニューに対するワタクシの印象といえば、いつもふわふわ~っとした流動食っぽいものが前菜、メインとも主流。「あー、グランメゾンなんだから、お昼からガッツリしたものが食べた~い!」という心の叫びがアラカルトへといざなっていたのですが、今回のランチには、ちょっとした衝撃を受けました!前菜は、燻製ニシンのムース。これはニシンはほとんど香りだけで、まあるいポテトの飾りつけが印象的な一皿。嗚呼、今日もまたか・・・・、と思った、その後、なんと!しっかり肉厚な豚ちゃんとが登場!今までのふわふわ柔らか系とは一線を画す、アピシウスもびっくりの正統派(?)な一皿。
アラカルトの鴨とともにお肉をしっかりと堪能し、気をよくしたのか調子に乗って珍しくフロマージュまでしっかりいただいてしまいました。
光るワインリストも相変わらず健在。立ち上がりのお値段も以前よりやさしくなり、一層チョイスの幅が広がったのは嬉しい限りです。
<2008年10月>
前回のサクセスに味を占め、今回のランチもblanc(ブラン)+アラカルト1品をシェア。
そして、いつもとちょっと違う工夫(?)として、昼からボトルを2本も空けてる酔っ払いはいつもこのテーブルだけ・・・という状態をちょっぴり反省し、アルコールの量を少し抑えてみたところ、あら不思議、プチフールをお持ち帰りにした以外はしっかり最後までおいしくいただくことができました。
それにしても、アラカルトの乳飲み仔豚の凝縮感といったら素晴らしいの一語!なかなかディナーに訪れる機会はないので、当分このパターンでの楽しみ方がハマリそうな感じです。
今回のゲストは総じて落ち着いた感じの方が多く、フロア全体もしっとりした雰囲気でゆっくりとランチを楽しむことができました。お見合い風カップルは皆無のようで、それはそれで寂しいのですが(^^、))
<2008年6月>
前回のレビューupの後もちょこちょこと行ってたのですが、今回は特に印象に残りました!
以前から、ディナーはともかく、ランチについては流動食のようなお皿の数々に多少の物足りなさが拭えなかったのも事実・・・。再訪の日が近づくにつれて、「嗚呼、サービス、雰囲気共に満ち足りたこの空間で、これぞフレンチ!の世界を堪能したい・・・」との内なる叫びがワタクシを強く揺り動かしていました。とはいえ、メニューの目に付くまま勝手気ままにすべてアラカルトでオーダーすると、結局破天荒(?)なお会計になってしまい、翌日のからは、ごはん+生卵+調味料でランチ終了!の小栗クン的生活になってしまいそう・・・・。そこで、今回は一計を案じ、ランチのコースをいちばん軽くした上で、アラカルトを一品追加し、二人でシェアすることに。
作戦は見事的中し(^^)、メイン料理の美味しいところをしっかり堪能できました。コースの基本構成は崩さないことから、お店側の負担も比較的少なく、しかも追加の一品の選択の幅が広がるということで、我ながらグッドアイデアと自画自賛(^^)。次回も機会があればトライしてみたいと思います。
幸いなことに「光るワインリスト」も健在で(とはいえ、いつ売り切れるかヒヤヒヤ・・・)、今回もしっかり光ってる部分からチョイスできました♪
<2007年3月>
ランチでは何回かお世話になっていたのですが、周囲からの再三のプレッシャーもあり、この度やっとこディナーデビューを果たすことに。
私の知る限り、「レストランは特別な非日常空間」というフレーズが国内でもっともハマル場所が、ここだと思っているのですが、今宵訪れて、ますますその感を強くしました。
ワインリストは一面見開きタイプのシンプルなものですが、細かい字と室内の薄暗さで老眼鏡が必要かも? そもそもワインリストと格闘する図は、レストランにおけるちょっとしたタブーですが、予めHPのリストで予習した上で、眼光紙背に徹すとばかりに読み込むと素晴らしいと思えるワインの部分だけ光って見えてきます♪ 今日は、私の中でそんな光輝いた中から格別の1本をオーダーしました。(そのお味はとても表現しきれないので省略です。スミマセン)
さて、料理といえば・・・・。
前菜:キャビアの香りとフォアグラの旨みが野菜を介して増幅され、えもいわれぬハーモニーを創出。
魚料理:帆立と茸の風味のマリアージュ。この料理のためにシャンパーニュのグラスをなんとかキープ♪
肉料理:私の大好きな鴨をたっぷりと。ラギオールのちょっとポップな造りのナイフは抜群の切れ味で食事のテンポも軽快に。
フロマージュ:ウォッシュ、セミハード、ハードと少しずつチョイス。ウォッシュを除き熟成感がいまひとつだったのが残念。
デセール、プチフール:最後の難所(!)この時点で気持ち30%の胃袋を開けておかないと後々の歩行が困難に・・・。
結局、プチフールは「お約束」のテイクアウトと相成ったのでした(うぅぅ・・・)。
今回は初めてのディナーということでランチの客層(マダムの集い、お見合いエトセトラ、)と明らかに違うことを期待しつつ、多少不安を感じていたものの、本日のお客様たちは純粋にディナーを楽しんでるようで、心地よい空気に満ちていました。
どんなレストランでもそうなのですが、今宵は、「食事、サービス、そして私たちを含めた総てのお客でレストランの雰囲気をひとつのステキな空間にしていくのだな~」ということを再認識させてくれました。
領収書を自由に操る世界とはとんと縁がないため、そう頻繁には来れないものの、殊玉のワインが並ぶリストの中から目に留まりつつ今回は選に漏れたあのワインを次回は来れたらオーダーしようなどと思いながら、お店を後にしました。
今年初めてのロオジエであります。
前回(昨年11月)同様、流動食中心から、しっかり素材の形が実感できるようなお皿が増えているような気がします。
2回行って同じ印象だったので、これは非常にワタクシにとっては歓迎すべき傾向♪
今回は、主菜で、素材のよさを損なわない絶妙の焼き加減の真鱈、前菜の(小量でしたが)彩りも楽しいズワイ蟹など、総じて満足できる内容。
この調子だとBlancコースを卒業して、Blue、もしくはRougeのコースでの組立てに次回から移行してもいい鴨しれません(^^)
6位
1回
2009/05訪問 2013/08/17
<2008年11月>
約半年ぶりの来訪。
前回はシャンパーニュのリストに目を奪われましたが、お昼に1本空けてから来たので、泡モノは軽くグラスでオーダー。し、しかし、グラスといえども、ありきたりのもの(ヴー○リ、テ○ンジェetc)ではなく、味わい豊かでちょっと変わったものを用意していて、それだけで楽しい気分に。どうやら、このお店、シャンパンにはコダワリがあるものとお見受けしました。
シャンパンをグラスで頼んだので、ボトルは赤にするか白にするか相当迷った末、白のちょいと珍しいものをオーダーしましたが、シャンパーニュの品揃えとコスパの良さに比べ、どうしても見劣りがしてしまいました。これは新しいお店であるがユエのいたしかたないところかもしれません。
料理の方は前回同様、9品のコースにしましたが、前回に比して印象に残るお皿がたくさんあったのにはビックリ! とりわけ、2品目のトリュフソースをあしらったピーチカブ、キジとクリのヴルーテ、それから、オコゼと鮟肝ソースが食感、香り、味わいが素晴らしく、おもわず、「う、ぅ」と唸ってしまうほどのおいしさ。
同様に、多皿でいろいろ楽しめるスタイルのアロマフレスカを彷彿させるもの、いや、この日の料理は、愛しのアロマちゃんの出来を超えていたと確信するほどに素晴らしいもの。そんな感動の一夜でありました。
前回はぎこちなく感じたサービスも、今回はソツなくしかも丁寧で好感度はアップ!
あえて、難点を上げると、ワイングラスが重たかったことぐらい。(ロブマイヤーがあればいいのになー。)
次回の訪問が今から待ち遠しいです!
<2008年4月>
市ヶ谷の名店オー・グー・ドゥ・ジュールの姉妹店にして、東京ミシュランで星を獲得!本サイトでも先輩諸氏から賞賛の声続出!
というわけで、恵比寿駅に降り立つと同時に、大いなる期待に胸の鼓動は早鐘のやうに高鳴るばかり!
ロケーションは、代官山と恵比寿のちょうど中間地点。恵比寿の一種アジア的な喧騒をやりすごし、落ち着いた佇まいが表れ始めたあたり。実は、知る人ぞ知る名(迷)店「イルプレディルマルジュ」のあった場所です。
以前、「イルプレディルマルジュ」に訪れたときは、お客が当方だけという「トホホ」な状況だったのですが、そこはさすがに人気店、入店時から6割の盛況、ややあって満席に♪
照明はオー・グー・ドゥ・ジュールと違って控えめな印象で、好感度大。テーブルの間隔も程よい設え。
ワインリストのシャンパーニュの品揃えは、特筆もの!NVがほぼ2ページ、8400円でずらりと並ぶリストを前に、しばし熟考。
グラス(赤)は、ボルドーの1999年とブルゴーニュの2003年モノ。グラスといえども、多少なりともビンテージの古いものを揃えているあたりにお店のコダワリを感じます♪
料理のコースは、9種、12種のいずれかをチョイス、少量ずつ、いろいろ楽しめるのも嬉しいところ。アラカルトの用意もあります。
今回頼んだ9種のコースの中では、前菜のアスパラのソテーが特に美味しかったです。メインの仔牛は上品ながらしっかりした味わい。
プレゼンテーションは南青山のフレンチの人気店PGを彷彿させ、当方には若干少女趣味(失礼!)に映りましたが、女性には好評かも?(「まぁ、かわい~い~・・」な感じ(^^))
最初は、豊富な品揃のシャンパーニュの中からをフルボトルを1本チョイスし、メインのお肉を赤のハーフで合せてみましたが、とても満足できました。
難をあげるとすれば、フロマージュの質と品揃え。ウォッシュ、ハードでもう2、3種選択肢があるとよいかな?
また、人気店の宿命か、お行儀がイマひとつのお客さんが散見されたことは残念でしたが、これはお店のせいではないのでいたしかたのないところ。
サービスについては、賞賛される方が多いものの、当方の印象は可もなく不可もなくという感じ。
口上がもう少しスマートだったら、とか対応がもう少しフレンドリーだったら・・・、と思うのは贅沢なのかなー・・・? もっとも、何度か訪れているうちに、良好な関係ができるかもしれないので、次回に期待したいと思います。
7位
1回
2009/07訪問 2013/08/15
オー・グー・ドゥ・ジュールファンの私としては、期待感たっぷりで訪れました。ロケーションは苦手としている再開発ビルの中、されど5階という中途半端な階なので警戒感も薄れる。東京駅は改装中で眺望はイマイチですが、近くに景色が見えるのも却って新鮮な感じ。
グループの特徴、あるいはランチだからなのでしょうか、ゲストの9割が女性というなんとも偏った客層、でも、こじんまりした空間にあって、この雰囲気、嫌いではありません。
テーブルの間隔は本店(市ヶ谷)同様、接近しすぎの感は否めませんが、本店よりもコーナーや窓をうまく使って、あまり窮屈さを感じないあたりは巧みです。
肝心のお料理ですが、素材をうまく使いつつ、プレゼンテーションはグループの特徴が受け継がれ、それぞれが楽しいお皿に仕上がっています。ワインリストは恵比寿店ほどではないものの、ツボを押さえつつ、価格もリーズナブル。サービスもそつなく、これでサービス料を取らないというのは拍手モノ!
「再開発ビルにうまいものなし」がかねてからの持論ではありますが、少し自分の偏狭な考えを改める必要があるかもしれません。
8位
1回
2011/11訪問 2013/05/26
(2011年6月)
ずっとレビュゥを書くのを抑えてきましたが、もう辛抱たまりません!
ランチがお値打ちなことは以前記載のとおりですが、ディナーも一層お値打ちでした。いわゆる凝ったお皿はなく、総じてビストロちっくな料理でありますが、ボリュームたっぷり、お味も価格見合いで考えれば全く問題ありません。
お隣の美術館は、先の震災で予定されてた催事が中止になったりと、なかなか大変そうですが、当店も美術館帰りの人々が有力な顧客となっていることから、美術館の不調の影響をモロに受けている様子。
この日もお客は当方以外にぱらぱら、といった感じで、非常に閑散としていました。
でも、CPは素晴らしく、雰囲気もよいお店なので、今後も是非応援したいと思います。
今までは、ワインリストに多少寂しさがありましたが、研究熱心なソムリエ氏がこつこつセレクトしてきた甲斐あって、昨今ワインリストはとても充実してきました。ワインリストのCPの高さも特筆モノ! 見習ってもらいたいお店の数々が脳裏をよぎります。
(2009年11月)当初目指していたお店にフラれ、急遽振替で訪れることになりました。横浜美術館の1階ということで、入る前は勝手にカフェっぽい感じを想像していましたが、ブラッスリーにふさわしい、きちんとした佇まい。サービスマンの中にはソムリエバッチが胸に光る方もいて、へー、と期待も膨らみます。
料理はプリフィクスですが、驚きなのはそのお値段。前菜+メインにお茶とデザートが付いて、なんと2000円台! はて、内容は?と少々不安がよぎります。特にオススメと勧められた海の幸サラダと、はまポークのグリルをチョイス。で、飲み物のメニュー、最初は喫茶店っぽい、1枚ものでしたが、おそるおそるお願いすると、薄いながらもきちんとしたリストが登場。価格的には可もなく不可もなくなれど、4,5千円台のものが層が厚く、お店の方向性と良心を感じます。今回は、お昼だったので、ちょっと迷いながらも、料理に合わせてしっかりめの白をセレクトし、さぁ、お皿が出てくるまで、しばし緊張(^^、)。
前菜の海の幸サラダ。2~3人前はあるかと思われる、けっこうなボリューム。たべてもたべてもなかなか減りませんが、なかなかのしっかりしたつくりで、たっぷり堪能。はまポークのグリルもボリュームたっぷり+焼き目がしっかりついた食べ応えある一皿。ワインも低価格なれど、ボリューム感たっぷりのニクイ奴。料理とのマリアージュもバッチリでぐびぐび進みます。
メニューをみたときは、リーズナブルな価格から、内容については、正直心配していたものの、前菜から驚きの連続で、しばしご機嫌なひとときを過ごすことができました。
MMのど真ん中で素敵なお店を偶然見つけ、シアワセ気分満点の昼下がりとなりました♪
9位
1回
2009/10訪問 2013/08/17
<2008/7>
最近ちょっとご無沙汰してたので、満を持して再訪。
メニューは以前の体育会系(?)から刷新され、エレガントに変身。注目のワインリストは、品数も増え、充実の一途ですが、お値段も一緒に充実してるのがつくづく残念。
あー、それにしても最近、ワインは高くなりましたね(しみじみ)。
かつて胸を躍らせた著名ドメーヌのブルゴーニュもの(前回レビューご参照)がすっかり影をひそめ、4桁のラインナップはほぼ淘汰された感があります。
そんな中でシャンパーニュ(NVモノ)の頑張りには拍手。また、いつものやうに、眼光紙背に徹すればどこか光って見えるもの。次回はそんなお値打ちモノがなくならないうちに、再訪しようと思わせるニクイ品揃えです。
それにしても居酒屋の気安さとオッシャレー感が程よく調和しているお店も珍しい。ワインに限らず、皆様、焼酎のロック、ビール、日本酒と思い思いに愉しんでるこの雰囲気も心地よい。
スタッフは爽やかな男子が多く、女性客のファンも多いのではないでしょうか。
<2006/6>地下に通じるアプローチにぼんやりと照らされるワインボトル。ディスプレイのワインだけやけに立派で、お店の品揃えは「あれ?」ということはよくありますが、ここに限ってはそんな心配はご無用。
さぁ、今日は何をオーダーしようか!カウンターの隅っこにつつましく腰掛け、ワインリストをパラパラ。多種かつリーズナブルなリストは見てるだけで一日の疲れも吹き飛んでしまいそう。ルフ●●ブ、ア●ヌ●ロ、ル●ミ●といった愛すべきドメーヌが「私を飲んで~」とばかり誘いかけてきます。
それでも最初の一杯は、やっぱり生ビール!サーバーで出してくれるきめ細い泡がたまりません。
メニューの字体は体育会系、暗がりで少々見づらいのですが、それはそれでなかなか楽しい。ワインによく合うしっかりしたものを出してくれます。
居酒屋といえども、大声で騒ぐ輩もなく、総じて静かな佇まい。カウンターのご仁はワイン談義に花を咲かせ、テーブルでは、若いカップルが睦まじくグラスを重ねてて、なかなかいい感じ・・・・。
おいしい食事にステキな雰囲気とくれば、ついついグラスも進み、気がつけばボトルも2~3本、時計の短針も右側に移動は日常茶飯事。
wine_lifeを彩る貴重なお店です。
10位
1回
2009/08訪問 2009/08/30
前からとても気になってたお店ではありましたが、レギュラー店に割って入るチャンスがなかなか訪れず、幾度となく見逃してたところ、今回ようやく来訪となりました。京都の新規開拓はなんと1年ぶりの快挙(パチパチ)。
ロケーションは八坂の塔のすぐそばということで、イルギオットーネで体験済み。上り坂を考慮してタクシーもピンポイントで着けます。予約の時間の数分前に到着するも、まだ暖簾が中に・・・・。
あっ、これはもしかして、日にちを間違えたのかも・・・と思ったそのとき、時報とほぼ同時に暖簾が出て、ほっと一安心。
中はカウンター8席と奥のテーブルが4席というこじんまりとした佇まい。最初の飲み物はシャンパーニュの気分だったのですが、ボトルのみとのことで、冷酒をオーダー。(グラスシャンパーニュくらいは揃えておいて欲しいものですが、お店のこだわりなのでしょうか・・・・・?)
お酒の品揃えとサービスにはあまりピンと来るものがなかったのですが、料理は全体的にとても印象に残りました。
(前菜)冷野菜の盛り合わせ(?)
トマト、オクラ、茄子などの甘みとしゃきしゃき感に加え、出汁の美味しさがこの後の料理への期待感を増幅させます♪
(お椀)ザクザク切った松茸と鱧がよくマッチします。器の美しさもにもうっとり!
(お造り)最初のクライマックス!鱧、ウニ、蛸、烏賊などが小さな器にそれぞれ分けて供せられ、まるで宝石箱のよう。箸をつけてしまうのがためらわれるような美しさ。目でも楽しませてくれた上、〆の鯖寿司までたっぷりと堪能。
(お魚その1)2種類の調理法の蒸し鮑。いずれも薄く広くではなく、厚く狭く切って素材のもつ歯ごたえ感が存分に味わえる。まさに至福の時・・・・・。
(お魚その2)鮎の塩焼き。塩を十分利かせて、お頭と背骨は煎餅風にパリッとした歯ざわりでちょっとした箸休め。
(焼き物)ぱりっと焼いたお魚と昆布+無花果の田楽+万願寺唐辛子。それぞれの個性が溶け合い、十分楽しめる。
(お食事)みょうがと鱧の炊き合わせ。鱧の香ばしさにみょうがのスパイシーな風味がとても合う。
(デザート)第2のクライマックス!数種類の中から好きなだけの、悩ましいひととき。和食のコースでこのようにいろいろチョイスできるのは珍しいのでは?
評判では、お好きなだけ(!)のデザートの印象からか、女性ウケするお店という印象でしたが、なかなかどうして、素材の良さを活かしつつ、最初から最後までしっかりとした料理を楽しめるお店でした。
次回も是非再訪したいお店です。今後の京都は3泊4日にしないと無理かもー。
もう今年を回顧する時期になったのですねー、としみじみ・・・・。
自己紹介にも記載のとおり、通いなれたお店に何回も足を運ぶことが多いせいか、例年とあまり変わらない顔ぶれとなってしまいました。
特に、1~5位は昨年と同じような気がします。
本来であれば、その一角に『草喰なかひがし』さんが、晴れて入ったはずでしたが、レビューを書いていなかったという間抜けぶりで、今回は選外でした。
8位、9位は、極めて高いCPがゆえ、堂々のランクイン! 心をとろけさせるグランメゾンと共に今後も大切にしたいお店です。